37 / 37
そして――
しおりを挟む
リュドラーが指示するまでもなく、オルゴンは森を抜けて寝静まった街へ入り、人影のない街道を抜けて店の裏側へ回った。
慣れ親しんだ家へ戻るように馬小屋の前で止まったオルゴンに、リュドラーは感心する。
(おまえは、こうなることがわかっていたのか)
トゥヒムとリュドラーが降りると、オルゴンは自ら馬小屋に入って鞍を外せと身振りで示した。リュドラーは鞍を外してオルゴンに水を与えると、漆黒の街をながめるトゥヒムを裏口に案内した。鍵を開けて中に通すと、トゥヒムが口を開いた。
「これは……どういうことなんだ、リュドラー」
「ティティが俺たちを逃がすために用意をした店です。あなた様はこれから、この店の主として、俺はその従僕として生きていく。店は明日からでもはじめられるよう、品物はそろっております。職人の工房もわかっております。必要なのは、新たな名前だけ」
暗闇の中で光るリュドラーの瞳を、トゥヒムはまっすぐに見つめた。リュドラーと彼は、それほど親しくしていたのかと、ティティに対する感謝と嫉妬がみぞおちのあたりに渦巻く。
「ティティは、私たちを逃がしてどうするつもりなのだろう」
自分の気持ちをごまかすために、トゥヒムは浮かんだ言葉とは違うものを口にした。リュドラーの顔が曇る。首を振ったリュドラーはトゥヒムを促し、二階への階段を示した。
「なにか考えのあるそぶりをしていましたが、聞いてはおりません。さあ、トゥヒム様。まずは寝室に上がり、おやすみください。充分に眠ってから……、それからにいたしましょう」
トゥヒムとリュドラーは二階に上がり、ふた部屋ある寝室の片方に入ると、抱き合ってベッドにうずくまった。
翌朝、リュドラーは明るい室内を動き回り、当面必要な衣類や金、買いつけた品々や掃除用具、食器を改めた。サヒサの館で掃除の仕方は覚えたが、料理はできない。なにか食べるものを調達してきますとトゥヒムに言い置き、リュドラーは裏口から出てオルゴンに声をかけ、活動をはじめた街に出た。
このあたりの地理はだいたい頭に入っている。必要な店の場所も覚えていた。リュドラーはまっすぐパン屋へ向かい、いくつか見繕って購入を済ませると果物屋へも寄った。そこでヒソヒソと、けれど他人に聞かせるためとわかる程度の音量で店主にしゃべりかける男と遭遇した。
「城下の街で大きな火事があったらしい」
「へえ? まだ革命だのなんだのの争いが、終わってないのかい」
「いいや。燃えたのは商人の館らしいから、革命は関係ないだろう。なんでも夜中に火が出ちまって、まるっと焼けたらしい」
まさかと青くなりながら、リュドラーは男に話しかけた。
「その館はどうなったんだ。住人は?」
「いや、そこまでは……」
眼光鋭く問われた男が、隆々としたリュドラーの体躯に気圧される。
「詳しく知りたいんなら、通信局で問い合わせをしたらどうだね」
店主に言われたリュドラーは、礼を言って果物の代金よりもわずかに多く支払うと、足早に通信局の建物へと向かった。
「知りたいことがある」
入るなり朗々と声を響かせたリュドラーに、中にいた人々が注目する。視線を気にすることなく、リュドラーは窓口に向かった。
「手紙をお送りなさるのですか? どちらまで」
「そうじゃない。昨夜、城下の街で商人の館が燃えたと聞いた。知人の家かもしれないから、詳しく知りたいんだ」
オルゴンに乗っていけばすぐさま確認できる。だが、そんな危険は冒せなかった。窓口の男は「そういうことでしたら」と書類を取り出した。
「情報が入り次第すぐさまお伝えに参りますので、報告に上がる家はどちらでしょう」
名前を記載する欄を見て、リュドラーは軽く手を振った。
「いや、いい。聞きに来る。いつ来ればいい」
「昼過ぎには第一報が入るでしょう。夕方には、もっと詳しく」
すこし考えてから、情報収集料として提示された金額を支払い、リュドラーは急いで店に戻った。店の中では身支度を整えたトゥヒムが、細工物と買いつけ時のメモを確認していた。
