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第2王子は残念
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「ほい、シャル。」
アインスお兄様は私に意地悪をしてきました。
何をしてきたかと言うと、紙を私の手の届かない高さに上げてピラピラと揺らしているのです。
「……アインお兄様、私に紙を渡してください。」
「解析してくれた優しいお兄様に対してお礼はないのかい、シャル?」
「……問答無用で紙を取ってもいいと言うことですね。」
私は魔力使用量が僅かになるように最大限に気を使い、風魔法を使用しました。
私が使用した風魔法の優しい風がひゅーと吹く、“そよ風”は私の言った通り、問答無用でアインスお兄様から呪いについて描かれた紙を奪い取りました。
「ありがとうございます、アインお兄様。では早速解呪を開始いたしますね。魔法陣でのアシストをお願いします。」
私は魔力が底を尽きかけているであろう私に意地悪をしたアインスお兄様におねだりします。おねだりというより、お願いでしょうか……?
「え!鬼なシャルは、魔力の残量が雀の涙くらいしかない私に、まだ魔法を使わせる気なのかい!?」
「えぇ、そう言ったのですが、聞こえなかったのですか?」
ーー………レムが見ていますよ、お兄様。ポーション飲んででも格好つけたらどうですか?ーー
私は後半の言葉に魔法を乗せてアインスお兄様だけに聞き取れるようにしました。
私の叱咤激励を聞いた瞬間、やる気満々になるアインスお兄様はものすごく拗らせています。
側から見ていると?いても?ものすごーく残念です。
それにしても、本当にレムはお気の毒ですね。
いつか外堀を完璧に埋められる前に逃げられるといいなと思っています。
私がどちらの味方かって?
それはもちろん、どちらもです!!
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
アインスお兄様は私に意地悪をしてきました。
何をしてきたかと言うと、紙を私の手の届かない高さに上げてピラピラと揺らしているのです。
「……アインお兄様、私に紙を渡してください。」
「解析してくれた優しいお兄様に対してお礼はないのかい、シャル?」
「……問答無用で紙を取ってもいいと言うことですね。」
私は魔力使用量が僅かになるように最大限に気を使い、風魔法を使用しました。
私が使用した風魔法の優しい風がひゅーと吹く、“そよ風”は私の言った通り、問答無用でアインスお兄様から呪いについて描かれた紙を奪い取りました。
「ありがとうございます、アインお兄様。では早速解呪を開始いたしますね。魔法陣でのアシストをお願いします。」
私は魔力が底を尽きかけているであろう私に意地悪をしたアインスお兄様におねだりします。おねだりというより、お願いでしょうか……?
「え!鬼なシャルは、魔力の残量が雀の涙くらいしかない私に、まだ魔法を使わせる気なのかい!?」
「えぇ、そう言ったのですが、聞こえなかったのですか?」
ーー………レムが見ていますよ、お兄様。ポーション飲んででも格好つけたらどうですか?ーー
私は後半の言葉に魔法を乗せてアインスお兄様だけに聞き取れるようにしました。
私の叱咤激励を聞いた瞬間、やる気満々になるアインスお兄様はものすごく拗らせています。
側から見ていると?いても?ものすごーく残念です。
それにしても、本当にレムはお気の毒ですね。
いつか外堀を完璧に埋められる前に逃げられるといいなと思っています。
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それはもちろん、どちらもです!!
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