735 / 830
最終章 リーダと偽りの神
勇者の剣
しおりを挟む
「ゴホッ、ゴホッ」
胸の痛みで気がついた。大きく咳き込み、そのせいで余計に胸が痛む。
「気がついたか」
目を開くと、横になったオレを見下ろすスライフとモペアが見えた。
ここは森の中か……。
周りには大量に魔物の死骸もある。どうやらスライフ達が対処してくれたらしい。
「状況は? 何が起こった?」
「アーハガルタの倒壊に巻き込まれ、お前は死にかけた。そして、ノームとドライアドが我が輩達を引き上げた」
「心配だからついてきたらこれだよ。まったく。いきなり死にかけるな」
モペアが涙目で怒り、それから側で寝っ転がっているノームを見た。
ノームは「てやんでぇ」と小さく鳴いた。
「それから、お前の壊れた半身を修復し、死の回避に努めた。我が輩にはこれ以上は無理だ」
「あたしにも無理だよ。もう大変だったんだから」
「よって、お前が、対処、しろ」
ポケットを探ったらガラスの破片だけがあった。
すぐに影からエリクサーを取り出し飲み干す。
傷はあっと言うまに回復し、オレは起き上がる事ができた。
『ドォォン』
大きな爆発音がして地面が激しく揺れる。
音がした方を見た瞬間、ヤバいと思った。魔神とス・スが槍で貫かれていた。そして、ゴーレムが両手を広げ、倒れようとしていた。このまま、この場所にいるとゴーレムの右腕に押しつぶされてしまう。
「うわわ、後は任せた」
モペアはノームを引っ掴むとピョンと森の中に消えた。
「スライフ! 逃げるぞ!」
それを見て、とっさにスライフへ叫ぶ。
「我が輩の背に乗れ!」
オレは頷いて、スライフの背に飛び乗る。そして急上昇するスライフの背から後を振り返る。
危機一髪だった。
振り返ったオレが見たのは、超巨大ゴーレムは両手を広げ、魔神とス・スをその体で押し倒す瞬間だった。
そして轟音を立てて、超巨大ゴーレムは粉々になった。
砂煙があがり、まるで大地が海面のように波打った。あたりを取り巻く砂煙は量が増し、視界が悪くなる。それを察知してか、スライフはさらに上昇した。
「操縦者がいない。廃棄行為を利用し攻撃をしたようだ」
超巨大ゴーレムの残骸を見てスライフが言った。
予想以上にスライフの飛行速度は速い。あっという間に空高く登り、オレにも状況が細かく確認できるようになった。
超巨大ゴーレムの残骸は山のようになって、魔神とス・スに覆い被さっていた。
2体を貫く巨大な槍は地面に斜めに突き刺さって倒れることはないようだ。
ス・スが一番下、次に魔神、重なった状態で槍が刺さっていて、さらにその上から砂を大量にぶっかけたような状況だ。
着飾った骸骨の上に、同サイズの黒っぽい蜘蛛がのしかかり、もがいているように見えた。
だけど、今戦っているのは、小さな蜘蛛と人形では無い。
巨大な2体の存在だ。
戦いの衝撃は凄まじい。蜘蛛の体に似た魔神が足を振るだけで、衝撃波が起きて、地面を切り裂く。下敷きになったス・スも両手を振り乱し、魔神を殴りつけていた。
現状は魔神が優勢のようだ。ス・スの片腕が千切れ、遠くへ飛ぶ。飛んだ手は地面に落ち、数度バウンドして森の中に砂埃を巻き上げた。
「どっちも頑張れ!」
この状況に、オレは意地悪くほくそ笑み応援をするだけだ。
心の底から共倒れまで頑張って欲しいと思っている。
「上手く進んでいるようで良かった」
喜んでいるのはスライフも同じようだ。
「そういえば、気になっているんだが」
「なんだ?」
状況が良くなって、余裕が出来たからか、アーハガルタの状況を考える余裕ができていた。
あの時の、まるでビデオの巻き戻しに入り込んだような状況、あれが気になった。
「アーハガルタ……あの時、底に戻らなければ、ひどい状況にならなかったんだが、なんで意志に反して底に戻ったんだろう」
「あれは残り香だ」
オレの疑問に、スライフが即答する。
あの現象についてスライフは答えを知っているのか。
「残り香って?」
「眼下にて戦っている天帝ス・スと自称する存在は、時間遡行魔法を使ったのだ」
