サイケデリック！ブルース！オルタナティブ！パンク！！

性的マイノリティー

アメリカ社会でも
ごく少数の
性的マイノリティーと
呼ばれる
同性愛の人たちというのは
今でもアメリカ全土で
根強くある
キリスト教の
倫理観に反するという
考え方で
大多数を
占めている
中には
神に対する
冒涜にも等しいと
考えている
人たちも
たくさんいる

神に対する
冒涜というは
早い話が
日本ならば
天皇陛下の顔に
泥を塗るのと
等しいか
もしくは
それ以上の
行為をするのと
同じぐらいのことだ

日本であれば
天皇陛下の
顔に泥を塗れば
いかなる理由が
あろうとも
その人は
日本の
社会全体から
袋叩きに
されるだろう

泥を塗った
本人を
擁護しようと
する人が
現れたら
今度は
擁護した人まで
袋叩きに遭う
それが日本だ

それに対して
アメリカ社会の中でも
ごく少数の
アメリカの社会の
全体の敵ともとれる
弱い立場の
人たちでも
擁護しようと
するアーティストや
ミュージシャンがいて
その人を
支持する
自由と変革を
求める
若者たちが
たくさんいる
それがアメリカだ

アメリカのミュージシャンは
よく「私たちは闘う」と
発言することがあるが
それは比喩でも無ければ
カッコつけて
いる訳でもない

アメリカ人というのは
強いモノには
盛んに持ち上げて
美辞麗句を
並び立てて
称賛するが
弱い立場の人に
対しては
残酷なぐらいに
攻撃の対象にする
そこには　
弱者への
思いやりも
へったくりもない

その弱い立場の
人たちを
擁護しようとする
アーティストや
ミュージシャンが
存在するのも
アメリカだ

アメリカの
社会全体を
敵に回しても
自分たちの
権利と
自由を
主張する
それがアメリカだ

日本人は
常にアメリカを
意識して
アメリカの
マネばかり
しようとするが
どちらが正しいとか
どちらが間違っているか
そんなことを
抜きに考えても
アメリカ社会と
日本の社会というのは
言葉も文化も
考え方も
全くの別物と
捉えて
間違いないだろう