66 / 89
67 皇女と夫人の趣味
しおりを挟む
セレスティアが頬を僅かに赤く染めて下から覗き込むようにフィオナを見て呼べば、フィオナは『ぱあぁっ!』と嬉しそうな顔をした。
「えぇ!えぇ!やっぱり娘って良いわね!!うちはむさ苦しい男ばっかりですもの。まぁ、旦那様とミシェルは小動物みたいでとっても愛らしいのですけれど!!」
「………そ、そういえば、長男と次男の方はは、義母上に似て高身長でしたね」
「そうなのよー、女の子受けはまぁ良いみたいなんだけど、私は可愛い系の方が好みなのよねー。まぁ、ミカエルは旦那様とおんなじ色彩だしー、ミリウスは旦那様そっくりな顔立ちだし、とっても愛らしいことには変わりないのだけれどねー」
フィオナはキャキャッと言いながらも、優しい顔付きで言った。
(あぁ、コレが母親というものなのか)
セレスティアは夜会で遠目に見たことしかないライバード兄弟が羨ましくなった。彼らは仲が良く、気さくな天使のようなイケメン兄弟という呼び名で有名だったはずだ
「ちなみに、セレスちゃんはミシェルのどこが気に入ったの?」
「えっと、……か、菓子を一生懸命頬張るところ、です」
「あぁ!可愛いわよね!!甘い物に目がなくて必死になってもぐもぐするところとか、もう最強よねー!!」
セレスティアは顔を赤く染めてこくんと頷いた。
「しかも、無自覚なのよー!あれ以上に尊い生き物なんて、この世にいるのかしら!!」
「い、いないと思います。というか、いたら抹消したら良いのです。ミシェルが1番です」
「あらあら、抹消されたら困るわね。だって私の1番は旦那様だもの」
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
「えぇ!えぇ!やっぱり娘って良いわね!!うちはむさ苦しい男ばっかりですもの。まぁ、旦那様とミシェルは小動物みたいでとっても愛らしいのですけれど!!」
「………そ、そういえば、長男と次男の方はは、義母上に似て高身長でしたね」
「そうなのよー、女の子受けはまぁ良いみたいなんだけど、私は可愛い系の方が好みなのよねー。まぁ、ミカエルは旦那様とおんなじ色彩だしー、ミリウスは旦那様そっくりな顔立ちだし、とっても愛らしいことには変わりないのだけれどねー」
フィオナはキャキャッと言いながらも、優しい顔付きで言った。
(あぁ、コレが母親というものなのか)
セレスティアは夜会で遠目に見たことしかないライバード兄弟が羨ましくなった。彼らは仲が良く、気さくな天使のようなイケメン兄弟という呼び名で有名だったはずだ
「ちなみに、セレスちゃんはミシェルのどこが気に入ったの?」
「えっと、……か、菓子を一生懸命頬張るところ、です」
「あぁ!可愛いわよね!!甘い物に目がなくて必死になってもぐもぐするところとか、もう最強よねー!!」
セレスティアは顔を赤く染めてこくんと頷いた。
「しかも、無自覚なのよー!あれ以上に尊い生き物なんて、この世にいるのかしら!!」
「い、いないと思います。というか、いたら抹消したら良いのです。ミシェルが1番です」
「あらあら、抹消されたら困るわね。だって私の1番は旦那様だもの」
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
16
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
政略結婚のはずでしたが、黒の公爵に「君を愛するつもりしかない」と言われました。
ちよこ
恋愛
没落寸前のエーデル伯爵家の令嬢ルイーズは、この国最大の権勢を誇る黒の公爵エルハルトと政略婚を結ぶことになった。
釣り合わない縁談に社交界はざわめいたが、ルイーズは「家同士の利害が一致した取引に過ぎない」と割り切っていた。
ところが初夜、公爵は開口一番こう言った。
「私は君を愛するつもりしかない」
政略婚のつもりでいた令嬢と、最初から決めていた公爵の、少し不器用な初夜の話。
婚約破棄された地味令嬢は、無能と呼ばれた伯爵令息と政略結婚する ~あなたが捨てたのは宝石でした~
新川 さとし
恋愛
「地味で可愛げがない」と婚約破棄された侯爵令嬢クリスティーヌ。
王子の政務を陰で支え続けた功績は、すべて無かったことにされた。
居場所を失った彼女に差し出されたのは、“無能”と噂される伯爵令息ノエルとの政略結婚。
しかし彼の正体は、顔と名前を覚えられない代わりに、圧倒的な知識と判断力を持つ天才だった。
「あなたの価値は、私が覚えています」
そう言って彼の“索引(インデックス)”となることを選んだクリスティーヌ。
二人が手を取り合ったとき、社交界も、王家も、やがて後悔することになる。
これは、不遇な二人が“最良の政略結婚”を選び取り、
静かに、確実に、幸せと評価を積み上げていく物語。
※本作は完結済み(全11話)です。
安心して最後までお楽しみください。
【完結】公爵令嬢に転生したので両親の決めた相手と結婚して幸せになります!
永倉伊織
恋愛
ヘンリー・フォルティエス公爵の二女として生まれたフィオナ(14歳)は、両親が決めた相手
ルーファウス・ブルーム公爵と結婚する事になった。
だがしかし
フィオナには『昭和・平成・令和』の3つの時代を生きた日本人だった前世の記憶があった。
貴族の両親に逆らっても良い事が無いと悟ったフィオナは、前世の記憶を駆使してルーファウスとの幸せな結婚生活を模索する。
始まりはよくある婚約破棄のように
喜楽直人
恋愛
「ミリア・ファネス公爵令嬢! 婚約者として10年も長きに渡り傍にいたが、もう我慢ならない! 父上に何度も相談した。母上からも考え直せと言われた。しかし、僕はもう決めたんだ。ミリア、キミとの婚約は今日で終わりだ!」
学園の卒業パーティで、第二王子がその婚約者の名前を呼んで叫び、周囲は固唾を呑んでその成り行きを見守った。
ポンコツ王子から一方的な溺愛を受ける真面目令嬢が涙目になりながらも立ち向い、けれども少しずつ絆されていくお話。
第一章「婚約者編」
第二章「お見合い編(過去)」
第三章「結婚編」
第四章「出産・育児編」
第五章「ミリアの知らないオレファンの過去編」連載開始
結婚前夜に婚約破棄されたけど、おかげでポイントがたまって溺愛されて最高に幸せです❤
凪子
恋愛
私はローラ・クイーンズ、16歳。前世は喪女、現世はクイーンズ公爵家の公爵令嬢です。
幼いころからの婚約者・アレックス様との結婚間近……だったのだけど、従妹のアンナにあの手この手で奪われてしまい、婚約破棄になってしまいました。
でも、大丈夫。私には秘密の『ポイント帳』があるのです!
ポイントがたまると、『いいこと』がたくさん起こって……?
記憶を失くして転生しました…転生先は悪役令嬢?
ねこママ
恋愛
「いいかげんにしないかっ!」
バシッ!!
わたくしは咄嗟に、フリード様の腕に抱き付くメリンダ様を引き離さなければと手を伸ばしてしまい…頬を叩かれてバランスを崩し倒れこみ、壁に頭を強く打ち付け意識を失いました。
目が覚めると知らない部屋、豪華な寝台に…近付いてくるのはメイド? 何故髪が緑なの?
最後の記憶は私に向かって来る車のライト…交通事故?
ここは何処? 家族? 友人? 誰も思い出せない……
前世を思い出したセレンディアだが、事故の衝撃で記憶を失くしていた……
前世の自分を含む人物の記憶だけが消えているようです。
転生した先の記憶すら全く無く、頭に浮かぶものと違い過ぎる世界観に戸惑っていると……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる