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3章 依存国ツィーシャ
老婆心
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色々と考えながら歩いていると、中間区域の関所が近づいて来た。
クレアがふと顔を上げると、どうやら魔導具を売っているあたりにもう入っていたようだ。
辺りを見回して、クレアは他の魔導具の露店よりも暗い雰囲気のお店に足を運んだ。
店主はいかにも、といった様子の暗さだった。使い古したローブを着て、濃紺色の髪を好き放題に伸ばしているせいで顔が見えない。口もとや手から初老といった感じのしわのつきようがうかがえる。
クレアがやってくると、店主は一度軽くお辞儀をしてクレアのことを凝視してきた。
突然見られ出してクレアは戸惑った。商品を見ていいのかどうかわからず、その場で凝視してくる店主を見ながらそわそわする。
「…………あんた、強いひとだね」
「え……」
ぼさぼさの髪の間からのぞく、店主の白みがかった翠の瞳が細められた。声からして女性の方だろう。
店主の言葉にクレアは呆けた声を出した。
クレアがどういうことかわからないでいると、店主は自分の目元に手を持ってきた。
「あたしは人の魔力量が視えるのさ。歳と生活の悪さで目が悪くなっても、多少視える。
この老ぼれでもすぐにわかるわ。あんたが強いひとだって」
「あぁ……それはどうも」
「なぁに、不躾に見て悪かったね。珍しくてつい、な」
かかか、と笑う店主にクレアは少し緊張が解けた。
自分が強いかどうかは置いておいて、またも視える人に会って親近感を覚えたのだ。
クレアも仕返し、とまではいかないが店主を見る。
店主は、若いころに活躍していてもおかしくないくらいには十分な魔力量があった。
この店は老後の人生というものだろうか。
勝手な臆測をやめにして、クレアは売られている魔導具を見て目をみはった。
同じ商品でも違う場所にそれぞれ置かれていたり、いかにも便利そうな商品をなぜか見えづらいところに配列していたりしている。
クレアは別々の場所に陳列された同じ商品を手に取ってみる。
見た目は同じで、商品タグの性能表示も同じことが書かれている。
じっと見ていると、クレアはひとつ気づいた。
「………ここの商品は、魔法石の安全さで振り分けて陳列しているんですか?」
「ほう、わかるかい?その通りだよ」
クレアが問いかけると、店主は嬉しそうに声を弾ませて答えてくれた。
やはり、と思ってもう一度商品を見てみる。
見た目も性能も同じだが、使っている魔法石だけ違う。
右手に持った商品の魔法石は、奥まで透き通る純度のよい、自然そのままのもの。
左手に持った商品の魔法石は、純度こそないものの、内側から光が出て見える。
右手のものは粗悪品だが、左手のものはグラントのものだった。
加工して輝きが少なくなる分、安全性が高まるのだ。他の国でも加工をして出しているところはあるが、一番安全なのはグラントのものだ。
クレアは幾度とグラントで魔法石の加工を見てきたため、グラント製の魔法石は見分けがつく。
他の商品も見てみると、左から右に向かってグラントの魔法石を使っているものが少なくなっている。
右端には魔法石の原石を使ったようなものが置かれていた。
気づく人は気づくかもしれないが、わからない人にとっては陳列を怠ったようにしか見えないだろう。
それでもこの配置なのは、店主なりの気遣いなのかもしれない。
「お嬢さん、何がほしいんだい?いいものを見せてもらったから値引いてあげるよ」
店主はクレアに気を許したのか、呼び方を変えて嬉しそうな声色でクレアに問いかけてきた。
魔法石は見たことがあっても、魔導具に関しては自分でできることが多いせいであまり知識がなかっため、クレアにとっては願ってもない好機だった。
「……瘴気に対抗できる魔導具と、『認識阻害』以上に気づかれなくなるような魔導具ってありませんか?」
「ふむ………」
クレアの求めているものに、店主は商品や後ろに控えているものを探り出した。
クレアは、電気が走るような感覚に嫌な予感を覚えていた。それが今日また感じたことに、危機感を抱いたのだ。
以前接触してきたあの女は、リュカオンから大魔協に体を乗っ取られたと聞いた。
確実とは言えないが、あの電気が走る感覚と気持ち悪さは瘴気が関連しているとクレアは思っていた。
見つかったときは、ただでは済まされないだろう。