時間遡行……過去に戻る? タイムスリップして未来から来たってことか。
いや、あいつは過去にも存在していたんだよな。ずっと封印されていた。以前より封印されいたのは間違い無い。
「それで時間遡行……つまりス・スが未来から来たって事とオレ達が底に戻った事に、何か関係があるのか?」
とはいえ、そのあたりは考えても分からないから一旦置いておくことにする。
「未来からとは断定できない。過去から、さらに過去という可能性も高い。あらゆる動きは急に静止しない。止まるために、逆向きの力を要する。それだけに留まらず、周囲にも同じ現象を強要することがある」
止まるために逆向きの力を要するってのは、わかる。理科か何かで習ったな、摩擦とか、あんなヤツだろう。もう一つが分からない。
「周囲にも同じ影響ってのは?」
「手の平を顔の近くで上下に動かせ」
オレの質問に、スライフが妙な回答をよこす。疑問に思いながらも手を動かす。ちょうど手の平で自分を扇ぐような格好だ。
「試したよ」
「風が動いた事を確認できたはずだ」
そういうことか。手を上下に動かすと、周りの空気が動く。確かに同じというか、近い現象が起きるな。
「つまり手を動かしたら風が動いたように、時間を移動したら周りの空気とかも一緒に戻るってこと?」
「その理解で正しい。そしてス・スは過去へと到達した直後に封印状態となった。その時に、遡行の効果もまた一部封印された。封印解除に伴い時間遡行の効果……消費されなかった部分が解放され、我が輩達は巻き込まれた。つまり……残り香だ」
なるほど。なんとなく理解はできた。
タイムスリップしたか……。
こんな事なら何としてもミランダを呼び寄せて……そういや、召喚すれば良かった。
手紙が届かないし、場所が分からないしで諦めていたな。
魔法の究極で召喚ならできたかもしれない。でも、魔法の究極でも居場所は掴めなかったからダメだったかな。
「ぬ?」
スライフが声をあげた。
魔神とス・スの戦いに変化があったのだ。地面にはり付け状態になっていた2体。その2体がジタバタともがくうちに槍が地面から抜けたらしい。槍の柄がグワングワンと大きくゆれて、地面に倒れた。そして、その拍子にス・スが槍からすっぽ抜けた。
自由になったス・スは、すぐさま魔神から距離を取ろうする。
だが魔神はそれを許さない。大きな下側の胴体に槍を突き刺し、足も一本失った状態でもなお、ス・スへと向かっていく。
片腕になったス・スは魔神の連続した攻撃をうけきれずにいるようだ。ローブのあちこちが破れ、その破れたところから、肋骨などの骨が見えた。
「オォォォ!」
その状況で魔神が吠えた。蛇腹状の長い首の先にある頭から光線を放った。衝撃波が発生し、それにより離れていたオレが危うくスライフから落ちかけるほどだった。
ス・スの下半身が吹き飛び、さらに先の方の地面をえぐる。
勝負有りだ。
多大なダメージを負った魔神が勝利しかけていた。理想的な状況に近づきつつあった。
後はボロボロの魔神を勇者と一緒に倒せば良い。
ノアは無事に究極を超える究極を行使できただろうか。
それが気になる点だが、もし出来ていなくても、世界は平和になるのだ。
幸いにまだ月は空にある。
『パチン』
ス・スが片手を真上にあげて骨の指を鳴らした。
直後、ボロボロだったス・スが綺麗な状態に戻った。それだけではない。骸骨だった体が、まるで大理石の彫像にも似た、真っ白い人の姿になった。ローブ姿を着た大理石の彫像という印象を受ける姿だ。妙に神々しくて怖い。
『ジ、ジジジ……』
電子音に似たノイズが響く。
すぐにス・スはボロボロの骨だけの姿に戻った。
「幻惑魔法だ。対象を味方と誤認させる。効果は無事破壊できた」
スライフが言った。
先ほどの姿は幻覚だったのか。一体何事かと思った。
間違えて味方と思い込んだらと考えると……ゾッとする。
「神の側に立つ者よ!」
ス・スから声が聞こえた。
骸骨の口が開き、そこから声が聞こえる。声は続く。
「魔神の作り出す闇……今こそ晴らす時、今こそ、決着の時!」
あいつ何を言っているんだ?
そう思った時、オレから見て魔神の向こう側に煌めきがあった。目をこらすと飛空船の先頭が輝いていることがわかった。
続けて魔神を取り囲むように、光の玉がいくつも出現した。
『シュン、シュン、シュン』
短い間隔で風切り音が何度も響いた。そして、いくつも出現した光の玉を繋ぐように白く輝く円が出現した。
「勇者?」
頭をよぎった。
もしかして、勇者の軍が何かやっているのか。
魔神を取り囲む円はゆっくりと潰れていく。円から楕円に……さらに細い楕円に。
『ジャキィ……ン』
まるでハサミで紙を切ったときの音だった。
細い楕円は一気に潰れて光り輝く線となった。その時、円の中にいた魔神は真っ二つになっていた。
「勇者が、魔神を倒しやがった」
胸の痛みで気がついた。大きく咳き込み、そのせいで余計に胸が痛む。
「気がついたか」
目を開くと、横になったオレを見下ろすスライフとモペアが見えた。
ここは森の中か……。
周りには大量に魔物の死骸もある。どうやらスライフ達が対処してくれたらしい。
「状況は? 何が起こった?」
「アーハガルタの倒壊に巻き込まれ、お前は死にかけた。そして、ノームとドライアドが我が輩達を引き上げた」
「心配だからついてきたらこれだよ。まったく。いきなり死にかけるな」
モペアが涙目で怒り、それから側で寝っ転がっているノームを見た。
ノームは「てやんでぇ」と小さく鳴いた。
「それから、お前の壊れた半身を修復し、死の回避に努めた。我が輩にはこれ以上は無理だ」
「あたしにも無理だよ。もう大変だったんだから」
「よって、お前が、対処、しろ」
ポケットを探ったらガラスの破片だけがあった。
すぐに影からエリクサーを取り出し飲み干す。
傷はあっと言うまに回復し、オレは起き上がる事ができた。
『ドォォン』
大きな爆発音がして地面が激しく揺れる。
音がした方を見た瞬間、ヤバいと思った。魔神とス・スが槍で貫かれていた。そして、ゴーレムが両手を広げ、倒れようとしていた。このまま、この場所にいるとゴーレムの右腕に押しつぶされてしまう。
「うわわ、後は任せた」
モペアはノームを引っ掴むとピョンと森の中に消えた。
「スライフ! 逃げるぞ!」
それを見て、とっさにスライフへ叫ぶ。
「我が輩の背に乗れ!」
オレは頷いて、スライフの背に飛び乗る。そして急上昇するスライフの背から後を振り返る。
危機一髪だった。
振り返ったオレが見たのは、超巨大ゴーレムは両手を広げ、魔神とス・スをその体で押し倒す瞬間だった。
そして轟音を立てて、超巨大ゴーレムは粉々になった。
砂煙があがり、まるで大地が海面のように波打った。あたりを取り巻く砂煙は量が増し、視界が悪くなる。それを察知してか、スライフはさらに上昇した。
「操縦者がいない。廃棄行為を利用し攻撃をしたようだ」
超巨大ゴーレムの残骸を見てスライフが言った。
予想以上にスライフの飛行速度は速い。あっという間に空高く登り、オレにも状況が細かく確認できるようになった。
超巨大ゴーレムの残骸は山のようになって、魔神とス・スに覆い被さっていた。
2体を貫く巨大な槍は地面に斜めに突き刺さって倒れることはないようだ。
ス・スが一番下、次に魔神、重なった状態で槍が刺さっていて、さらにその上から砂を大量にぶっかけたような状況だ。
着飾った骸骨の上に、同サイズの黒っぽい蜘蛛がのしかかり、もがいているように見えた。
だけど、今戦っているのは、小さな蜘蛛と人形では無い。
巨大な2体の存在だ。
戦いの衝撃は凄まじい。蜘蛛の体に似た魔神が足を振るだけで、衝撃波が起きて、地面を切り裂く。下敷きになったス・スも両手を振り乱し、魔神を殴りつけていた。
現状は魔神が優勢のようだ。ス・スの片腕が千切れ、遠くへ飛ぶ。飛んだ手は地面に落ち、数度バウンドして森の中に砂埃を巻き上げた。
「どっちも頑張れ!」
この状況に、オレは意地悪くほくそ笑み応援をするだけだ。
心の底から共倒れまで頑張って欲しいと思っている。
「上手く進んでいるようで良かった」
喜んでいるのはスライフも同じようだ。
「そういえば、気になっているんだが」
「なんだ?」
状況が良くなって、余裕が出来たからか、アーハガルタの状況を考える余裕ができていた。
あの時の、まるでビデオの巻き戻しに入り込んだような状況、あれが気になった。
「アーハガルタ……あの時、底に戻らなければ、ひどい状況にならなかったんだが、なんで意志に反して底に戻ったんだろう」
