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第一章 異世界バカンスのはじまり
てんのふた……
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この世界に来てから4日目にして、はじめて家から出る。
今日は快晴だ。そよ風が心地いい。
最初に目に映ったのは、見たこともないほどに青く透き通った空に、見上げた視界一杯に広がる空中に浮かんで見える超巨大な魔法陣だった。
「すごいなぁ」
思わず感嘆の声が出る。
「あれ、天の蓋っていう魔法陣だってロンロさんが言ってたっス。なんか、この世界にはこんな感じで空に浮かぶ魔法陣がたくさんあるらしいっス」
「こんなのがいっぱいあるのか……」
「日中で見えるのは天の蓋くらいかしらぁ、んー夜になると空いっぱい数えきれない光の粒がみえるわぁ。その一つ一つが、この世界の法律になったり、身分やお金の仕組みを支えているのよぉ」
「それはすごい、ちょっと見てみたい。ノアすごいね」
「……うん」
ノアは興味が無いようだ。この世界の住人にとっては見慣れた風景だからしょうがないか。
早速、みんなで攻撃魔法の練習をする。
初歩的なものは、魔石の投擲というものらしい。
システム手帳に転記した魔法陣に魔力を流し詠唱する。
続いて決められたとおりに手を動かすと掌に石が現れる。
それを目標に投げる。
石は、目標替わりに傷をつけた木に当たって砕けた。
次につかった魔法の矢も同じように使う魔法だった。
古いパソコンの電源を入れたときのようなブゥンという音とともに掲げた掌に7本の矢が現れた、目標に向けて手を振り下ろすと一斉に放たれ、木の幹に当たって消える。木についた傷から、魔石の投擲より強力な魔法であることが見て取れる。
「リーダは、7本か。カガミ氏と同じ本数だな」
魔法の矢の数は、人によって本数が違ったらしい。プレインが9本。サムソンが8本。カガミとオレが7本で、ミズキが5本。なんとノアは20本以上だったそうだ。
「すごいな、ノア」
「でも、わたしのは当たらないの……」
ノアはたくさんの矢を出すことはできても、てんでバラバラに飛んで危なかったという。
「まだまだ子供だからね、しょうがないさ。大きくなったら当たるようになるよ」
「……うん」
ノアは少しだけ落ち込んでしまったようで、俯いたままそう答えた。
それから、電撃と火球の呪文を試してみる。
どちらも危ないからと空に向けて撃つことにした。
他の二つの魔法と同じように、唱えて使う。
確かに電撃も火球の破壊力がありそうだ。
電撃はバチバチと音をたて青い電撃がレーザーのように指先から飛び出した。
火球は最初は小さな火の玉が掌から飛び出し進み、何メートルか進んだ後ゴーッという音を伴って火の玉が巨大化した。結構遠くで巨大化しているはずなのに、とても熱さを感じる。そんな3メートルくらいありそうな真っ赤な巨大な火の球が、自分の掌から放たれるのはかなり怖い。
「コレ、森に向けて売ったら山火事になりそうだな」
「電撃なら、あそこに結果が転がってるけどな」
サムソンが指さした方向に、へし折れた数本の木があった。
「軽々しく使えないな、魔法。他にもあったの?」
「自分の体を強化する自己強化魔法とか、防壁を作る魔法、あと鎧や盾を作る魔法があったっス。あとは、自分を火に包む自己発火魔法があってカッコいいすよ」
そういって、プレインが魔法を唱える。
するとプレインの体が火に包まれた。自分が燃えているというより、漫画とかでみる闘気とかそんなオーラをまとったという感じで、確かにかっこいい。
「熱そうだな」
「それが熱くないんスよ」
「へぇ……」
「あっ、馬鹿」
熱くないという言葉を聞いて、軽い気持ちでプレインを触った。
ほぼ同時に焦ったようなカガミの声が聞こえる。
ジュゥ……。
肉が焼ける匂いが聞こえ、掌に痛みが走る。
「あっつぅ、熱い熱い」
火傷特有の響くような痛さを手に感じ呻きながらゴロゴロと転がる。
痛みで涙目になりつつ、持ってきていたエリクサーを手のひらに振りかけるが効果がない。
やばいやばい。
「飲んで」
カガミに手渡されたエリクサーを喉に流し込んだら、たちまち痛みが引いた。
焼けたはずの手のひらも綺麗なものだ。飲むとやけどが治るのは不思議だ。
「すんません。いきなり触るとは思わなかったので。熱くないっていうのは使っている本人はってことで……」
「というか、考えなしに触るリーダが悪い。攻撃魔法なんだから、熱くないとダメだろ」
確かにサムソンの言う通りだけれどさ、もう少しいたわってほしいよ。
いやはや、攻撃魔法は注意しないとだめだな。
あと、あってよかったエリクサー。
気を取り直して、次は防御魔法を試す。
まず、魔法のたて。
攻撃魔法と同じように使うと、すりガラスのような半透明な板が現れた。
思った通りに動くようだ。くるくる回したり、上上下下左右左右と動かしてみる。
これだけでも楽しい。
「今日は、エリクサーあるので耐久性とか試したいと思うんです。だめですか?」
カガミが上目遣いで聞いてくる。
「いいよ。試そう。少し位は試しておいたほうが今後のためになるだろうしね」
「じゃ、魔石の投擲いきまーす」
小走りで距離をとったあとカガミが魔法でつくった石をなげてきた。盾にぶつかった石はコツンとおとをたて消えた。盾はなんともない。
「リーダ、ちょっと自分の体強化する魔法も使っといたほうがいいかもよ」
腕を組んでその様子を眺めていたサムソンが声をかけてきた。
同時に使用できるのか……、せっかくのアドバイスなので素直に聞いて、強化する魔法を使う。魔法を使うのが地味にめんどくさくなってきた。慣れなのかな。
「じゃ、次、魔法の矢いきまーす」
カガミがそう宣言して魔法の矢を飛ばしてきた。
ゴンゴゴンと扉を叩いた時のような鈍い音を連続して立てて、4発の矢を受けた時に砕けて盾が消えた。
とっさに横に飛びのいて逃げる。
矢が追ってくるので、連続ステップで逃げる。よけたはずの矢が方向を変えて追っかけてくるのは、怖い。
魔法の矢は、少しだけしか追尾しないようでなんとか逃げ切れた。
「怖えぇ……」
「次は電撃!」
「絶対無理だから、電撃はやめて」
防御魔法が弱いのか、それとも魔法の盾が初歩的な魔法なのかは知らないが、これ以上は無理だ。死んでしまう。
「えー。まだ電撃と火球が残ってます。一通り試した方が良いと思うんです。思いません?」
「思いたくも無いです。ここらで止めよう」
軽い調子で聞いてくるのが余計怖い。カガミは、納得していないようだ。とても残念そうにこちらを見ている。好奇心に後先考えていないようだ。
「じゃあ、あと電撃だけ。当てない。かすらせるだけだから。ちょっとだけだから」
駄目だ。言っても無駄に見える。試したくてしょうがなさそうだ。全部無視だ。
「プレイン! サムソン! 後は任せた!」
それだけ言うと、カガミの方を見ないようにして、屋敷へと戻る。
逃げるが勝ちだ。
逃げ帰るときに気が付いたが、強化する魔法は、思った以上に使い勝手がよくて、数倍早く駆けて帰ることができた。
多少の怪我は大丈夫とは言われても怖いものは怖い。エリクサーがあっても、痛いものは痛いのだ。
一人部屋にもどって少しおちついたので、一昨日行きそびれたこの家の最上階に行ってみることにした。
まっすぐ4階まで進む。特に鍵などもかかっていないこともあり、スムーズに進めた。
4階には天井に鐘が釣り下がっていて、中央に円形のテーブルがある。ずいぶん特徴的な形だ。テーブルというより昔の船にあった……そう、操舵輪。まるでハンドル付きの操舵輪を模したテーブルがあった。
その上には望遠鏡と思われる筒が置いてある。
操舵輪のようなテーブルをくるくる回してみるが、何にもおきなかった。
「見晴らしいいっスよね」
ふと後ろから声をかけられる。いつの間にかプレインが付いてきていたようだ。
窓から身を乗り出して外を見ている。
「プレインも戻ってきたんだな」
「あのままいたら実験台っスよ。とりあえずボクも逃げて来たっス」
英断だと思う。
そんなことは置いておいて、プレインと同じように外をみると確かに見晴らしがよかった。
どうも、この屋敷は山の中腹、森の中にあるようだ。
すぐ近くにはがれきがチラホラとみえる。昔は同じような家が何件か建っていたのかもしれない。
それから森を抜けた先に街道があり、さらに先には湖とそのほとりに町が見える。
街道のもう一方は、ここからでは森が邪魔になって見えない。
邪魔になっている森の一部は黒く見えた。そういう植物の森なのか分からないが、鮮やかな緑の中に、染みのように黒い森が広がる様子が不気味に見えた。
「そろそろ外出して町にいくのもいいかもな」
