奴隷島の青年たち

KEYちゃん

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37号頑張る

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37号はよく頑張っている。ご三家水戸くんとして歌って踊る。お買い上げのない時には進んでレストランやティーラウンジでのシフトもこなす。顧客の猛虎のことが好きになりよりよく働くようになった。早く卒業して自由になりたい。復学して学校も卒業して猛虎と暮らしたい
もちろん性を売るような自分を相手にはしてくれないかも知れない。その不安は高い。でもその想いをできるのも奴隷島を卒業してからのことである。ただ猛虎は自分を汚い奴隷ボーイだと言った時、否定してくれた。好きでここに来た訳でもなく人並み以上のイケメンで身寄りが少ないから拉致されてここに売られたに過ぎない。37号は絶対、汚れた人間ではないと言ってくれた

いずれにせよ早くここから卒業すること。そのためには精出して働かなければならない
点呼、洗面を終えて部屋に戻される。逃げないし逃げ切れないから大丈夫なのに一々、手錠をして部屋の前で外す。ご苦労さんなことだ。と、思いながらしばらくの休息を楽しむ。今日はティーラウンジやレストランのシフトはない
シルバークラスになって部屋から外の景色が楽しめる。海が広がり、遠くに船が見える。あの船がこのリゾートの存在を知って表沙汰にしてくれたら俺たち全員、自由になれるのに!!
刑務所の受刑者のような生活を強いられているが何も悪いことはしていない。単なる拉致グループからの被害者だ。しかし今はいや卒業してもそんなことは口にできない。ただ頑張って拉致グループに売られたお金をリゾートに返し卒業するだけだ
シフト要員の急なお買い上げや病気でシフトに穴が開けばピンチヒッターで行くこともあるが今日はなかった
夕方から入浴と身体検査、貞操帯の交換、接客制服にが着替えてサロンに向うのだ
お客様が来られたら接客してアルコールなどを供給する。席につき、お客様のアルコールを作り、お話しする。そのお客様が指名してくれるかも知れないサロンは奴隷ボーイにとっては営業場所なのだ
猛虎は昨日、帰ってしばらくは来ない。寂しいが今は一生懸命働くしかない
光源氏が来た。この客は奴隷ボーイには不評である。女子高生の制服を着さされて、貞操帯も外してくれない。フェラなどのサービスはさせられ胸など触りまくられる。もちろん、射精させてもらえない
光源氏は席につくと20号を指名した。かわいそうに。20号のことはよく知ってるだけに気の毒である
早く88号と一緒に卒業して欲しい。次、いつ来てくれるか解らない猛虎を好きになった自分よりいつも同じリゾートに 88号がいる20号が羨ましい
88号はサロンに来ていなかった。他のお客様にすでに指名されているのだろう
次に来たのは丑寅。この客も曲者である。奴隷ボーイを縛りつけて寸止めとかで責めるのが大好きなお客様だ
サロンでは23号と37号で接客した。が、強気なところがあってなかなか泣かない37号よりすぐメソメソする23号を指名した。37号を泣かせるには猛虎のように優しくしてやるとすぐに泣くのだが
見慣れないお客様が来た。ロビンフッド様と言うらしい
37号が指名されて席についた

後記
次回はこのロビンフッドと37号の絡みを書きたいと思います。37号の頑張りに拍手できるか?次回!!
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