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第十一章 不思議な旅行者達
閑話 クイットパース領主の溜め息(クイットパース領主の視点)
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「はぁ」
「ドロチトロス様? 何か悩み事でもおありですかな?」
ゲームをしながら、思考に沈み、溜め息をもらした私に、友人が苦笑しつつ質問をよこした。
「いや……呪い子の事で少しな」
私は目の前にいる友人にそう答える。このクイットパースの領主となってもう20年にもなるが、こんなに次々と問題起こることは生まれて初めてだった。
元々ため息が多いと言われていたが、ここ最近は自覚ができるほどため息が多い。
それもこれも、呪い子のせいだ。
目の前にいる友人は、私が元来ため息が多いことを知っているが、最近になってさらに増えた溜め息の多さを訝しがっているのであろう。
口髭の端を、クルクルと弄りながら私の答えを待つ友人に、言うつもりのなかった呪い子という言葉を、ふとこぼしてしまった。
「ミランダですかな?」
「そうだな、ミランダのこともある」
「ことも……ですか?」
先日に起こったミランダの一件を知っている友人からすれば、私がミランダのことで思い悩んでいると推測したとしても仕方が無い。
元々この港町には人の出入りが激しい。呪い子なんて珍しくもない。
「呪い子などというものは、結局のところ、居着かれなければ問題ない。通り過ぎる分については放置するに限る」
下手に手をだして呪いを振りまかれるのも面倒だ。
人の行き来が激しいこのクイットパースを訪れる人々、その1人1人を選別し、呪い子だったら小舟にでも乗せて遠くに解き放つ。そんなことはできやしない。
いや、よしんば出来たとしよう。だが、それにかかる労力を、かける余裕はクイットパースにはない。
「さすが領主様」
目の前に座る友人は、お世辞を言ったかと思うと、手元の駒を前に進める。なかなか厳しい手だ。先ほど私が指した手は悪手だったようだ。
他の事を考えながら、ゲームに興じるのは難しい。
次の一手を悩む私に、友人は言葉を続ける。
「ですが、その呪い子がミランダでも……ですかな?」
「ミランダでもだ。むしろミランダの場合は、気をつけて素通りしてもらうようしむけなければならない。刺激するなどもってのほかだ。しくじれば、かの町のようになる」
そう。あのエキテリエクのように、壊滅的な打撃をうける。いや、壊滅的ではないな。エキテリエクはすでに滅んでいる。まったくもって、馬鹿なことをしてくれたものだと、思い出しても腹立たしい。
幸いミランダの仕業ということで、私の責任問題にはならない。だが、クイットパース領にて起こったことだ。後始末はすることになる。
「なるほど。では、ドロチトロス様が心配されているのは、別の呪い子のこと……ということでしょうかな?」
「ああ」
私は友人にどこまで話そうかと考える。
まぁ、全部話してしまっても問題ないのだが、不確かなことを言って、思いもよらない形で、外に情報が出るのも問題だ。
私にとって懸念はいくつかあった。上がってくる報告では、このクイットパースには呪い子がやってこない日が続いている。
呪い子は数多くいる。
うっすらと呪いが出た者、完全に魔法陣が背に浮かび、強力な呪いをまき散らす者、ピンからキリまで、それぞれだ。
1人1人裸にひんむいて、身体に浮かび上がる魔法陣を見るわけにもいかないので推測するしかないのだが、完全に魔法陣が浮かぶ呪い子は、ほとんど存在しないようだ。
もしクイットパースの町に、強力な呪い子が居着くことになれば、領地経営上、大きな問題になる。
看破の魔法で、呪い子と確認できる者というくくりでは、その者のもつ呪いの強弱は判別できない。結局は、居着かれて初めて、強力な呪いをもつ呪い子であると判別できるにすぎない。
だが、それ以外にも強力な呪い子が居着いていると推測する方法がある。
呪い子がぱったりと町に来なくなった時だ。
それは迷信でもなんでもなく、本当に大物の呪い子が町にいると、小物の呪い子は町にこなくなるのだ。それは、まるで示し合わせたように。
ミランダが来る前もそうだった。他の呪い子がパッタリと来なくなり、そして、やはり、ミランダ現れた。
幸運なことに、ミランダはこの町には何の興味もないかのように素通りしていった。
だが、呪い子はまだ来ない状態が続いている。
エキテリエクから立ち去った後、ミランダはこのクイットパースに戻ってきていない。
となれば、もしかしたら別の大物がやってくる可能性がある。
