28 / 491
逃亡
しおりを挟む
奴隷ボーイにはその態度やお客様よりのお褒めによりご褒美が与えられる
美味いものを与えられたり良い寝具が与えられたり
また一般奴隷ボーイからシルバーメンバーに昇格したりまたベストグループになったりである
飴があれば当然、鞭もある
11号は数ヶ月前にシルバーメンバーからベストグループに昇格した
ベストグループになると自由度が増す
首輪と貞操帯は奴隷ボーイである限り解除されることはない
しかしシルバーメンバーの時よりも良い個室を与えられしかも施錠されないので他のメンバーの部屋を訪ねたりもできる
実は11号はベストグループに昇格されるのを待っていた
お客様に丁寧に接し、お客様から贔屓され、生活態度も従順であった
11号はここに来る前、彼女がいた。愛し愛されていた
その彼女が大きなケガをしたらしい
外部からの情報もここから外部への情報もほとんど漏れてこないようにしている。が、大きな事件などは少しは入ってくる
彼女が大きな事件に巻き込まれて重傷を負ったらしい
シルバーメンバーの時、それを知り11号は島からの逃亡を企てた
まず今のままではとても逃亡は不可能である
個室はグレードアップしたものの相変わらず施錠されており部屋の外に出る時は手錠を装着されて調教師が監視する
個室の窓には太い鉄格子が嵌まっており破ることなど不可能。しかも5階である
ベストグループになれば一人での移動ができる。しかも拘束もほとんどなくなる
ベストグループに昇格するまで待っててくれ!
11号はひたすら祈った
ベストグループに昇格前にすることは?
奴隷ボーイの首輪には位置情報が発信されている。逃亡の際はこれはネックになる
首輪が施設外に来ると調教師の業務携帯や管制室に警報が鳴る
首輪を装着されたままホテル棟や奴隷棟の外に出ると即、捕まる
とは言うものの首輪は施錠されており奴隷ボーイが自由に外せるものではない
奴隷ボーイが常時嵌められている首輪はワンタッチで施錠されている。
車のシートベルトに似ている。シートベルトは脱着はワンタッチだが奴隷ボーイの首輪は装着はワンタッチ、取り外しには鍵が必要だ
首輪は革製に見える。それは奴隷ボーイの首を傷めないように革で保護しているだけであった
スチールのバーでワンタッチ錠と一体になっている。その周りを革が覆っている
11号は聞いたことがある
昔、脱獄王と呼ばれた男が手枷や足枷の拘束具を味噌汁の塩分で腐食させたことをドラマか小説で知った
奴隷ボーイの首輪は常時装着なのも良い
貞操帯や手錠などの拘束具はよく脱着されるので施錠部位や可動部位を点検される
首輪はまず点検されない
シルバーメンバーのうちから塩分の多い汁物や醤油などは取っておき施錠部位に塗る。これで腐食が進むはずだ
ベストグループに入り首輪を外し、首輪は休憩室に置いておき管理者を油断させて逃走する
ベストグループは私服なので目立ちにくい
施設外に出ても安心はできない島全体が奴隷島なのだ。島外にでないと安全は確保できない
施設の中庭に連絡船が昔使っていた浮き輪が装飾として飾ってある
水泳部だった11号は泳ぎには自信があるが念のため持って行く
そして計画を実行する時がきた
首輪の接合部は鍵がなくても腐食が進み外すことができた。これを休憩ゾーンの植え込みの影に隠した
トイレで髪に小麦粉を降る
ニット帽を目深に被ると白髪混じりの年長者にみえなくもない
その後、買っておいたコーヒーを持って中庭に出た。コーヒーを中庭で飲む客を装った
中庭は奴隷ボーイが行けない場所である
首輪がないのでセンサーも反応しない
しめしめ
少しずつ周りに気遣いながら離れていく
船着場の反対側の海岸に出た。水泳部だった11号には案外、隣の島まで遠くない
素潜りでできるだけ遠くまで泳ぐ
11号は岸壁からダイブした
その後のお話はまた後で
