55 / 57
第55話:投げ銭機能がないので、物理的に供物が転送されてきた
しおりを挟む
暗殺者ギルドを芸人として撃退してから数日後。
マジカル・フタバの配信は、回を重ねるごとに熱狂の度合いを増していた。
「みんなー! 見て見て! きょうは『マジカル・クッキング』だよ!」
今日の企画は、フタバによるお料理配信だ。
エプロン姿のフタバが、魔界から取り寄せた『叫ぶマンドラゴラ』を、手刀で黙らせてからサラダにするというシュールな光景が流れている。
『かわいい!』
『マンドラゴラの悲鳴が一瞬で止まったwww』
『手際よすぎだろ』
同接数は500万人を超え、もはや国家的行事のレベルだ。
だが、この配信には一つだけ、視聴者たちにとって深刻な欠陥があった。
『おい運営! 投げ銭ボタンはどこだ!?』
『フタバちゃんに貢ぎたいのに、課金できないんだが!?』
『金を受け取れぇぇぇッ!!』
そう。この配信は、システム上の投げ銭機能がブロックされているのだ。
『俺の財布が火を吹きたがってるのに!』
『ただ見なんて申し訳なくてできねぇ!』
世界中の富豪、貴族、そして隠れファンの王族たちが、行き場のない課金欲求に身悶えしていた。
その時だった。
配信画面の隅に、禍々しい紫色の魔法陣が浮かび上がった。
『なんだ? 演出か?』
次の瞬間。
ドサササササッ……!!!
フタバの頭上から、金色の雨が降ってきた。
いや、雨ではない。
金貨だ。大量の、山のような金貨が、空間転移によって直接送り込まれてきたのだ。
「わっ!? おかね!?」
フタバが驚いて目を丸くする。
金貨の山には、一枚の豪奢なメッセージカードが添えられていた。
『フタバちゃんへ。じいじからのオヤツ代だ。システムなど知らん。直接送ればよかろうなのだァァァッ!! ――魔王ヴェルザードより』
『魔王wwwww』
『物理スパチャきちゃった』
『じいじ、豪快すぎるだろ』
『……待てよ? ということは……』
その光景を見た視聴者たち(特に金持ち)の脳裏に、電流が走った。
『直接送ればいいのか!』
『住所は特定できてる! 転移魔法だ!』
『デリバリー部隊、出動せよ!』
タガが外れた瞬間だった。
聖域の庭。
俺はハンモックで昼寝をしようとしていたのだが、空の様子がおかしいことに気づいた。
「……なんか、空が暗くないか?」
見上げると、聖域の上空を埋め尽くすほどの「転移魔法陣」と「輸送用ワイバーン」の大群が押し寄せていた。
「ジン様! 対空防御、間に合いませんわ!」
ローズが悲鳴を上げる。
次の瞬間、空から豪雨のような勢いで供物が降り注いだ。
ドスン! ガシャン! ボトボトボトッ!
「キャーッ! お空からお米が!」
「剣が! 名刀が降ってきましたわ!」
「おい誰だ! 生きた牛を落とした奴は!」
地獄絵図だ。
米俵、宝石箱、高級ドレス、美術品、魔法の武器、そして現金。
ありとあらゆる財宝が、物理的な質量兵器となって聖域を爆撃し始めた。
『【石油王】より、金塊1トンお届けしました!』
『【隣国の王子】より、王家のティアラを贈ります!』
『【ドワーフの鍛冶師】より、ミスリルの鎧だ!』
コメント欄が納品報告で埋め尽くされている。
「危ねえだろバカ野郎ッ!!」
俺の堪忍袋の緒が切れた。
目の前で、降ってきた「金の延べ棒」が、手塩にかけて育てたトマトの苗を直撃しそうになったからだ。
「俺の畑に! ゴミを! 捨てるなぁぁぁッ!!」
俺は左手を天に突き上げ、魔力を開放した。
「グラビティ・リバース!」
ブォンッ!!!!!
聖域全体を包み込むように、重力が逆流した。
降り注いでいた数万点の供物が、地面に落ちる寸前でピタリと静止し、そのまま空へと舞い戻っていく。
『えっ?』
『浮いた!?』
『おっさんがキレたぞ!』
俺は空中に浮かせた供物の山を、重力操作でひとまとめにし、巨大な球体に圧縮した。
そして、カメラに向かってドスの効いた声で言った。
「いいか、よく聞け視聴者ども! 気持ちは受け取るが、物理攻撃はやめろ! 次やったら、このゴミの塊を『送り主の家』に直接撃ち返すからな!」
俺が睨みをきかせると、コメント欄が一瞬静まり返り――そして爆発した。
『ヒィィッ! ごめんなさい!』
『パパ激おこwww』
『「ゴミ(国宝級)」扱いワロタ』
『財宝の雨を重力で止めるカメラマン、何者だよ』
『逆転の発想すぎる』
『投げ銭拒否勢(物理)』
「まったく……片付ける身にもなれ」
俺はため息をつき、空中の財宝ボールを、庭の隅(ポチの小屋の横)に「ズドン!」と着地させた。
山のような宝の山が出来上がった。
「わーい! 宝島だー!」
フタバとポチが、財宝の山によじ登って遊び始める。
王国の国家予算数年分はあるだろうその山を見て、アイリスが遠い目をしていた。
「……我が国の宝物庫より豪華ですわ」
「これ、どうしますの?」
「倉庫に入り切らん。……まあ、エルフたちの活動資金と、ポチの餌代にするか」
俺は適当に答えた。
こうして爆撃事件は幕を閉じた。
だが、この騒動で「聖域のパパ(カメラマン)は怒らせると怖い」という認識と共に、「あそこには世界中の富が集まる」という噂が広まることになった。
そして、次なる配信では、物理的なモノだけでなく、霊的なモノまでもが集まってくることになる。
「フタバ、次は歌を歌いたいの!」
無邪気な提案が、世界中の「彷徨える魂」を強制成仏させる、前代未聞のライブへと繋がっていく。
マジカル・フタバの配信は、回を重ねるごとに熱狂の度合いを増していた。
「みんなー! 見て見て! きょうは『マジカル・クッキング』だよ!」
今日の企画は、フタバによるお料理配信だ。
エプロン姿のフタバが、魔界から取り寄せた『叫ぶマンドラゴラ』を、手刀で黙らせてからサラダにするというシュールな光景が流れている。
『かわいい!』
『マンドラゴラの悲鳴が一瞬で止まったwww』
『手際よすぎだろ』
同接数は500万人を超え、もはや国家的行事のレベルだ。
だが、この配信には一つだけ、視聴者たちにとって深刻な欠陥があった。
『おい運営! 投げ銭ボタンはどこだ!?』
『フタバちゃんに貢ぎたいのに、課金できないんだが!?』
『金を受け取れぇぇぇッ!!』
そう。この配信は、システム上の投げ銭機能がブロックされているのだ。
『俺の財布が火を吹きたがってるのに!』
『ただ見なんて申し訳なくてできねぇ!』
世界中の富豪、貴族、そして隠れファンの王族たちが、行き場のない課金欲求に身悶えしていた。
その時だった。
配信画面の隅に、禍々しい紫色の魔法陣が浮かび上がった。
『なんだ? 演出か?』
次の瞬間。
ドサササササッ……!!!
フタバの頭上から、金色の雨が降ってきた。
いや、雨ではない。
金貨だ。大量の、山のような金貨が、空間転移によって直接送り込まれてきたのだ。
「わっ!? おかね!?」
フタバが驚いて目を丸くする。
金貨の山には、一枚の豪奢なメッセージカードが添えられていた。
『フタバちゃんへ。じいじからのオヤツ代だ。システムなど知らん。直接送ればよかろうなのだァァァッ!! ――魔王ヴェルザードより』
『魔王wwwww』
『物理スパチャきちゃった』
『じいじ、豪快すぎるだろ』
『……待てよ? ということは……』
その光景を見た視聴者たち(特に金持ち)の脳裏に、電流が走った。
『直接送ればいいのか!』
『住所は特定できてる! 転移魔法だ!』
『デリバリー部隊、出動せよ!』
タガが外れた瞬間だった。
聖域の庭。
俺はハンモックで昼寝をしようとしていたのだが、空の様子がおかしいことに気づいた。
「……なんか、空が暗くないか?」
見上げると、聖域の上空を埋め尽くすほどの「転移魔法陣」と「輸送用ワイバーン」の大群が押し寄せていた。
「ジン様! 対空防御、間に合いませんわ!」
ローズが悲鳴を上げる。
次の瞬間、空から豪雨のような勢いで供物が降り注いだ。
ドスン! ガシャン! ボトボトボトッ!
「キャーッ! お空からお米が!」
「剣が! 名刀が降ってきましたわ!」
「おい誰だ! 生きた牛を落とした奴は!」
地獄絵図だ。
米俵、宝石箱、高級ドレス、美術品、魔法の武器、そして現金。
ありとあらゆる財宝が、物理的な質量兵器となって聖域を爆撃し始めた。
『【石油王】より、金塊1トンお届けしました!』
『【隣国の王子】より、王家のティアラを贈ります!』
『【ドワーフの鍛冶師】より、ミスリルの鎧だ!』
コメント欄が納品報告で埋め尽くされている。
「危ねえだろバカ野郎ッ!!」
俺の堪忍袋の緒が切れた。
目の前で、降ってきた「金の延べ棒」が、手塩にかけて育てたトマトの苗を直撃しそうになったからだ。
「俺の畑に! ゴミを! 捨てるなぁぁぁッ!!」
俺は左手を天に突き上げ、魔力を開放した。
「グラビティ・リバース!」
ブォンッ!!!!!
聖域全体を包み込むように、重力が逆流した。
降り注いでいた数万点の供物が、地面に落ちる寸前でピタリと静止し、そのまま空へと舞い戻っていく。
『えっ?』
『浮いた!?』
『おっさんがキレたぞ!』
俺は空中に浮かせた供物の山を、重力操作でひとまとめにし、巨大な球体に圧縮した。
そして、カメラに向かってドスの効いた声で言った。
「いいか、よく聞け視聴者ども! 気持ちは受け取るが、物理攻撃はやめろ! 次やったら、このゴミの塊を『送り主の家』に直接撃ち返すからな!」
俺が睨みをきかせると、コメント欄が一瞬静まり返り――そして爆発した。
『ヒィィッ! ごめんなさい!』
『パパ激おこwww』
『「ゴミ(国宝級)」扱いワロタ』
『財宝の雨を重力で止めるカメラマン、何者だよ』
『逆転の発想すぎる』
『投げ銭拒否勢(物理)』
「まったく……片付ける身にもなれ」
俺はため息をつき、空中の財宝ボールを、庭の隅(ポチの小屋の横)に「ズドン!」と着地させた。
山のような宝の山が出来上がった。
「わーい! 宝島だー!」
フタバとポチが、財宝の山によじ登って遊び始める。
王国の国家予算数年分はあるだろうその山を見て、アイリスが遠い目をしていた。
「……我が国の宝物庫より豪華ですわ」
「これ、どうしますの?」
「倉庫に入り切らん。……まあ、エルフたちの活動資金と、ポチの餌代にするか」
俺は適当に答えた。
こうして爆撃事件は幕を閉じた。
だが、この騒動で「聖域のパパ(カメラマン)は怒らせると怖い」という認識と共に、「あそこには世界中の富が集まる」という噂が広まることになった。
そして、次なる配信では、物理的なモノだけでなく、霊的なモノまでもが集まってくることになる。
「フタバ、次は歌を歌いたいの!」
無邪気な提案が、世界中の「彷徨える魂」を強制成仏させる、前代未聞のライブへと繋がっていく。
81
あなたにおすすめの小説
辺境に追放されたガリガリ令嬢ですが、助けた男が第三王子だったので人生逆転しました。~実家は危機ですが、助ける義理もありません~
香木陽灯
恋愛
「そんなに気に食わないなら、お前がこの家を出ていけ!」
実の父と義妹に虐げられ、着の身着のままで辺境のボロ家に追放された伯爵令嬢カタリーナ。食べるものもなく、泥水のようなスープですすり、ガリガリに痩せ細った彼女が庭で拾ったのは、金色の瞳を持つ美しい男・ギルだった。
「……見知らぬ人間を招き入れるなんて、馬鹿なのか?」
「一人で食べるのは味気ないわ。手当てのお礼に一緒に食べてくれると嬉しいんだけど」
二人の奇妙な共同生活が始まる。ギルが獲ってくる肉を食べ、共に笑い、カタリーナは本来の瑞々しい美しさを取り戻していく。しかしカタリーナは知らなかった。彼が王位継承争いから身を隠していた最強の第三王子であることを――。
※ふんわり設定です。
※他サイトにも掲載中です。
水しか操れない無能と言われて虐げられてきた令嬢に転生していたようです。ところで皆さん。人体の殆どが水分から出来ているって知ってました?
ラララキヲ
ファンタジー
わたくしは出来損ない。
誰もが5属性の魔力を持って生まれてくるこの世界で、水の魔力だけしか持っていなかった欠陥品。
それでも、そんなわたくしでも侯爵家の血と伯爵家の血を引いている『血だけは価値のある女』。
水の魔力しかないわたくしは皆から無能と呼ばれた。平民さえもわたくしの事を馬鹿にする。
そんなわたくしでも期待されている事がある。
それは『子を生むこと』。
血は良いのだから次はまともな者が生まれてくるだろう、と期待されている。わたくしにはそれしか価値がないから……
政略結婚で決められた婚約者。
そんな婚約者と親しくする御令嬢。二人が愛し合っているのならわたくしはむしろ邪魔だと思い、わたくしは父に相談した。
婚約者の為にもわたくしが身を引くべきではないかと……
しかし……──
そんなわたくしはある日突然……本当に突然、前世の記憶を思い出した。
前世の記憶、前世の知識……
わたくしの頭は霧が晴れたかのように世界が突然広がった……
水魔法しか使えない出来損ない……
でも水は使える……
水……水分……液体…………
あら? なんだかなんでもできる気がするわ……?
そしてわたくしは、前世の雑な知識でわたくしを虐げた人たちに仕返しを始める……──
【※女性蔑視な発言が多々出てきますので嫌な方は注意して下さい】
【※知識の無い者がフワッとした知識で書いてますので『これは違う!』が許せない人は読まない方が良いです】
【※ファンタジーに現実を引き合いに出してあれこれ考えてしまう人にも合わないと思います】
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるよ!
◇なろうにも上げてます。
追放された宮廷薬師、科学の力で不毛の地を救い、聡明な第二王子に溺愛される
希羽
ファンタジー
王国の土地が「灰色枯病」に蝕まれる中、若干25歳で宮廷薬師長に就任したばかりの天才リンは、その原因が「神の祟り」ではなく「土壌疲弊」であるという科学的真実を突き止める。しかし、錬金術による安易な「奇跡」にすがりたい国王と、彼女を妬む者たちの陰謀によって、リンは国を侮辱した反逆者の濡れ衣を着せられ、最も不毛な土地「灰の地」へ追放されてしまう。
すべてを奪われた彼女に残されたのは、膨大な科学知識だけだった。絶望の地で、リンは化学、物理学、植物学を駆使して生存基盤を確立し、やがて同じく見捨てられた者たちと共に、豊かな共同体「聖域」をゼロから築き上げていく。
その様子を影から見守り、心を痛めていたのは、第二王子アルジェント。宮廷で唯一リンの価値を理解しながらも、彼女の追放を止められなかった無力な王子だった。
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
ゴミ鑑定だと追放された元研究者、神眼と植物知識で異世界最高の商会を立ち上げます
黒崎隼人
ファンタジー
元植物学の研究者、相川慧(あいかわ けい)が転生して得たのは【素材鑑定】スキル。――しかし、その効果は素材の名前しか分からず「ゴミ鑑定」と蔑まれる日々。所属ギルド「紅蓮の牙」では、ギルドマスターの息子・ダリオに無能と罵られ、ついには濡れ衣を着せられて追放されてしまう。
だが、それは全ての始まりだった! 誰にも理解されなかったゴミスキルは、慧の知識と経験によって【神眼鑑定】へと進化! それは、素材に隠された真の効果や、奇跡の組み合わせ(レシピ)すら見抜く超チートスキルだったのだ!
捨てられていたガラクタ素材から伝説級ポーションを錬金し、瞬く間に大金持ちに! 慕ってくれる仲間と大商会を立ち上げ、追放された男が、今、圧倒的な知識と生産力で成り上がる! 一方、慧を追い出した元ギルドは、偽物の薬草のせいで自滅の道をたどり……?
無能と蔑まれた生産職の、痛快無比なざまぁ&成り上がりファンタジー、ここに開幕!
「不吉な黒」と捨てられた令嬢、漆黒の竜を「痛いの飛んでいけー!」で完治させてしまう
ムラサメ
恋愛
漆黒の髪と瞳。ただそれだけの理由で「不吉なゴミ」と虐げられてきた公爵令嬢ミア。
死の森に捨てられた彼女が出会ったのは、呪いに侵され、最期を待つ最強の黒竜と、その相棒である隣国の竜騎士ゼノだった。
しかし、ミアが無邪気に放った「おまじない」は、伝説の浄化魔法となって世界を塗り替える。
向こう見ずな天才騎士に拾われたミアは、隣国で「女神」として崇められ、徹底的に甘やかされることに。
一方、浄化の源を失った王国は、みるみるうちに泥沼へと沈んでいき……?
婚約破棄されたので四大精霊と国を出ます
今川幸乃
ファンタジー
公爵令嬢である私シルア・アリュシオンはアドラント王国第一王子クリストフと政略婚約していたが、私だけが精霊と会話をすることが出来るのを、あろうことか悪魔と話しているという言いがかりをつけられて婚約破棄される。
しかもクリストフはアイリスという女にデレデレしている。
王宮を追い出された私だったが、地水火風を司る四大精霊も私についてきてくれたので、精霊の力を借りた私は強力な魔法を使えるようになった。
そして隣国マナライト王国の王子アルツリヒトの招待を受けた。
一方、精霊の加護を失った王国には次々と災厄が訪れるのだった。
※「小説家になろう」「カクヨム」から転載
※3/8~ 改稿中
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる