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5 ふしぎな間借り人
①
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それはなんの変哲もない、普通の古い一軒家だった。
ドアではなく、引き戸の玄関の鍵を開け、がらがらっと開くと、靴箱があって三和土がある。
壁に電灯のスイッチを見つけたので、試しに押してみると、外灯も玄関灯も点いた。
「電気、通ってるんだ……」
ほっとしながら靴を脱ぎ、廊下を進む。
廊下を中心に左右に二つずつ部屋があり、突き当たりがトイレとお風呂と洗面所。右奥が台所。
どこも綺麗に掃除されており、窓にはカーテンもかかっていて、今すぐにでも住めそうだった。
点けれるだけの電灯を点けると、とても明るく、山の上にいることを忘れてしまいそうになる。
真新しい畳と漆喰の壁のリラックス効果なのか、どこかほっとする。
「今夜はここに泊ろうかな……夜が明けてからのほうが運転も危なくないだろうし、道も探しやすいし……」
決心しかけて、だったら玄関の扉をしっかり閉めておかなければと、玄関へ向かった。
三和土に下りて、鍵をかけようと扉に手を伸ばした瞬間、それががらがらっと勢いよく開く。
「ひええええええっ!」
悲鳴を上げてうしろにとびすざった私の前に、見たことのある人物が現われた。
ドアではなく、引き戸の玄関の鍵を開け、がらがらっと開くと、靴箱があって三和土がある。
壁に電灯のスイッチを見つけたので、試しに押してみると、外灯も玄関灯も点いた。
「電気、通ってるんだ……」
ほっとしながら靴を脱ぎ、廊下を進む。
廊下を中心に左右に二つずつ部屋があり、突き当たりがトイレとお風呂と洗面所。右奥が台所。
どこも綺麗に掃除されており、窓にはカーテンもかかっていて、今すぐにでも住めそうだった。
点けれるだけの電灯を点けると、とても明るく、山の上にいることを忘れてしまいそうになる。
真新しい畳と漆喰の壁のリラックス効果なのか、どこかほっとする。
「今夜はここに泊ろうかな……夜が明けてからのほうが運転も危なくないだろうし、道も探しやすいし……」
決心しかけて、だったら玄関の扉をしっかり閉めておかなければと、玄関へ向かった。
三和土に下りて、鍵をかけようと扉に手を伸ばした瞬間、それががらがらっと勢いよく開く。
「ひええええええっ!」
悲鳴を上げてうしろにとびすざった私の前に、見たことのある人物が現われた。
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