62 / 119
2章 魔法の国ルクレイシア
魔法特訓 3 :討伐に向けて (セイルクside)
しおりを挟む
「…………うん、昨日よりよくなってる。基礎ができてきたね」
「そうなのか?自分じゃあんまりわからないな………」
次の日。
学校終わりに俺とクレアはいつもの場所で今日も魔力のコントロールから始めていた。
クレアは上手くなっていると言うが、あまり実感はわかない。
でも、クレアは視えているから事実そうなのだろう。
クレアは何かを記録してから、立ち上がると、俺のほうを向いた。
「じゃあ今日は、違う魔法をやろうか」
「違う………魔法?」
「そう、攻撃魔法と防御魔法」
俺は少しだけ怖気付いた。
攻撃魔法は、俺の苦手分野だ。
魔法はどれもコントロールができていないから一括りにいえば全て苦手だが、中でも群を抜いているのが『飛行』と攻撃魔法だった。
俺の様子を見て、クレアは「大丈夫」と言った。
「セイルクよりは強いからね」
「それは、確かにそうだけど………」
俺は前に魔力暴走でクレアに助けてもらったことを思い出した。
あれだけで俺より強いのは十分わかっている。
俺が何の反論もできないうちに、クレアは話を進める。
「とりあえず、どんな魔法ができるか教えてほしいな」
俺は腹を括った。
どれだけ言っても、クレアは攻撃魔法の練習をさせるはずだし、俺もいつまでも苦手なままではいられない。
「『風檻』と『風盾』がでまだまともに使えるほう…………だと思う」
『風檻』は対象の周囲を風で囲み、発散させることで四方に攻撃を与える。
自分を囲んで外側に発散すれば、防御と攻撃の両方に使える優れものだ。
『風盾』はその名の通り風でできた盾だ。
練度があれば魔法を弾いたり、盾に取り込むことができる。
風の速さを増せば周りに強風を起こして吹き飛ばすことができる。
コントロールはさておき、俺がまともに使えるのはこの2つだ。
クレアは俺に質問する。
「『風刃』は?」
俺はその質問に、少し肩をこわばらせた。
『風刃』は攻撃特化の魔法だ。
風でできた無数の刃を対象に向けて放つことで攻撃する。
風の速さが速いほど威力を増す、一番使い勝手のある攻撃魔法だ。
俺も使える。
風魔法の基礎みたいな魔法だから。
ただ。
「『風刃』は…………….昔怪我をさせてから使ってない」
俺の言葉にクレアは黙ってしまった。
俺が里親に引き取られることになったきっかけでもあり、疎遠になったきっかけでもある『風刃』。
あの日まで俺の得意魔法のはずだった。
俺を引き取ったオルフェン家は風属性の家系だったが、当代に子どもができず、やむなく俺を引き取った。
俺の魔力が同年代に比べて多いことを知ると、大喜びで引き取ってくれた。
最初のうちは生活に慣れるために一緒に過ごすだけだったが、ある日、里親に魔法を見せてほしいと言われた。
そうして俺は孤児院にいたときから得意だった『風刃』を2人の前で披露した。
それで終わらせればよかったのに、俺は庭の草に向かって『風刃』を放って、コントロールが誤ってそのまま─────。
思い出すだけでも嫌になる。
夫人の顔に傷をつけた俺は里親に怖がられることになって、一緒に過ごすことはなくなった。
また独りになった。
あのとき魔法を使わなければ、まだ仲良くいられたかもしれない。
……………いや、いつかは傷つけることになったのだから、あの日でよかったのかもしれない。
そのおかげで先生に出会えたのだから。
でも、使いたくない。
また、誰かを傷つけるのはごめんだ。
俺もクレアも何も言わないまま何分か沈黙が流れる。
クレアがどうして黙っているのかはわからない。
違う方針を考えているのか、怒っているのか。
顔も見えないから全く見当がつかない。
しかし、クレアは予想だにしない言葉を放った。
「じゃあ、練習しようか。『風刃』」
「…………………は?」
俺は固まった。
聞いていなかったのだろうか。
俺が里親を傷つけてから使えないと言った『風刃』を練習するなんて、何を言っているのだろうか。
俺が眉をひそめてクレアを見ると、クレアは俺の眉間に指を当てながら話をする。
