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7つの断章編
第20話
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私達の中で、一番簡単に仕留めることができると思ったのか、
蛇型の悪魔は、レイリアをターゲットにして襲い掛かってきた。
しかし、リスバートが彼女を抱えて飛び去ることで回避できた。
リスバートは、確かに攻撃的な能力に乏しいが、
逃げ回る才能には本当に脱帽する。
しかし、逃げ回ってばかりもいられない。
今回は、前回とは違い、木々が邪魔で、
空からの奇襲や、飛びまわりながらの攻撃が非常に難しい。
おまけに、先ほどの炎柱が木に燃え移り、
周囲は火の海になりつつあった。
時間をかけてはいられない。
いまだ、飛び掛かったことで崩れた体制を整えることができていない
蛇型の悪魔の背後を突き、ベアトリスの使い魔がその尻尾に掴みかかった。
蛇型の悪魔は尻尾を振って振り払おうとする。
ベアトリスの使い魔はしっかりと掴んで、離すことはなかったが、
右へ左へと、数十センチほど振り回される。
ベアトリスの使い魔は、振り払われまいと、
より強くつかむために、尻尾を脇に抱え込む。
相手の動きが鈍くなり、
遂には、尻尾は微動だにしなくなった。
そのかわり、胴体部分より先が激しく動き回る。
この状態なら、うまく弱点を狙えるかも。
私はリスバートに機が訪れたことを伝えた。
リスバートは、退避していた空から舞い降りてきて、
弱点を確認する。
それをレイリアに伝え、
彼女が狙いを付けようとした時だった。
蛇型の悪魔は、暴れまわることを止め、
ベアトリスの使い魔に巻き付き始めた。
使い魔はきつく締め付けられ、
低いうめき声を上げる。
巻き付いたせいで、弱点がみえなくなったためか、
レイリアは魔力を放つことを諦めてしまった。
蛇型の悪魔が大きく口を開ける。
周囲の温度が、心なしか上がっていく。
しばらくすると、ベアトリスの使い魔の体から炎が上がった。
先ほどの炎柱と比べると大したことはないが、
それでも徐々にベアトリスの使い魔の体力は消耗しているようだ。
なんとかしないと・・・。
私は、蛇型の悪魔の口とベアトリスの使い魔の間に防御壁を張った。
ベアトリスの使い魔を覆っていた炎は、
温度を失ったせいか、自然と消えてしまった。
これで、炎による消耗は抑えることができるだろう。
それでも、防戦一方では、勝ち目はない。
「使い魔ごと撃ち抜け。」
私の背後からベアトリスの大声が響く。
私はレイリアの反応を伺った。
レイリアは首を横に振る。
どうやら、彼女の攻撃にはそこまでの力がないのかもしれない。
そのことをベアトリスに伝えると、舌打ちと悪態が返ってきた。
しかし、何やら思いついたのか、
レイリアが小さな声でリスバートに何かを言っている。
その言葉を聞き、頷いたリスバートが、
レイリアを連れて私のもとへとやってきた。
「イヴの力を借りれば、できるかもしれないと レイリアが言っている。
そんなはずはないと思うが、試してみるかい?」
リスバートが怪訝な顔をしながら訊いてきた。
レイリアには何か策があるのだろうか?
私の力を使って、彼女の攻撃の威力を増す方法・・・。
もし、それが出来るのであれば、新たな戦略が拓けるかもしれない。
私はレイリアの策に乗ってみようと思った。
蛇型の悪魔は、レイリアをターゲットにして襲い掛かってきた。
しかし、リスバートが彼女を抱えて飛び去ることで回避できた。
リスバートは、確かに攻撃的な能力に乏しいが、
逃げ回る才能には本当に脱帽する。
しかし、逃げ回ってばかりもいられない。
今回は、前回とは違い、木々が邪魔で、
空からの奇襲や、飛びまわりながらの攻撃が非常に難しい。
おまけに、先ほどの炎柱が木に燃え移り、
周囲は火の海になりつつあった。
時間をかけてはいられない。
いまだ、飛び掛かったことで崩れた体制を整えることができていない
蛇型の悪魔の背後を突き、ベアトリスの使い魔がその尻尾に掴みかかった。
蛇型の悪魔は尻尾を振って振り払おうとする。
ベアトリスの使い魔はしっかりと掴んで、離すことはなかったが、
右へ左へと、数十センチほど振り回される。
ベアトリスの使い魔は、振り払われまいと、
より強くつかむために、尻尾を脇に抱え込む。
相手の動きが鈍くなり、
遂には、尻尾は微動だにしなくなった。
そのかわり、胴体部分より先が激しく動き回る。
この状態なら、うまく弱点を狙えるかも。
私はリスバートに機が訪れたことを伝えた。
リスバートは、退避していた空から舞い降りてきて、
弱点を確認する。
それをレイリアに伝え、
彼女が狙いを付けようとした時だった。
蛇型の悪魔は、暴れまわることを止め、
ベアトリスの使い魔に巻き付き始めた。
使い魔はきつく締め付けられ、
低いうめき声を上げる。
巻き付いたせいで、弱点がみえなくなったためか、
レイリアは魔力を放つことを諦めてしまった。
蛇型の悪魔が大きく口を開ける。
周囲の温度が、心なしか上がっていく。
しばらくすると、ベアトリスの使い魔の体から炎が上がった。
先ほどの炎柱と比べると大したことはないが、
それでも徐々にベアトリスの使い魔の体力は消耗しているようだ。
なんとかしないと・・・。
私は、蛇型の悪魔の口とベアトリスの使い魔の間に防御壁を張った。
ベアトリスの使い魔を覆っていた炎は、
温度を失ったせいか、自然と消えてしまった。
これで、炎による消耗は抑えることができるだろう。
それでも、防戦一方では、勝ち目はない。
「使い魔ごと撃ち抜け。」
私の背後からベアトリスの大声が響く。
私はレイリアの反応を伺った。
レイリアは首を横に振る。
どうやら、彼女の攻撃にはそこまでの力がないのかもしれない。
そのことをベアトリスに伝えると、舌打ちと悪態が返ってきた。
しかし、何やら思いついたのか、
レイリアが小さな声でリスバートに何かを言っている。
その言葉を聞き、頷いたリスバートが、
レイリアを連れて私のもとへとやってきた。
「イヴの力を借りれば、できるかもしれないと レイリアが言っている。
そんなはずはないと思うが、試してみるかい?」
リスバートが怪訝な顔をしながら訊いてきた。
レイリアには何か策があるのだろうか?
私の力を使って、彼女の攻撃の威力を増す方法・・・。
もし、それが出来るのであれば、新たな戦略が拓けるかもしれない。
私はレイリアの策に乗ってみようと思った。
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