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第十一章 不思議な旅行者達
いせきをたんけん
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休憩を終え、トロール退治を再開。
最初の一匹と同じ要領で、瞬く間に3匹のトロールを倒した。
「なんかさ、私達、めちゃくちゃ強くなってない?」
一人でトロールの誘導をやってのけたミズキも、まだまだ余裕だ。
最後の1匹が遺跡の中へと戻っていく姿を確認した。
オレ達があっさりと、トロールを倒していく様子を、村人は唖然とした風に見ていた。
「あと1匹は遺跡の中に戻っていきましたよね」
「あの中ってどうなってるんスか?」
「あっ、はい、ええとですな。遺跡の内部は一部分が観光用に公開してる場所、残りは発掘中の場所という風な形で別れております」
「そっか。じゃあ、中に入ってみるか」
「そうっスね」
「では、私がご案内しましょう」
「オレ達がトロールをあっさり倒している姿を見て、信用してくれたようだ。遺跡の中を案内してくれるという」
遺跡は巨大な石が複雑に積み重ねられた建物だった。
ちょっとした模様が描かれてあり、全体の1部が見えているだけという話だ。それでも、部屋と部屋を通路は長く、大きな部屋、小さな部屋と沢山の部屋があったりと、なかなかの広さだ。
案内がなければ迷っていたかもしれない。
遺跡の中を案内してもらう中で、テンホイル村は調査隊の末裔が住んでいる村だと教えてもらう。
じめじめとした空気の中で、薄暗い通路が続く。
だが、真っ暗闇というわけでもない。
日の光も入るし、それに通路沿いに、真っ白く淡く光る線が引かれている。
「この線は、魔力によるものです。入り口の日の光を貯めて流し込んでいるのだと言われています」
太陽光発電のようなものかな。
まるで元の世界にあった、蛍光灯のように、その光は通路や部屋を静かに照らしている。
「あっ」
「カガミお姉ちゃん! だいじょうぶ?」
「えぇ……でも、少し暗いと思うんです、思いません?」
躓いて少しよろけたカガミがごまかすように笑い、暗いと訴える。
「だったらウィルオーウィスプ呼べばいいじゃん」
モペアが事も無げにいった。
「ああ、そういえばあいつもいるのか」
「そうそう。あいつはいつもグータラしてて光の玉を適当に動かすだけなんだよな」
「あれ、あの光の玉が本体じゃないの」
「違うよ。なんか変な魚みたいなヤツ」
「そんなの見た覚えがないんだがな」
「ああ、いつもリーダのベッド下にいたぞ」
「今は?」
「さぁ、どこか近くにいるんじゃないか。気配は感じる。それに嵐の日、雨に紛れてリーダ達の姿をずらしたりしてたぞ」
「ずらしたって?」
「ゴブリンの撃つ矢が当たんなかっただろ。あれヌネフとウィルオーウィスプがやってたんだよ。まぁ、今度見つけといてやるよ」
あの襲撃の間、飛び道具らしきものの攻撃を受けた覚えが無い。それでなくても、ギリギリな状況だっただけに、言われて初めて飛び道具の存在を意識するくらいだ。
「ウィルオーウィスプ、明かりをつけてくれる?」
おっ。
小さな明かりが灯りあたりを明るく照らす。
モペアの言うように、どこか……相当近くにいるようだ。
「これは、すごいですな」
村人がキョロキョロと辺りを見回し驚いた声をあげる。
「魔法みたいなもんですよ」
「右手にみえますのは……」
驚く村人を先頭に案内をしてもらう。何度も同じ台詞をいっているのだろう。流れるような説明に、バスガイドさんを思い出す。
この遺跡は、おそらくヨラン王国が設立する前よりあるのではないかと言われるぐらい古いものらしい。
昔はもっと別の名前で呼ばれていたそうだが、ここに書かれている文字を読む方法は、もう失われていて誰も読むことはできないそうだ。
もっとも、オレ達は読める。入り口付近に書いてあった文字は、南側入り口という意味だった。
大きな石が、複雑に積まれて出来ている遺跡の中は、年月を感じさせるも、壊れそうな雰囲気はまるでなかった。
仕掛けも十分動作する。