「おかえり、リュドラー。……どうしたんだ、顔が青いぞ」
「サヒサの館が、火事になったかもしれません」
驚きのあまり、トゥヒムは言葉を失った。購入したパンと果物をテーブルに乗せ、リュドラーはしっかりと主の手を握る。
「昼と夕方に情報が入るそうです。どうか、落ち着いて」
震えるトゥヒムの瞳を視線で抱きしめたリュドラーは、自分がティティに親しみを覚えたように、主もサヒサに好意に近いものを持っていたのだと悟って胸を焦がした。これがティティの抱えていた気持ちなのだと気づいて、唇をかみしめる。
「自分で確かめに行くのは……、危険だな」
「はい。――俺たちにできることは、朝食を食べて開店の準備を進めること。サヒサの客人として職人たちに紹介されておりますので、そのことを念頭に置いてお過ごしください」
「……わかった」
ふらつく足取りでトゥヒムが給仕室に向かう。
「トゥヒム様」
「茶を淹れる。――覚えたんだ」
力なくほほえむトゥヒムに「俺が」と言いかけて、リュドラーは口をつぐんだ。なにかをしていないと、落ち着かないのだろう。
給仕室から聞こえる音に耳を打たれながら、リュドラーは天井を見上げた。
「望みは叶ったのか、ティティ」
その質問に答える者は、どこにもいなかった。
昼には、燃えたのはサヒサの館とわかり、夕方には焼け跡から誰の遺体も出なかったどころか、ひとりのケガ人もいなかったと知らされてホッとした。ティティのことだから周到に用意をしていたに違いないとリュドラーが言うと、抜け目のないサヒサが簡単に死ぬわけはないとトゥヒムは安堵した。
それぞれに親愛めいた感情を持っていると知ったふたりは、自分の立場からあのふたりの心情をおもんぱかった。そしてどちらも、彼等は自分たちとおなじような関係だったという結論に達した。
生きてさえいるのなら、きっとこんなふうに小さな店から再起しているはずだと、根拠のない確信を語り合ったトゥヒムとリュドラーは、互いに新たな名を持って店を開いた。
工房の職人たちは、サヒサの不幸に上客を喪失した不満と悔やみを口にした。
どこから聞いたのか、トゥヒムたちがサヒサの知人であると知って、いたわりと好奇心を胸に抱えた客が来店した。同情はいい宣伝となり、客たちは品ぞろえに満足をして帰っていった。
やがて同情の感情が薄れ、けれど細工の上品なものがそろっているとの評判は残り、店は軌道に乗った。
新たな名を手に入れた主従が、かつて王太子とその騎士であったと気づく者はなく、ふたりは平穏に日々を過ごす。時々は懐かしく、誰の耳目もない場所で――もっぱらそれは寝室だったが――思い出語りをすることもあった。そしてあの恐ろしい事件は己の殻を破るために必要であり、それがあったからこそ内側に潜む欲を解放し、互いを求め気持ちを重ねられるようになったのだと、指を絡めて顔を寄せ、肌を合わせて高みへ昇った。
そしてそれは自分たちだけでなく、サヒサとティティもおなじだったろうと話し合う。リュドラーがトゥヒムを抱えて庇護を求めたあの瞬間に、ふたりの心の殻にもヒビが入ったのだと。
ベッドで抱き合いながら、トゥヒムが問うた。
「あのふたりも、いまごろはこうしているのだろうか」
やわらかな愛撫に肌身を震わせ、リュドラーはほほえんだ。
「きっと……、必ず」
それは希望を述べる声ではなく、確信を持っていた。ほほえみ返したトゥヒムの唇が、リュドラーの唇に重なる。
所有する者同士でなければ唇を重ねないと言ったサヒサの気持ちと、それを守り続けていたティティの心を思い浮かべながら、リュドラーはトゥヒムの熱を受け止めて、ふたりにしか到達のできない恍惚の楽園へと舞い上がった。
慣れ親しんだ家へ戻るように馬小屋の前で止まったオルゴンに、リュドラーは感心する。
(おまえは、こうなることがわかっていたのか)
トゥヒムとリュドラーが降りると、オルゴンは自ら馬小屋に入って鞍を外せと身振りで示した。リュドラーは鞍を外してオルゴンに水を与えると、漆黒の街をながめるトゥヒムを裏口に案内した。鍵を開けて中に通すと、トゥヒムが口を開いた。
