奴隷島の青年たち

KEYちゃん

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17号サラバ

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今回はエロくありません。期待に添えなくて申し訳ありません

17号は研修中だ
まだ中学1年生。お客様を取るには少し幼すぎると判断されたためである
17号は養子縁組している伯母夫婦に売られてここに来た。伯母夫婦は17号をまともには育ててこなかった。顔が可愛いから男の子でも金になると思って引き取ったに過ぎない
学校には義務教育ゆえ通っていたが勉強などさせることもなく家事などをさせていたので学力は低く食べるモノも必要最低限しか与えてこなかったので成長も遅い
まずはある程度の食事や教育を施してからしか商品にならない
施設ではそう判断したので水揚げすらされていない。発育が遅れているためペニスもまだまだ育ちきっていなかった。精通はしているようだがオナニーも知らないようだ。そのため奴隷ボーイ象徴とも言える貞操帯も装着されていない 
しかし日に何度かは他の奴隷ボーイたちの仕事や調教はモニターで見せる。性奴隷としての生活を教え込むのと性行為を見せることで性の発育も促すことにもなる

ようやく17号も水揚げか?
性的な成長も始まり、日に日に17号の下半身も男の子らしくなり、また日々の学習もあって通常の中学生のレベルにまで達した。素材が良いので良い奴隷ボーイになりそうだ!!
そんな時だった

施設のボスに大黒金融から連絡が来た
「水原翼のことですが」
17号の奴隷ボーイになる前の名前である
その養父母、つまり伯母夫婦が突然の事故で亡くなったとのことで世間は行方不明の翼を探しているとのことである。と、言うのもこの金の亡者夫婦、かなり貯めこんでいて翼がその相続人になっているらしい。このまま相続人不在ならこの人でなしの財産は国庫帰属してしまうらしい
翼を拉致監禁したことを隠し、この夫婦の遺産を翼に相続させそこから大黒金融を通じ幾らかをバックさせたら儲かるのではないかと
そのための工作は大黒金融が顧問弁護士などと上手くやるとのことである。奴隷島リゾートのことが白日の元にさらされないなら願ったりだ
悪巧みに関してはプロ中のプロである大黒金融のこと、医者や弁護士を使い金にしてしまう
「うちが世間に知られないようなら美味しい話だが」
ボスは上とも掛け合い了解した
翼の養父母が残した遺産は5億以上
半分は相続税がかかり残り半分が翼のものになる
翼には一億も相続させて監視のために後見人をつけ、残りは大黒金融と奴隷島リゾートが分ける。悪い話ではない
翼も自由になり大金を相続する
奴隷リゾートも大黒金融も儲かる
近江商人の三方良しである

自由の身となり奴隷島リゾートを出て行く者にはここでのことを絶対口外しないように念を押す。もし漏らしたら殺されるか拉致して一生奴隷ボーイに落とすと脅される
その際の手続きはリゾートと大黒金融でしてくれる。社会復帰させないと非合法組織が知られてしまう危険があるからである

翼は他の奴隷ボーイの羨望を受けて島を出て行くのであった
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