小さな出っ張りを押すだけで、大きな石の扉がガタゴトと音を立ててゆっくり動くのは壮観だ。ゲームや映画で、みる風景ではあるが、自分で体験すると臨場感が違う。軽い振動と地響きと共にゆっくり扉が開く光景は、なんども試したくなる。
「天井が高いっスよ」
確かに天井が高い。
低いところですら何メートルあるかわからない。
そんな遺跡の中、緩やかな下り坂を、ゆっくりゆっくりと下っていく。
建物全体が傾斜しているようだ。
「こちらの右側が公開してるところです、壁画が見えます。最初にトロールと遭遇したのが、この先、壁画の部屋でして……」
「じゃあ、そちらから先に行こうか」
壁画というのも見てみたい。
それにトロールがいればそこで緊張感ある探索がおしまいになる。
果たして、行った先にはトロールはいなかった。
だが、無駄足といった感じはしない。壁画を見ることができたからだ。
壁画はとんでもなく大きかった。
ウィルオーウィスプの力で、部屋を照らしてもらわなくては、全体像が見えなかったであろうその巨大さに圧倒される。
とても写実的に描かれた壁画だ。もっとも、そのほとんどが風化しているようで、かすれて見えない。
それでも、迫力があり、不思議な壁画だった。
そこに写っていたのは獣人や巨大な人、これは縮尺が違うのかもしれないが、多種多様な種族の人間だった。
「おいら達みたいな獣人に、ドワーフ、あれは巨人さんだ」
トッキーが興奮した様子で声をあげる。
「あ、リザードマンもいる。あと……エルフもいるよ」
「そうです。多種多様な人種が描かれています。何かのお祭りの様子ではないかと言う人もいます」
村人も子供達がはしゃぐ様子を嬉しそうにみて、追加の説明をしてくれる。それにしても、全員がカラフルな服装に身を包んでいる。
「いつ頃の絵なんでしょうね」
「それが良く分かっていないんです。あまりにも削られてる部分が多いことも、推測を困難にしています。ただし、とても写実的な絵の形は今と技術レベルが遜色ないことを示しています」
なるほどなぁ。
「トロール!」
プレインの叫び声が聞こえる。見るとドンドンと足をた足音を立てて、トロールが近づいてきたのが見えた。
村人を背して皆で臨戦態勢をとる。旅が始まってからトッキーとピッキーも、武装している。二人とも柄の長いハンマーだ。結構、さまになっていて頼もしい。
随分遠くからアメフトのタックルのような格好で、トロールが迫ってくる。
走り、迫ってきているが、遅い。狙ってくれと言わんばかりだ。
カガミが壁を作る魔法を使う。
だいぶ離れたところに作り出された壁は、トロールの勢いを一瞬だけ止める。
間髪入れずに、オレも火球の魔法を使う。
急なことで、準備が必要な火柱の魔法は迎撃に使えない。火球で対処する。
火球の魔法は直撃し、これで終わったかと思ったが、トロールはどんどん勢いを増し、近づいてくる。まったくひるんでいない。
タフだという言葉を思い出す。
以前の4匹は罠にかけて火柱で一発だった。普通のやり方では、なかなか倒せないということか。たしかに、大量に人が必要だ。
このままだとトロールの接近を許してしまう。
「距離を取れ!」
サムソンが叫ぶ。
その言葉に従って大きく後ろへ下がる。
自分の体を鎧で包む魔法を使い、サムソン自身の守りを強化する。以前の円柱状の鎧と若干姿が変わっている。前にみたよりも、かっこいい。
あれで受け止めるつもりか。
トロールはドンドンと足音を響かせ、近づいてくる。
ふと見ると、いつのまにかミズキがトロールの背後に周り、トロールの左足の付け根を思いっきり突き刺した。
トロールはサムソンの少し手前でうつ伏せになって倒れる。
魔槍から手を離したミズキは、大きく距離をとり、火球の魔法を唱えた。
「じゃんじゃん、やって」
オレもサムソンも火球の魔法を唱える。
何発もの火球を直撃させ、ぱちぱちと音を立て、トロールは動かなくなった。
「これで5匹っス。ちょっとだけ焦ったっスね」
「ありがとうございます。これは皆に知らせなくては……一旦戻らせていただいてもよろしいでしょうか?」
村人はとても喜んだ様子で、帰還を希望する。
「いいっスよ」
「今日はこれぐらいでお開きにして、残りの部分は明日、ゆっくり探索したいと思います」
「えぇ、えぇ。トロールがいるかもしれません。是非ともお願いします」
特に異論はなく、継続してトロールを退治することを約束し、その日は村へと戻った。
明日は観光コースではない、発掘中の遺跡を行く予定だ。
最初の一匹と同じ要領で、瞬く間に3匹のトロールを倒した。
「なんかさ、私達、めちゃくちゃ強くなってない?」
一人でトロールの誘導をやってのけたミズキも、まだまだ余裕だ。
最後の1匹が遺跡の中へと戻っていく姿を確認した。
オレ達があっさりと、トロールを倒していく様子を、村人は唖然とした風に見ていた。
「あと1匹は遺跡の中に戻っていきましたよね」
「あの中ってどうなってるんスか?」
「あっ、はい、ええとですな。遺跡の内部は一部分が観光用に公開してる場所、残りは発掘中の場所という風な形で別れております」
「そっか。じゃあ、中に入ってみるか」
「そうっスね」
「では、私がご案内しましょう」
「オレ達がトロールをあっさり倒している姿を見て、信用してくれたようだ。遺跡の中を案内してくれるという」
遺跡は巨大な石が複雑に積み重ねられた建物だった。
ちょっとした模様が描かれてあり、全体の1部が見えているだけという話だ。それでも、部屋と部屋を通路は長く、大きな部屋、小さな部屋と沢山の部屋があったりと、なかなかの広さだ。
案内がなければ迷っていたかもしれない。
遺跡の中を案内してもらう中で、テンホイル村は調査隊の末裔が住んでいる村だと教えてもらう。
じめじめとした空気の中で、薄暗い通路が続く。
だが、真っ暗闇というわけでもない。
日の光も入るし、それに通路沿いに、真っ白く淡く光る線が引かれている。
「この線は、魔力によるものです。入り口の日の光を貯めて流し込んでいるのだと言われています」
太陽光発電のようなものかな。
まるで元の世界にあった、蛍光灯のように、その光は通路や部屋を静かに照らしている。
「あっ」
「カガミお姉ちゃん! だいじょうぶ?」
「えぇ……でも、少し暗いと思うんです、思いません?」
躓いて少しよろけたカガミがごまかすように笑い、暗いと訴える。
「だったらウィルオーウィスプ呼べばいいじゃん」
モペアが事も無げにいった。
「ああ、そういえばあいつもいるのか」
「そうそう。あいつはいつもグータラしてて光の玉を適当に動かすだけなんだよな」
「あれ、あの光の玉が本体じゃないの」
「違うよ。なんか変な魚みたいなヤツ」
「そんなの見た覚えがないんだがな」
「ああ、いつもリーダのベッド下にいたぞ」
「今は?」
「さぁ、どこか近くにいるんじゃないか。気配は感じる。それに嵐の日、雨に紛れてリーダ達の姿をずらしたりしてたぞ」
「ずらしたって?」
「ゴブリンの撃つ矢が当たんなかっただろ。あれヌネフとウィルオーウィスプがやってたんだよ。まぁ、今度見つけといてやるよ」
あの襲撃の間、飛び道具らしきものの攻撃を受けた覚えが無い。それでなくても、ギリギリな状況だっただけに、言われて初めて飛び道具の存在を意識するくらいだ。
「ウィルオーウィスプ、明かりをつけてくれる?」
おっ。
小さな明かりが灯りあたりを明るく照らす。
モペアの言うように、どこか……相当近くにいるようだ。
「これは、すごいですな」
村人がキョロキョロと辺りを見回し驚いた声をあげる。
「魔法みたいなもんですよ」
「右手にみえますのは……」
驚く村人を先頭に案内をしてもらう。何度も同じ台詞をいっているのだろう。流れるような説明に、バスガイドさんを思い出す。
この遺跡は、おそらくヨラン王国が設立する前よりあるのではないかと言われるぐらい古いものらしい。
昔はもっと別の名前で呼ばれていたそうだが、ここに書かれている文字を読む方法は、もう失われていて誰も読むことはできないそうだ。
もっとも、オレ達は読める。入り口付近に書いてあった文字は、南側入り口という意味だった。
大きな石が、複雑に積まれて出来ている遺跡の中は、年月を感じさせるも、壊れそうな雰囲気はまるでなかった。
仕掛けも十分動作する。
小さな出っ張りを押すだけで、大きな石の扉がガタゴトと音を立ててゆっくり動くのは壮観だ。ゲームや映画で、みる風景ではあるが、自分で体験すると臨場感が違う。軽い振動と地響きと共にゆっくり扉が開く光景は、なんども試したくなる。
「天井が高いっスよ」
確かに天井が高い。
低いところですら何メートルあるかわからない。
そんな遺跡の中、緩やかな下り坂を、ゆっくりゆっくりと下っていく。
建物全体が傾斜しているようだ。
「こちらの右側が公開してるところです、壁画が見えます。最初にトロールと遭遇したのが、この先、壁画の部屋でして……」
「じゃあ、そちらから先に行こうか」
壁画というのも見てみたい。
それにトロールがいればそこで緊張感ある探索がおしまいになる。
果たして、行った先にはトロールはいなかった。
だが、無駄足といった感じはしない。壁画を見ることができたからだ。
壁画はとんでもなく大きかった。
ウィルオーウィスプの力で、部屋を照らしてもらわなくては、全体像が見えなかったであろうその巨大さに圧倒される。
とても写実的に描かれた壁画だ。もっとも、そのほとんどが風化しているようで、かすれて見えない。
それでも、迫力があり、不思議な壁画だった。
そこに写っていたのは獣人や巨大な人、これは縮尺が違うのかもしれないが、多種多様な種族の人間だった。
「おいら達みたいな獣人に、ドワーフ、あれは巨人さんだ」
トッキーが興奮した様子で声をあげる。
「あ、リザードマンもいる。あと……エルフもいるよ」
「そうです。多種多様な人種が描かれています。何かのお祭りの様子ではないかと言う人もいます」
村人も子供達がはしゃぐ様子を嬉しそうにみて、追加の説明をしてくれる。それにしても、全員がカラフルな服装に身を包んでいる。
「いつ頃の絵なんでしょうね」
「それが良く分かっていないんです。あまりにも削られてる部分が多いことも、推測を困難にしています。ただし、とても写実的な絵の形は今と技術レベルが遜色ないことを示しています」
なるほどなぁ。
「トロール!」
プレインの叫び声が聞こえる。見るとドンドンと足をた足音を立てて、トロールが近づいてきたのが見えた。
村人を背して皆で臨戦態勢をとる。旅が始まってからトッキーとピッキーも、武装している。二人とも柄の長いハンマーだ。結構、さまになっていて頼もしい。
随分遠くからアメフトのタックルのような格好で、トロールが迫ってくる。
走り、迫ってきているが、遅い。狙ってくれと言わんばかりだ。
カガミが壁を作る魔法を使う。
だいぶ離れたところに作り出された壁は、トロールの勢いを一瞬だけ止める。
間髪入れずに、オレも火球の魔法を使う。
急なことで、準備が必要な火柱の魔法は迎撃に使えない。火球で対処する。
火球の魔法は直撃し、これで終わったかと思ったが、トロールはどんどん勢いを増し、近づいてくる。まったくひるんでいない。
タフだという言葉を思い出す。
以前の4匹は罠にかけて火柱で一発だった。普通のやり方では、なかなか倒せないということか。たしかに、大量に人が必要だ。
このままだとトロールの接近を許してしまう。
「距離を取れ!」
サムソンが叫ぶ。
その言葉に従って大きく後ろへ下がる。
自分の体を鎧で包む魔法を使い、サムソン自身の守りを強化する。以前の円柱状の鎧と若干姿が変わっている。前にみたよりも、かっこいい。
あれで受け止めるつもりか。
トロールはドンドンと足音を響かせ、近づいてくる。
ふと見ると、いつのまにかミズキがトロールの背後に周り、トロールの左足の付け根を思いっきり突き刺した。
トロールはサムソンの少し手前でうつ伏せになって倒れる。
魔槍から手を離したミズキは、大きく距離をとり、火球の魔法を唱えた。
「じゃんじゃん、やって」
オレもサムソンも火球の魔法を唱える。
何発もの火球を直撃させ、ぱちぱちと音を立て、トロールは動かなくなった。
「これで5匹っス。ちょっとだけ焦ったっスね」
「ありがとうございます。これは皆に知らせなくては……一旦戻らせていただいてもよろしいでしょうか?」
村人はとても喜んだ様子で、帰還を希望する。
「いいっスよ」
「今日はこれぐらいでお開きにして、残りの部分は明日、ゆっくり探索したいと思います」
「えぇ、えぇ。トロールがいるかもしれません。是非ともお願いします」
特に異論はなく、継続してトロールを退治することを約束し、その日は村へと戻った。
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