「これは……どういうことなんだ、リュドラー」
「ティティが俺たちを逃がすために用意をした店です。あなた様はこれから、この店の主として、俺はその従僕として生きていく。店は明日からでもはじめられるよう、品物はそろっております。職人の工房もわかっております。必要なのは、新たな名前だけ」
暗闇の中で光るリュドラーの瞳を、トゥヒムはまっすぐに見つめた。リュドラーと彼は、それほど親しくしていたのかと、ティティに対する感謝と嫉妬がみぞおちのあたりに渦巻く。
「ティティは、私たちを逃がしてどうするつもりなのだろう」
自分の気持ちをごまかすために、トゥヒムは浮かんだ言葉とは違うものを口にした。リュドラーの顔が曇る。首を振ったリュドラーはトゥヒムを促し、二階への階段を示した。
「なにか考えのあるそぶりをしていましたが、聞いてはおりません。さあ、トゥヒム様。まずは寝室に上がり、おやすみください。充分に眠ってから……、それからにいたしましょう」
トゥヒムとリュドラーは二階に上がり、ふた部屋ある寝室の片方に入ると、抱き合ってベッドにうずくまった。
翌朝、リュドラーは明るい室内を動き回り、当面必要な衣類や金、買いつけた品々や掃除用具、食器を改めた。サヒサの館で掃除の仕方は覚えたが、料理はできない。なにか食べるものを調達してきますとトゥヒムに言い置き、リュドラーは裏口から出てオルゴンに声をかけ、活動をはじめた街に出た。
このあたりの地理はだいたい頭に入っている。必要な店の場所も覚えていた。リュドラーはまっすぐパン屋へ向かい、いくつか見繕って購入を済ませると果物屋へも寄った。そこでヒソヒソと、けれど他人に聞かせるためとわかる程度の音量で店主にしゃべりかける男と遭遇した。
「城下の街で大きな火事があったらしい」
「へえ? まだ革命だのなんだのの争いが、終わってないのかい」
「いいや。燃えたのは商人の館らしいから、革命は関係ないだろう。なんでも夜中に火が出ちまって、まるっと焼けたらしい」
まさかと青くなりながら、リュドラーは男に話しかけた。
「その館はどうなったんだ。住人は?」
「いや、そこまでは……」
眼光鋭く問われた男が、隆々としたリュドラーの体躯に気圧される。
「詳しく知りたいんなら、通信局で問い合わせをしたらどうだね」
店主に言われたリュドラーは、礼を言って果物の代金よりもわずかに多く支払うと、足早に通信局の建物へと向かった。
「知りたいことがある」
入るなり朗々と声を響かせたリュドラーに、中にいた人々が注目する。視線を気にすることなく、リュドラーは窓口に向かった。
「手紙をお送りなさるのですか? どちらまで」
「そうじゃない。昨夜、城下の街で商人の館が燃えたと聞いた。知人の家かもしれないから、詳しく知りたいんだ」
オルゴンに乗っていけばすぐさま確認できる。だが、そんな危険は冒せなかった。窓口の男は「そういうことでしたら」と書類を取り出した。
「情報が入り次第すぐさまお伝えに参りますので、報告に上がる家はどちらでしょう」
名前を記載する欄を見て、リュドラーは軽く手を振った。
「いや、いい。聞きに来る。いつ来ればいい」
「昼過ぎには第一報が入るでしょう。夕方には、もっと詳しく」
すこし考えてから、情報収集料として提示された金額を支払い、リュドラーは急いで店に戻った。店の中では身支度を整えたトゥヒムが、細工物と買いつけ時のメモを確認していた。
「おかえり、リュドラー。……どうしたんだ、顔が青いぞ」
「サヒサの館が、火事になったかもしれません」
驚きのあまり、トゥヒムは言葉を失った。購入したパンと果物をテーブルに乗せ、リュドラーはしっかりと主の手を握る。
「昼と夕方に情報が入るそうです。どうか、落ち着いて」
震えるトゥヒムの瞳を視線で抱きしめたリュドラーは、自分がティティに親しみを覚えたように、主もサヒサに好意に近いものを持っていたのだと悟って胸を焦がした。これがティティの抱えていた気持ちなのだと気づいて、唇をかみしめる。
