7 / 84
7
しおりを挟む
体の中が、幸正で埋め尽くされる。私が、幸正で満たされる。心臓が綿雲のようにふわふわとして、日向ぼっこをしているよりもあたたかなものに包まれる。息苦しいほどの圧迫感にあえぎながら、にじみ出るうれしさのままに幸正に唇を押し付けた。
「はぁ、あ――ふ、幸正、ぁ……もっと、ぁ」
とろけてしまうほどに熱く、激しく乱してほしい。応えるように強く私の唇を唇で押しつぶした幸正が、腰を掴んで揺さぶり始めた。
「っあ、ぁあ……ひぅ、ぁ、ああ、幸正――っ、ああ」
「伊佐……っ、は、ぁ――伊佐、伊佐」
擦られて、呼ばれて。体の奥から、意識の底から幸正の熱に焙られ爛れていく。幸正の熱は限界など知らぬように高まり、私のすべてを焼き尽くす。
「っ、ぁあ――もっと、ぁ、ああ、溶かして……幸正、ぁあ、ちょうだい――ぜんぶっ、ぁあ」
髪を振り乱し、あさましく求める私に応えるように、耳にかかる幸正の息が荒くなり、穿つ速度が速くなる。
「ぅ、伊佐……もう、ぁあ、いいか――」
せっぱつまった問いかけに
「いいっ……いい、からぁ……はやくっ、ぁ、幸正ぁ、ああ」
叫んだ。
「伊佐……っ、く」
「っ――は、ぁああ~~~~っ!」
体内で幸正が弾け、私の体に広がってゆく。その瞬間に白く弾けた意識の先から、安堵と幸福が生まれて私を包んだ――。
ぶる、と大きく身を震わせて、最後の一滴までも私に注ぎ終えた幸正の胸に、力の抜けた体を委ねる。うっすらと汗ばんでいる幸正の肌は、しっとりとあたたかくて心地いい。事後のまどろみに目を閉じると、優しく抱き上げられて体内から幸正が抜け出ていく。内腿に私の蜜と幸正の液の混じったものが伝い落ちて、身震いをした。
足を閉じた形で、膝の上で横抱きにされ、小さな子どもにするように、両腕で抱きしめて髪を撫でてくる幸正の、包み込むような視線を感じながら、眠りとうつつをたゆたう。そうしてそのまま、体の芯まであたたまった体と心を抱えて、夢も見ないような安らかな闇の中へ意識を沈めるのが、私の日課だった。
「はぁ、あ――ふ、幸正、ぁ……もっと、ぁ」
とろけてしまうほどに熱く、激しく乱してほしい。応えるように強く私の唇を唇で押しつぶした幸正が、腰を掴んで揺さぶり始めた。
「っあ、ぁあ……ひぅ、ぁ、ああ、幸正――っ、ああ」
「伊佐……っ、は、ぁ――伊佐、伊佐」
擦られて、呼ばれて。体の奥から、意識の底から幸正の熱に焙られ爛れていく。幸正の熱は限界など知らぬように高まり、私のすべてを焼き尽くす。
「っ、ぁあ――もっと、ぁ、ああ、溶かして……幸正、ぁあ、ちょうだい――ぜんぶっ、ぁあ」
髪を振り乱し、あさましく求める私に応えるように、耳にかかる幸正の息が荒くなり、穿つ速度が速くなる。
「ぅ、伊佐……もう、ぁあ、いいか――」
せっぱつまった問いかけに
「いいっ……いい、からぁ……はやくっ、ぁ、幸正ぁ、ああ」
叫んだ。
「伊佐……っ、く」
「っ――は、ぁああ~~~~っ!」
体内で幸正が弾け、私の体に広がってゆく。その瞬間に白く弾けた意識の先から、安堵と幸福が生まれて私を包んだ――。
ぶる、と大きく身を震わせて、最後の一滴までも私に注ぎ終えた幸正の胸に、力の抜けた体を委ねる。うっすらと汗ばんでいる幸正の肌は、しっとりとあたたかくて心地いい。事後のまどろみに目を閉じると、優しく抱き上げられて体内から幸正が抜け出ていく。内腿に私の蜜と幸正の液の混じったものが伝い落ちて、身震いをした。
足を閉じた形で、膝の上で横抱きにされ、小さな子どもにするように、両腕で抱きしめて髪を撫でてくる幸正の、包み込むような視線を感じながら、眠りとうつつをたゆたう。そうしてそのまま、体の芯まであたたまった体と心を抱えて、夢も見ないような安らかな闇の中へ意識を沈めるのが、私の日課だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
せんせいとおばさん
悠生ゆう
恋愛
創作百合
樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。
※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる