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25 千里眼の聖女
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茂木美佳子
LV 44
HP 144
STR 45
VIT 45
AGI 45
DEX 45
スキル:指揮 LV4、指導 LV3
「うーーーーーーーーーーん」
自分のステータスを見ながら私は唸っていた。
友仁くんを呼び寄せてステータスの聞き取りをしたら、
高木友仁
LV 44
HP 308
STR 131
VIT 126
AGI 67
DEX 65
スキル:椅子召喚
……いやもう、この数値、一体何ができるレベルなの?
実を言うと、私は自分のステータスが「一般的な成人女性のステータス」なのだと思っていた。
成人女性が鍛えてレベル上がっていったらこうなるぞーっていう数値なんだと。
それは、違った。
一般人は鍛えたところで武装騎士をお姫様抱っこして「あなたは羽のように軽いな」ってならない!!
数値的には友仁くんなんて、これは絶対馬をお姫様抱っこできる。馬が暴れるだろうから試さないけど。
友仁くんにお願いして、出した椅子を全力で投げてもらった。
椅子は飛んで、飛んで、飛んで……。見えなくなった。
「どこまで飛んだかわかる?」
「ううん、俺にもわかんない」
「だよねー……」
「ミカコさん、その、どうも子供たちの力についての認識が誤っていたようですね?」
「はい、すみません、その通りです……」
私に気を遣ってくれているのか、凄く優しい声でクリスさんが話しかけてくれる。生温かい視線も感じる。
「私は、私の『ステータス』が一般的な成人女性のものなのだと思っていました」
「捨てて下さい。その認識、今すぐに」
さっきのお姫様抱っこ事件を目撃してしまったレイモンドさんが顔を引き攣らせていた。
「はい、捨てました……普通の女性は鍛えても武装した騎士を簡単に抱き上げられません……」
「その通りですよ。隊長、女性に抱き上げられた感想は?」
「滅多にない経験をしたよ。子供の頃以来だね」
裏が感じられないクリスさんの言葉! 優しい!
「そしてですね……。今投げて飛んでいった椅子は、どこまで飛んだんでしょうね……。友仁くんの力の数値は、私が45なのに対して131もあるんです……」
うーん、とそれぞれの悩む声があちこちで上がる。
「素手で熊が倒せるな、間違いなく。ああ、いや、坊主じゃなくて先生のことだ」
「いやぁぁぁ! いや、私力はあるけど戦闘技術があるわけじゃないので……そ、そうだ! 真澄ちゃん! 真澄ちゃんちょっと来て!」
「どうしたの? 先生」
私のところに真澄ちゃんがとても素直にちょこっとやってくる。
真澄ちゃんは少し明るい髪色と肌の白さが際立っていて、くっきりとした二重まぶたの大きな目が特徴の可愛らしい女の子だ。
入学式に見たとき、キッズモデルかな? と思ったのを覚えている。「真澄は可愛いから変な人に狙われるかもしれない」と親御さんが心配するのも仕方がない。普通だったら小脇に抱えて走って攫えそうなんだもん。
でも、この子はある意味クラス最強の爆弾娘。なにせ、あの村でも平気で人を殴っていたし。
「真澄ちゃん、今わかったんだけどね、私たち、元の世界では考えられなかったほどすっごく強いみたい。だから、これからは向こうが手を出してきたからって、お腹とか顔とか殴っちゃ駄目だよ」
「そうなの? じゃあ、危ない人に掴まりそうになったらどうしたらいいの?」
「……脛を蹴ろう。それくらいなら死なないから」
「うん、わかった!」
元気よく返事してくれたけど、「お腹とか顔とか殴ると相手を殺すかもしれない」という私の言外の部分は通じてないみたいだ……。
そして、真澄ちゃんに蹴られたら多分確実に足を骨折する。相手のためにも、そこで諦めてもらった方がいい。
「よし、マスミ! おじさんの構えてるこの盾をな、がーんと蹴ってみな!」
ジェフリーさんが地面に膝を付き、両手で鉄製の盾を支えた。
なるほど、「蹴ったらどうなるか」がわかっていれば、真澄ちゃんも迂闊には力を振るわないよね!
「ハッ!」
「うごっ!」
真澄ちゃんの気合い一閃の回し蹴り。
ジェフリーさんは盾ごと吹っ飛んでいった……。
慌てて桂太郎くんがジェフリーさんに癒やしの椅子を投げに行き、クリスさんを始め騎士団の面々は思いっきり変形した盾を囲んでおののいている。
「これは……」
「えげつない。実にえげつない」
「マスミって、うちの娘と同じくらいですよ?」
「…………わかった?」
「わかった……」
騎士たちの反応とへこんだ盾という物証を見て、さすがの真澄ちゃんも自分の力に引き気味になりながら頷いてくれたのだった。
馬上で私は「この状況で陣形とは?」とちょっと悩んでいた。
みんながみんな、友仁くんの様に椅子を遠投できるわけではない。
もちろん、敵が遠くにいる内に倒せた方が危険は少ない。だけど、「ドロップ品を取りに行く」という私たちの生活に必要なことを考えると……。
「ま、いいか!」
ぐるぐる考えた結果、今まで通りでいいという結論に私は至った。
「どうしました?」
急に私が声を上げたからだろう、クリスさんが後ろから尋ねてくる。
「今の私たちの力で戦っていて、陣形などが必要なのかと考えていました。いろいろ考えましたが、今まで通りの戦い方をすることにします」
「それがいいと思います。例えばの話ですが、先日のトロルのように、初見で格が違う敵などに出会う可能性もある。その時に、陣形をやめてしまっていたら危険かもしれない」
「それもそうですね。尚更今まで通りでいいということか。ありがとうございます」
今よりも強い敵、か。
出会いたくないけど、出会うんだろうな……。
五日かけて私たちはモンスターを倒しながら移動し、やっと黒い砦が私たちの前に姿を現した。
「うわぁ」
「お城みたい!」
一翔くんの興奮気味の言葉はまさにその通りで。
石造りの強固な外壁はかなりの高さがあり、上には歩哨が立てるようになっている。前に見た村でも櫓があったけど、その代わりにあるのは塔だ。
「どうでしょう、我が騎士団の砦は」
「凄いです……。自分の目でこういう物を見る日が来るとは思っていませんでした」
ヨーロッパにでも行けばまだそういう建物が残っているんだろうけど、残念ながら私にそういうところへ行く予定はない。
初めて目にする本物の「砦」に私が目を皿にして観察していたら、開け放たれた門の前に数人の人影があることに気付いた。
砦の門の前には数人が立っていたが、殊更目立つのは白い服に身を包んだ女性。明るい茶色の髪は、どこか見覚えがある気がする。
「お待ちしておりました、皆さん」
彼女は私たちを見ても驚いた様子がない。戸惑っていたらはつらつとした声がこちらに向かってかけられた。
お待ちしておりました、ってどういうこと?
「おばさん、誰?」
空気を読まないことで定評のある太一くんが彼女に駆け寄ってそう言った途端、その頭に女性のチョップが振り下ろされる。
「お姉さん。はい、言い直して」
「お、お姉さん……だれ」
にこにこと笑顔を崩さない女性……。この人強い!!
いろんな意味で!!
「レティシア様!?」
「何故ここへ?」
騎士のひとりが驚きの声を上げる。そしてレイモンドさんが何故か妙に嫌そうな顔で彼女に向かって尋ねた。
「あーらレイモンド、『何故ここへ?』って随分なお言葉じゃない!? クリスが危険なのが視えたから王都から馬かっ飛ばして来たのよ! ――コホン、それは杞憂で済んだようですが、遠きところから来られた方々、そのお力で未来は変わりました。御礼を申し上げます」
「えっ!?」
前半凄いちゃきちゃきの下町娘みたいだったのに、変わり身早っ!
それもだけど、こっちの正体ばれてる!? しかもクリスさんのために駆けつけたって何事!?
口を開けてぽかんとしている私に、げんなりした顔のままのレイモンドさんが説明をしてくれた。
「このお方は、教会に認められた『千里眼の聖女』にして、四大司教のひとりでもあるレティシア様です」
「そして……私の双子の姉です」
少し困った顔をしながらクリスさんが私に向かって言う。
双子の、姉ですと!?
LV 44
HP 144
STR 45
VIT 45
AGI 45
DEX 45
スキル:指揮 LV4、指導 LV3
「うーーーーーーーーーーん」
自分のステータスを見ながら私は唸っていた。
友仁くんを呼び寄せてステータスの聞き取りをしたら、
高木友仁
LV 44
HP 308
STR 131
VIT 126
AGI 67
DEX 65
スキル:椅子召喚
……いやもう、この数値、一体何ができるレベルなの?
実を言うと、私は自分のステータスが「一般的な成人女性のステータス」なのだと思っていた。
成人女性が鍛えてレベル上がっていったらこうなるぞーっていう数値なんだと。
それは、違った。
一般人は鍛えたところで武装騎士をお姫様抱っこして「あなたは羽のように軽いな」ってならない!!
数値的には友仁くんなんて、これは絶対馬をお姫様抱っこできる。馬が暴れるだろうから試さないけど。
友仁くんにお願いして、出した椅子を全力で投げてもらった。
椅子は飛んで、飛んで、飛んで……。見えなくなった。
「どこまで飛んだかわかる?」
「ううん、俺にもわかんない」
「だよねー……」
「ミカコさん、その、どうも子供たちの力についての認識が誤っていたようですね?」
「はい、すみません、その通りです……」
私に気を遣ってくれているのか、凄く優しい声でクリスさんが話しかけてくれる。生温かい視線も感じる。
「私は、私の『ステータス』が一般的な成人女性のものなのだと思っていました」
「捨てて下さい。その認識、今すぐに」
さっきのお姫様抱っこ事件を目撃してしまったレイモンドさんが顔を引き攣らせていた。
「はい、捨てました……普通の女性は鍛えても武装した騎士を簡単に抱き上げられません……」
「その通りですよ。隊長、女性に抱き上げられた感想は?」
「滅多にない経験をしたよ。子供の頃以来だね」
裏が感じられないクリスさんの言葉! 優しい!
「そしてですね……。今投げて飛んでいった椅子は、どこまで飛んだんでしょうね……。友仁くんの力の数値は、私が45なのに対して131もあるんです……」
うーん、とそれぞれの悩む声があちこちで上がる。
「素手で熊が倒せるな、間違いなく。ああ、いや、坊主じゃなくて先生のことだ」
「いやぁぁぁ! いや、私力はあるけど戦闘技術があるわけじゃないので……そ、そうだ! 真澄ちゃん! 真澄ちゃんちょっと来て!」
「どうしたの? 先生」
私のところに真澄ちゃんがとても素直にちょこっとやってくる。
真澄ちゃんは少し明るい髪色と肌の白さが際立っていて、くっきりとした二重まぶたの大きな目が特徴の可愛らしい女の子だ。
入学式に見たとき、キッズモデルかな? と思ったのを覚えている。「真澄は可愛いから変な人に狙われるかもしれない」と親御さんが心配するのも仕方がない。普通だったら小脇に抱えて走って攫えそうなんだもん。
でも、この子はある意味クラス最強の爆弾娘。なにせ、あの村でも平気で人を殴っていたし。
「真澄ちゃん、今わかったんだけどね、私たち、元の世界では考えられなかったほどすっごく強いみたい。だから、これからは向こうが手を出してきたからって、お腹とか顔とか殴っちゃ駄目だよ」
「そうなの? じゃあ、危ない人に掴まりそうになったらどうしたらいいの?」
「……脛を蹴ろう。それくらいなら死なないから」
「うん、わかった!」
元気よく返事してくれたけど、「お腹とか顔とか殴ると相手を殺すかもしれない」という私の言外の部分は通じてないみたいだ……。
そして、真澄ちゃんに蹴られたら多分確実に足を骨折する。相手のためにも、そこで諦めてもらった方がいい。
「よし、マスミ! おじさんの構えてるこの盾をな、がーんと蹴ってみな!」
ジェフリーさんが地面に膝を付き、両手で鉄製の盾を支えた。
なるほど、「蹴ったらどうなるか」がわかっていれば、真澄ちゃんも迂闊には力を振るわないよね!
「ハッ!」
「うごっ!」
真澄ちゃんの気合い一閃の回し蹴り。
ジェフリーさんは盾ごと吹っ飛んでいった……。
慌てて桂太郎くんがジェフリーさんに癒やしの椅子を投げに行き、クリスさんを始め騎士団の面々は思いっきり変形した盾を囲んでおののいている。
「これは……」
「えげつない。実にえげつない」
「マスミって、うちの娘と同じくらいですよ?」
「…………わかった?」
「わかった……」
騎士たちの反応とへこんだ盾という物証を見て、さすがの真澄ちゃんも自分の力に引き気味になりながら頷いてくれたのだった。
馬上で私は「この状況で陣形とは?」とちょっと悩んでいた。
みんながみんな、友仁くんの様に椅子を遠投できるわけではない。
もちろん、敵が遠くにいる内に倒せた方が危険は少ない。だけど、「ドロップ品を取りに行く」という私たちの生活に必要なことを考えると……。
「ま、いいか!」
ぐるぐる考えた結果、今まで通りでいいという結論に私は至った。
「どうしました?」
急に私が声を上げたからだろう、クリスさんが後ろから尋ねてくる。
「今の私たちの力で戦っていて、陣形などが必要なのかと考えていました。いろいろ考えましたが、今まで通りの戦い方をすることにします」
「それがいいと思います。例えばの話ですが、先日のトロルのように、初見で格が違う敵などに出会う可能性もある。その時に、陣形をやめてしまっていたら危険かもしれない」
「それもそうですね。尚更今まで通りでいいということか。ありがとうございます」
今よりも強い敵、か。
出会いたくないけど、出会うんだろうな……。
五日かけて私たちはモンスターを倒しながら移動し、やっと黒い砦が私たちの前に姿を現した。
「うわぁ」
「お城みたい!」
一翔くんの興奮気味の言葉はまさにその通りで。
石造りの強固な外壁はかなりの高さがあり、上には歩哨が立てるようになっている。前に見た村でも櫓があったけど、その代わりにあるのは塔だ。
「どうでしょう、我が騎士団の砦は」
「凄いです……。自分の目でこういう物を見る日が来るとは思っていませんでした」
ヨーロッパにでも行けばまだそういう建物が残っているんだろうけど、残念ながら私にそういうところへ行く予定はない。
初めて目にする本物の「砦」に私が目を皿にして観察していたら、開け放たれた門の前に数人の人影があることに気付いた。
砦の門の前には数人が立っていたが、殊更目立つのは白い服に身を包んだ女性。明るい茶色の髪は、どこか見覚えがある気がする。
「お待ちしておりました、皆さん」
彼女は私たちを見ても驚いた様子がない。戸惑っていたらはつらつとした声がこちらに向かってかけられた。
お待ちしておりました、ってどういうこと?
「おばさん、誰?」
空気を読まないことで定評のある太一くんが彼女に駆け寄ってそう言った途端、その頭に女性のチョップが振り下ろされる。
「お姉さん。はい、言い直して」
「お、お姉さん……だれ」
にこにこと笑顔を崩さない女性……。この人強い!!
いろんな意味で!!
「レティシア様!?」
「何故ここへ?」
騎士のひとりが驚きの声を上げる。そしてレイモンドさんが何故か妙に嫌そうな顔で彼女に向かって尋ねた。
「あーらレイモンド、『何故ここへ?』って随分なお言葉じゃない!? クリスが危険なのが視えたから王都から馬かっ飛ばして来たのよ! ――コホン、それは杞憂で済んだようですが、遠きところから来られた方々、そのお力で未来は変わりました。御礼を申し上げます」
「えっ!?」
前半凄いちゃきちゃきの下町娘みたいだったのに、変わり身早っ!
それもだけど、こっちの正体ばれてる!? しかもクリスさんのために駆けつけたって何事!?
口を開けてぽかんとしている私に、げんなりした顔のままのレイモンドさんが説明をしてくれた。
「このお方は、教会に認められた『千里眼の聖女』にして、四大司教のひとりでもあるレティシア様です」
「そして……私の双子の姉です」
少し困った顔をしながらクリスさんが私に向かって言う。
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