もふもふをもふもふしたい!

龍春

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変異種は魔物か否か

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 待つこと暫し。ウォルトさんは早めに戻ってくれたので会話を続行することにする。
 ウォルトさんの見た目は言っちゃ悪いが、1か月くらい山籠もりした猟師さんみたいに無精ひげがぼうぼうで髪ももっさりしてる。
 正直、表情が見えないから驚いてるとか焦ってるって雰囲気だけの話だ。
 それに私よりは大きいけど、よく見る冒険者さんと比べたら小柄というかほっそりというか、ちょっと本当に冒険者なのかと思っちゃうくらいには見た目がそう見えない。
 魔物研究家って方は確かに引きこもって研究してそうって納得できる容姿かなと思った。
 それはさておき、ウォルトさんはさっきからちらちらとグレイを見ている。

「グレイがそんなに気になります?」
「あ、いや、その」
「流石に目の前でちらちらグレイ見てたら気になるのかなって思うんで誤魔化さなくても良いんですけど」
「面目ない。いや、野生じゃない魔物のミンクって初めて見るから」
「そうなんですか?」
「うん。魔物使いって言うと小動物は鳥類を使役してる人が多いし、四足だと犬系や馬系とか足になったり攻撃力が高い魔物を使役してるのをよく見るんだけどミンクは居ないんだ」
「私は魔物使いじゃないですけどね」
「そうだね。その、見てしまったスキルは魔物使いに向いてそうだけど違うんだね」
「違いますね。家は牧畜業ですし、私ももふもふをもふもふするのが好きなだけで使役したいと思ってないですしね。グレイは相棒になってくれた貴重な子ですけど、基本もふもふには逃げられるので」
「逃げられるの?」
「ええ。少なくとも、私が小さい頃から一緒に居るだろうもふもふは総じて無理です。逃げられます」

 物凄くドン引きされた。が、しょうがない。事実だ。
 ミンクの群れはリーダー格の子と仲良くなったので、少しずつもふもふさせてくれる子が増えている。そしてもふもふを味わった子から説得されて新しい子がもふもふされに来るという好循環が出来上がりつつある。とても喜ばしい。
 でも、それ以外は基本的にスキル発現後にもふもふした子以外は相変わらず逃げるから、結果としてあんまり前と変わらないというのが実情だ。
 まぁ、うちに居るもふもふはミンクと最近隣人になったコリスだけだから牛のマッサージは両親と獣医さんがやるし、私がやる方が出も質も良いらしいけどストレスと天秤にかけてやらないと決定している。
 これで牛がもふもふな毛皮を持った動物であれば考えるけど、残念ながらうちで扱う牛は乳牛だ。毛も短い。特に未練はない。

「私、物心つく前にもふもふの気持ちよさを知ってしまったので。物心ついた頃にはもふもふした物を追いかけるようになってたんですよね。うちに居る動物はもれなく私のもふもふ好きの被害に遭ってるのでスキル発現してからも逃げられてるんですよ」
「なるほど。え、そんなに?」
「そうですね。最近はグレイが定期的にもふらせてくれるので安定してますけど、昔は一度撫で始めたら満足するまで止めなくて、下手すると丸っと半日くらいは延々ともふってるので」
「それは確かに逃げたくなるやつだね」
「ええ。なので逃げられます。でも最近もふもふは足りてきたので、そう酷くはないんですけどね。グレイとコリスがたくさん撫でさせてくれますし」

 スキルを見てしまったというからには私のスキルも大雑把には把握してるだろうと思って簡単に説明したら、再びドン引きした雰囲気をしつつも納得したように頷いてるので問題なさそうだ。
 逃げられっぷりともふっぷりにドン引かれたっぽいけど、そこはスルーする。一応は幼馴染にも指摘されてるし自覚はあるもの。
 でも、コリスには興味を持ったみたい。興味津々な雰囲気で顔をこちらに向けられるけど、とりあえず優先事項はグレイのことよね。
 
「それで、グレイが魔物っていうのは?」
「あ、ああ。彼の鑑定結果に種族ミンク、かっこ魔物って書かれてるんだよ。だから魔物って言ったんだ。後、現時点でもうっすら光ってるから魔力もあるし鑑定結果に魔力数値が出てるから確実に持ってるよ」
「そうなんですか。うーん、ねぇ、自覚ある?」
『シラナイ』
「だよねー」
「もしかしたら、スキルがないから魔力があっても必要性がなくて自覚しないのかもしれないね」
「スキルって魔力を使うものなんですか?」
「スキルによるよ。攻撃魔法スキルとかなら当然魔力が必要だけど、君のは魔力じゃないみたいだし」

 スキルに魔力が必要なんて知らなかったと思ったら、私のスキルは魔力が必要ないらしい。
 もし必要になるなら魔力がなかったり底を突いたらもふもふ終了のお知らせが出ちゃうから良いことだけど。
 でも、魔力を持っているということはいずれ魔力を使うスキルに目覚める可能性があるということらしい。