「話は聞いていたよ。人を傷つけたから使いたくない。
たしかにもっともな意見だけど、苦手なままだと生きづらいままだよ」
俺が眉間に当ててきている指をどかすと、クレアは隣に座った。
苦手なままだと生きづらいまま。
でも、どうすればいいのかわからないのに、どう克服すればいいのだろうか。
俺が黙りこくっていると、クレアはそのまま続ける。
「私は少し違うけど、似たような経験があるから。
嫌厭してずっと過ごしてきて、大事なときに必要だった魔法が使えなかった。
魔物討伐をするために『風檻』と『風盾』だけだと、今のセイルクじゃあすぐにやられちゃうから、最大の防御として、『風刃』を覚えたほうがいいよ」
「クレアも……あるんだ。そういうこと」
俺が少し気になって聞くと、クレアは答えをはぐらかすように立ち上がった。
「まあ、やってみようよ。一回。
それに、私にそう簡単に傷をつけられると思ったら大間違いだよ」
そう言われて、俺も立ち上がって、前へ出た。
十分に距離をとって、壊して困るものが周りにないことを確認する。
手先が震える。
寒さじゃなくて緊張だ。
わかりきっているのに、おさまらない震えに、俺は深呼吸した。
最初からできないと思わないで、恐れない。
成功したときの自分を想像する。
『хичзруеокюквыс колб』
俺が唱えた『風刃』によって足元に魔法陣が現れて、十数個の風の刃が現れた。
クレアは俺の『風刃』をひとつひとつ見てうなずいた。
「ちょっと偏ってるけど…………そのまま前に放ってみて」
俺は前を向いて、飛ばすイメージをする。
一度深呼吸をしてから、俺は前に放ってみる。
『風刃』は最初のうちは前に飛んでいくが、俺から離れていくうちにだんだんとおかしな方向へ飛んでいくものが現れ始めた。
前に放ったはずの『風刃』はほとんどが横にそれる。
そのうちのひとつが、近くの『風刃』を巻き込んで横というより、俺の後ろ───クレアのほうに飛んでいった。
また傷つけてしまう。
ガガガガガッ
何かが削れる音がした。
思わず俺が振り返ると、何事もなかったようにクレアが立っていた。
「怪我………は」
俺が恐る恐る聞くと、クレアは明るい声で答えた。
「ないよ。言ったでしょ、簡単には傷つけられないって」
クレアがそう言って空中をノックすると、時空の歪みのような透明な膜が見えた。
クレアがノックした箇所から波紋を広げるように膜が見えてきて、クレアの全身を包んでいるのがわかる。
風景に同化している膜は見た目では弱そうに見えるが、クレアのノック音が金属を叩いたときみたいに硬くて、不思議に見える。
『結界』だ。
支援属性や聖属性などの限られた属性しか使えない魔法。
まさか見られるとは思っていなかったが、クレアが使えるとは知らなかった。
クレアは氷属性のはずなのに。
「『結界』………使えるんだな」
「あ…………そうなの。支援属性の魔法でこれだけ練習してできたの」
俺の問いに驚いたのか、少し間を置いてからそう答えたクレアは、『結界』を解除して「それよりも」と話を逸らした。
「『風刃』はいい筋いってるよ。
私に飛んできたやつは他と比べて魔力が少なかったから、コントロール外になったんだと思う。
横にそれたやつはその逆で、多すぎるからコントロールが不安定になってた。
偏り、といってもそんなにひどいわけじゃないから、『飛行』とか『浮遊』よりは簡単に習得できるかもね」
クレアはそこで言葉を切ると、俺の手を握った。
握られた手から魔力が送られてくる。
じんわりと、ティーポットから注がれるように、少しずつ体に染み渡るような暖かさをもった魔力が流れ込んでくる。
「今のセイルクが扱える強さはこれくらいなんだよ」
暖かい魔力に馴染んでいると、突然そんなことを言われた。
こんなに少量ずつなのかと、少し気になってしまった。
俺の考えていることがわかったかのようにクレアは笑った。
「さっきの『風刃』でちゃんと前に飛んだやつはこのくらいの強さだったんだよ。ちゃんと飛んだってことは、ちゃんとコントロールできたってこと。
それに、魔法を使うとき、深呼吸してるよね?
息を整えるのはすごく効果的だから、これからも継続していってね。
今から練習すればもっと強くなるよ」
「……………ありがとう」
褒められて俺が素直に礼を言うと、クレアはまた笑った。
「…………さて、と。
『風刃』とかの攻撃魔法や防御魔法の習得のほうが簡単そうだから、学校での練習?の時間や朝の時間を使って練習してきてね。
練習したかどうか毎日チェックするから。
それじゃあ、もう一回、やってみよう」
「わかった」
俺はもう一度、『風刃』の練習を始めた。
「そうなのか?自分じゃあんまりわからないな………」
次の日。
学校終わりに俺とクレアはいつもの場所で今日も魔力のコントロールから始めていた。
クレアは上手くなっていると言うが、あまり実感はわかない。
でも、クレアは視えているから事実そうなのだろう。
クレアは何かを記録してから、立ち上がると、俺のほうを向いた。
「じゃあ今日は、違う魔法をやろうか」
「違う………魔法?」
「そう、攻撃魔法と防御魔法」
俺は少しだけ怖気付いた。
攻撃魔法は、俺の苦手分野だ。
魔法はどれもコントロールができていないから一括りにいえば全て苦手だが、中でも群を抜いているのが『飛行』と攻撃魔法だった。
俺の様子を見て、クレアは「大丈夫」と言った。
「セイルクよりは強いからね」
「それは、確かにそうだけど………」
俺は前に魔力暴走でクレアに助けてもらったことを思い出した。
あれだけで俺より強いのは十分わかっている。
俺が何の反論もできないうちに、クレアは話を進める。
「とりあえず、どんな魔法ができるか教えてほしいな」
俺は腹を括った。
どれだけ言っても、クレアは攻撃魔法の練習をさせるはずだし、俺もいつまでも苦手なままではいられない。
「『風檻』と『風盾』がでまだまともに使えるほう…………だと思う」
『風檻』は対象の周囲を風で囲み、発散させることで四方に攻撃を与える。
自分を囲んで外側に発散すれば、防御と攻撃の両方に使える優れものだ。
『風盾』はその名の通り風でできた盾だ。
練度があれば魔法を弾いたり、盾に取り込むことができる。
風の速さを増せば周りに強風を起こして吹き飛ばすことができる。
コントロールはさておき、俺がまともに使えるのはこの2つだ。
クレアは俺に質問する。
「『風刃』は?」
俺はその質問に、少し肩をこわばらせた。
『風刃』は攻撃特化の魔法だ。
風でできた無数の刃を対象に向けて放つことで攻撃する。
風の速さが速いほど威力を増す、一番使い勝手のある攻撃魔法だ。
俺も使える。
風魔法の基礎みたいな魔法だから。
ただ。
「『風刃』は…………….昔怪我をさせてから使ってない」
俺の言葉にクレアは黙ってしまった。
俺が里親に引き取られることになったきっかけでもあり、疎遠になったきっかけでもある『風刃』。
あの日まで俺の得意魔法のはずだった。
俺を引き取ったオルフェン家は風属性の家系だったが、当代に子どもができず、やむなく俺を引き取った。
俺の魔力が同年代に比べて多いことを知ると、大喜びで引き取ってくれた。
最初のうちは生活に慣れるために一緒に過ごすだけだったが、ある日、里親に魔法を見せてほしいと言われた。
そうして俺は孤児院にいたときから得意だった『風刃』を2人の前で披露した。
それで終わらせればよかったのに、俺は庭の草に向かって『風刃』を放って、コントロールが誤ってそのまま─────。
思い出すだけでも嫌になる。
夫人の顔に傷をつけた俺は里親に怖がられることになって、一緒に過ごすことはなくなった。
また独りになった。
あのとき魔法を使わなければ、まだ仲良くいられたかもしれない。
……………いや、いつかは傷つけることになったのだから、あの日でよかったのかもしれない。
そのおかげで先生に出会えたのだから。
でも、使いたくない。
また、誰かを傷つけるのはごめんだ。
俺もクレアも何も言わないまま何分か沈黙が流れる。
クレアがどうして黙っているのかはわからない。
違う方針を考えているのか、怒っているのか。
顔も見えないから全く見当がつかない。
しかし、クレアは予想だにしない言葉を放った。
「じゃあ、練習しようか。『風刃』」
「…………………は?」
俺は固まった。
聞いていなかったのだろうか。
