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宝石選び
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「えぇ、そうよ。お忍び用の、ね。」
私が唇に人差し指を置きながら小首を傾げると、ケイが真似っこしました。可愛い……。
「こうえんちゃにょしみ!!」
「誰にも言っては駄目よ。」
ふふふと微笑みながら、ケイに忠告します。周りの人にバレてはいけませんからね。
「うん!えっちょ、ほうしぇきえりゃぶにょをてちゅじゃっちぇほしいんじゃよね?」
「えぇ。ケイはどれがいい?」
「うーんとね……。ぼくのはどれじぇもいいよ。しゃるもどれじぇもいいんじゃよね。」
「え?えぇ。そうだけれど……、どうしたの?」
「うーとね、えりゃびあいっこしたいにゃって……だめ?」
こてんと小首を傾げるケイはとっても可愛いです。ご馳走です♪
選び合いっこ…確かに楽しいかもしれませんね。
「いいですよ。ケイは私に何を選んでくれるのですか?」
「うーん……、こにょ“ぱぱらちあさふぁいあ”にしゅる!!」
そう言ってケイは美しいパパラチアサファイアのネックレスを私に差し出しました。ケイは石言葉を知っていてこの宝石を私に選んだのでしょうか?それとも自分の赤い瞳の色に合わせて選んだのでしょうか?……もしかすると、純粋に他意はなくこの宝石を選んだのかもしれませんね。だって、とっても綺麗だもの。
「ありがとう、ケイ。」
私は花が綻ぶような優しい微笑みをケイに向けました。
じゃあ、次は私の番ですね。
宝石箱に目を向けて青い色彩の宝石の中で目に付いた宝石を詳しく見て、石言葉を思い出します。
「じゃあ、ケイのはこのラピスラズリにしようかしら。」
「うん!きれー。ありがとう!!」
この幸せそうな笑みを堪える事なく浮かべるケイに幸多からんことを。
私はラピスラズリを選びながらそう静かに願いました。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊!
次の更新は明日の午後4時です♪
私が唇に人差し指を置きながら小首を傾げると、ケイが真似っこしました。可愛い……。
「こうえんちゃにょしみ!!」
「誰にも言っては駄目よ。」
ふふふと微笑みながら、ケイに忠告します。周りの人にバレてはいけませんからね。
「うん!えっちょ、ほうしぇきえりゃぶにょをてちゅじゃっちぇほしいんじゃよね?」
「えぇ。ケイはどれがいい?」
「うーんとね……。ぼくのはどれじぇもいいよ。しゃるもどれじぇもいいんじゃよね。」
「え?えぇ。そうだけれど……、どうしたの?」
「うーとね、えりゃびあいっこしたいにゃって……だめ?」
こてんと小首を傾げるケイはとっても可愛いです。ご馳走です♪
選び合いっこ…確かに楽しいかもしれませんね。
「いいですよ。ケイは私に何を選んでくれるのですか?」
「うーん……、こにょ“ぱぱらちあさふぁいあ”にしゅる!!」
そう言ってケイは美しいパパラチアサファイアのネックレスを私に差し出しました。ケイは石言葉を知っていてこの宝石を私に選んだのでしょうか?それとも自分の赤い瞳の色に合わせて選んだのでしょうか?……もしかすると、純粋に他意はなくこの宝石を選んだのかもしれませんね。だって、とっても綺麗だもの。
「ありがとう、ケイ。」
私は花が綻ぶような優しい微笑みをケイに向けました。
じゃあ、次は私の番ですね。
宝石箱に目を向けて青い色彩の宝石の中で目に付いた宝石を詳しく見て、石言葉を思い出します。
「じゃあ、ケイのはこのラピスラズリにしようかしら。」
「うん!きれー。ありがとう!!」
この幸せそうな笑みを堪える事なく浮かべるケイに幸多からんことを。
私はラピスラズリを選びながらそう静かに願いました。
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次の更新は明日の午後4時です♪
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