奴隷島の青年たち

KEYちゃん

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卒業20号と88号(その2)

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調教師室から20号の部屋に戻った20号と88号は2人で卒業のしおりに目を通した
そこにはリゾートのことを絶対に口外しないこと、万一、これを破った場合、リゾートは本人を暗殺し、あるいは捕らえて島で一生奉公させる
元奴隷ボーイは客として島に来るのに会員登録は必要ない。またお金が欲しい場合は期間を定めて奴隷ボーイとして働くことも可能。奴隷ボーイが買い入れた制服類や拘束具は持ち帰ることも可能はだがリゾートが下取りできる物もあるらしい
接客用制服などの制服類や拘束具も可能らしい。しかし貞操帯はオーダーメイドなので下取り不可とあった
「何も要らないよね」
20号が言うと、
「お前は可愛いから貞操帯は持って帰りたいな」
などと88号は返した
「じゃ、君にも装着するよ。不公平だもん」
20号も負けていない
「冗談に決まってるだろ」
88号は笑った

この島を出るまでわずかな時間だと思うがお客様の指名にも応えておくことに20号はした。卒業して一文無しではアパートも借りられないし、仕事も探さないといけない。借入金返済に余ったお金は持ち帰ることができると聞いている
「奴隷ボーイマネーじゃないですよね?」
調教師の俊介は
「当たり前じゃん。日本銀行券と硬貨だって」
普通のお札と硬貨だと

部屋で話していると37号も聞きつけて祝ってくれた
「俺の方が先かなぁって思ったけど負けちゃったなぁ」
と、言いながら満身の笑みで祝福してくれた
「2人きりでもっと話すだろうし、またね」
37号は帰っていった。彼の卒業もそう遠くなさそうだ

話していると調教師の俊介と大輝が2人のいる部屋にやって来た
俊介は
「今日の2人の指名は中止にしておいたぞ」
と、言った。そして、
「夜まで2人でいたら良い。夜点呼までに88号は部屋に戻って」
と、言う
「ありがとうございます」
2人は思わずハモった。貞操帯がなかったらなぁ。とは思ったけど口にはしなかった
大輝は奴隷ボーイ通貨で祝金を持ってきてくれた。現金だと他の調教師らに見つかったら没収されてしまう。交換手数料が島を出る時に必要だが気遣いも嬉しかった
「俺と俊介から、俺らの給料じゃ大したことしてやれねぇけどね」
卒業後、部屋を借りても食器や日用品色々要る。その一部にしてとのことだった
「ありがとうございます」
88号が言い、20号は泣いていた
「相変わらず泣き虫だなぁ」
俊介が笑った
「じゃ、夜までゆっくりな」
そう大輝が言って去りかけたが、すぐ、戻ってきた
「2人共、ズボン下ろして」
大輝が20号の、俊介が88号の貞操帯を外してやった。これで記念の愛し合いができる
「何から何までありがとうございます」
88号が言った。20号はボロボロ泣いていた
「終わったら自分らで装着しとくようにな」
貞操帯には番号が印字されているので間違うことはないだろう。もっともサイズで一目瞭然ではあるけど
20号は自室の内から鍵のかからない部屋をそっと閉めた
88号と見つめ合った
時間が滔々と過ぎていった

後記
 2人はいよいよ卒業までラストスパート!!
 卒業後は折を見て番外篇として2人の生活を見ていきたいです。なお、保と涼介のお話しもお話したいです。
 奴隷ボーイの新人もやって来るでしょうし
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