俺が里親を傷つけてから使えないと言った『風刃』を練習するなんて、何を言っているのだろうか。
俺が眉をひそめてクレアを見ると、クレアは俺の眉間に指を当てながら話をする。
「話は聞いていたよ。人を傷つけたから使いたくない。
たしかにもっともな意見だけど、苦手なままだと生きづらいままだよ」
俺が眉間に当ててきている指をどかすと、クレアは隣に座った。
苦手なままだと生きづらいまま。
でも、どうすればいいのかわからないのに、どう克服すればいいのだろうか。
俺が黙りこくっていると、クレアはそのまま続ける。
「私は少し違うけど、似たような経験があるから。
嫌厭してずっと過ごしてきて、大事なときに必要だった魔法が使えなかった。
魔物討伐をするために『風檻』と『風盾』だけだと、今のセイルクじゃあすぐにやられちゃうから、最大の防御として、『風刃』を覚えたほうがいいよ」
「クレアも……あるんだ。そういうこと」
俺が少し気になって聞くと、クレアは答えをはぐらかすように立ち上がった。
「まあ、やってみようよ。一回。
それに、私にそう簡単に傷をつけられると思ったら大間違いだよ」
そう言われて、俺も立ち上がって、前へ出た。
十分に距離をとって、壊して困るものが周りにないことを確認する。
手先が震える。
寒さじゃなくて緊張だ。
わかりきっているのに、おさまらない震えに、俺は深呼吸した。
最初からできないと思わないで、恐れない。
成功したときの自分を想像する。
『хичзруеокюквыс колб』
俺が唱えた『風刃』によって足元に魔法陣が現れて、十数個の風の刃が現れた。
クレアは俺の『風刃』をひとつひとつ見てうなずいた。
「ちょっと偏ってるけど…………そのまま前に放ってみて」
俺は前を向いて、飛ばすイメージをする。
一度深呼吸をしてから、俺は前に放ってみる。
『風刃』は最初のうちは前に飛んでいくが、俺から離れていくうちにだんだんとおかしな方向へ飛んでいくものが現れ始めた。
前に放ったはずの『風刃』はほとんどが横にそれる。
そのうちのひとつが、近くの『風刃』を巻き込んで横というより、俺の後ろ───クレアのほうに飛んでいった。
また傷つけてしまう。
ガガガガガッ
何かが削れる音がした。
思わず俺が振り返ると、何事もなかったようにクレアが立っていた。
「怪我………は」
俺が恐る恐る聞くと、クレアは明るい声で答えた。
「ないよ。言ったでしょ、簡単には傷つけられないって」
クレアがそう言って空中をノックすると、時空の歪みのような透明な膜が見えた。
クレアがノックした箇所から波紋を広げるように膜が見えてきて、クレアの全身を包んでいるのがわかる。
風景に同化している膜は見た目では弱そうに見えるが、クレアのノック音が金属を叩いたときみたいに硬くて、不思議に見える。
『結界』だ。
支援属性や聖属性などの限られた属性しか使えない魔法。
まさか見られるとは思っていなかったが、クレアが使えるとは知らなかった。
クレアは氷属性のはずなのに。
「『結界』………使えるんだな」
「あ…………そうなの。支援属性の魔法でこれだけ練習してできたの」
俺の問いに驚いたのか、少し間を置いてからそう答えたクレアは、『結界』を解除して「それよりも」と話を逸らした。
「『風刃』はいい筋いってるよ。
私に飛んできたやつは他と比べて魔力が少なかったから、コントロール外になったんだと思う。
横にそれたやつはその逆で、多すぎるからコントロールが不安定になってた。
偏り、といってもそんなにひどいわけじゃないから、『飛行』とか『浮遊』よりは簡単に習得できるかもね」
クレアはそこで言葉を切ると、俺の手を握った。
握られた手から魔力が送られてくる。
じんわりと、ティーポットから注がれるように、少しずつ体に染み渡るような暖かさをもった魔力が流れ込んでくる。
「今のセイルクが扱える強さはこれくらいなんだよ」
暖かい魔力に馴染んでいると、突然そんなことを言われた。
こんなに少量ずつなのかと、少し気になってしまった。
俺の考えていることがわかったかのようにクレアは笑った。
「さっきの『風刃』でちゃんと前に飛んだやつはこのくらいの強さだったんだよ。ちゃんと飛んだってことは、ちゃんとコントロールできたってこと。
それに、魔法を使うとき、深呼吸してるよね?
息を整えるのはすごく効果的だから、これからも継続していってね。
今から練習すればもっと強くなるよ」
「……………ありがとう」
褒められて俺が素直に礼を言うと、クレアはまた笑った。
「…………さて、と。
『風刃』とかの攻撃魔法や防御魔法の習得のほうが簡単そうだから、学校での練習?の時間や朝の時間を使って練習してきてね。
練習したかどうか毎日チェックするから。
それじゃあ、もう一回、やってみよう」
「わかった」
俺はもう一度、『風刃』の練習を始めた。
10
あなたにおすすめの小説
職業ガチャで外れ職引いたけど、ダンジョン主に拾われて成り上がります
チャビューヘ
ファンタジー
いいね、ブックマークで応援いつもありがとうございます!
ある日突然、クラス全員が異世界に召喚された。
この世界では「職業ガチャ」で与えられた職業がすべてを決める。勇者、魔法使い、騎士――次々と強職を引き当てるクラスメイトたち。だが俺、蒼井拓海が引いたのは「情報分析官」。幼馴染の白石美咲は「清掃員」。
戦闘力ゼロ。
「お前らは足手まといだ」「誰もお荷物を抱えたくない」
親友にすら見捨てられ、パーティ編成から弾かれた俺たちは、たった二人で最低難易度ダンジョンに挑むしかなかった。案の定、モンスターに追われ、逃げ惑い――挙句、偶然遭遇したクラスメイトには囮として利用された。
「感謝するぜ、囮として」
嘲笑と共に去っていく彼ら。絶望の中、俺たちは偶然ダンジョンの最深部へ転落する。
そこで出会ったのは、銀髪の美少女ダンジョン主・リリア。
「あなたたち……私のダンジョンで働かない?」
情報分析でダンジョン構造を最適化し、清掃で魔力循環を改善する。気づけば生産効率は30%向上し、俺たちは魔王軍の特別顧問にまで成り上がっていた。
かつて俺たちを見下したクラスメイトたちは、ダンジョン攻略で消耗し、苦しんでいる。
見ろ、これが「外れ職」の本当の力だ――逆転と成り上がり、そして痛快なざまぁ劇が、今始まる。
#密売じゃありません!ミツバイギフトで最高に美味しい果物作ったら、領主令息が夫になった件について
国府知里
ファンタジー
「がんばっても報われなかったあなたに」“スローライフ成り上がりファンタジー”
人生に疲れ果てた北村めぐみは、目覚めると異世界の農村で少女グレイスとして転生していた。この世界では6歳で神から“ギフト”を授かるという。グレイスが得た謎の力「ミツバイ」は、果物を蜜のように甘くするという奇跡の力だった!村を、領地を、やがて王国までも変えていく果樹栽培の物語がいま始まる――。美味しさが未来を育てる、異世界農業×スローライフ・ファンタジー!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる