[完]本好き元地味令嬢〜婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました〜

桐生桜月姫

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激怒

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「なんだそれ、気持ち悪ぃなー。」

「………失礼ですね。悪役令嬢ですわよ。」

 ストレートに気持ち悪いと言われてムカついた反動からか、つい真面目に答えてしまったことに若干の後悔を抱きながらも、私は先輩を猫のように目を細めて睨みつけました。

「………可愛い可愛いシャーリーのことを気持ち悪いと言ったお馬鹿はどこのどいつかな?」

 ぶわりと背中に嫌な汗が浮かび、私は震え上がりました。

 ーーニックが怒った、激怒した!!やばい、やばい、やばいやばいやばいやばいやばい!!

「に、ニック、私も先輩もそろそろお仕事があるから戻るわね。ニックもお仕事頑張ってね!!」

 下手すぎる話の変え方に、私は自分を殴りつけてやりたい気分になりました。こんなのならば、もっと真面目に話術を学んでおくべきでしたわ!!

「………こんなのを庇うの?シャーリー?」

「ニック、こんなのでも一応私にとっては先輩だし、国にとっては英雄あ聖騎士パラディンよ。殺しちゃまずいでしょう?」

「うわぁー、酷い言いよう。」

 先輩、お願いだから、もう要らないこと言わないでください!!

*******************

読んでいただきありがとうございます😊😊😊

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