「そうっスね。食べ物も……カロメーばかりじゃ飽きますしね」
その日の夕方に、食事の席で皆に町へ行くことを提案し、明日行くことがきまった。
今日は快晴だ。そよ風が心地いい。
最初に目に映ったのは、見たこともないほどに青く透き通った空に、見上げた視界一杯に広がる空中に浮かんで見える超巨大な魔法陣だった。
「すごいなぁ」
思わず感嘆の声が出る。
「あれ、天の蓋っていう魔法陣だってロンロさんが言ってたっス。なんか、この世界にはこんな感じで空に浮かぶ魔法陣がたくさんあるらしいっス」
「こんなのがいっぱいあるのか……」
「日中で見えるのは天の蓋くらいかしらぁ、んー夜になると空いっぱい数えきれない光の粒がみえるわぁ。その一つ一つが、この世界の法律になったり、身分やお金の仕組みを支えているのよぉ」
「それはすごい、ちょっと見てみたい。ノアすごいね」
「……うん」
ノアは興味が無いようだ。この世界の住人にとっては見慣れた風景だからしょうがないか。
早速、みんなで攻撃魔法の練習をする。
初歩的なものは、魔石の投擲というものらしい。
システム手帳に転記した魔法陣に魔力を流し詠唱する。
続いて決められたとおりに手を動かすと掌に石が現れる。
それを目標に投げる。
石は、目標替わりに傷をつけた木に当たって砕けた。
次につかった魔法の矢も同じように使う魔法だった。
古いパソコンの電源を入れたときのようなブゥンという音とともに掲げた掌に7本の矢が現れた、目標に向けて手を振り下ろすと一斉に放たれ、木の幹に当たって消える。木についた傷から、魔石の投擲より強力な魔法であることが見て取れる。
「リーダは、7本か。カガミ氏と同じ本数だな」
魔法の矢の数は、人によって本数が違ったらしい。プレインが9本。サムソンが8本。カガミとオレが7本で、ミズキが5本。なんとノアは20本以上だったそうだ。
「すごいな、ノア」
「でも、わたしのは当たらないの……」
ノアはたくさんの矢を出すことはできても、てんでバラバラに飛んで危なかったという。
「まだまだ子供だからね、しょうがないさ。大きくなったら当たるようになるよ」
「……うん」
ノアは少しだけ落ち込んでしまったようで、俯いたままそう答えた。
それから、電撃と火球の呪文を試してみる。
どちらも危ないからと空に向けて撃つことにした。
他の二つの魔法と同じように、唱えて使う。
確かに電撃も火球の破壊力がありそうだ。
電撃はバチバチと音をたて青い電撃がレーザーのように指先から飛び出した。
火球は最初は小さな火の玉が掌から飛び出し進み、何メートルか進んだ後ゴーッという音を伴って火の玉が巨大化した。結構遠くで巨大化しているはずなのに、とても熱さを感じる。そんな3メートルくらいありそうな真っ赤な巨大な火の球が、自分の掌から放たれるのはかなり怖い。
「コレ、森に向けて売ったら山火事になりそうだな」
「電撃なら、あそこに結果が転がってるけどな」
サムソンが指さした方向に、へし折れた数本の木があった。
「軽々しく使えないな、魔法。他にもあったの?」
「自分の体を強化する自己強化魔法とか、防壁を作る魔法、あと鎧や盾を作る魔法があったっス。あとは、自分を火に包む自己発火魔法があってカッコいいすよ」
そういって、プレインが魔法を唱える。
するとプレインの体が火に包まれた。自分が燃えているというより、漫画とかでみる闘気とかそんなオーラをまとったという感じで、確かにかっこいい。
「熱そうだな」
「それが熱くないんスよ」
「へぇ……」
「あっ、馬鹿」
熱くないという言葉を聞いて、軽い気持ちでプレインを触った。
ほぼ同時に焦ったようなカガミの声が聞こえる。
ジュゥ……。
肉が焼ける匂いが聞こえ、掌に痛みが走る。
「あっつぅ、熱い熱い」
火傷特有の響くような痛さを手に感じ呻きながらゴロゴロと転がる。
痛みで涙目になりつつ、持ってきていたエリクサーを手のひらに振りかけるが効果がない。
やばいやばい。
「飲んで」
カガミに手渡されたエリクサーを喉に流し込んだら、たちまち痛みが引いた。
焼けたはずの手のひらも綺麗なものだ。飲むとやけどが治るのは不思議だ。
「すんません。いきなり触るとは思わなかったので。熱くないっていうのは使っている本人はってことで……」
「というか、考えなしに触るリーダが悪い。攻撃魔法なんだから、熱くないとダメだろ」
確かにサムソンの言う通りだけれどさ、もう少しいたわってほしいよ。
いやはや、攻撃魔法は注意しないとだめだな。
あと、あってよかったエリクサー。
気を取り直して、次は防御魔法を試す。
まず、魔法のたて。
攻撃魔法と同じように使うと、すりガラスのような半透明な板が現れた。
思った通りに動くようだ。くるくる回したり、上上下下左右左右と動かしてみる。
これだけでも楽しい。
「今日は、エリクサーあるので耐久性とか試したいと思うんです。だめですか?」
カガミが上目遣いで聞いてくる。
「いいよ。試そう。少し位は試しておいたほうが今後のためになるだろうしね」
「じゃ、魔石の投擲いきまーす」
小走りで距離をとったあとカガミが魔法でつくった石をなげてきた。盾にぶつかった石はコツンとおとをたて消えた。盾はなんともない。
「リーダ、ちょっと自分の体強化する魔法も使っといたほうがいいかもよ」
腕を組んでその様子を眺めていたサムソンが声をかけてきた。
同時に使用できるのか……、せっかくのアドバイスなので素直に聞いて、強化する魔法を使う。魔法を使うのが地味にめんどくさくなってきた。慣れなのかな。
「じゃ、次、魔法の矢いきまーす」
カガミがそう宣言して魔法の矢を飛ばしてきた。
ゴンゴゴンと扉を叩いた時のような鈍い音を連続して立てて、4発の矢を受けた時に砕けて盾が消えた。
とっさに横に飛びのいて逃げる。
矢が追ってくるので、連続ステップで逃げる。よけたはずの矢が方向を変えて追っかけてくるのは、怖い。
魔法の矢は、少しだけしか追尾しないようでなんとか逃げ切れた。
「怖えぇ……」
「次は電撃!」
「絶対無理だから、電撃はやめて」
防御魔法が弱いのか、それとも魔法の盾が初歩的な魔法なのかは知らないが、これ以上は無理だ。死んでしまう。
「えー。まだ電撃と火球が残ってます。一通り試した方が良いと思うんです。思いません?」
「思いたくも無いです。ここらで止めよう」
軽い調子で聞いてくるのが余計怖い。カガミは、納得していないようだ。とても残念そうにこちらを見ている。好奇心に後先考えていないようだ。
「じゃあ、あと電撃だけ。当てない。かすらせるだけだから。ちょっとだけだから」
駄目だ。言っても無駄に見える。試したくてしょうがなさそうだ。全部無視だ。
「プレイン! サムソン! 後は任せた!」
それだけ言うと、カガミの方を見ないようにして、屋敷へと戻る。
逃げるが勝ちだ。
逃げ帰るときに気が付いたが、強化する魔法は、思った以上に使い勝手がよくて、数倍早く駆けて帰ることができた。
多少の怪我は大丈夫とは言われても怖いものは怖い。エリクサーがあっても、痛いものは痛いのだ。
一人部屋にもどって少しおちついたので、一昨日行きそびれたこの家の最上階に行ってみることにした。
まっすぐ4階まで進む。特に鍵などもかかっていないこともあり、スムーズに進めた。
4階には天井に鐘が釣り下がっていて、中央に円形のテーブルがある。ずいぶん特徴的な形だ。テーブルというより昔の船にあった……そう、操舵輪。まるでハンドル付きの操舵輪を模したテーブルがあった。
その上には望遠鏡と思われる筒が置いてある。
操舵輪のようなテーブルをくるくる回してみるが、何にもおきなかった。
「見晴らしいいっスよね」
ふと後ろから声をかけられる。いつの間にかプレインが付いてきていたようだ。
窓から身を乗り出して外を見ている。
「プレインも戻ってきたんだな」
「あのままいたら実験台っスよ。とりあえずボクも逃げて来たっス」
英断だと思う。
そんなことは置いておいて、プレインと同じように外をみると確かに見晴らしがよかった。
どうも、この屋敷は山の中腹、森の中にあるようだ。
すぐ近くにはがれきがチラホラとみえる。昔は同じような家が何件か建っていたのかもしれない。
それから森を抜けた先に街道があり、さらに先には湖とそのほとりに町が見える。
街道のもう一方は、ここからでは森が邪魔になって見えない。
邪魔になっている森の一部は黒く見えた。そういう植物の森なのか分からないが、鮮やかな緑の中に、染みのように黒い森が広がる様子が不気味に見えた。
「そろそろ外出して町にいくのもいいかもな」
「そうっスね。食べ物も……カロメーばかりじゃ飽きますしね」
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