「どんなスキルが目覚めるかは個体差や発現したタイミング、環境に左右されると言われている。君のミンク、グレイ君がどんなスキルを発現するのか、もしくは一生しないのかはわからないから興味はあるんだよね」
「なるほど。それで、根本的なことを聞いても良いですか?」
「うん、何かな?」
「私たち家族が動物だと思ってるミンクは魔物なんですか? それとも、変異種とされる毛色の違う個体だけが魔物とされるんですか?」
「あ、あー……そうか。そうだよね。それは確かに検証したことも、確認したこともないな」
「そうなんですか?」

 研究家なのに? そう顔に出たらしい私を見て苦笑を浮かべたウォルトさんが、これまでの研究について教えてくれた。

「俺は冒険者として活動しながら、行った先に1か月から数か月滞在して近辺の頒布や珍しい魔物の情報を集めたりその生態を観察しているんだ。で、最終的に纏めて研究論文として本を出版してる。行く場所はその時受けた依頼によるからかなりバラつきがあるんだけど、ミンクは見かけなかった」
「そうなんですか?」
「ああ。痕跡はあったけど群れ自体には遭遇出来なかった」
「なるほど。野生動物は基本的に人間に近づかないし、そういう意味では気配が消せないと近づくのは難しいですもんね」

 納得、と頷く私にそういうことなんだよと、と頷き返したウォルトさんはだから半分でも自然の形態を残して人と共存してるミンクは観察したいということらしい。
 なるほど、そういう理由であれば確かに確認してみたいものかもしれない。うちで生活している子たちはある程度人にも慣れてる。もちろん、うちは餌場の1つであり寝床なだけだから普段の生活は野生の時のままだ。
 朝になると群れの中で狩りを仕事とするミンクが森に出かけていき、食料を集めてくる。足りない分をうちの餌箱から確保するのだ。
 他の群れも知らない間にやってきて餌を持って行ってるらしいからミンクという種族として疎まれるということもないらしい。

「うちは、基本的に他所の群れには関わらないけれど餌場として勝手に持って行った分にも口を出さないスタイルなの。餌場も寝床の小屋からは離してあるから、群れ同士の争いにもならないみたいよ」
「なるほど。そもそも、ミンクが群れごとに動くとか、役割があるとかも知らなかったよ。すごく興味深いなぁ」
「観察したいならしても良いけど、うちは泊めれないから宿取ってね」
「ああ。まぁ、そこは仕方ないな。宿か空き家を借りるよ。どのみち、暫くはここを拠点にして周囲の魔物を確認する予定だったし」
「そう。で、結局変異種が魔物になるのかどうかって鑑定で見れないの?」
「うーん。見たことはないんだが、見れるかどうかを試したこともないな」

 変異種が全部魔物になるのか、一定の条件があるのか、その辺りも気になるわよね? 鑑定スキルならその辺り探れそうなのに探ったことがないって言われて、ちょっとえぇ? って顔をしたらウォルトさんは苦笑を浮かべて肩を竦める。

「そもそも、俺自身は魔物と動物は別物派だったから、変異種を調べようと思ったことがなかったんだよね。確かにそういう推察をする研究者は居るし、論文も読んだことはあったけど検証をされたわけではないからね。彼らが調べた根拠も骨格からだったし」
「変異種を飼っていたからの研究ではなかったの?」
「参考文献は骨格だったよ」
「そうなのね。私は学者先生が立ち寄った時に聞いただけだったから、てっきり観察してる人が居るんだと思ってたわ。変異種は少ないとは言え、魔物自体は一定数居るって聞いたことがあったし」
「聞いた内容を覚えてるだけ凄いと思うけどね。でも、鑑定でそれを調べるのか」
「やったことないのよね?」
「ああ。でも面白そうだし、やれるか実験してみようか」

 村に立ち寄った学者先生が、そういう論文? 仮説? があるって教えてくれただけで、私自身がその論文なりを読んだわけじゃなかったけどウォルトさんは読んだのね。
 読んだ上で根拠が乏しいとして魔物と動物を分けてたなら確かにグレイを見て驚くのは当たり前なのかしら?
 そもそも、初対面のこの村を初めて訪れた人にグレイがミンクの群れに居たとか変異種だとかわかんないものね。鑑定結果に出てれば分かるんでしょうけど、さっき聞いた限りじゃその辺りは出なかったみたいだし。
 でも、実験ってどうするのかしら?

「えーっと、グレイ君。改めて鑑定してみてもいいかい?」
「グルルッ」
「うぉ、怒ってる」
「グレイ、悪いんだけど鑑定受けてくれない? 別の群れにご両親が居るのは知ってるけど、私も興味あるのよね」
『リーフ キョウミアル?』
「ええ。他ならぬグレイのことだし」
『……ワカッタ』

 初対面で勝手に鑑定したから怒ってるらしいグレイに私からもお願いする。
 だって、変異種が魔物なのか、魔物の因子を持つだけで絶対に魔物になるわけじゃないのか気になるじゃない?
 グレイみたいな子がいずれ家で囲う群れに出てきた場合も対処方法が判るかもしれないし、それって重要なことよね?
 私を見上げて首を傾げるグレイに深く頷けば、仕方がなさそうな雰囲気で了承してくれたからウォルトさんにそう告げると感心したような表情でお礼を言われたので一応受け取っておく。
 改めてグレイを見つめたウォルトさんは、暫くして大きく目を見開いて驚きを露わにした。

「うわぁ、なるほど。本人が完全に了承済みだとこんな風に視えるのか」
「どう見えてるのか凄い気になるんだけど」
「え? ああ、そうか。うーん、なんて言えばいいかな。こう、端的に魔物、とか書いてあった部分とか詳細が増えて変異種から進化した魔物、と出てる」
「変異種から進化?」
「ああ。この部分だけ見ると、一般的に変異種は毛色が違うだけの普通の動物のミンクで何らかの条件を達成すると魔力を持った動物である魔物に進化する」
「条件って何かしら?」
「そこまでは分からないな。ただ、最低条件として魔力を発現することが絶対条件にはなると思うよ」

 納得できる説明ではあるけれど、つまりグレイは何かのきっかけで魔力を発現して魔物になったってことよね? それって良いことなのかしら?
 ちょっと考えこんじゃったらグレイが察したみたいでぐりぐりと頬に頭を擦り付けてくる。

『コマッテナイ、リーフノヤクニタツ、モンダイナイ』
「グレイ」
「まぁ、スキルは発現してないしね。魔力も持っているだけだから今のところは特に問題ないんじゃないか?」
「それはそうだけど」
「魔力というのは生きてるものすべてが潜在的に保有していると言われている。俺たちが成人と同時に教会で道具を介して発現するのも、その潜在的に保有している魔力が関係していると言われている」
「そうなの?」
「そうなんだよ。だから、魔力を使わないと思われているスキルの持ち主でも潜在的には量に大小の差はあれど発現する可能性を持っていると言われてる」

 だからそれほど気にすることじゃないさ、と言うウォルトさんと丸いしっぽでぽんぽんと肩を叩いてくるグレイに、漸くそんなもんかと納得することができた。
 でも、そうなるとグレイはスキルを保有する可能性があるのよね? とはいえ、一匹での行動を止める気はないし。

「なるようにしかならない?」
「キュ?」
「ううん、グレイがスキルを発現したとしてどんなスキルになるのかもわかんないし、スキルがあってもなくても相棒のままで居てほしいわねって話」
『アタリマエ』
「そうね」
「本当に君たち仲がいいねぇ。それで、俺としては暫くこの村に滞在しようと思ってるわけだし、スキル発現とか諸々相談にもなるから仲良くしてほしいんだけど。何より、リーフ嬢にはぜひとも協力を仰ぎたいこともあるわけで」
「はい?」

 変異種について、研究論文にある仮説が正しかったのねとかグレイと頬擦りしあってたりとか忙しかったら向かい側から聞きなれない呼ばれ方と協力とかいう単語が聴こえてきて睨むように見てしまった。
 ウォルトさんは慌てて両手を上げて降参のジェスチャーをしつつも、全く意に介してないにっこにこの笑顔で返された。
 でも、悪いけど私、別に協力できることないと思うんだけど?
 よくわからなくて首を傾げたら、いやいやいや、みたいに手を振られた。

「リーフ嬢のスキルってもふもふと対話できるんだろ? それは魔物でも?」
「そういえば、私の鑑定もしちゃったって言ってたわね。魔物で試したことはないからわからないわ」
「なるほど。じゃあ、もしよかったら俺が森の奥に調査に行く時に同行してくれないかな? もちろん、安全は保障する。何があっても守るから」
「うーん。森の奥に行くのは興味があるんだけど、それには幼馴染二人と両親の許可がないと行けないのよね」
「そうなのか?」
「そうなのよ。小さな村だし、内緒で行くのは難しいし、行った後怒られるのは嫌だから貴方が全員の許可を取ってくれるならぜひ行きたいわ」
「なるほど。わかったよ。じゃあ、まずはそこの交渉から頑張ろうか。この村って宿はあったっけ?」
「たぶん、空き家の貸し出しもしてるわ。村長さんに声を掛けたらいいわよ」
「そうか、ありがとう。じゃあ、まずはこの村に滞在する準備をするところからだな」

 ウォルトさんは元気に立ち上がって笑顔でもう一度ありがとうと言ってから応接室を出て行った。
 見送りをする間もなかったけど、まぁ、いいか。本当に村に滞在するなら暫くはどこかで会うでしょ。

「グレイは変異種から魔物になったのねぇ」
「キュキュッ」
「まぁ、なんでもいいわ。このふわもこが堪能できれば」
「キュー……」

 肩からグレイを下ろしてそのお腹に顔を突っ込みつつ言えば、呆れたようなグレイの鳴き声は聞こえたけど逃げられることもなく満足するまで私はもっふもふを堪能した。
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