美味いものを与えられたり良い寝具が与えられたり
また一般奴隷ボーイからシルバーメンバーに昇格したりまたベストグループになったりである
飴があれば当然、鞭もある
11号は数ヶ月前にシルバーメンバーからベストグループに昇格した
ベストグループになると自由度が増す
首輪と貞操帯は奴隷ボーイである限り解除されることはない
しかしシルバーメンバーの時よりも良い個室を与えられしかも施錠されないので他のメンバーの部屋を訪ねたりもできる
実は11号はベストグループに昇格されるのを待っていた
お客様に丁寧に接し、お客様から贔屓され、生活態度も従順であった
11号はここに来る前、彼女がいた。愛し愛されていた
その彼女が大きなケガをしたらしい
外部からの情報もここから外部への情報もほとんど漏れてこないようにしている。が、大きな事件などは少しは入ってくる
彼女が大きな事件に巻き込まれて重傷を負ったらしい
シルバーメンバーの時、それを知り11号は島からの逃亡を企てた
まず今のままではとても逃亡は不可能である
個室はグレードアップしたものの相変わらず施錠されており部屋の外に出る時は手錠を装着されて調教師が監視する
個室の窓には太い鉄格子が嵌まっており破ることなど不可能。しかも5階である
ベストグループになれば一人での移動ができる。しかも拘束もほとんどなくなる
ベストグループに昇格するまで待っててくれ!
11号はひたすら祈った
ベストグループに昇格前にすることは?
奴隷ボーイの首輪には位置情報が発信されている。逃亡の際はこれはネックになる
首輪が施設外に来ると調教師の業務携帯や管制室に警報が鳴る
首輪を装着されたままホテル棟や奴隷棟の外に出ると即、捕まる
とは言うものの首輪は施錠されており奴隷ボーイが自由に外せるものではない
奴隷ボーイが常時嵌められている首輪はワンタッチで施錠されている。
車のシートベルトに似ている。シートベルトは脱着はワンタッチだが奴隷ボーイの首輪は装着はワンタッチ、取り外しには鍵が必要だ
首輪は革製に見える。それは奴隷ボーイの首を傷めないように革で保護しているだけであった
スチールのバーでワンタッチ錠と一体になっている。その周りを革が覆っている
11号は聞いたことがある
昔、脱獄王と呼ばれた男が手枷や足枷の拘束具を味噌汁の塩分で腐食させたことをドラマか小説で知った
奴隷ボーイの首輪は常時装着なのも良い
貞操帯や手錠などの拘束具はよく脱着されるので施錠部位や可動部位を点検される
首輪はまず点検されない
シルバーメンバーのうちから塩分の多い汁物や醤油などは取っておき施錠部位に塗る。これで腐食が進むはずだ
ベストグループに入り首輪を外し、首輪は休憩室に置いておき管理者を油断させて逃走する
ベストグループは私服なので目立ちにくい
施設外に出ても安心はできない島全体が奴隷島なのだ。島外にでないと安全は確保できない
施設の中庭に連絡船が昔使っていた浮き輪が装飾として飾ってある
水泳部だった11号は泳ぎには自信があるが念のため持って行く
そして計画を実行する時がきた
首輪の接合部は鍵がなくても腐食が進み外すことができた。これを休憩ゾーンの植え込みの影に隠した
トイレで髪に小麦粉を降る
ニット帽を目深に被ると白髪混じりの年長者にみえなくもない
その後、買っておいたコーヒーを持って中庭に出た。コーヒーを中庭で飲む客を装った
中庭は奴隷ボーイが行けない場所である
首輪がないのでセンサーも反応しない
しめしめ
少しずつ周りに気遣いながら離れていく
船着場の反対側の海岸に出た。水泳部だった11号には案外、隣の島まで遠くない
素潜りでできるだけ遠くまで泳ぐ
11号は岸壁からダイブした
その後のお話はまた後で
32
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる