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第72話 本戦開始!!
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本戦出場が決まった、それが次の者たちだ。
第1ブロック代表 カヅチ・タケミ
第2ブロック代表 ミスターマッシブ
第3ブロック代表 アンノウン
第4ブロック代表 クレイピオス
第5ブロック代表 レクス・マリス
第6ブロック代表 イトウ・ユイ
第7ブロック代表 アスタム
第8ブロック代表 フォルサイト
名前を聞いてワインを噴き出す大領主カテナ・ベラード
「おいどういうことだ!本戦参加者の半分がバアルの部下じゃないか!!誰だエントリーさせたのは!」
「も、もうしわけありません、登録料を全員分お支払いいただけたのでそのまま」
部下に怒鳴りつけるカテナ・ベラード。
「間違いなく奴はこの街に来ている。魔神軍を抜けた奴が今更なんのつもりだ!」
「カテナ・ベラード様、相手の目的はなんであれ、プロエ殿であれば問題ありません。外で殺し合いをさせる訳ではありません、これは闘技大会なのですから」
彼は部下の発言に頷いた。
「そうだな……あいつの部下はむやみやたらに殺しをするような連中じゃない。ましてや武器の類の使用は禁止しているから、まあ大会を滅茶苦茶にされることはないだろう」
すると他の部下が闘技場を指さす。
「みてくださいカテナ・ベラード様!観客は大賑わいです!」
「予選はすごい戦いぶりだったな!!」
「聞いた所によるとフォルサイトというのはあの大領主バアル様の配下だとか!」
「なんと!それは見ものですな!」
観客席は突然の魔神軍関係者の参加により湧いていた。
「そうか、確かに魔神軍が戦っている所なぞ一般人が観れる物ではない、見世物としてはこれ以上ないものだ!そうだ、むしろチャンス!ここでバアル・ゼブルの部下を叩き潰すことが出来れば例え条件付きとは言え、実力を知らしめることができる!あの気に食わないバアル・ゼブルの鼻っ柱をへし折ってやれるぞ!」
カテナ・ベラードはそう言って高笑いをする。
タケミ達はそんなフォルサイト達と合流していた。
「フォルサイト達も来てたのか」
「これはこれはタケミ殿、ご無沙汰しております」
お辞儀をするフォルサイト。
「マリス先生!」
「よっユイ、まさかユイが出てくるとはな」
マリスの言葉に肩を落とすユイ。
「そうなんですよ。私こういうのは得意じゃないのに。ネラが勝手に名前を書いてて。なんとか勝ち残れましたけど。最初の相手がマリス先生だとは」
「ふふん、あの時は負けたからな、今回は勝つぞ」
自信満々にそう言うマリス。
「って事はバアルも来てるのか?」
「ええ、ですがあの方は別件で少し離れています。私達は暇だったので参加してみたって感じですね」
周りを見渡すタケミに対してフォルサイトが答える。
「まさか初戦がフォルサイト様とは……お手柔らかにお願いします」
「なに情けない事言ってるんだアスタム!」
白狼のアスタムの後ろから蹴りを入れる黒兎のクレイピオス。
「参加者の殆どが顔見知りになったな」
「タケミ殿とクレイピオスさんの初戦相手は違うようですね」
フォルサイトがタケミの後ろを指さす。
「あ、さっき倒されてた奴」
そこには先ほど闘技場の外で受付に絡んでいた大男がいた。
「あのやろう!今度あったらぶっ殺してやる!!」
自分の過剰に発達した筋肉に力を入れてそう言う大男。
「あいつ入れたんだな」
「そこら辺の人から参加権でも奪ったんじゃね?」
大男を見てそういうタケミとクレイピオス。
その後ろに椅子に座っている者がいた、もう1人の本戦参加者だ。
「アイツはなんだ、ずっとフード被って顔が見えねぇ」
