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第一話言葉が分からず通じない

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 俺仲月喜実紀なかつききみのりはその日いつもの様に眠りに着いたはずだったのだが次に目が覚めた時綺麗な青空を見た…は?

起き上がり気づいた俺は知らない場所に寝転がっていた「は?何処ここ?」明らかに外だな…夢か?取り敢えず自分を殴ってみた

痛い
つまりつまりだこれは異世界転生って奴じゃないか?「異世界来たー」ちょっと人に話掛けてみるか思えばこれが間違いだった

「こんにちは」「!?」とんでもない物を見るような目で見て来たあれ?驚いてるのか?
そんな俺変な顔してるか?そしてなぜ驚いていたか次の瞬間気づかされた「異」「い?」

「異だ界人」「へ?」何だ今の発音はあれ?日本語じゃないのか?「警か備誰兵で呼んれく」何を言っているのかさっぱり分からなかったが向こうから警備兵みたいな奴らが来たこれはマズイ

 俺は何とか逃げ出した「何でだよ」そうして何とか森まで逃げる事に成功した

「何で言語が違うんだよーーー」まあ良い取り合えず落ち着けせっかく異世界に来たんだやっぱ異世界と言えばステータスにチートスキルとかあるだろ

 けどステータスってどうやって出せるんだ?アニメとか小説とかは確かこうやってすればウィンドウ見たいのが出るはずあれ?出ないなそして何度もスワイプした

結果はただ指が空を切っただけだったこの時点で思った
あっこれ終わったかも一人森の中に取り残された
 
これ今モンスターとか出たら終わるかもしれないそう思っていた時に近くの茂みから音がした「マジかよ?」身構えていたが何も出てこなかった

「良かった~」取り合えずどっか落ち着けそうな場所を探した
ここら辺だったら大丈夫そうかな?洞窟の様な所に入り状況を整理した

「いやおかしいだろ!!!」「異世界転生ってこうじゃ無いだろ?」不満をぶちまけて少し落ち着いたさてこんな状況だがまずはどうするべきかまずは「武器を作るか」

 という事でそこら辺の落ちてる硬そうな石を拾ってっとてかこんな石で出来んのかよそう思ったがやるしかないまあそうだな石斧を作るかこれならに出来るからなあとは使えそうな木の棒と蔓みたいなのがあれば良いんだがな

そう思っていた時に遂に現れた「おいウソだろ?」何か既にボロボロのゴブリンで合ってるよな?そんな奴がいた俺はそいつと目が合った

 〔ギ?ャ!ヴァ?!〕うん何言ってるか分かんないわ(笑)「うわマジかよ」何かこっちに向かって突っ込んで来たまあ突っ込んで来たお前が悪いわな

 怪我をしているせいか動きが遅く見えただから容赦なく顔面をぶん殴った
「痛ってぇー」俺の拳が先に痛くなったまあ倒れてくれたので今度は石を持って殴った

「良し流石に頭蓋骨砕けただろ?」それよりやっぱ拳が痛い
 いや異世界だったらさ、殴っても何とも無さそうにしてるじゃん

「コイツ武器持ってたよな?」「良しこれで手間が省けたな」
 小さいが短剣を手に入れた「これはありがたく使わせてもらうか」

 何か食えるものあるかな?まあ目の前に食えるかも知れない奴が転がっているがまあこれは最終手段だな何か他に食べれそうな物を探した

「うーん行けるのか?これ?」正直俺の知っている食べ物がほとんどない
 てかマズイな日が暮れて辺りが暗くなって来た「火を起こさないとまずいぞ」

 出来るだけ真っ直ぐの棒を見つけて洞窟に戻った
「良しやるか」実はまだ諦めてない事があったそれは

「ファイヤーボール」「……」「クソが」魔法も使えないのかよ
 俺は諦めて「ええっとこんなもんで良いか」

「まさかきりもみ式で火起こしすることになるとは」
 数時間後「はぁはぁやっとか」ようやく火を付ける事に成功した

「一体何回失敗したんだろうか」腹減ったな良しさっき奇跡的に動物を見つけて捕まえたから食うか「まさか異世界に来て野生児になるとは」

「明日どうするかな?」そんな事を考えていたが「眠くなって来たな」いきなり異世界に来たせいか俺は眠りに着いた

 朝になり「さて今日は何するかな」取り敢えずは探索をする事にした「てか食料もそうだが水を確保したいな」ええっと確か人間は三分三日三十日だったか?

 水無しでは三日か洞窟に戻ってこれるよう目印を付けながら移動した
探索中にその声が聞こえた「か助て誰け!!」うーんマジで何言ってるかは分からなかったが何か助けを呼んでるみたいだったあれ?これってまさか

 救出展開?なのでは「待ってました」俺は直ぐにその声のする場所に向かった
 そこには俺が殺したゴブリンと同じ奴が女の子を襲おうとしていた

うわー元いた世界だったら犯罪だーそんな事を思ったしかし
 三匹か正直キツイなだがそんな事言ってる暇はなさそうだな

 仕方ないか昨日殺した死体を持ってそいつらの前に現れた
 〔ギギッ!!〕よーし見てる見てるさてここからだ

 ゴブリンの死体を短剣で刺しまくったそれも「アハッアハハハハ」笑いながら
〔!?ギッギギ〕三匹の内二匹のゴブリンは逃げて行ったが残った一匹がこっちに向かって切りかかって来た

昨日の奴は怪我をしてたから遅かったがコイツは速かった「あっぶね」「!!?」なんとか避けたが

〔ギギャギャ〕もう一度こちらに向かって来た「ほらお前のお仲間だしっかり受け止めろよ」そう言って死体を投げつけた〔ギッ〕一瞬の油断俺はその瞬間を逃す事無く短剣でゴブリンの心臓を突き刺した

さて片付いたが……女の子の方を見た何も言わずただ怯えていたまあ仕方ないか恐怖を相手に与えるためとはいえあんなやり方したからな

てか見た感じこの子姫様パターンじゃね?何となくそんな気がする
これってこの子が俺に惚れるパターンの展開じゃね?そう思って声を掛けた

「なあ大丈」その女の子は先ほど殺したゴブリンの短剣を持って俺に向けて来た「夫?」「えっ?」何故か武器を突き付けられた「なあた者何すかで?」

うん全然分かんないわそう思ってた時「先悲ほがど鳴こ辺のでしぞた」その訳の分からない言葉と足音が多く近づいて来た何となく危機を感じてその場を離れた「ちよ待ないさ」何言ってるか分からないので無視っと

「姫様ご無事でしたか?」「無事よ」「それよりこれは一体どういう状況ですか?」
「私を助けてくれた人がさっきまでいたんだけど怖くて敵意を向けてしまったのお礼も言えなかったわ」

「その方がこの様な事を?」「そうよ」「危険ですねその方は」「……」
「さあ姫様戻りましょう」「分かったわ」

残りの探索をした「うーんこれ食ってみるか?」何で鑑定スキルとか無いんだよどれが危険か何も分かんねーだろうがこの間の動物いないかな?

しかし何も見つからなかった「戻るか」洞窟に戻り火起こしをした
昨日よりは早く出来た少し上達したらしい

ポツポツと雨の音がした「良し飲むか」俺は全裸になり外に出て口をパクパクした鯉になった気分だった「あー何してるんだろ俺」そう思いながら水分を補給してこの日は終わった
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