「自分で確かめに行くのは……、危険だな」
「はい。――俺たちにできることは、朝食を食べて開店の準備を進めること。サヒサの客人として職人たちに紹介されておりますので、そのことを念頭に置いてお過ごしください」
「……わかった」
ふらつく足取りでトゥヒムが給仕室に向かう。
「トゥヒム様」
「茶を淹れる。――覚えたんだ」
力なくほほえむトゥヒムに「俺が」と言いかけて、リュドラーは口をつぐんだ。なにかをしていないと、落ち着かないのだろう。
給仕室から聞こえる音に耳を打たれながら、リュドラーは天井を見上げた。
「望みは叶ったのか、ティティ」
その質問に答える者は、どこにもいなかった。
昼には、燃えたのはサヒサの館とわかり、夕方には焼け跡から誰の遺体も出なかったどころか、ひとりのケガ人もいなかったと知らされてホッとした。ティティのことだから周到に用意をしていたに違いないとリュドラーが言うと、抜け目のないサヒサが簡単に死ぬわけはないとトゥヒムは安堵した。
それぞれに親愛めいた感情を持っていると知ったふたりは、自分の立場からあのふたりの心情をおもんぱかった。そしてどちらも、彼等は自分たちとおなじような関係だったという結論に達した。
生きてさえいるのなら、きっとこんなふうに小さな店から再起しているはずだと、根拠のない確信を語り合ったトゥヒムとリュドラーは、互いに新たな名を持って店を開いた。
工房の職人たちは、サヒサの不幸に上客を喪失した不満と悔やみを口にした。
どこから聞いたのか、トゥヒムたちがサヒサの知人であると知って、いたわりと好奇心を胸に抱えた客が来店した。同情はいい宣伝となり、客たちは品ぞろえに満足をして帰っていった。
やがて同情の感情が薄れ、けれど細工の上品なものがそろっているとの評判は残り、店は軌道に乗った。
新たな名を手に入れた主従が、かつて王太子とその騎士であったと気づく者はなく、ふたりは平穏に日々を過ごす。時々は懐かしく、誰の耳目もない場所で――もっぱらそれは寝室だったが――思い出語りをすることもあった。そしてあの恐ろしい事件は己の殻を破るために必要であり、それがあったからこそ内側に潜む欲を解放し、互いを求め気持ちを重ねられるようになったのだと、指を絡めて顔を寄せ、肌を合わせて高みへ昇った。
そしてそれは自分たちだけでなく、サヒサとティティもおなじだったろうと話し合う。リュドラーがトゥヒムを抱えて庇護を求めたあの瞬間に、ふたりの心の殻にもヒビが入ったのだと。
ベッドで抱き合いながら、トゥヒムが問うた。
「あのふたりも、いまごろはこうしているのだろうか」
やわらかな愛撫に肌身を震わせ、リュドラーはほほえんだ。
「きっと……、必ず」
それは希望を述べる声ではなく、確信を持っていた。ほほえみ返したトゥヒムの唇が、リュドラーの唇に重なる。
所有する者同士でなければ唇を重ねないと言ったサヒサの気持ちと、それを守り続けていたティティの心を思い浮かべながら、リュドラーはトゥヒムの熱を受け止めて、ふたりにしか到達のできない恍惚の楽園へと舞い上がった。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻本作品(オリジナル)の結末をif(運命の番)ルートに入れ替えて、他サイトでの投稿を始めました。タイトルは「一度目の結婚で愛も希望も失くした僕が、移住先で運命と出逢い、二度目の結婚で愛されるまで」に変えてます。
オリジナルの本編結末は完全なハッピーエンドとはいえないかもしれませんが、「一度目の〜…」は琳が幸せな結婚をするハッピーエンド一択です。
結婚間近だったのに、殿下の皇太子妃に選ばれたのは僕だった
釦
BL
皇太子妃を輩出する家系に産まれた主人公は半ば政略的な結婚を控えていた。
にも関わらず、皇太子が皇妃に選んだのは皇太子妃争いに参加していない見目のよくない五男の主人公だった、というお話。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる