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第2章 雄飛の青少年期編
閑話16 ドラフト会議前緊急特番! ドラフト候補アマチュア選手選抜VSプロ1部リーグエキシビションマッチ!!
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さあ、今年もやって参りました。
ドラフト会議直前の一大企画。
ドラフト候補アマチュア選手選抜VSプロ1部リーグエキシビションマッチ!
実況解説はわたくし、新館喜次朗がお送りいたします。
まず今年は、何と言っても日本プロ野球界から投打共にタイトルホルダーが複数名参加しており、例年にない豪華なメンバーとなっております。
本番組独自の競技で、どのような記録を打ち立ててくれるのか。
非常に楽しみであります。
一方でアマチュア選手達にも話題の選手がズラリ。
特に、女性初の1部リーグプロ野球選手を期待されております2人の現役女子高生野球選手の一挙手一投足には注目せざるを得ません。
では、合計30名の参加選手を詳しく紹介していきましょう。
最初に日本プロ野球現役最強バッターの呼び声高い海峰永徳選手。
そのスイングスピードは日本最速の――。
(1人1人、経歴とストロングポイントが解説されていく)
さて、本日最初の種目に参ります。
第1種目はナインパネル・エイムバイピッチ。
正方形枠の中に3×3の配置で並べられた合計9枚のパネルを、12球の持ち球制限の中で何枚射貫くことができるかを争う競技です。
外枠と1245、2356、4578、5689のパネル中央にある円形のフレーム部分以外はどこに当たってもよく、2枚抜きも可能です。
プロアマ各15名の合計枚数で勝負し、勝ったチームには1ポイント。
また、パーフェクト達成で個人に対して100万円を進呈いたします。
先行はプロ野球選手チーム。
その1番手は過去、最優秀防御率、最多勝、最多奪三振のタイトルを獲得したこともある笠原敏明選手の挑戦です。
(以後、プロとアマチュア交互に競技に挑んでいく)
27名の挑戦が終わりましたが、依然としてパーフェクトはなし。
合計枚数はほぼ互角。
僅かにプロ野球選手チームがリードしているというところ。
ここでナックルボーラーとして名を馳せた浜中美海選手の出番となります。
どことなく緊張した面持ちでマウンドに向かっていきます。
「よろしくお願いします」
それでは浜中美海選手。
何番を狙いますか?
「まずは5番から」
手堅くど真ん中を宣言。
ボールを手に取り、投球動作に入ります。
大きく振りかぶり、1球目を投げました!
――ガンッ!!
おっと、これは惜しい!
ボールは僅かに逸れ、5番のパネル右上のフレームを直撃してしまいました!
その衝撃で何枚かパネルが落ちましたが、これは当然ノーカウントです!
しかし、直球の威力の高さが伺えます。
ナックルにばかり目が行ってしまいますが、今年の夏の甲子園にて計測された浜中美海選手の最高球速は何と144km/h!
これは女性野球選手の公式戦における世界記録となっております!
浜中美海選手、首を傾げながら2球目のボールを手に取ります。
やはり実戦のマウンドとは勝手が違うのでしょう。
さて、次は何番を狙いますか?
「同じく5番を」
1球目に続き、ど真ん中を宣言しました。
気持ちを切り替えるように鋭く息を吐いた浜中美海選手。
ゆったりとしたフォームから2球目を……投げました!
――パンッ!
お見事! パネルのど真ん中!
宣言通り、5番を射抜きました!
浜中美海選手、うまく修正してきました!
(ここから更に6枚連続してパネルに命中するも、その後1球外してしまう。
残りパネル2枚の状況で持ち球は3球となる)
「8番を狙います」
9球目は既に射抜いた7番パネルの位置をボールが通過し、惜しくも失敗。
再度8番を宣言した浜中美海選手は10球目の投球に入ります。
――パンッ!
今度は成功! 宣言通り8番のパネルを射抜きました!
持ち球を2球残し、パネルは後1枚!
パーフェクトが見えてきました!
(しかし、9番を狙った11球目は外れてしまい、残り1球となる)
「今度こそ……」
さあ、浜中美海選手。
果たしてパーフェクト達成なるか!?
9番のパネルを狙い、最後の1球を今……投げました!
――ガンッ!!
ああっと! パネルの僅かに下! 枠に当たってしまいました!