だからこそ、誰にも危害を加えないようにいろんな場所を移動しつつ、より隠れる必要がある。
そういった願いの上でクレアはここに来た。
待っている間に、クレアの手に何か冷たいものが触れた。
近くを歩いている人たちも気づいたようで、みんな上を見上げていた。
雪だ。
もともと降りそうな空模様だったし、雪が降るのは自然なことだ。
この様子なら積もるだろうと、クレアが呆然と空を見上げていると、子どもが珍しいものを見るように喜んで雪に群がった。
(あぁ、そっか………ここって結界で───)
そこまで考えてクレアはまた疑問に思った。
「どうして雪が………」
クレアの呟きが聞こえたのか、店主は後ろの商品を漁っていて埋もれていた顔をひょっこりと見せた。
「おや、もうそんな時間かい。
お嬢さん初めてみたいだね」
「え……はい。あの、ここって結界が作動しているんじゃないんですか?」
クレアが疑問に思っていたことを投げかけると、店主は空を見上げて雪を視認してから当たり前のような顔をした。
「最近、結界がメンテ、ナンス?みたいなので定期的に切れるんだよ。昼の半刻と日の入りから日を跨ぐまでの2回でね。
最初こそ驚いたが、一週間近く続けられたら慣れたもんさ」
「そう、なんですか……」
あまり理解できていない様子で、曖昧に頷いたクレアはそれ以上追求するのはやめた。
店主はまた商品を漁り出したため、クレアの表情お構いなしに話を続けた。
「そうだよ。まぁでも、雪で夜が冷えるのはまだ慣れなくてね。この辺りは助け合いってことで、寒い日は近くの孤児を家に入れて凍死しないようにしてやってるんだ。
私らは家があるけど、あの子らにはないからね。たまに恩返しに来てくれるから助かるし。
………あぁ、それにしても最近は子どもたちを見なくなったね」
少し寂しそうな表情を見せた気がするが、店主はそれから見切りをつけたように漁っていた商品を元に戻した。
「残念ながら、瘴気は自然にあるもので魔法やこの魔法石にも宿っているから、相反する魔道具っていうのは作れないんだ。
瘴気の研究が進まない限りは作れないだろうね。
だが、『認識阻害』以上の効果の魔導具っていうのは、ある意味こういうので代用できると思うよ」
店主は説明しながらクレアに何個かの商品を見せてきた。
どれも小型で持ち運びがしやすそうなもので、魔法石も粗悪すぎないもののようだ。
「これは全部、一定時間魔力を消す魔導具だ。付与術にはあまり詳しくないんだが……魔力が微量に出ていて気づかれるのかもしれないと思ってねぇ。
こいつに魔力を流して握っている間は、外に魔力が漏れないんだ」
「へぇ………」
クレアは店主に出してもらった商品のうちの一つを手に取った。
魔法石が少し違うことに気づいたのはそのときだった。
この魔導具のための魔法石に加工されているような感じだ。
魔法石の中心に棒状の何かが見える。ほんの少しだけ魔力を流してみると、その棒が動きかけたと同時に、魔導具からも自分の体からも魔力を感じなくなったのがわかった。
あまりに不思議で、驚いて魔力を流すのをやめると、すぐにまた魔力が感じられるようになってクレアはまじまじと魔導具を見つめた。
店主の言葉に間違いはなかったようだ。
微量の魔力でも作動できそうなため、使い勝手もいい。
「これと同じようなものって3つくらいありますか?」
「あぁ、あるよ。買うかい?」
「はい」
クレアが強く頷いたのを見て、店主は似た魔導具を4つ、それも全部グラントの魔法石が動力源のものを選んでくれた。
そして、そのまま会計に移るかと思いきや、店主はぴた、と動きを止めた。
「お嬢さん、防御の魔導具をまけておくよ」
「えっ?そんな、よくしてもらうことなんて……」
店主の行動にクレアが驚いていると、店主は首を振った。
「………これは老婆心みたいなもんだよ。この間向こうのほうで爆発があったんだ。変なことを言って爆死したやつに巻き込まれて、両足を骨折したやつがいたらしくてね。
最近この辺りは物騒だから、身を護れる魔導具のひとつやふたつ持っていてくれないと、こっちが気が気じゃないんだ。
だから貰っておくれ」
「………そういう、ことでしたら」
店主の強い押しに負けて、クレアは防御の魔導具をタダで詰めてもらい、会計を済ませた。
店を去るとき、店主は「気をつけるんだよ」と、何度も孫を心配するように言ってきた。クレアはその言葉に何度も会釈をしてその場を去った。
気配を消す魔導具と、防御の魔導具の一つずつを懐に忍ばせ、クレアは他を亜空間に入れる。
