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27 兄弟について
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「彼のお名前は、オズワルド・ノア・グーテンベルク。今現在35歳で魔法属性は風。厳格で表情筋が死んでるって言われるくらいに無表情なことで有名だけれど、私や子供たちには甘いわ」
「『子どもたち』ってことは子どもがふくすーにんいるのか?」
「えぇ、そうよ。お話をちゃんと聞けて偉いわね」
王妃はそういうと、アキレスの頭をふわふわと撫でた。優しい手つきにアキレスはついつい目を細めてされるがままになってしまう。
「子供は3人いるわ。長男の王太子はさっきあなたが言ったエドワード。エドワード・ベンジャミン・グーテンベルクっていうお名前で15歳。貴方たちとは10歳差ね。あの子も魔法属性は風よ。見ての通りオズワルド似なの。とっても可愛らしいでしょう?」
「………かわいくはないと思う。かっこいいの間違いだろう?」
「ふふふっ、そう?私にとっては可愛いのだけれど………」
埒があかないことに気がついたアキレスは、早々に話題を切り替えることにした。このままでは3時間以上息子と夫自慢っぽいものを聞かされ続けてしまいそうだ。
「残りの2人は?」
「えぇー、エドのお話しはー………」
「もういいでよ。あぁでも、あともう1つ。エドワードさまの愛称は『エド』なの?」
「そうよ。だってエドワードは長いもの」
王妃は茶目っ気たっぷりに微笑んだ。アキレスはなんと反応すればいいか分からず、ただただ視線を逸らした。
「………次男ってどんな人なんだ?」
「次男はね、ルーカスっていうの。ルーカス・ヒューゴ・グーテンベルク。13歳で魔法属性は光。私に似ているとよく言われているわ。穏やかで、優しいくて、家族思いの子なの。身体が弱いから、あんまりお外には出られないのだけれどね」
「そっか。王族でからだが弱いってあんまりよろしくないんじゃないの?」
前世の本の中の知識からアキレスは質問した。
「そうね。でも、頭がものすっごくよくて、体調が良い時はオズワルドにものすっごく頼りにされているの。エドもルーカスのことをよく頼るのよ」
「ふーん、ーーー三男は?」
「三男はアンドリュー。アンドリュー・フィンレー・グーテンベルク。10歳で魔法属性は岩。大雑把で我儘だけれど、兄弟の中で誰よりも貴方たちのことを楽しみにしていたわ。ずっと下の子が欲しかったみたい」
アキレスは何故か嫌な予感がして、身体を抱きしめた。本当に不思議だ。
*******************
読んでいただきありがとうございます😭😊😊
「『子どもたち』ってことは子どもがふくすーにんいるのか?」
「えぇ、そうよ。お話をちゃんと聞けて偉いわね」
王妃はそういうと、アキレスの頭をふわふわと撫でた。優しい手つきにアキレスはついつい目を細めてされるがままになってしまう。
「子供は3人いるわ。長男の王太子はさっきあなたが言ったエドワード。エドワード・ベンジャミン・グーテンベルクっていうお名前で15歳。貴方たちとは10歳差ね。あの子も魔法属性は風よ。見ての通りオズワルド似なの。とっても可愛らしいでしょう?」
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「ふふふっ、そう?私にとっては可愛いのだけれど………」
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「残りの2人は?」
「えぇー、エドのお話しはー………」
「もういいでよ。あぁでも、あともう1つ。エドワードさまの愛称は『エド』なの?」
「そうよ。だってエドワードは長いもの」
王妃は茶目っ気たっぷりに微笑んだ。アキレスはなんと反応すればいいか分からず、ただただ視線を逸らした。
「………次男ってどんな人なんだ?」
「次男はね、ルーカスっていうの。ルーカス・ヒューゴ・グーテンベルク。13歳で魔法属性は光。私に似ているとよく言われているわ。穏やかで、優しいくて、家族思いの子なの。身体が弱いから、あんまりお外には出られないのだけれどね」
「そっか。王族でからだが弱いってあんまりよろしくないんじゃないの?」
前世の本の中の知識からアキレスは質問した。
「そうね。でも、頭がものすっごくよくて、体調が良い時はオズワルドにものすっごく頼りにされているの。エドもルーカスのことをよく頼るのよ」
「ふーん、ーーー三男は?」
「三男はアンドリュー。アンドリュー・フィンレー・グーテンベルク。10歳で魔法属性は岩。大雑把で我儘だけれど、兄弟の中で誰よりも貴方たちのことを楽しみにしていたわ。ずっと下の子が欲しかったみたい」
アキレスは何故か嫌な予感がして、身体を抱きしめた。本当に不思議だ。
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読んでいただきありがとうございます😭😊😊
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