「あれは残り香だ」
オレの疑問に、スライフが即答する。
あの現象についてスライフは答えを知っているのか。
「残り香って?」
「眼下にて戦っている天帝ス・スと自称する存在は、時間遡行魔法を使ったのだ」
時間遡行……過去に戻る? タイムスリップして未来から来たってことか。
いや、あいつは過去にも存在していたんだよな。ずっと封印されていた。以前より封印されいたのは間違い無い。
「それで時間遡行……つまりス・スが未来から来たって事とオレ達が底に戻った事に、何か関係があるのか?」
とはいえ、そのあたりは考えても分からないから一旦置いておくことにする。
「未来からとは断定できない。過去から、さらに過去という可能性も高い。あらゆる動きは急に静止しない。止まるために、逆向きの力を要する。それだけに留まらず、周囲にも同じ現象を強要することがある」
止まるために逆向きの力を要するってのは、わかる。理科か何かで習ったな、摩擦とか、あんなヤツだろう。もう一つが分からない。
「周囲にも同じ影響ってのは?」
「手の平を顔の近くで上下に動かせ」
オレの質問に、スライフが妙な回答をよこす。疑問に思いながらも手を動かす。ちょうど手の平で自分を扇ぐような格好だ。
「試したよ」
「風が動いた事を確認できたはずだ」
そういうことか。手を上下に動かすと、周りの空気が動く。確かに同じというか、近い現象が起きるな。
「つまり手を動かしたら風が動いたように、時間を移動したら周りの空気とかも一緒に戻るってこと?」
「その理解で正しい。そしてス・スは過去へと到達した直後に封印状態となった。その時に、遡行の効果もまた一部封印された。封印解除に伴い時間遡行の効果……消費されなかった部分が解放され、我が輩達は巻き込まれた。つまり……残り香だ」
なるほど。なんとなく理解はできた。
タイムスリップしたか……。
こんな事なら何としてもミランダを呼び寄せて……そういや、召喚すれば良かった。
手紙が届かないし、場所が分からないしで諦めていたな。
魔法の究極で召喚ならできたかもしれない。でも、魔法の究極でも居場所は掴めなかったからダメだったかな。
「ぬ?」
スライフが声をあげた。
魔神とス・スの戦いに変化があったのだ。地面にはり付け状態になっていた2体。その2体がジタバタともがくうちに槍が地面から抜けたらしい。槍の柄がグワングワンと大きくゆれて、地面に倒れた。そして、その拍子にス・スが槍からすっぽ抜けた。
自由になったス・スは、すぐさま魔神から距離を取ろうする。
だが魔神はそれを許さない。大きな下側の胴体に槍を突き刺し、足も一本失った状態でもなお、ス・スへと向かっていく。
片腕になったス・スは魔神の連続した攻撃をうけきれずにいるようだ。ローブのあちこちが破れ、その破れたところから、肋骨などの骨が見えた。
「オォォォ!」
その状況で魔神が吠えた。蛇腹状の長い首の先にある頭から光線を放った。衝撃波が発生し、それにより離れていたオレが危うくスライフから落ちかけるほどだった。
ス・スの下半身が吹き飛び、さらに先の方の地面をえぐる。
勝負有りだ。
多大なダメージを負った魔神が勝利しかけていた。理想的な状況に近づきつつあった。
後はボロボロの魔神を勇者と一緒に倒せば良い。
ノアは無事に究極を超える究極を行使できただろうか。
それが気になる点だが、もし出来ていなくても、世界は平和になるのだ。
幸いにまだ月は空にある。
『パチン』
ス・スが片手を真上にあげて骨の指を鳴らした。
直後、ボロボロだったス・スが綺麗な状態に戻った。それだけではない。骸骨だった体が、まるで大理石の彫像にも似た、真っ白い人の姿になった。ローブ姿を着た大理石の彫像という印象を受ける姿だ。妙に神々しくて怖い。
『ジ、ジジジ……』
電子音に似たノイズが響く。
すぐにス・スはボロボロの骨だけの姿に戻った。
「幻惑魔法だ。対象を味方と誤認させる。効果は無事破壊できた」
スライフが言った。
先ほどの姿は幻覚だったのか。一体何事かと思った。
間違えて味方と思い込んだらと考えると……ゾッとする。
「神の側に立つ者よ!」
ス・スから声が聞こえた。
骸骨の口が開き、そこから声が聞こえる。声は続く。
「魔神の作り出す闇……今こそ晴らす時、今こそ、決着の時!」
あいつ何を言っているんだ?
そう思った時、オレから見て魔神の向こう側に煌めきがあった。目をこらすと飛空船の先頭が輝いていることがわかった。
続けて魔神を取り囲むように、光の玉がいくつも出現した。
『シュン、シュン、シュン』
短い間隔で風切り音が何度も響いた。そして、いくつも出現した光の玉を繋ぐように白く輝く円が出現した。
「勇者?」
頭をよぎった。
もしかして、勇者の軍が何かやっているのか。
魔神を取り囲む円はゆっくりと潰れていく。円から楕円に……さらに細い楕円に。
『ジャキィ……ン』
まるでハサミで紙を切ったときの音だった。
細い楕円は一気に潰れて光り輝く線となった。その時、円の中にいた魔神は真っ二つになっていた。
「勇者が、魔神を倒しやがった」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】身代わり皇妃は処刑を逃れたい
マロン株式
恋愛
「おまえは前提条件が悪すぎる。皇妃になる前に、離縁してくれ。」
新婚初夜に皇太子に告げられた言葉。
1度目の人生で聖女を害した罪により皇妃となった妹が処刑された。
2度目の人生は妹の代わりに私が皇妃候補として王宮へ行く事になった。
そんな中での離縁の申し出に喜ぶテリアだったがー…
別サイトにて、コミックアラカルト漫画原作大賞最終候補28作品ノミネート
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
婚約破棄? めんどくさいのでちょうどよかった ――聖女もやめて、温泉でごくらくしてます
ふわふわ
恋愛
婚約破棄を告げられた聖女リヴォルタ・レーレ。
理由は、「彼女より優秀な“真の聖女”が見つかったから」。
……正直、めんどくさい。
政略、責任、義務、期待。
それらすべてから解放された彼女は、
聖女を辞めて、ただ温泉地でのんびり暮らすことを選ぶ。
毎日、湯に浸かって、ご飯を食べて、散歩して。
何もしない、何も背負わない、静かな日常。
ところが――
彼女が去った王都では、なぜか事故や災害が相次ぎ、
一方で、彼女の滞在する温泉地とその周辺だけが
異様なほど平和になっていく。
祈らない。
詠唱しない。
癒やさない。
それでも世界が守られてしまうのは、なぜなのか。
「何もしない」ことを選んだ元聖女と、
彼女に“何もさせない”ことを選び始めた世界。
これは、
誰かを働かせなくても平和が成り立ってしまった、
いちばん静かで、いちばん皮肉な“ざまぁ”の物語。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
【完結】クビだと言われ、実家に帰らないといけないの?と思っていたけれどどうにかなりそうです。
まりぃべる
ファンタジー
「お前はクビだ!今すぐ出て行け!!」
そう、第二王子に言われました。
そんな…せっかく王宮の侍女の仕事にありつけたのに…!
でも王宮の庭園で、出会った人に連れてこられた先で、どうにかなりそうです!?
☆★☆★
全33話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
読んでいただけると嬉しいです。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
異世界で貧乏神を守護神に選ぶのは間違っているのだろうか?
石のやっさん
ファンタジー
異世界への転移、僕にはもう祝福を受けた女神様が居ます!
主人公の黒木翼はクラスでは浮いた存在だった。
黒木はある理由から人との関りを最小限に押さえ生活していた。
そんなある日の事、クラス全員が異世界召喚に巻き込まれる。
全員が女神からジョブやチートを貰うなか、黒木はあえて断り、何も貰わずに異世界に行く事にした。
その理由は、彼にはもう『貧乏神』の守護神が居たからだ。
この物語は、貧乏神に恋する少年と少年を愛する貧乏神が異世界で暮す物語。
貧乏神の解釈が独自解釈ですので、その辺りはお許し下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる