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序章
夢現??? (改)
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あぁ……此度もまた死すべき運命であったのか。
そう小さく呟いている間にも私の体内よりゆっくりと、そして確実に命の灯が消えていく。
これより先後何度繰り返せば終わりを迎えられるのであろうか。
そして幾度こうして辛く悲しい想いをせねばならぬのだろう。
『……――――っっ!?』
っつ……嫌っ、やめて!!
これ以上傍へ近づかないで!!
私はもう恋をしたくはない。
人を、いいえ私はもう貴方様を想う事に疲れ果てたのです。
貴方様を恋い慕うて幾月とせ。
その年月は雪の様に深く、重く私の心へ深々と音もなく深々と積み重なっていく。
そう決して溶けはしない万年雪の様に、私の心には今も尚貴方様への想いが募っているのです。
こうして此度も死に逝くであろう私の姿を、貴方様は悲しみに満ちた表情で見つめて下さる。
えぇ何故だか判り兼ねますが不思議とただそれだけで、私の心は温かいものに包まれるのです。
既に身体はもう動く事無く、貴方様へ心配しないで……と微笑み返す事も出来ないと言うのにも拘らず、私の心は本当に幸せに満ちてしまうのです。
それは何と罪深い……と思うけれども、このほんのひと時の間だけは、私はこの世へ生まれてきて良かったと思えるのです。
貴方と生きて出逢えば私の生は終わりを告げる。
今生では決して結ばれる事のない貴方と私。
時や世界を超越したとしても決して逃れられない呪いの様な宿命。
でもだからこそ私は生きている限り貴方様より全力で逃げるのです。
しかしどの様に逃げ遂せたと思えども、それでも――――やはり私と貴方様は何時も出逢ってしまうのですね。
そして出逢ったが最期、こうしてまた別離がやってくるのです。
此度も私の命の灯の消えるほんの僅かな時間だけが、私と貴方様との幸せな逢瀬なのでしょう。
譬え身体の交わりがなくとも、私の心だけは何時も貴方様のお傍におります。
ですからどうかもう悲しまないで下さいませ。
そして情けない事に私自身、死を迎える瞬間でしか貴方様への想いを気付けない事をお許しください。
またこの瞬間でしか貴方様に対し悔いる事の出来ない愚かな私をお許しください。
ふふ、先程より私は貴方様へ謝ってばかりに御座いますわね。
でもこうして眦を下げ、何時もよりも柔らかな貴方様の様子を見られるこの瞬間をは嫌いではないのですよ。
それに記憶のない私が本能のままに貴方様より逃げ遂せようととしても、貴方様は何がろうと絶対に私を見つけて下さる。
まるで膨大な時の中で繰り広げられる鬼ごっこのよう……ですわね。
それでも私はとても幸せに感じますわ。
あぁ……来世では何時貴方様へお逢い出来るのでしょう。
僅かな逢瀬しかないと十分過ぎる程に理解を致しておりますが、願わくば貴方様と一度は並みの夫婦の様に結ばれてみとう御座いますわね。
眩い朝日の中で貴方様とゆっくり笑みを交わし合いとう御座います。
――――っっ!?
はあぁぁ……もう時間が参った様に御座いますわ。
此度も……倒頭貴方様と言葉を交わす事も出来ませんでしたわね。
『…………いろっ、…………ずっっ!!』
はい?
あぁ折角の……貴方の言葉が聞こえ……ない。
時とは何と無情なのであろうか。
此度も駄目であったな。
さて次に巡り合う時にはせめて一言なりとも言葉を交わしたいもの。
ふふ、こうして転生を繰り返す事にも最早慣れてしまうとは……な。
何とも不思議な気分でもある。
さあ私も少し休もう。
次の転生まで身体を休ませねばならぬだろうからな。
出来る事ならばこの転生人生を何時の日か終える事が出来ればいいのだが……。
そして次に生まれ変わる時には、少しでもこの運命に抗えられる程の強い者であればいいのう。
おぎゃあおぎゃあ……。
「陛下っ、おめでとう御座います!! 姫君様に御座いますわっっ!!」
「ひ、姫かっっ!! して王妃は、ヒルデは大事ないのかっっ!?」
「はいっ、魔法医様より母子共にお健やかであるとの事に御座います」
「そうか、良かった〰〰〰〰!!」
「「「はいっ、おめでとう御座います陛下っっ」」」
「あぁ、して彼女達とは何時会えるのだ?」
「ただ今お身体を清めておりますれば……」
落ち着きない様子で国王が一人廊下でウロウロしていると、奥の部屋の扉がギイィィィと音と共にゆっくりと開いていく。
扉が開けられ現れたのは年功の侍女とその彼女の腕の中ですやすやと眠る小さな存在。
国王はその小さな存在へ引き寄せられる様にゆっくりと、そして全身緊張した状態で恐る恐る近づきそして――――。
「ひ……めか?」
「はい、とてもお美し姫君に御座いますわ」
そう言って生まれたばかりの私をあろう事か私を優しく抱いていた侍女は、柔らかな微笑みを私とお父様へ向けたと思った刹那――――なんと新米パパとなるお父様へあっさり私を引き渡してしまったっっ。
「お、お、こ、あぁ――――っっ!?」
「「へ、陛下っっ!?」」
「あ、いや、そのだ、大事ない……うん」
何が大事ないよっっ!!
今一瞬私を、侍女より譲り受けた私を落としそうになったでしょ!!
やめてよね!!
私はまだ何も出来ない生まれたての赤ちゃんなのだからっっ。
「え、えん、ふぇん……」
私は一生懸命口を開きお父様へ文句を伝えているのだけれど……。
「ははは、可愛いな。なんと可愛らしい私の宝物なのだろうか。本当にヒルデに良く似たとても可愛らしい私の……小さな姫君」
眦をこれでもかと下げ、物凄くデレた表情のお父様が私を見つめていたわ。
うん、これは全く私の文句は伝わってはいない。
でも私が生まれたと言う事は物凄く嬉しそうね。
それだけでなんかお父様の愛が伝わったのかしら。
不思議と私の心がぽかぽかと温かくなる。
だからね、私はお返しにお父様の大きな親指を、私の手でぎゅっと握って差し上げたの。
宜しくね、私のお父様。
「か、可愛い〰〰〰〰っっ!! もう絶対に何処にも嫁には出さないよっっ」
は、早いよお父様。
私はまだ生まれたばかりなのだから……。
「あ、本当ですね。とても可愛いお姫様だぁ」
「でしょ。姫は私の宝物だからね」
お父様に抱かれている私を覗き込むのは、キラキラと輝く綺麗な金色の髪と印象的な赤い瞳をしたとても綺麗な男の子。
何処かで見た事のある男の子だけれど、赤ちゃんである私はなんと言いますか、直ぐに眠くなってしまうのだ。
「おや、もうお寝むかな?」
「そうみたいですね。でも叔父上何れ姫は…………」
「なっっ!?」
何やらお父様と綺麗な男の子が何やら揉めている様子だけれども、兎に角私は今物凄く眠い。
何故なら私はたった今お母様の狭い産道を一生懸命通り抜け、この世へ生まれてきたのだもの。
疲れない方が不思議……と言うものでしょ。
ふぁぁ……?
「今度こそ僕は貴女を絶対に護るからね。僕の愛するお姫様」
どの様な意味で目の前の男の子が私へだと思う。
発せられた言葉を、またその意味を聞く事も無く襲い来る眠気に負けた私はそのまま……再び夢の中へと堕ちていった。
そう小さく呟いている間にも私の体内よりゆっくりと、そして確実に命の灯が消えていく。
これより先後何度繰り返せば終わりを迎えられるのであろうか。
そして幾度こうして辛く悲しい想いをせねばならぬのだろう。
『……――――っっ!?』
っつ……嫌っ、やめて!!
これ以上傍へ近づかないで!!
私はもう恋をしたくはない。
人を、いいえ私はもう貴方様を想う事に疲れ果てたのです。
貴方様を恋い慕うて幾月とせ。
その年月は雪の様に深く、重く私の心へ深々と音もなく深々と積み重なっていく。
そう決して溶けはしない万年雪の様に、私の心には今も尚貴方様への想いが募っているのです。
こうして此度も死に逝くであろう私の姿を、貴方様は悲しみに満ちた表情で見つめて下さる。
えぇ何故だか判り兼ねますが不思議とただそれだけで、私の心は温かいものに包まれるのです。
既に身体はもう動く事無く、貴方様へ心配しないで……と微笑み返す事も出来ないと言うのにも拘らず、私の心は本当に幸せに満ちてしまうのです。
それは何と罪深い……と思うけれども、このほんのひと時の間だけは、私はこの世へ生まれてきて良かったと思えるのです。
貴方と生きて出逢えば私の生は終わりを告げる。
今生では決して結ばれる事のない貴方と私。
時や世界を超越したとしても決して逃れられない呪いの様な宿命。
でもだからこそ私は生きている限り貴方様より全力で逃げるのです。
しかしどの様に逃げ遂せたと思えども、それでも――――やはり私と貴方様は何時も出逢ってしまうのですね。
そして出逢ったが最期、こうしてまた別離がやってくるのです。
此度も私の命の灯の消えるほんの僅かな時間だけが、私と貴方様との幸せな逢瀬なのでしょう。
譬え身体の交わりがなくとも、私の心だけは何時も貴方様のお傍におります。
ですからどうかもう悲しまないで下さいませ。
そして情けない事に私自身、死を迎える瞬間でしか貴方様への想いを気付けない事をお許しください。
またこの瞬間でしか貴方様に対し悔いる事の出来ない愚かな私をお許しください。
ふふ、先程より私は貴方様へ謝ってばかりに御座いますわね。
でもこうして眦を下げ、何時もよりも柔らかな貴方様の様子を見られるこの瞬間をは嫌いではないのですよ。
それに記憶のない私が本能のままに貴方様より逃げ遂せようととしても、貴方様は何がろうと絶対に私を見つけて下さる。
まるで膨大な時の中で繰り広げられる鬼ごっこのよう……ですわね。
それでも私はとても幸せに感じますわ。
あぁ……来世では何時貴方様へお逢い出来るのでしょう。
僅かな逢瀬しかないと十分過ぎる程に理解を致しておりますが、願わくば貴方様と一度は並みの夫婦の様に結ばれてみとう御座いますわね。
眩い朝日の中で貴方様とゆっくり笑みを交わし合いとう御座います。
――――っっ!?
はあぁぁ……もう時間が参った様に御座いますわ。
此度も……倒頭貴方様と言葉を交わす事も出来ませんでしたわね。
『…………いろっ、…………ずっっ!!』
はい?
あぁ折角の……貴方の言葉が聞こえ……ない。
時とは何と無情なのであろうか。
此度も駄目であったな。
さて次に巡り合う時にはせめて一言なりとも言葉を交わしたいもの。
ふふ、こうして転生を繰り返す事にも最早慣れてしまうとは……な。
何とも不思議な気分でもある。
さあ私も少し休もう。
次の転生まで身体を休ませねばならぬだろうからな。
出来る事ならばこの転生人生を何時の日か終える事が出来ればいいのだが……。
そして次に生まれ変わる時には、少しでもこの運命に抗えられる程の強い者であればいいのう。
おぎゃあおぎゃあ……。
「陛下っ、おめでとう御座います!! 姫君様に御座いますわっっ!!」
「ひ、姫かっっ!! して王妃は、ヒルデは大事ないのかっっ!?」
「はいっ、魔法医様より母子共にお健やかであるとの事に御座います」
「そうか、良かった〰〰〰〰!!」
「「「はいっ、おめでとう御座います陛下っっ」」」
「あぁ、して彼女達とは何時会えるのだ?」
「ただ今お身体を清めておりますれば……」
落ち着きない様子で国王が一人廊下でウロウロしていると、奥の部屋の扉がギイィィィと音と共にゆっくりと開いていく。
扉が開けられ現れたのは年功の侍女とその彼女の腕の中ですやすやと眠る小さな存在。
国王はその小さな存在へ引き寄せられる様にゆっくりと、そして全身緊張した状態で恐る恐る近づきそして――――。
「ひ……めか?」
「はい、とてもお美し姫君に御座いますわ」
そう言って生まれたばかりの私をあろう事か私を優しく抱いていた侍女は、柔らかな微笑みを私とお父様へ向けたと思った刹那――――なんと新米パパとなるお父様へあっさり私を引き渡してしまったっっ。
「お、お、こ、あぁ――――っっ!?」
「「へ、陛下っっ!?」」
「あ、いや、そのだ、大事ない……うん」
何が大事ないよっっ!!
今一瞬私を、侍女より譲り受けた私を落としそうになったでしょ!!
やめてよね!!
私はまだ何も出来ない生まれたての赤ちゃんなのだからっっ。
「え、えん、ふぇん……」
私は一生懸命口を開きお父様へ文句を伝えているのだけれど……。
「ははは、可愛いな。なんと可愛らしい私の宝物なのだろうか。本当にヒルデに良く似たとても可愛らしい私の……小さな姫君」
眦をこれでもかと下げ、物凄くデレた表情のお父様が私を見つめていたわ。
うん、これは全く私の文句は伝わってはいない。
でも私が生まれたと言う事は物凄く嬉しそうね。
それだけでなんかお父様の愛が伝わったのかしら。
不思議と私の心がぽかぽかと温かくなる。
だからね、私はお返しにお父様の大きな親指を、私の手でぎゅっと握って差し上げたの。
宜しくね、私のお父様。
「か、可愛い〰〰〰〰っっ!! もう絶対に何処にも嫁には出さないよっっ」
は、早いよお父様。
私はまだ生まれたばかりなのだから……。
「あ、本当ですね。とても可愛いお姫様だぁ」
「でしょ。姫は私の宝物だからね」
お父様に抱かれている私を覗き込むのは、キラキラと輝く綺麗な金色の髪と印象的な赤い瞳をしたとても綺麗な男の子。
何処かで見た事のある男の子だけれど、赤ちゃんである私はなんと言いますか、直ぐに眠くなってしまうのだ。
「おや、もうお寝むかな?」
「そうみたいですね。でも叔父上何れ姫は…………」
「なっっ!?」
何やらお父様と綺麗な男の子が何やら揉めている様子だけれども、兎に角私は今物凄く眠い。
何故なら私はたった今お母様の狭い産道を一生懸命通り抜け、この世へ生まれてきたのだもの。
疲れない方が不思議……と言うものでしょ。
ふぁぁ……?
「今度こそ僕は貴女を絶対に護るからね。僕の愛するお姫様」
どの様な意味で目の前の男の子が私へだと思う。
発せられた言葉を、またその意味を聞く事も無く襲い来る眠気に負けた私はそのまま……再び夢の中へと堕ちていった。
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