通常の試合であればコースいっぱいのストライクとなるコースでしたが、この競技はあくまでもパネルを抜かなければなりません!
そして、ここで挑戦終了!
記録は惜しくも8枚という結果に終わりました!
浜中美海選手、ご感想をお聞かせ下さい!
「……悔しいです。通常のマウンドとは違った緊張感がありました。バッテリーを組んでいる未来に随分助けられてきたことを実感しました」
ですが、8枚は現時点で最多タイです。
素晴らしい結果でした。
「ありがとうございます」
続いて、プロ野球選手チーム最後の選手の登場です。
守備の名手として名高く、特に送球の正確さは球界随一!
そのコントロールはこの競技にも通用するのでしょうか。
(そう煽った割にそこそこ成績に留まり、プロ野球選手側は全員が競技を終える)
さて。第1種目のラストを飾るのは、コチラも注目の女性選手。
浜中美海選手とバッテリーを組んでおります倉本未来選手です。
既にプロ野球選手チームの結果は出揃っており、アマチュア選手チームの勝利には8枚以上の記録が必要という状況になっています。
「よろしくお願いしまっす!」
倉本未来選手、溌溂とした声と共にマウンドへ駆けていきます。
軽く体を伸ばしてからボールを手に、セットポジションで構えました。
倉本未来選手、1球目は何番を狙いますか?
「1番から順番に行くっす!」
端から狙っていく作戦のようです。
果たして思惑通りに行くのでしょうか。
倉本未来選手、セットポジションから1球目を……投げました!
――ガンッ!
ボールは僅かに高く浮いてしまったか!
1番のパネルの上の枠に当たってしまいました!
「……うん。感覚が掴めたっす。1番と2番の間辺りを狙うっす」
おおっと! ここで倉本未来選手、驚きの2枚抜き宣言だ!
しかし、気負った様子はありません。
落ち着いた表情で再びセットポジションに入ります!
そして小さなステップから、2球目を、投げました!
――パコンッ!
何と何と宣言通り!
1番と2番のパネルを2枚抜き成功!
プロ野球選手チームもアマチュア選手チームも大いに盛り上がっております!
「次は3番と6番の間を狙うっす」
連続して2枚抜き狙いを宣言!
これは過信か、はたまた自信の表れか!
――パコンッ!
何と言うことだ!
またしても宣言通りの2枚抜き!
やや緩いボールながら、正確無比なコントロールで2枚抜きを連発!
(更に4番5番、7番8番の2枚抜きを連続で達成する)
倉本未来選手、1球目失敗から4球で8枚のパネルを抜いております!
使用したボールは僅か5球!
持ち球を7球も残しながらパネルは9番を残すのみ!
この快進撃はまるでゲームのようだ!
このままパーフェクト達成なるか!?
(ここでCMに入る)
「君の手でパーフェクトの栄冠を掴め!
番組完全監修! モーションキャプチャー対応、体験型スポーツバラエティゲーム『マッスルランキング・ジ・アルティメットベースボーラー』!
各種プラットフォームから好評発売中!」
(番組再開。CMに入るちょっと前から映像が再生される)
使用したボールは僅か5球!
持ち球を7球も残しながらパネルは9番を残すのみ!
この快進撃はまるでゲームのようだ!
このままパーフェクト達成なるか!?
「次で決めるっす」
さあ、6球目を手に取った倉本未来選手!
盗塁を刺す送球を思わせるようなスローイングフォームから……投げた!
――パコンッ!
き、決まった! 宣言通り!
ここで遂にパーフェクトが出ました!
倉本未来選手、思わず拳を高く掲げる!
第1種目ナインパネル・エイムバイピッチはアマチュア選手チームの逆転勝利!
そして、倉本未来選手は賞金100万円を獲得いたしました!
倉本未来選手、パーフェクトの感想をお聞かせ下さい!
「送球の正確性には自信があったっすけど、こんなにもうまくいったのは落ち着いて投げられる環境で、尚且つ緩く投げられたおかげっすね。
盗塁を阻止する時みたいに慌ただしい状況だと、こうはいかないと思うっす」
(パーフェクト達成の興奮冷めやらぬ中、競技は2つ目の種目に進む)
続く競技はナインパネル・エイムバイスイング。
トスバッティングの要領でパートナーが上げたボールを打ち、正面の3角形形状に4段で配置された9枚のパネルを何枚射抜けるかを争う競技です。
3段目真ん中には特殊パネルがあり、ここを射抜くと持ち球を1つ増やせます。
持ち球はこちらも12球。
2番と3番、6番と7番、7番と8番、8番と9番の間にはフレームがありませんので、そこを射抜くことができれば2枚抜きも可能です。
(1種目目よりも難易度が高く、平均して記録枚数は少なく推移する)
さあ、ここで注目の浜中美海選手の登場です。
パートナーは当然ながら倉本未来選手。
女性選手同士の挑戦となります。
コンビネーションも重要なこの競技。
普段からバッテリーを組んでいる2人に期待がかかります。
「1番を狙います」
浜中美海選手の宣言を受け、倉本未来選手がトスを上げる。
――カンッ!
――ゴンッ!
これは惜しい!
1番のパネルの枠に当たってしまいました!
「みなみん。スイングはなるべく今の感じで頼むっす」
「分かったわ」
――カンッ!
――ボンッ!
2球目は成功!
1番パネルを宣言通りに打ち抜きました!
(ここから更に、怒涛の7連続成功。持ち球を3球残してパネルは後1枚)
――カンッ!
――ボンッ!
何と何と9連続成功でパーフェクト達成!
しかも初球の失敗を除いて全て宣言通りだ!
浜中美海選手! 素晴らしいバットコントロールを見せつけました!
(その後、浜中美海選手をパートナーにして競技に挑んだ倉本未来選手が1球の失敗もなく9連続成功という快挙でパーフェクトを達成。
これによってアマチュア選手チームが2連勝を飾る)
女性選手の大活躍により、参加者のボルテージも高まってきております。
続いて3種目目。
ナインパネル・エイムバイロングスロー。
外野のセンター定位置付近に設置された3×3の巨大パネルを、遠投の要領で投げたボールで何枚射抜くことができるかを競う競技です。
こちらはビンゴ方式を採用しており、揃った数に応じても賞金が出ます。
(ここでも倉本未来選手がパーフェクトを達成。
しかし、チーム戦の結果はプロ野球選手チームの勝利。
序盤戦は女性選手2人の活躍によってアマチュア選手チームが優位に立っていたものの、ここから徐々に風向きが変わっていく)
ドラフト会議直前の一大企画。
ドラフト候補アマチュア選手選抜VSプロ1部リーグエキシビションマッチ!
実況解説はわたくし、新館喜次朗がお送りいたします。
まず今年は、何と言っても日本プロ野球界から投打共にタイトルホルダーが複数名参加しており、例年にない豪華なメンバーとなっております。
本番組独自の競技で、どのような記録を打ち立ててくれるのか。
非常に楽しみであります。
一方でアマチュア選手達にも話題の選手がズラリ。
特に、女性初の1部リーグプロ野球選手を期待されております2人の現役女子高生野球選手の一挙手一投足には注目せざるを得ません。
では、合計30名の参加選手を詳しく紹介していきましょう。
最初に日本プロ野球現役最強バッターの呼び声高い海峰永徳選手。
そのスイングスピードは日本最速の――。
(1人1人、経歴とストロングポイントが解説されていく)
さて、本日最初の種目に参ります。
第1種目はナインパネル・エイムバイピッチ。
正方形枠の中に3×3の配置で並べられた合計9枚のパネルを、12球の持ち球制限の中で何枚射貫くことができるかを争う競技です。
外枠と1245、2356、4578、5689のパネル中央にある円形のフレーム部分以外はどこに当たってもよく、2枚抜きも可能です。
プロアマ各15名の合計枚数で勝負し、勝ったチームには1ポイント。
また、パーフェクト達成で個人に対して100万円を進呈いたします。
先行はプロ野球選手チーム。
その1番手は過去、最優秀防御率、最多勝、最多奪三振のタイトルを獲得したこともある笠原敏明選手の挑戦です。
(以後、プロとアマチュア交互に競技に挑んでいく)
27名の挑戦が終わりましたが、依然としてパーフェクトはなし。
合計枚数はほぼ互角。
僅かにプロ野球選手チームがリードしているというところ。
ここでナックルボーラーとして名を馳せた浜中美海選手の出番となります。
どことなく緊張した面持ちでマウンドに向かっていきます。
「よろしくお願いします」
それでは浜中美海選手。
何番を狙いますか?
「まずは5番から」
手堅くど真ん中を宣言。
ボールを手に取り、投球動作に入ります。
大きく振りかぶり、1球目を投げました!
――ガンッ!!
おっと、これは惜しい!
ボールは僅かに逸れ、5番のパネル右上のフレームを直撃してしまいました!
その衝撃で何枚かパネルが落ちましたが、これは当然ノーカウントです!
しかし、直球の威力の高さが伺えます。
ナックルにばかり目が行ってしまいますが、今年の夏の甲子園にて計測された浜中美海選手の最高球速は何と144km/h!
これは女性野球選手の公式戦における世界記録となっております!
浜中美海選手、首を傾げながら2球目のボールを手に取ります。
やはり実戦のマウンドとは勝手が違うのでしょう。
さて、次は何番を狙いますか?
「同じく5番を」
1球目に続き、ど真ん中を宣言しました。
気持ちを切り替えるように鋭く息を吐いた浜中美海選手。
ゆったりとしたフォームから2球目を……投げました!
――パンッ!
お見事! パネルのど真ん中!
宣言通り、5番を射抜きました!
浜中美海選手、うまく修正してきました!
(ここから更に6枚連続してパネルに命中するも、その後1球外してしまう。
残りパネル2枚の状況で持ち球は3球となる)
「8番を狙います」
9球目は既に射抜いた7番パネルの位置をボールが通過し、惜しくも失敗。
再度8番を宣言した浜中美海選手は10球目の投球に入ります。
――パンッ!
今度は成功! 宣言通り8番のパネルを射抜きました!
持ち球を2球残し、パネルは後1枚!
パーフェクトが見えてきました!
(しかし、9番を狙った11球目は外れてしまい、残り1球となる)
「今度こそ……」
さあ、浜中美海選手。
果たしてパーフェクト達成なるか!?
9番のパネルを狙い、最後の1球を今……投げました!
――ガンッ!!
ああっと! パネルの僅かに下! 枠に当たってしまいました!
通常の試合であればコースいっぱいのストライクとなるコースでしたが、この競技はあくまでもパネルを抜かなければなりません!
そして、ここで挑戦終了!
記録は惜しくも8枚という結果に終わりました!
浜中美海選手、ご感想をお聞かせ下さい!
「……悔しいです。通常のマウンドとは違った緊張感がありました。バッテリーを組んでいる未来に随分助けられてきたことを実感しました」
ですが、8枚は現時点で最多タイです。
素晴らしい結果でした。
「ありがとうございます」
続いて、プロ野球選手チーム最後の選手の登場です。
守備の名手として名高く、特に送球の正確さは球界随一!
そのコントロールはこの競技にも通用するのでしょうか。
(そう煽った割にそこそこ成績に留まり、プロ野球選手側は全員が競技を終える)
さて。第1種目のラストを飾るのは、コチラも注目の女性選手。
浜中美海選手とバッテリーを組んでおります倉本未来選手です。
既にプロ野球選手チームの結果は出揃っており、アマチュア選手チームの勝利には8枚以上の記録が必要という状況になっています。
「よろしくお願いしまっす!」
倉本未来選手、溌溂とした声と共にマウンドへ駆けていきます。
軽く体を伸ばしてからボールを手に、セットポジションで構えました。
倉本未来選手、1球目は何番を狙いますか?
「1番から順番に行くっす!」
端から狙っていく作戦のようです。
果たして思惑通りに行くのでしょうか。
倉本未来選手、セットポジションから1球目を……投げました!
――ガンッ!
ボールは僅かに高く浮いてしまったか!
1番のパネルの上の枠に当たってしまいました!
「……うん。感覚が掴めたっす。1番と2番の間辺りを狙うっす」
おおっと! ここで倉本未来選手、驚きの2枚抜き宣言だ!
しかし、気負った様子はありません。
落ち着いた表情で再びセットポジションに入ります!
そして小さなステップから、2球目を、投げました!
――パコンッ!
何と何と宣言通り!
1番と2番のパネルを2枚抜き成功!
プロ野球選手チームもアマチュア選手チームも大いに盛り上がっております!
「次は3番と6番の間を狙うっす」
連続して2枚抜き狙いを宣言!
これは過信か、はたまた自信の表れか!
――パコンッ!
何と言うことだ!
またしても宣言通りの2枚抜き!
やや緩いボールながら、正確無比なコントロールで2枚抜きを連発!
(更に4番5番、7番8番の2枚抜きを連続で達成する)
倉本未来選手、1球目失敗から4球で8枚のパネルを抜いております!
使用したボールは僅か5球!
持ち球を7球も残しながらパネルは9番を残すのみ!
この快進撃はまるでゲームのようだ!
このままパーフェクト達成なるか!?
(ここでCMに入る)
「君の手でパーフェクトの栄冠を掴め!
番組完全監修! モーションキャプチャー対応、体験型スポーツバラエティゲーム『マッスルランキング・ジ・アルティメットベースボーラー』!
各種プラットフォームから好評発売中!」
(番組再開。CMに入るちょっと前から映像が再生される)
使用したボールは僅か5球!
持ち球を7球も残しながらパネルは9番を残すのみ!
この快進撃はまるでゲームのようだ!
このままパーフェクト達成なるか!?
「次で決めるっす」
さあ、6球目を手に取った倉本未来選手!
盗塁を刺す送球を思わせるようなスローイングフォームから……投げた!
――パコンッ!
き、決まった! 宣言通り!
ここで遂にパーフェクトが出ました!
倉本未来選手、思わず拳を高く掲げる!
第1種目ナインパネル・エイムバイピッチはアマチュア選手チームの逆転勝利!
そして、倉本未来選手は賞金100万円を獲得いたしました!
倉本未来選手、パーフェクトの感想をお聞かせ下さい!
「送球の正確性には自信があったっすけど、こんなにもうまくいったのは落ち着いて投げられる環境で、尚且つ緩く投げられたおかげっすね。
盗塁を阻止する時みたいに慌ただしい状況だと、こうはいかないと思うっす」
(パーフェクト達成の興奮冷めやらぬ中、競技は2つ目の種目に進む)
続く競技はナインパネル・エイムバイスイング。
トスバッティングの要領でパートナーが上げたボールを打ち、正面の3角形形状に4段で配置された9枚のパネルを何枚射抜けるかを争う競技です。
3段目真ん中には特殊パネルがあり、ここを射抜くと持ち球を1つ増やせます。
持ち球はこちらも12球。
2番と3番、6番と7番、7番と8番、8番と9番の間にはフレームがありませんので、そこを射抜くことができれば2枚抜きも可能です。
(1種目目よりも難易度が高く、平均して記録枚数は少なく推移する)
さあ、ここで注目の浜中美海選手の登場です。
パートナーは当然ながら倉本未来選手。
女性選手同士の挑戦となります。
コンビネーションも重要なこの競技。
普段からバッテリーを組んでいる2人に期待がかかります。
「1番を狙います」
浜中美海選手の宣言を受け、倉本未来選手がトスを上げる。
――カンッ!
――ゴンッ!
これは惜しい!
1番のパネルの枠に当たってしまいました!
「みなみん。スイングはなるべく今の感じで頼むっす」
「分かったわ」
――カンッ!
――ボンッ!
2球目は成功!
1番パネルを宣言通りに打ち抜きました!
(ここから更に、怒涛の7連続成功。持ち球を3球残してパネルは後1枚)
――カンッ!
――ボンッ!
何と何と9連続成功でパーフェクト達成!
しかも初球の失敗を除いて全て宣言通りだ!
浜中美海選手! 素晴らしいバットコントロールを見せつけました!
(その後、浜中美海選手をパートナーにして競技に挑んだ倉本未来選手が1球の失敗もなく9連続成功という快挙でパーフェクトを達成。
これによってアマチュア選手チームが2連勝を飾る)
女性選手の大活躍により、参加者のボルテージも高まってきております。
続いて3種目目。
ナインパネル・エイムバイロングスロー。
外野のセンター定位置付近に設置された3×3の巨大パネルを、遠投の要領で投げたボールで何枚射抜くことができるかを競う競技です。
こちらはビンゴ方式を採用しており、揃った数に応じても賞金が出ます。
(ここでも倉本未来選手がパーフェクトを達成。
しかし、チーム戦の結果はプロ野球選手チームの勝利。
序盤戦は女性選手2人の活躍によってアマチュア選手チームが優位に立っていたものの、ここから徐々に風向きが変わっていく)
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