強制ハーレムな世界で元囚人の彼は今日もマイペースです。

きゅりおす

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2nd フェーズ 集

No.51 幸福への道

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遂にジーナまで倒れてしまい、一人でカイ・ザイクに立ち向かうシャーロット。
策を巡らせ、機転を利かし、一進一退の攻防を繰り広げる。

最初こそ余裕綽々だったカイも遂にしびれを切らす。

大型拳銃を取り出しシャーロットの頭部目掛け発砲しようとした、その時だった。
突如、カイの側面から眩い光が放たれ、銃を持つカイの左手を飲み込んだ。

一瞬で左手が銃ごと消滅。

「何だとォォッ!?」

無くなった左手先を見て驚愕するカイ。
そして光が放たれた方向に顔を向ける。

「大当たり!」
「なんとか間に合いましたね」
そこには腕から煙を上げるユキチカと彼を抱えるウルルの姿が。

「一体どうやってこの技術を……いや、まさかあの時!!」

カイはこの時ようやくある事に気づいた。先ほど補充しようとポケットをまさぐった時にバッテリーがなかったのは自分の認識違いではない。抜き取られていたのだ、ユキチカがカイの光線によって体を真っ二つにされる直前に。

「最初この部屋に来るときに遅かったのはアンドロイドを停止させるプログラムだけでなく、その装置の仕込みもしていたのか。なんて奴だ」

自身が研究の途中で生み出したものを、この短時間で自分の身体に組み込んだユキチカ。カイは改めて彼の非凡な才能に驚く。

「光線を撃てる理由は分かったとして、そのアンドロイドはどうして動ける!!足を破壊され、歩行どころか立つ事すらできない筈だ!」

「ええ、確かにあの足はもう使えませんでした。でしたので、スペアのパーツを拝借しました」
そうカイの問いに返答するウルルの肩から、コロちゃんがヒョコッと顔をだす。

カイは周囲に倒れているアンドロイドに目を向けた。
その中に一体片足が無いものが混ざっている事に気付く。

「もうお察しでしょうが、こちらのコロちゃん様が倒れているあなたのアンドロイドの足を取り外し、私の元に運んでくださったのです。型番が違うので多少動かしづらいですが問題ありません。足パーツさえ接続できれば、ここまで来るのはそう難しい事はありませんでした」

背後の光線が破壊した壁達を指さすウルル。
「なんせあれほど大きな穴が開いておりましたので、良い通路になりました」


「そんな……まさかこれも!?」

カイはたじろぎシャーロットの方をみる、一体どこまでが彼女の作戦のうちなのか分からない、今は全て彼女の掌の上のように感じた。

シャーロットはニヤリとカイに笑い返してやった。

「まったくよ、好き勝手してくれやがって」

「……ッ!!」
声がした方向に振り向く。

キビとコウノが立っていた。

「悪かったなジーナちゃんにシャーロットちゃん。今日は迷惑かけっぱなしだ」
「まったくもって、今度なにか奢らないとですね」

「もうおしまいだ。あんたの右腕はもう使い物にならない、左手も無くなった」

「ハァッ、ハァッ、ハァッ……!!」
カイの呼吸が荒くなる。



カイ・ザイクには、かつて婚約を約束していた男性がいた。
研究者としても成功していた彼女は順風満帆な生活を送っていた。

しかし、ある日婚約者が病に倒れる。当然、最先端の医療を用いて彼を助けようとした。だがその望みは叶わず、彼は帰らぬ人となった。

彼女はなんとかして彼を取り戻せないか、そう思いあらゆる文献を読み漁った、そこで出会ったのがパラレルワールド、平行世界の存在だ。荒唐無稽な半ば作り話のような内容だった、しかし彼女はそれが頭から離れなかった。

もし治療に成功した彼がいる世界があったら?
もし彼と幸せな家庭を築いている世界があったら?

考えずにはいられない。

そんな時に出会ったのがウルティメイト社だった。

研究の途中で別世界を観測する事に成功した。
そこでは自分と思われる人物が婚約者と幸せな家庭を持ち、何一つ欠けていない生活を送っていた。

彼女は救われたような気持ちになった、彼はまだ生きていると。

しかしそれと同時にカイの中にはある感情が生まれ始めていた。

「なぜ、あそこに私はいないのだろう」
「なぜ私はこんなにも辛い思いをしているのに、同じ私であるアイツは幸せそうにしているのだろう」

その思いは日に日に煮詰まり、ドロドロとしたものへと変わっていった。



「まだだ!私の幸福への道をッ!遮るものは何人も許さないッ!!」
ふと昔の記憶がフラッシュバックしたカイは憤怒し、キビに飛び掛かった。

「手先が使えなかろうが!貴様らを殺す手段はあるんだ!」
先ほど蒸発した左腕から金属のフレームが飛び出ていた。

飛び掛かるカイに対して、キビは地面に背中から倒れる。
そして襲って来るカイに向けて銃を数発放つ。

しかし殆ど外れ天井に向かって飛んで行く、当たったとしても彼女の身体はそれを受け付けない。

「そんな豆鉄砲なんて無駄だ!」
カイは、その鋭利な金属製のフレームが飛び出た、左手を突き出す。

(今度は確実に仕留めるッ!頭をこれで貫いてやるッ!)
彼女はキビの顔面を狙った。

「奪うことが幸福への最短距離なんだ!」

「近道……それしか見えなくなった時、人はおしまいなんだよ」
キビはカイの攻撃を躱した。
カイの腕は床に突き刺さる。

「頭を狙って来るなんて、見え見えだぜ」

「それがどうした!一度避けたくらいで!」
再びカイはキビを刺そうとする、しかしその前にキビは彼女を蹴り飛ばした。

その直後カイの身体が激しく発光する。

「ガアァァ!?なん……だ?」
全身から煙を上げるカイは天井を見上げた。

装置にエネルギーを送るためのケーブルが切れていた。
それが彼女の腹部に刺さっていたナイフ、そのナイフに繋がっているワイヤーに触れ過剰なエネルギーを流し込んだのだ。

(先程の…発砲!!私を狙ったものではないのか!?)

「ユキチカ!」
「はーい!ウルル!」
「畏まりました!」
動きの止まったカイに向かって、ユキチカが衝撃波を放つ。

吹き飛ばされ、壁に叩きつけられるカイ。彼女の身体は至る所が過剰なエネルギーによって焼かれており、酷い状態だ。

「はあ、はあ、まだだぁッ!」
「まだ動けるの!?」

起き上がるカイに驚くシャーロット。

カイは腹部に刺さっていたナイフを抜き取る。
傷口は高エネルギーを浴びたせいか出血すらしない状態だ。

彼女は天井から垂れているケーブルを掴んだ。
それは先ほど自分にエネルギーを流し込んだ方ではなく、ゲートに繋がっている方のケーブルだ。

「はっはっは!エネルギーをこの体に流してくれて、感謝するよ。人の身ならとっくに終わってたが機械の身体のお陰で!!」

「ゲート起動だ!!」
ケーブルに大量エネルギーを注入しゲートを起動させた。

柱の間に光と共に施設内ではない別の空間が映し出される。

「はは、ハハハッ!!今まで観たことない反応だ!成功したぞ!私は別の世界への扉を作ったんだ!!では、さようなら諸君!」
ゲートに向かって駆け出すカイ。

「だめ!」
それを見て、何かを察知したユキチカが呼び止めようとする。
しかしカイは既に装置が生み出した空間に飛び込んでしまう。

「まずい、逃げられるッ!」
キビが起き上がりカイを追いかけようとする。

「待っていろ!私の幸福よッ!!」

彼女は歓喜の声を上げ、その目は期待に満ちてた。
カイは既にゲートの向こう側に体を半分近く出していた、しかしその時だった。

「……え……?」

突然、光のゲートが消えてしまう。
装置へ供給されたエネルギーが切れたのだ。

そしてゲートを通っていたカイの身体は、左肩から右大腿部にまでかけ焼き切れてしまう。

彼女の片割れが重たい音を立てて施設の床に落ちる。

「……ッ!!」
「そんな……!?」
思わず目を背けてしまうシャーロット、ジーナも息を飲んだ。

「ハァハァ、想定外ではあるが。これでもうこの事件は終わりって事だな」
キビは息を切らしながらそう話す。



何もない草原に出たカイ。

身体の半分程を失った状態で動けるはずもなく、地面に倒れていた。
そんな彼女を見下ろす者が。

「ホンマに出てきおった!って酷いザマやなぁ、もう死んどるんちゃうか?これ運ばなあかんのか?」

「そういう仕事ですから」
それはオニツノとエンドウだった。

「はあ、しゃーないのー。エンドウ、でっかいごみ袋!そうそうそれや。もうこのまま放り込むで」

「え、良いんですか?いちおう仕事内容は彼女の保護ですが」

「ええねん、このまま車載せたらシートえらいことになるやろ。いくら血がでとらんっつてもな。ほらそっち持って、いくで。こんだけコンパクトになったんやトランクでええやろ」
大きいごみ袋に放り込まれた時、カイが口を開く。

「わ……たし、は、幸せに……なるんだ」
彼女が消えゆくような声で呟く。

「うわ、話しおった!生きとるんかい。しゃーないな、助手席に乗せたれ」
「ダメですよ、運転しながらじゃ支えられないんで。後ろで姐さんの隣に座らせてあげてください」

「えー」
カイは首から下を袋に入れた状態でオニツノの隣に置かれた。

「もしもーし。回収したでー、今はワシの腕の中で寝とるわ。でもどっかに身体の半分忘れて来たみたいでのぉ。後で交番にでも行ったらええわ」

オニツノは誰かに連絡している。

「畏まりました。彼女の身体は後で治しましょう。支払いは貴女の口座に振り込んでおきました。後で確認してください」

電話の相手はヒメヅカだ。
彼女は伝えることを伝えると連絡をきった。

「ふぅ~。そんなんになっても、まだ働かせるつもりやで、あんたのとこのお偉いさん。ご苦労なことやな」

オニツノは隣にいるカイに話しかける。

カイの目はただ虚しくどこかを見詰めていた。

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