名も知られぬ大物の呪い子。
対応方針が定まらぬ相手かもしれないというのは不安なものだ。
溜め息の理由というのは、とどのつまり、別の呪い子が訪れる可能性……そういうことだ。
「そうだな、そういうことだ」
結局のところ、友人には話さないことにした。
取り繕うように、目の前で繰り広げられるゲームに集中する。船の駒を動かし、魔力を流す。魔導具として細工された駒は、微かに動き火花に似た輝きを放つ。
苦し紛れの手ではあったが、なかなか良い手だ。友人の顔がこわばったのをみて手応えを感じる。
「左様でございますか」
友人は私の考えを読み取ったのか、それ以上何も言わず、彼もまたゲームに集中した。
駒を互いに動かし、駒を取り合う。
魔法使いが暇つぶしに遊ぶゲーム。暇つぶしではあるが、頭を使うテーブルゲームだ。
ゲームも終盤になり、劣勢に考え込む私のもとへ、一人の官吏が手紙をもって報告にきた。
「私は席を外した方がよろしいでしょうかな?」
私以外の者がいる場で、報告をしぶる官吏を見やり友人が帰るむねを申し出る。
そうしてもらおうと考えたが、官吏が持ってきた手紙に目を通し、答えを変える。
「いや、別に構わぬ。この報告は商業ギルド長から……そなたの父上からの者だ。どうせ、ここで聞かなくても、戻れば聞くことになるだろう」
「はて。どのようなことでございますかな」
「呪い子ノアサリーナがこの町を訪れたらしい」
「ノアサリーナ?」
「ああ、大物の呪い子だ」
「なんと、ミランダに続いて……」
「そうだな、宿の者が誤って自らの宿に招待してしまったと、そんな報告を商業ギルドにあげたそうだ」
「それは、うかつというか、なんというか……」
「咎める気はない。むしろ、理解のある者により行動が把握できる分、朗報だ」
すくなくとも、特殊な呪い子だと判断し、商業ギルドに報告をあげる、そんな分別がある者が側に居るという状況にホッとする。
報告も詳細なものだ。
「やつらは船に乗ってどこかに行きたいらしい」
「どこか……ですか?」
「まだ、追加の情報が来ていないからわからぬが、船に乗る場合のことを話していたそうだ。なるほど……町に入るときに特使の印を持っていたので、看破による素性の確認をしていなかったか」
「どちらの特使ということだったのでしょうか?」
「ロウス法国のものだな」
「なぜにロウス法国が?」
「さあ、わからぬ。特使の印といっても、よくある貴族の子弟が勉学のためと称して物見遊山の観光する時に使うものだ」
「この者の身元は保証するから、あんまり詮索しないでくれという……あの印ですか?」
「そうだ。まぁ、持ち込んだ荷物から密輸や危険なものを持ってるとは思えないこともあって安心したのだろう」
町に入る時にいざこざが起こることを避けるために、特使の印を使ったかようだ。ということであれば、やつらは争うつもりは無いということになる。
こちらも争う気はない。居着かれなければ問題ない。
ただでさえ大物の呪い子は何をしでかすかわからない。特にノアサリーナには5人の従者がいると聞いている。ストリギの領主は、手をだして失脚したとも聞いている。私はヤツの二の舞にはなりたくない。得体の知れないものには近づかず、穏便に済ませたい。
「我々に、何か出来ることはございますか?」
「さて……まだ分からぬことばかりだ。商業ギルドに頼みたい事と言えば、宿の者に対する手助けくらいだな。それにしても船に乗りたいとは……」
「身元が不確かな者を乗せるような船は、出ておりませぬな」
彼らがどこに行きたいのかによって対応を変える必要があると考える。
特使の印を持っていたことはロウス法国へ行きたいのかもしれない。
だが、正直なところ今ロウス行きの船はまずい。ロウスの姫君からの贈り物を乗せた船が、近々入港する。下手をすれば、その姫君の船と同じ船団でロウスに向かいかねない。
そんな縁起の悪い差配はしたくない。
北回りで王都……それはないだろう。
ギリアからであれば、ストリギを経由して行く方がよほど近い。
あと……南方のいずれかの国か。
「南方であれば、奴らに手をかすのも悪くは無いな」
南方に向かう主立った航路には、海賊が暴れまわっている。そろそろ討伐を考えていたところだ、そのうち一隻に乗せてしまえば良い。
海賊により、南回りの交易品がうまく運べずに困っていたところだ。
国に納めるお金についても、このままでは少し辛くなる。
呪い子と海賊、あわよくば潰し合って欲しいものだ。そういう意味では、呪い子ノアサリーナは味方になり得る。
「手をおかしになるので?」
「あぁ。クイットパース領の為になるのであれば、船に乗せるくらいはかまわぬよ」
私は、彼らを南方行きの船に乗せる算段を考えながら、笑顔で友人に答えた。
「ドロチトロス様? 何か悩み事でもおありですかな?」
ゲームをしながら、思考に沈み、溜め息をもらした私に、友人が苦笑しつつ質問をよこした。
「いや……呪い子の事で少しな」
私は目の前にいる友人にそう答える。このクイットパースの領主となってもう20年にもなるが、こんなに次々と問題起こることは生まれて初めてだった。
元々ため息が多いと言われていたが、ここ最近は自覚ができるほどため息が多い。
それもこれも、呪い子のせいだ。
目の前にいる友人は、私が元来ため息が多いことを知っているが、最近になってさらに増えた溜め息の多さを訝しがっているのであろう。
口髭の端を、クルクルと弄りながら私の答えを待つ友人に、言うつもりのなかった呪い子という言葉を、ふとこぼしてしまった。
「ミランダですかな?」
「そうだな、ミランダのこともある」
「ことも……ですか?」
先日に起こったミランダの一件を知っている友人からすれば、私がミランダのことで思い悩んでいると推測したとしても仕方が無い。
元々この港町には人の出入りが激しい。呪い子なんて珍しくもない。
「呪い子などというものは、結局のところ、居着かれなければ問題ない。通り過ぎる分については放置するに限る」
下手に手をだして呪いを振りまかれるのも面倒だ。
人の行き来が激しいこのクイットパースを訪れる人々、その1人1人を選別し、呪い子だったら小舟にでも乗せて遠くに解き放つ。そんなことはできやしない。
いや、よしんば出来たとしよう。だが、それにかかる労力を、かける余裕はクイットパースにはない。
「さすが領主様」
目の前に座る友人は、お世辞を言ったかと思うと、手元の駒を前に進める。なかなか厳しい手だ。先ほど私が指した手は悪手だったようだ。
他の事を考えながら、ゲームに興じるのは難しい。
次の一手を悩む私に、友人は言葉を続ける。
「ですが、その呪い子がミランダでも……ですかな?」
「ミランダでもだ。むしろミランダの場合は、気をつけて素通りしてもらうようしむけなければならない。刺激するなどもってのほかだ。しくじれば、かの町のようになる」
そう。あのエキテリエクのように、壊滅的な打撃をうける。いや、壊滅的ではないな。エキテリエクはすでに滅んでいる。まったくもって、馬鹿なことをしてくれたものだと、思い出しても腹立たしい。
幸いミランダの仕業ということで、私の責任問題にはならない。だが、クイットパース領にて起こったことだ。後始末はすることになる。
「なるほど。では、ドロチトロス様が心配されているのは、別の呪い子のこと……ということでしょうかな?」
「ああ」
私は友人にどこまで話そうかと考える。
まぁ、全部話してしまっても問題ないのだが、不確かなことを言って、思いもよらない形で、外に情報が出るのも問題だ。
私にとって懸念はいくつかあった。上がってくる報告では、このクイットパースには呪い子がやってこない日が続いている。
呪い子は数多くいる。
うっすらと呪いが出た者、完全に魔法陣が背に浮かび、強力な呪いをまき散らす者、ピンからキリまで、それぞれだ。
1人1人裸にひんむいて、身体に浮かび上がる魔法陣を見るわけにもいかないので推測するしかないのだが、完全に魔法陣が浮かぶ呪い子は、ほとんど存在しないようだ。
もしクイットパースの町に、強力な呪い子が居着くことになれば、領地経営上、大きな問題になる。
看破の魔法で、呪い子と確認できる者というくくりでは、その者のもつ呪いの強弱は判別できない。結局は、居着かれて初めて、強力な呪いをもつ呪い子であると判別できるにすぎない。
だが、それ以外にも強力な呪い子が居着いていると推測する方法がある。
呪い子がぱったりと町に来なくなった時だ。
それは迷信でもなんでもなく、本当に大物の呪い子が町にいると、小物の呪い子は町にこなくなるのだ。それは、まるで示し合わせたように。
ミランダが来る前もそうだった。他の呪い子がパッタリと来なくなり、そして、やはり、ミランダ現れた。
幸運なことに、ミランダはこの町には何の興味もないかのように素通りしていった。
だが、呪い子はまだ来ない状態が続いている。
エキテリエクから立ち去った後、ミランダはこのクイットパースに戻ってきていない。
となれば、もしかしたら別の大物がやってくる可能性がある。
名も知られぬ大物の呪い子。
対応方針が定まらぬ相手かもしれないというのは不安なものだ。
溜め息の理由というのは、とどのつまり、別の呪い子が訪れる可能性……そういうことだ。
「そうだな、そういうことだ」
結局のところ、友人には話さないことにした。
取り繕うように、目の前で繰り広げられるゲームに集中する。船の駒を動かし、魔力を流す。魔導具として細工された駒は、微かに動き火花に似た輝きを放つ。
苦し紛れの手ではあったが、なかなか良い手だ。友人の顔がこわばったのをみて手応えを感じる。
「左様でございますか」
友人は私の考えを読み取ったのか、それ以上何も言わず、彼もまたゲームに集中した。
駒を互いに動かし、駒を取り合う。
魔法使いが暇つぶしに遊ぶゲーム。暇つぶしではあるが、頭を使うテーブルゲームだ。
ゲームも終盤になり、劣勢に考え込む私のもとへ、一人の官吏が手紙をもって報告にきた。
「私は席を外した方がよろしいでしょうかな?」
私以外の者がいる場で、報告をしぶる官吏を見やり友人が帰るむねを申し出る。
そうしてもらおうと考えたが、官吏が持ってきた手紙に目を通し、答えを変える。
「いや、別に構わぬ。この報告は商業ギルド長から……そなたの父上からの者だ。どうせ、ここで聞かなくても、戻れば聞くことになるだろう」
「はて。どのようなことでございますかな」
「呪い子ノアサリーナがこの町を訪れたらしい」
「ノアサリーナ?」
「ああ、大物の呪い子だ」
「なんと、ミランダに続いて……」
「そうだな、宿の者が誤って自らの宿に招待してしまったと、そんな報告を商業ギルドにあげたそうだ」
「それは、うかつというか、なんというか……」
「咎める気はない。むしろ、理解のある者により行動が把握できる分、朗報だ」
すくなくとも、特殊な呪い子だと判断し、商業ギルドに報告をあげる、そんな分別がある者が側に居るという状況にホッとする。
報告も詳細なものだ。
「やつらは船に乗ってどこかに行きたいらしい」
「どこか……ですか?」
「まだ、追加の情報が来ていないからわからぬが、船に乗る場合のことを話していたそうだ。なるほど……町に入るときに特使の印を持っていたので、看破による素性の確認をしていなかったか」
「どちらの特使ということだったのでしょうか?」
「ロウス法国のものだな」
「なぜにロウス法国が?」
「さあ、わからぬ。特使の印といっても、よくある貴族の子弟が勉学のためと称して物見遊山の観光する時に使うものだ」
「この者の身元は保証するから、あんまり詮索しないでくれという……あの印ですか?」
「そうだ。まぁ、持ち込んだ荷物から密輸や危険なものを持ってるとは思えないこともあって安心したのだろう」
町に入る時にいざこざが起こることを避けるために、特使の印を使ったかようだ。ということであれば、やつらは争うつもりは無いということになる。
こちらも争う気はない。居着かれなければ問題ない。
ただでさえ大物の呪い子は何をしでかすかわからない。特にノアサリーナには5人の従者がいると聞いている。ストリギの領主は、手をだして失脚したとも聞いている。私はヤツの二の舞にはなりたくない。得体の知れないものには近づかず、穏便に済ませたい。
「我々に、何か出来ることはございますか?」
「さて……まだ分からぬことばかりだ。商業ギルドに頼みたい事と言えば、宿の者に対する手助けくらいだな。それにしても船に乗りたいとは……」
「身元が不確かな者を乗せるような船は、出ておりませぬな」
彼らがどこに行きたいのかによって対応を変える必要があると考える。
特使の印を持っていたことはロウス法国へ行きたいのかもしれない。
だが、正直なところ今ロウス行きの船はまずい。ロウスの姫君からの贈り物を乗せた船が、近々入港する。下手をすれば、その姫君の船と同じ船団でロウスに向かいかねない。
そんな縁起の悪い差配はしたくない。
北回りで王都……それはないだろう。
ギリアからであれば、ストリギを経由して行く方がよほど近い。
あと……南方のいずれかの国か。
「南方であれば、奴らに手をかすのも悪くは無いな」
南方に向かう主立った航路には、海賊が暴れまわっている。そろそろ討伐を考えていたところだ、そのうち一隻に乗せてしまえば良い。
海賊により、南回りの交易品がうまく運べずに困っていたところだ。
国に納めるお金についても、このままでは少し辛くなる。
呪い子と海賊、あわよくば潰し合って欲しいものだ。そういう意味では、呪い子ノアサリーナは味方になり得る。
「手をおかしになるので?」
「あぁ。クイットパース領の為になるのであれば、船に乗せるくらいはかまわぬよ」
私は、彼らを南方行きの船に乗せる算段を考えながら、笑顔で友人に答えた。
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