[完]本好き元地味令嬢〜婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました〜

桐生桜月姫

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事件 4

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 私は息をしっかり吸い込んでから、震える体を叱咤して悍ましい続きを話し始めました。


ーーー離宮についてすぐ、私とニックは身包みを剥がされ、とある悍ましい魔道具が首につけられました。

 その魔法具というのは、魔法を使えなくするものでした。私とニックは当時剣や体術ではなく、魔法をメインにする戦闘スタイルをとっていました。ですから、…………私たちは無力でした。何もできませんでした。

 髪を引っ張られて切り落とされても、鞭で打たれても、刃物で切り付けられても、泣きながら身を寄せ合うほかなかったのです。痛くても辛くても、抵抗することも、助けを呼ぶこともできなかったのです。私たちの初日に着せられた服は、貧民街の子供が着ているものよりも圧倒的に粗末なもので、肌を守ってくれませんでした。寒い真冬に地下牢に閉じ込められていたこともあり、私たちは凍傷と、鞭に打たれた跡と、刃物で切られた後とで1週間後の救出される頃には瀕死の状態でした。

 その後、私たちは当然心に深い傷を追いました。
 救出された後はしばらく私とニックがずっと離れられないくらいに深い傷を負ったのです。

*******************

読んでいただきありがとうございます😊😊😊

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