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卒業20号と88号(その1)
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20号と88号のエッチを撮影した会員向け動画とDVDが好調でその収益が2人の借入金から差し引かれる。37号のリゾート内アイドルの収益もそうだが概ね3カ月遅れで加算される。撮り手も被写体も良いのでかなりの収益があったようだ
そのことで2人は調教師室に呼ばれた。昼間解放部屋なので2人揃って向かった
「卒業が近い話だといいね」
「だと良いんだけど叱られるのなら嫌だね」
少し楽天的な20号と少し心配性な88号らしい会話だ
調教師室にはボス(調教室長)と調教師の俊介が待っていた
2人はソファーに招かれた。ここに座らされるのはシルバー昇格とゴールド昇格の2回。それと2人の恋仲が判明して仕事に支障をきたさない程度の恋愛は応援するし、会員に公開して良いのならビデオ撮影して2人で楽しんでかつ収益の一部を還元するからと言われて何本か撮影された。
休日に貞操帯を外して貰うのに幾らか手数料を取られるが撮影のために愛し合うのなら幾らか報酬が貰えるのでありがたかった
悪い話でここに呼ばれたことはない。もっとも叱責されるようなことをしたこともないけど
「よく来たね」
ボスが2人に言う。そして、調教師の俊介に、
「説明してやって」
と、言った。俊介はボスに目礼してから2人に話す
2人の借入金はずいぶん減っておりゴールド昇格の時には1人500万足らずにまでになっていた
その後も着実に返済して今週初旬には1人400万だった
そこへビデオ2本分の利益の還元費が1人150万ほどになった(もちろん、リゾートはもっと儲けている)。1人250万の借入金になった
そこでリゾートからの提案としてもう一本ビデオ出演して欲しい。このビデオ収益の還元はないがギャラを1人100万ほど払おう。
また過去のビデオ収益の還元権をリゾートが1人150万で買い取ろうと言う
これで2人の借入金はなくなる。もちろん、次のビデオ撮影まではリゾートの奴隷ボーイとして所属して業務にも携わって貰う
との条件でよければ卒業の手続きを撮影と同時に始める。と、提案してきた
とりあえず2人揃って卒業したい。後のことは2人で何とかしよう!!と、話し合っていた。2人は笑顔で互いの顔を見た。そして、
「はい。よろしくお願いします」
と、口を揃えた。話を否定する要因などどこにもない
「では撮影が終わるまで奴隷ボーイとして所属してもらうな」
俊介はそう言って、あと、卒業のしおりのような資料を2人に手渡した
「ゆっくり見ておけよ。でないと卒業延期になるからな」
卒業延期が一番、嫌なのはこの2人だと解る。しおりにはリゾートへの守秘義務などが書かれていた
2人は席を立った
足取り軽く部屋に戻った。2人は20号の部屋でしおりを読み、お互いの夢や現実を語った
作者としてはこの2人が卒業すると寂しいですが、2人の幸せには代えられないと思います。
とりあえず2人が卒業するまでを追って行きたいと思います
そのことで2人は調教師室に呼ばれた。昼間解放部屋なので2人揃って向かった
「卒業が近い話だといいね」
「だと良いんだけど叱られるのなら嫌だね」
少し楽天的な20号と少し心配性な88号らしい会話だ
調教師室にはボス(調教室長)と調教師の俊介が待っていた
2人はソファーに招かれた。ここに座らされるのはシルバー昇格とゴールド昇格の2回。それと2人の恋仲が判明して仕事に支障をきたさない程度の恋愛は応援するし、会員に公開して良いのならビデオ撮影して2人で楽しんでかつ収益の一部を還元するからと言われて何本か撮影された。
休日に貞操帯を外して貰うのに幾らか手数料を取られるが撮影のために愛し合うのなら幾らか報酬が貰えるのでありがたかった
悪い話でここに呼ばれたことはない。もっとも叱責されるようなことをしたこともないけど
「よく来たね」
ボスが2人に言う。そして、調教師の俊介に、
「説明してやって」
と、言った。俊介はボスに目礼してから2人に話す
2人の借入金はずいぶん減っておりゴールド昇格の時には1人500万足らずにまでになっていた
その後も着実に返済して今週初旬には1人400万だった
そこへビデオ2本分の利益の還元費が1人150万ほどになった(もちろん、リゾートはもっと儲けている)。1人250万の借入金になった
そこでリゾートからの提案としてもう一本ビデオ出演して欲しい。このビデオ収益の還元はないがギャラを1人100万ほど払おう。
また過去のビデオ収益の還元権をリゾートが1人150万で買い取ろうと言う
これで2人の借入金はなくなる。もちろん、次のビデオ撮影まではリゾートの奴隷ボーイとして所属して業務にも携わって貰う
との条件でよければ卒業の手続きを撮影と同時に始める。と、提案してきた
とりあえず2人揃って卒業したい。後のことは2人で何とかしよう!!と、話し合っていた。2人は笑顔で互いの顔を見た。そして、
「はい。よろしくお願いします」
と、口を揃えた。話を否定する要因などどこにもない
「では撮影が終わるまで奴隷ボーイとして所属してもらうな」
俊介はそう言って、あと、卒業のしおりのような資料を2人に手渡した
「ゆっくり見ておけよ。でないと卒業延期になるからな」
卒業延期が一番、嫌なのはこの2人だと解る。しおりにはリゾートへの守秘義務などが書かれていた
2人は席を立った
足取り軽く部屋に戻った。2人は20号の部屋でしおりを読み、お互いの夢や現実を語った
作者としてはこの2人が卒業すると寂しいですが、2人の幸せには代えられないと思います。
とりあえず2人が卒業するまでを追って行きたいと思います
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