「さぁな、まあ私は誰であろうが敵ならぶっ飛ばすだけだ」
本戦参加者の確認をしたところで、フォルサイトがその後の話をする。
「このトーナメントはここにいる者達だけで終わりでは無いですよ。このトーナメントは勝ち残った者に挑戦権が与えられるのです」
「挑戦権、ああそんな話が最初に説明であったような」
「勝ち残った者はこの闘技場きってのチャンピオン、拳闘王と呼ばれる男に挑戦する事ができるのです」
フォルサイトの話を聞いてタケミが頷く。
「その人さっき見た、多分だけど」
「え?そうなの?」
ユイが驚いた様子でタケミに聞く。
「あのでかい奴を倒した人だよ。顔は見えなかったけど、あの実力なら確実にここにいるはずだ。でもいないって事はその人がチャンピオンだろ」
「闘技大会に出てないかもよ?」
「そうかもしれないけど、なんとなくそう言うタイプに見えなかった」
「なにそれ、感じゃん」
「そう、ただの感」
『さあ皆様、本日は晴天!この天気にあう冷たいビールはいかがですか?キンキンに冷えてやがるッ!と言いたくなる事間違いなし!是非お近くの売店、あるいはビアサーバント達にお求めくださいね!』
マイクを持って会場に呼びかけるウェルズ。
『それでは早速本選始めて参りましょう!』
本戦参加者は控室が与えられており、そこに第一回戦の第一試合に出るミスターマッシブたちがいた。
「いいですかマッシブ、私が事前に出場登録していなければここには入れなかったのですからね」
「分かってるぜ女神さんよ!本当にあの野郎をぶっ飛ばせるんだろうな!」
ミスターマッシブと呼ばれる大男は瓶を複数本もちながらそう言った。
「ええ、間違いなく。それにしても貴方、またエリクサーを飲んで。何度も言うようですがそれは使い場所を選ぶべきもので」
「良いんだよ!俺様が得た力は成長!何もしなくたって筋肉がデカくなってくれる!それをこの薬を飲んで成長スピードを底上げする!そうする事で強靭になった俺の肉体は更なるエリクサーに耐えられるようになる!だからまた飲むんだ!」
「何度も聞きました、だからあなたは数ある勇者の中でエリクサーの使用に最も適している。そのエリクサーの数もあなただから渡しているんです」
ミスターマッシブの隣にはケースが置かれており、何本ものエリクサーがそこに入っていた。
「それにしても、アイツなんなんだ?ずっとブツブツ独り言呟いてて気味悪ぃ」
エリクサーを飲みながらミスターマッシブが部屋の奥に目を向ける。
そこにはフードを被った者が座っていた。
「彼はちょっと事情があって。まさかあなた方が準決勝でぶつかってしまうとは。もう少し根回ししておくべきでした」
「へえー、おい、優勝するのはこの俺様だからな」
ミスターマッシブが席を立ちあがって話しかける。
「俺は女神様と共にいる、俺は女神様と共にいる」
フードの男は彼の言葉には反応せず、ずっとそう呟いていた。
「なんだこいつ……」
『これより第一回戦、第一試合をはじめます!選手を紹介いたします!』
ウェルズが闘技場に手を向ける。
『身長200㎝!体重115kg!カヅチィィ、タケミィィィィィ!!』
タケミが入場してくる。
「ねぇ、彼ワイルドでかっこよくない?!」
「ええいいかも!」
「なんだあの肉体は、凄い傷だ」
「年齢はいくつぐらいなんだ?強烈な存在感だ」
そんな観客席の声を聴いて、鼻を膨らませるマートル姫。
「ふふふん♪」
「姫、タケミ様の評価を聞いて嬉しくなっているのが顔に出てますよ」
ベロニカが横からそう言う。
『身長320㎝!体重300kg!ミスタァァ、マッシブゥゥゥゥ!!』
ミスターマッシブも入場してくる。
「うおお、あっちの男も凄いな!どんな鍛え方をしたらあんなに肉体に?!」
「これは迫力がある戦いになりそうだな」
『大男同士の戦いは一体どんな展開をみせてくれるのか!それでは第一試合』
ウェルズがゴングを鳴らす。
『開始ィィィィィッ!!』
第1ブロック代表 カヅチ・タケミ
第2ブロック代表 ミスターマッシブ
第3ブロック代表 アンノウン
第4ブロック代表 クレイピオス
第5ブロック代表 レクス・マリス
第6ブロック代表 イトウ・ユイ
第7ブロック代表 アスタム
第8ブロック代表 フォルサイト
名前を聞いてワインを噴き出す大領主カテナ・ベラード
「おいどういうことだ!本戦参加者の半分がバアルの部下じゃないか!!誰だエントリーさせたのは!」
「も、もうしわけありません、登録料を全員分お支払いいただけたのでそのまま」
部下に怒鳴りつけるカテナ・ベラード。
「間違いなく奴はこの街に来ている。魔神軍を抜けた奴が今更なんのつもりだ!」
「カテナ・ベラード様、相手の目的はなんであれ、プロエ殿であれば問題ありません。外で殺し合いをさせる訳ではありません、これは闘技大会なのですから」
彼は部下の発言に頷いた。
「そうだな……あいつの部下はむやみやたらに殺しをするような連中じゃない。ましてや武器の類の使用は禁止しているから、まあ大会を滅茶苦茶にされることはないだろう」
すると他の部下が闘技場を指さす。
「みてくださいカテナ・ベラード様!観客は大賑わいです!」
「予選はすごい戦いぶりだったな!!」
「聞いた所によるとフォルサイトというのはあの大領主バアル様の配下だとか!」
「なんと!それは見ものですな!」
観客席は突然の魔神軍関係者の参加により湧いていた。
「そうか、確かに魔神軍が戦っている所なぞ一般人が観れる物ではない、見世物としてはこれ以上ないものだ!そうだ、むしろチャンス!ここでバアル・ゼブルの部下を叩き潰すことが出来れば例え条件付きとは言え、実力を知らしめることができる!あの気に食わないバアル・ゼブルの鼻っ柱をへし折ってやれるぞ!」
カテナ・ベラードはそう言って高笑いをする。
タケミ達はそんなフォルサイト達と合流していた。
「フォルサイト達も来てたのか」
「これはこれはタケミ殿、ご無沙汰しております」
お辞儀をするフォルサイト。
「マリス先生!」
「よっユイ、まさかユイが出てくるとはな」
マリスの言葉に肩を落とすユイ。
「そうなんですよ。私こういうのは得意じゃないのに。ネラが勝手に名前を書いてて。なんとか勝ち残れましたけど。最初の相手がマリス先生だとは」
「ふふん、あの時は負けたからな、今回は勝つぞ」
自信満々にそう言うマリス。
「って事はバアルも来てるのか?」
「ええ、ですがあの方は別件で少し離れています。私達は暇だったので参加してみたって感じですね」
周りを見渡すタケミに対してフォルサイトが答える。
「まさか初戦がフォルサイト様とは……お手柔らかにお願いします」
「なに情けない事言ってるんだアスタム!」
白狼のアスタムの後ろから蹴りを入れる黒兎のクレイピオス。
「参加者の殆どが顔見知りになったな」
「タケミ殿とクレイピオスさんの初戦相手は違うようですね」
フォルサイトがタケミの後ろを指さす。
「あ、さっき倒されてた奴」
そこには先ほど闘技場の外で受付に絡んでいた大男がいた。
「あのやろう!今度あったらぶっ殺してやる!!」
自分の過剰に発達した筋肉に力を入れてそう言う大男。
「あいつ入れたんだな」
「そこら辺の人から参加権でも奪ったんじゃね?」
大男を見てそういうタケミとクレイピオス。
その後ろに椅子に座っている者がいた、もう1人の本戦参加者だ。
「アイツはなんだ、ずっとフード被って顔が見えねぇ」
「さぁな、まあ私は誰であろうが敵ならぶっ飛ばすだけだ」
本戦参加者の確認をしたところで、フォルサイトがその後の話をする。
「このトーナメントはここにいる者達だけで終わりでは無いですよ。このトーナメントは勝ち残った者に挑戦権が与えられるのです」
「挑戦権、ああそんな話が最初に説明であったような」
「勝ち残った者はこの闘技場きってのチャンピオン、拳闘王と呼ばれる男に挑戦する事ができるのです」
フォルサイトの話を聞いてタケミが頷く。
「その人さっき見た、多分だけど」
「え?そうなの?」
ユイが驚いた様子でタケミに聞く。
「あのでかい奴を倒した人だよ。顔は見えなかったけど、あの実力なら確実にここにいるはずだ。でもいないって事はその人がチャンピオンだろ」
「闘技大会に出てないかもよ?」
「そうかもしれないけど、なんとなくそう言うタイプに見えなかった」
「なにそれ、感じゃん」
「そう、ただの感」
『さあ皆様、本日は晴天!この天気にあう冷たいビールはいかがですか?キンキンに冷えてやがるッ!と言いたくなる事間違いなし!是非お近くの売店、あるいはビアサーバント達にお求めくださいね!』
マイクを持って会場に呼びかけるウェルズ。
『それでは早速本選始めて参りましょう!』
本戦参加者は控室が与えられており、そこに第一回戦の第一試合に出るミスターマッシブたちがいた。
「いいですかマッシブ、私が事前に出場登録していなければここには入れなかったのですからね」
「分かってるぜ女神さんよ!本当にあの野郎をぶっ飛ばせるんだろうな!」
ミスターマッシブと呼ばれる大男は瓶を複数本もちながらそう言った。
「ええ、間違いなく。それにしても貴方、またエリクサーを飲んで。何度も言うようですがそれは使い場所を選ぶべきもので」
「良いんだよ!俺様が得た力は成長!何もしなくたって筋肉がデカくなってくれる!それをこの薬を飲んで成長スピードを底上げする!そうする事で強靭になった俺の肉体は更なるエリクサーに耐えられるようになる!だからまた飲むんだ!」
「何度も聞きました、だからあなたは数ある勇者の中でエリクサーの使用に最も適している。そのエリクサーの数もあなただから渡しているんです」
ミスターマッシブの隣にはケースが置かれており、何本ものエリクサーがそこに入っていた。
「それにしても、アイツなんなんだ?ずっとブツブツ独り言呟いてて気味悪ぃ」
エリクサーを飲みながらミスターマッシブが部屋の奥に目を向ける。
そこにはフードを被った者が座っていた。
「彼はちょっと事情があって。まさかあなた方が準決勝でぶつかってしまうとは。もう少し根回ししておくべきでした」
「へえー、おい、優勝するのはこの俺様だからな」
ミスターマッシブが席を立ちあがって話しかける。
「俺は女神様と共にいる、俺は女神様と共にいる」
フードの男は彼の言葉には反応せず、ずっとそう呟いていた。
「なんだこいつ……」
『これより第一回戦、第一試合をはじめます!選手を紹介いたします!』
ウェルズが闘技場に手を向ける。
『身長200㎝!体重115kg!カヅチィィ、タケミィィィィィ!!』
タケミが入場してくる。
「ねぇ、彼ワイルドでかっこよくない?!」
「ええいいかも!」
「なんだあの肉体は、凄い傷だ」
「年齢はいくつぐらいなんだ?強烈な存在感だ」
そんな観客席の声を聴いて、鼻を膨らませるマートル姫。
「ふふふん♪」
「姫、タケミ様の評価を聞いて嬉しくなっているのが顔に出てますよ」
ベロニカが横からそう言う。
『身長320㎝!体重300kg!ミスタァァ、マッシブゥゥゥゥ!!』
ミスターマッシブも入場してくる。
「うおお、あっちの男も凄いな!どんな鍛え方をしたらあんなに肉体に?!」
「これは迫力がある戦いになりそうだな」
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『開始ィィィィィッ!!』
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