もふもふ好きのお姫様

桐生桜月姫

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ロッテは怒られる

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「というか、なんで誘拐されているの!?今代最強とまで呼ばれる魔法使いがなにやっているのさ!!」

 ぐさっとケイのツッコミが胸に刺さって、私はぷくぅーっと頬を膨らませて文句いっぱいにケイを優しい瞳で見つめました。なんというか、ケイの視線が厳しいです。でも、これは甘えるチャンスかもしれませんね。私はうるっとした目を使ってケイのことを縛られた椅子から見上げます。うるうるとした視線に、ケイがうっと言葉を詰まらせるのがとても愛らしいです。

「………うぅー、ケイトが厳しい。」

「ロッテが自分を囮に使うからだよ!!毎度心臓が止まりそうになる僕の身にもなってくれ!!」

 可愛く文句を言うケイに顔が緩みかけますが、私は上目遣いでケイにまだ甘えることにします。

「………だって私、もし何かあっても、兄さまたちやケイトが助けに来てくれるって信じているもの。」

「ロッテが負けるくらいの強敵が相手だったら、助けに行ったとしても、全員もれなく即刻捕まって監禁・拷問・奴隷売買フルコースだよ!!」

 思いっきりよく叫んでバンっ!!と扉を殴ったケイは、うぅーっと言いながら手をさすって、それでも私の方に不満そうな視線を向けています。アルノルトお兄様とアインスお兄様、そしてケイが協力すれば私が勝てない相手でも楽々勝つことができるでしょうに、何故こんなに困惑しているのでしょうか。私には、さっぱり分かりかねます。というか、監禁・拷問・奴隷売買フルコースってとても面白い言い回しですわね。そんなフルコース、頼まれても食べたくありませんけれど。

*******************

読んでいただきありがとうございます😊😊😊

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