雪がまだ降るなかを歩き、人気のない道を見つけて帰るために転移を使おうとした。
クレアはそこで、何かの匂いを嗅いで意識が途絶えた。
クレアがふと顔を上げると、どうやら魔導具を売っているあたりにもう入っていたようだ。
辺りを見回して、クレアは他の魔導具の露店よりも暗い雰囲気のお店に足を運んだ。
店主はいかにも、といった様子の暗さだった。使い古したローブを着て、濃紺色の髪を好き放題に伸ばしているせいで顔が見えない。口もとや手から初老といった感じのしわのつきようがうかがえる。
クレアがやってくると、店主は一度軽くお辞儀をしてクレアのことを凝視してきた。
突然見られ出してクレアは戸惑った。商品を見ていいのかどうかわからず、その場で凝視してくる店主を見ながらそわそわする。
「…………あんた、強いひとだね」
「え……」
ぼさぼさの髪の間からのぞく、店主の白みがかった翠の瞳が細められた。声からして女性の方だろう。
店主の言葉にクレアは呆けた声を出した。
クレアがどういうことかわからないでいると、店主は自分の目元に手を持ってきた。
「あたしは人の魔力量が視えるのさ。歳と生活の悪さで目が悪くなっても、多少視える。
この老ぼれでもすぐにわかるわ。あんたが強いひとだって」
「あぁ……それはどうも」
「なぁに、不躾に見て悪かったね。珍しくてつい、な」
かかか、と笑う店主にクレアは少し緊張が解けた。
自分が強いかどうかは置いておいて、またも視える人に会って親近感を覚えたのだ。
クレアも仕返し、とまではいかないが店主を見る。
店主は、若いころに活躍していてもおかしくないくらいには十分な魔力量があった。
この店は老後の人生というものだろうか。
勝手な臆測をやめにして、クレアは売られている魔導具を見て目をみはった。
同じ商品でも違う場所にそれぞれ置かれていたり、いかにも便利そうな商品をなぜか見えづらいところに配列していたりしている。
クレアは別々の場所に陳列された同じ商品を手に取ってみる。
見た目は同じで、商品タグの性能表示も同じことが書かれている。
じっと見ていると、クレアはひとつ気づいた。
「………ここの商品は、魔法石の安全さで振り分けて陳列しているんですか?」
「ほう、わかるかい?その通りだよ」
クレアが問いかけると、店主は嬉しそうに声を弾ませて答えてくれた。
やはり、と思ってもう一度商品を見てみる。
見た目も性能も同じだが、使っている魔法石だけ違う。
右手に持った商品の魔法石は、奥まで透き通る純度のよい、自然そのままのもの。
左手に持った商品の魔法石は、純度こそないものの、内側から光が出て見える。
右手のものは粗悪品だが、左手のものはグラントのものだった。
加工して輝きが少なくなる分、安全性が高まるのだ。他の国でも加工をして出しているところはあるが、一番安全なのはグラントのものだ。
クレアは幾度とグラントで魔法石の加工を見てきたため、グラント製の魔法石は見分けがつく。
他の商品も見てみると、左から右に向かってグラントの魔法石を使っているものが少なくなっている。
右端には魔法石の原石を使ったようなものが置かれていた。
気づく人は気づくかもしれないが、わからない人にとっては陳列を怠ったようにしか見えないだろう。
それでもこの配置なのは、店主なりの気遣いなのかもしれない。
「お嬢さん、何がほしいんだい?いいものを見せてもらったから値引いてあげるよ」
店主はクレアに気を許したのか、呼び方を変えて嬉しそうな声色でクレアに問いかけてきた。
魔法石は見たことがあっても、魔導具に関しては自分でできることが多いせいであまり知識がなかっため、クレアにとっては願ってもない好機だった。
「……瘴気に対抗できる魔導具と、『認識阻害』以上に気づかれなくなるような魔導具ってありませんか?」
「ふむ………」
クレアの求めているものに、店主は商品や後ろに控えているものを探り出した。
クレアは、電気が走るような感覚に嫌な予感を覚えていた。それが今日また感じたことに、危機感を抱いたのだ。
以前接触してきたあの女は、リュカオンから大魔協に体を乗っ取られたと聞いた。
確実とは言えないが、あの電気が走る感覚と気持ち悪さは瘴気が関連しているとクレアは思っていた。
見つかったときは、ただでは済まされないだろう。
だからこそ、誰にも危害を加えないようにいろんな場所を移動しつつ、より隠れる必要がある。
そういった願いの上でクレアはここに来た。
