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いよいよ卒業37号
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火曜日の朝礼でついに37号の木曜日ての卒業が発表された
多くの奴隷ボーイのみんなからも祝福された。卒業者はいつ解放されるか解らない奴隷ボーイたちにとって希望であった
借入金の半分は猛虎が出してくれた。残りは自分で何とかした
「37号、今日はどうする?」
と、言われたが仕事に出ることにした。何かしておかないと住居費や飲食費を徴収される。働けばその分は報酬で相殺される
水曜日は定休日なんで2日分も徴収されてはたまらない。いくら猛虎の元に行くことになっても少しぐらいはお金も持っておきたい。全部頼るのは嫌だ
「そうか、では今日1日、頑張ってくれ!!」
「ありがとうございます」
37号は満身の笑みで返した。思えばロクでもないことだとおもうが他の人にはできない経験もできた。そして何より猛虎と知り合うことができた。そう思うと悪いことばかりではなかったと思う
「水曜日に猛虎様に来て頂くように連絡しておくな」
調教師の大輝が言う。自分の担当する奴隷ボーイが成長して卒業していくのは嬉しい。そして少し寂しい
「よろしくお願いします」
水曜日に2人で島を出る。パッと明るい表情を37号は返した
レストランやティーラウンジでのシフトはゴールドチームになってからはこなしていない
どうしても人不足でと困った時だけ出た
ティーラウンジのメンバーが不足していると聞きその時間帯だけ入った
この制服も今日で着納めである
可愛いメイド服をボーイ風にアレンジしたものである。最初は恥ずかしくて抵抗があったが、今では懐かしい
馴染みのお客様から、
「あれ、降格してここでも働いてるの?」
などと聞かれる。今日が最後だと言われて指名はされたくはない。できれば誰にも抱かれず猛虎の元に行きたい
「いえ、シフト人員が不足してまして」
と、返した
あちこちを触りまくる客には閉口したが今ではそれさえ懐かしい
「お客様、お止め下さい」
などと言って喜ばせている
今は余裕である
シフトをソツなくこなし
夜は接客用制服に着替えてサロンに向かう
控室では他の奴隷ボーイから、
「さみしくなりますね」
などと言われて少しだけ涙が出てしまった
「自分(貴方の意味)らも頑張って卒業しような!7号君みたいに卒業したら戻って来ちゃ絶対にダメだよ!!」
7号はいなかったがいたら叩いてやりたい
あとはできるだけ新しい奴隷ボーイのヘルプをしてやった。今さら指名は欲しくない。新しい奴隷ボーイが指名を貰って次々と卒業して欲しいと思った
あとサロンも2時間ほどになった
多くの奴隷ボーイのみんなからも祝福された。卒業者はいつ解放されるか解らない奴隷ボーイたちにとって希望であった
借入金の半分は猛虎が出してくれた。残りは自分で何とかした
「37号、今日はどうする?」
と、言われたが仕事に出ることにした。何かしておかないと住居費や飲食費を徴収される。働けばその分は報酬で相殺される
水曜日は定休日なんで2日分も徴収されてはたまらない。いくら猛虎の元に行くことになっても少しぐらいはお金も持っておきたい。全部頼るのは嫌だ
「そうか、では今日1日、頑張ってくれ!!」
「ありがとうございます」
37号は満身の笑みで返した。思えばロクでもないことだとおもうが他の人にはできない経験もできた。そして何より猛虎と知り合うことができた。そう思うと悪いことばかりではなかったと思う
「水曜日に猛虎様に来て頂くように連絡しておくな」
調教師の大輝が言う。自分の担当する奴隷ボーイが成長して卒業していくのは嬉しい。そして少し寂しい
「よろしくお願いします」
水曜日に2人で島を出る。パッと明るい表情を37号は返した
レストランやティーラウンジでのシフトはゴールドチームになってからはこなしていない
どうしても人不足でと困った時だけ出た
ティーラウンジのメンバーが不足していると聞きその時間帯だけ入った
この制服も今日で着納めである
可愛いメイド服をボーイ風にアレンジしたものである。最初は恥ずかしくて抵抗があったが、今では懐かしい
馴染みのお客様から、
「あれ、降格してここでも働いてるの?」
などと聞かれる。今日が最後だと言われて指名はされたくはない。できれば誰にも抱かれず猛虎の元に行きたい
「いえ、シフト人員が不足してまして」
と、返した
あちこちを触りまくる客には閉口したが今ではそれさえ懐かしい
「お客様、お止め下さい」
などと言って喜ばせている
今は余裕である
シフトをソツなくこなし
夜は接客用制服に着替えてサロンに向かう
控室では他の奴隷ボーイから、
「さみしくなりますね」
などと言われて少しだけ涙が出てしまった
「自分(貴方の意味)らも頑張って卒業しような!7号君みたいに卒業したら戻って来ちゃ絶対にダメだよ!!」
7号はいなかったがいたら叩いてやりたい
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あとサロンも2時間ほどになった
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