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33 破廉恥なアルフレッド
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アルフレッドの言葉に、マリンソフィアは顔を真っ赤にした。彼が普通に『間接キス』だなんて言葉を言うとは思ってもみなかったのだ。
「なっ!!そんな破廉恥な言葉を公の場で言うべきではないわ!?」
「………こんな言葉だけで『破廉恥』だって言うんだったら、色々やばいぞ、ソフィア」
「なっ!?何を言っているの!?あなたは馬鹿なの!?
「馬鹿じゃないよ」
アルフレッドは次の瞬間、もう1本のハートストローからずーっとジュースを飲んだ。
「!?」
「ふっ、可愛いな」
人生初の『可愛い』がこんな最悪な形で言われてしまうことになったマリンソフィアは、内心絶望しながらも、何故か嬉しさに舞い上がってしまっていた。相反する感情がせめぎ合い、複雑な心情だ。
「う、」
「う?」
「うぎゃにゃー!!」
とりあえず、マリンソフィアは元侯爵家の娘、元王太子の婚約者という仮面を脱ぎ捨てて、心赴くままに叫んでみることにした。声量は調節しているが、少しイチャラブしていたご近所のお客さまには迷惑だったかもしれないと、自分達がお店中の視線を集めてしまっていることに一切気がついていないマリンソフィアは、漠然と考えるのだった。
「………可愛すぎないか?」
首をこてんと傾げて、ふにゃりと笑ったアルフレッドに、マリンソフィアは首まで赤く染め上げる。
「可愛くなんかない!!何で飲むのよ!!」
「ん?飲みたかったから?」
またもや首をこてんと傾げたアルフレッドに、マリンソフィアは怒りが爆発する。
「飲みたい?ばっかじゃないの!?か、かかかっ、間接キスなのよ!?わ、わたくしたちにはまだ早いわ!!」
「へー、もうちょっとしたらやっていいんだー」
「何でそうなるのよ!!」
(意地悪というか、おふざけが過ぎるわ!!わたくしが先に恋人らしいことをしたとはいえ、これはあんまりよ!!こいつ相手に、悪いことをしたなー、だなんて一瞬でも考えたわたくしが馬鹿みたいじゃないの!!)
意地悪な表情で楽しそうにからかってくるアルフレッドに、マリンソフィアの怒りは限界値に達した。だが、育ちのいいマリンソフィアは、こう言う時にどうしても手を出すことができない。
「何でだろうねー」
「はぐらかさないでっ!!」
ただただ癇癪を起こした子供のように叫ぶマリンソフィアは、自分が馬鹿らしいと思いながらも、苦言を呈し続けた。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
「なっ!!そんな破廉恥な言葉を公の場で言うべきではないわ!?」
「………こんな言葉だけで『破廉恥』だって言うんだったら、色々やばいぞ、ソフィア」
「なっ!?何を言っているの!?あなたは馬鹿なの!?
「馬鹿じゃないよ」
アルフレッドは次の瞬間、もう1本のハートストローからずーっとジュースを飲んだ。
「!?」
「ふっ、可愛いな」
人生初の『可愛い』がこんな最悪な形で言われてしまうことになったマリンソフィアは、内心絶望しながらも、何故か嬉しさに舞い上がってしまっていた。相反する感情がせめぎ合い、複雑な心情だ。
「う、」
「う?」
「うぎゃにゃー!!」
とりあえず、マリンソフィアは元侯爵家の娘、元王太子の婚約者という仮面を脱ぎ捨てて、心赴くままに叫んでみることにした。声量は調節しているが、少しイチャラブしていたご近所のお客さまには迷惑だったかもしれないと、自分達がお店中の視線を集めてしまっていることに一切気がついていないマリンソフィアは、漠然と考えるのだった。
「………可愛すぎないか?」
首をこてんと傾げて、ふにゃりと笑ったアルフレッドに、マリンソフィアは首まで赤く染め上げる。
「可愛くなんかない!!何で飲むのよ!!」
「ん?飲みたかったから?」
またもや首をこてんと傾げたアルフレッドに、マリンソフィアは怒りが爆発する。
「飲みたい?ばっかじゃないの!?か、かかかっ、間接キスなのよ!?わ、わたくしたちにはまだ早いわ!!」
「へー、もうちょっとしたらやっていいんだー」
「何でそうなるのよ!!」
(意地悪というか、おふざけが過ぎるわ!!わたくしが先に恋人らしいことをしたとはいえ、これはあんまりよ!!こいつ相手に、悪いことをしたなー、だなんて一瞬でも考えたわたくしが馬鹿みたいじゃないの!!)
意地悪な表情で楽しそうにからかってくるアルフレッドに、マリンソフィアの怒りは限界値に達した。だが、育ちのいいマリンソフィアは、こう言う時にどうしても手を出すことができない。
「何でだろうねー」
「はぐらかさないでっ!!」
ただただ癇癪を起こした子供のように叫ぶマリンソフィアは、自分が馬鹿らしいと思いながらも、苦言を呈し続けた。
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読んでいただきありがとうございます😊😊😊
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