哀しい愛

まめ太郎

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 正臣が手を速め、乳首に噛みついた瞬間、俺は白濁を放った。
「すごい飛んだな」
 正臣が人差し指で俺の腹に飛んだ白濁を掬い、腫れた乳首に塗り込める。胸の尖りはは正臣の指に押しつぶされるたび、ぷくりと大きく育っていく。
「んっ、やだぁ。だめっ。そんなのくっつけないで」
 紅く熟れた乳首に白濁がまとわりつく様が淫猥で、俺は目を閉じ首を振った。
「嘘つき。いいんだろ?」
 正臣が目を細め、塗った白濁を舐めとる。
 俺は自分の胸の上でにやりと笑う正臣を、涙目で睨んだ。
「今日どうしたの?」
 正臣が俺の言葉に首を傾げた。
「優しいのに意地悪だよ」
 いつも放課後俺を抱くとき、正臣はこんなやり方はしない。
 時間がなかったり、場所のせいもあるかもしれないが、正臣は入れる場所は丁寧に解すけれど、あまり他の個所に触れることはなかった。
 お互い上半身は服を着たまま交わることも多く、今日みたいに執拗な胸への愛撫は初めてだった。
「こういうの嫌か?」
 正臣に問われ、俺は首を振った。
「勘違いかもしれないけど」
 俺はそこまで言って、続けるべきか言い淀んだ。
「正臣に愛されてるみたいに感じた」
 早口でそう言うと、正臣が目を見開き、その後破顔した。
「勘違いなんかじゃないよ」
 それを聞いた途端、俺の両眼から涙が溢れた。
 正臣は嫌な顔を見せずに、滑り落ちる涙を親指で拭ってくれる。唇に軽くキスを落としながら、俺の下半身を裸にし、後口を撫でた。
「優しくするから」
 正臣は誓うように言うと、ポケットから小さなチューブを取り出し、掌に絞りだした。後口に馴染ませると、指を一本ゆっくりと入れる。
「ああっ」
「大丈夫か?」
 急に大きな声をあげた俺を、正臣が気遣う。
「平気…ただ今日、何をされてもすごく気持ちがよくて…」
 目元を赤らめそう言う俺に、正臣がごくりと唾を飲んだ。
 正臣は指を二本に増やすと、俺の前立腺を的確に突きながら、自分の衣服を全て脱ぎ去った。
 逞しい裸体が俺の上に覆いかぶさる。
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