哀しい愛

まめ太郎

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 あんな大きいのが、俺の中に。

 俺の視線を受け、小糸が自らの腰を上下させる。
 小糸の固い陰毛が俺の内股にじょりじょりと擦りつけられる。
「んっ、んん」
 つい鼻から、甘い息が漏れた。
 小糸は満足そうに笑うと、俺の顔を挟むように、両手をついた。
「動くぞ」
 最初はゆっくりと次第に大胆な腰遣いで、小糸が俺の内部を蹂躙する。
 小糸の熱が、俺の良いところを擦る度に、俺は顎を逸らし、甲高く喘いだ。
 すると、中の熱がまた一回り大きくなる。
 ポタリと胸におちた雫に、閉じていた目を開くと、小糸が汗を滴らせながら、眉を寄せ、下唇を噛んでいた。
 その男くさい表情を見て、俺はふいに泣き出しそうになった。
 ずっとこんな日を夢見てた。
 理想の男性に抱いてもらうこと。
 そしてそんな夢は一生叶わないとも思っていた。
 ここが汚い倉庫だとか、俺たちが付き合い始めたのは昨日だとか関係ない。
 俺、今すごく幸せだ。
 自分の目尻から暖かな涙が零れるのを感じた。

「小糸」
 呼びかけると、小糸の閉じていた目が開いた。
「ありがとう」
 なんの礼か分からないだろう小糸は不思議そうな顔をした。
 すぐに表情を険しくし、舌打ちすると、俺の腰を両手で掴む。
「集中しろよ」
 硬いモノを奥に突き入れる。
「あん、や、ああ、そこダメ、またいっちゃ、あ、あー」
 小糸は俺の腫れた部分を激しく突くと、動きを止めた。
 息を吐き、慎重に腰を引くと、小糸は自らに着けていたゴムを外した。
 俺の隣に寝転がる。
 俺がおずおずと身を寄せると、小糸が俺の頭を抱いてくれた。
「すげえ、良かった。またしようぜ」
「うん」
 俺は小糸の胸でバラ色に頬を染め、頷いた。
 
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