待っている間に、クレアの手に何か冷たいものが触れた。
近くを歩いている人たちも気づいたようで、みんな上を見上げていた。
雪だ。
もともと降りそうな空模様だったし、雪が降るのは自然なことだ。
この様子なら積もるだろうと、クレアが呆然と空を見上げていると、子どもが珍しいものを見るように喜んで雪に群がった。
(あぁ、そっか………ここって結界で───)
そこまで考えてクレアはまた疑問に思った。
「どうして雪が………」
クレアの呟きが聞こえたのか、店主は後ろの商品を漁っていて埋もれていた顔をひょっこりと見せた。
「おや、もうそんな時間かい。
お嬢さん初めてみたいだね」
「え……はい。あの、ここって結界が作動しているんじゃないんですか?」
クレアが疑問に思っていたことを投げかけると、店主は空を見上げて雪を視認してから当たり前のような顔をした。
「最近、結界がメンテ、ナンス?みたいなので定期的に切れるんだよ。昼の半刻と日の入りから日を跨ぐまでの2回でね。
最初こそ驚いたが、一週間近く続けられたら慣れたもんさ」
「そう、なんですか……」
あまり理解できていない様子で、曖昧に頷いたクレアはそれ以上追求するのはやめた。
店主はまた商品を漁り出したため、クレアの表情お構いなしに話を続けた。
「そうだよ。まぁでも、雪で夜が冷えるのはまだ慣れなくてね。この辺りは助け合いってことで、寒い日は近くの孤児を家に入れて凍死しないようにしてやってるんだ。
私らは家があるけど、あの子らにはないからね。たまに恩返しに来てくれるから助かるし。
………あぁ、それにしても最近は子どもたちを見なくなったね」
少し寂しそうな表情を見せた気がするが、店主はそれから見切りをつけたように漁っていた商品を元に戻した。
「残念ながら、瘴気は自然にあるもので魔法やこの魔法石にも宿っているから、相反する魔道具っていうのは作れないんだ。
瘴気の研究が進まない限りは作れないだろうね。
だが、『認識阻害』以上の効果の魔導具っていうのは、ある意味こういうので代用できると思うよ」
店主は説明しながらクレアに何個かの商品を見せてきた。
どれも小型で持ち運びがしやすそうなもので、魔法石も粗悪すぎないもののようだ。
「これは全部、一定時間魔力を消す魔導具だ。付与術にはあまり詳しくないんだが……魔力が微量に出ていて気づかれるのかもしれないと思ってねぇ。
こいつに魔力を流して握っている間は、外に魔力が漏れないんだ」
「へぇ………」
クレアは店主に出してもらった商品のうちの一つを手に取った。
魔法石が少し違うことに気づいたのはそのときだった。
この魔導具のための魔法石に加工されているような感じだ。
魔法石の中心に棒状の何かが見える。ほんの少しだけ魔力を流してみると、その棒が動きかけたと同時に、魔導具からも自分の体からも魔力を感じなくなったのがわかった。
あまりに不思議で、驚いて魔力を流すのをやめると、すぐにまた魔力が感じられるようになってクレアはまじまじと魔導具を見つめた。
店主の言葉に間違いはなかったようだ。
微量の魔力でも作動できそうなため、使い勝手もいい。
「これと同じようなものって3つくらいありますか?」
「あぁ、あるよ。買うかい?」
「はい」
クレアが強く頷いたのを見て、店主は似た魔導具を4つ、それも全部グラントの魔法石が動力源のものを選んでくれた。
そして、そのまま会計に移るかと思いきや、店主はぴた、と動きを止めた。
「お嬢さん、防御の魔導具をまけておくよ」
「えっ?そんな、よくしてもらうことなんて……」
店主の行動にクレアが驚いていると、店主は首を振った。
「………これは老婆心みたいなもんだよ。この間向こうのほうで爆発があったんだ。変なことを言って爆死したやつに巻き込まれて、両足を骨折したやつがいたらしくてね。
最近この辺りは物騒だから、身を護れる魔導具のひとつやふたつ持っていてくれないと、こっちが気が気じゃないんだ。
だから貰っておくれ」
「………そういう、ことでしたら」
店主の強い押しに負けて、クレアは防御の魔導具をタダで詰めてもらい、会計を済ませた。
店を去るとき、店主は「気をつけるんだよ」と、何度も孫を心配するように言ってきた。クレアはその言葉に何度も会釈をしてその場を去った。
気配を消す魔導具と、防御の魔導具の一つずつを懐に忍ばせ、クレアは他を亜空間に入れる。
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