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23 心のこもった贈り物
『アイーシャちゃんへ
これはわたくしからの、あなたの新たな門出へのお祝いです。
使ってくれると嬉しいです。エミーの趣味に合わせたものなので、貴方の好みよりは可愛らしい物となってしまいましたが、エミーにそっくりな容姿を持つ貴女ならば、きっと付けこなせると思います。
隣国より願いを込めて、カリーナ』
アイーシャが箱を開けると、真っ先に花柄に金箔の貼られた淡い色彩のカードが目に入った。夫人らしい言葉遣いと、プレゼントの選び方にクスリと笑いが漏れた。カリーナというのは、アイーシャがこのフェアリーン王国に逃げるのを手伝ってくれた夫人の名前だ。可愛らしい印象を持つ彼女にぴったりな響きの名前だ。
アイーシャはプレゼントを見るべくカードを机の上に置き、宝石箱の中を覗き込んだ。すると、中にはピンクダイヤとサファイア、ファイヤオパールがあしらわれたプラチナ製のネックレスとイヤリング、ブレスレットが出てきた。
「………可愛い」
「《アイーシャ、気に入ったの?》」
「えぇ!とっても!!」
「《なら、それにも祝福を与えないとね》」
ベラはまたもや奇跡を目の当たりにしたことに、いっそのこと目眩を覚えたが、プロフェッショナルな彼女は抑え込むことに成功した。
「素敵な品物ですね。誰かからの贈り物ですか?」
「えぇ、カリーナ夫人からよ」
心得たと言わんばかりにベラは頷いた。記憶の中にも新しい名前だったからだ。
あの夫人からもらった手紙の内容には屋敷中の人間が激怒し、困惑した。そして、事実は夫人の手紙よりも酷いことが判明し、アイーシャを保護することに決めたのだった。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
これはわたくしからの、あなたの新たな門出へのお祝いです。
使ってくれると嬉しいです。エミーの趣味に合わせたものなので、貴方の好みよりは可愛らしい物となってしまいましたが、エミーにそっくりな容姿を持つ貴女ならば、きっと付けこなせると思います。
隣国より願いを込めて、カリーナ』
アイーシャが箱を開けると、真っ先に花柄に金箔の貼られた淡い色彩のカードが目に入った。夫人らしい言葉遣いと、プレゼントの選び方にクスリと笑いが漏れた。カリーナというのは、アイーシャがこのフェアリーン王国に逃げるのを手伝ってくれた夫人の名前だ。可愛らしい印象を持つ彼女にぴったりな響きの名前だ。
アイーシャはプレゼントを見るべくカードを机の上に置き、宝石箱の中を覗き込んだ。すると、中にはピンクダイヤとサファイア、ファイヤオパールがあしらわれたプラチナ製のネックレスとイヤリング、ブレスレットが出てきた。
「………可愛い」
「《アイーシャ、気に入ったの?》」
「えぇ!とっても!!」
「《なら、それにも祝福を与えないとね》」
ベラはまたもや奇跡を目の当たりにしたことに、いっそのこと目眩を覚えたが、プロフェッショナルな彼女は抑え込むことに成功した。
「素敵な品物ですね。誰かからの贈り物ですか?」
「えぇ、カリーナ夫人からよ」
心得たと言わんばかりにベラは頷いた。記憶の中にも新しい名前だったからだ。
あの夫人からもらった手紙の内容には屋敷中の人間が激怒し、困惑した。そして、事実は夫人の手紙よりも酷いことが判明し、アイーシャを保護することに決めたのだった。
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