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一度家に帰ってスーツに着替えた後、バイト先へ向かった。
オフィスビルの二階にある、有名でも無名でもない個別指導塾。
俺はここで塾講師のアルバイトをしている。
水曜と土曜の週に二回、五人の生徒を受け持っている。
実家暮らしだから衣食住に困るようなことはないが、やはり遊ぶ金は多いに越したことがないし、教師という夢を持っている以上は教える事で金を稼ぐという経験を積んでおきたいために働いている。
中学生二人の授業を終え、次の生徒の授業の準備に取り掛かった。
次の授業は高校生を教えることになっているから、準備をしっかりして授業に臨まなければ。
俺は教材のコピーを取り、解説に目を通して授業の準備を整え、生徒のいる座席へ向かった。
生徒は席に座って携帯電話をいじっていた。
「お待たせ。じゃあ始めるよ」
生徒である志賀優実は携帯電話を鞄にしまい、大きく伸びをした。
俺は数学Aの問題集のコピーを渡して解くように言った。
「センセイ、場合の数って何なの、どんな数字を場合の数っていうのよ。そもそも場合って何なの?説明して?」
優実ちゃんは口を尖らせて言った。
「先週説明したよ、三回も。考えられる場合を数えた時の総数を場合の数って言うんだよ。サイコロを振るという事象を例に挙げると、『1』が出る場合、『2』が出る場合って考えていけば全部で6通りの場合があるわけ。それが場合の数。とりあえず問題解いてみな」
「数学なんてキライなの。あたし、生物とか化学の方が得意だもん」
優実ちゃんの減らず口は一向に止まらない。
「化学の授業の時は、化学も嫌いって言ってたよ。化学反応式がなんだ、なるものはなるんだーとか。文句言っても勉強からは逃げられないの。はい集中集中」
そういって俺は持っていた問題集の解答書で、自分の教え子の頭を軽くぽんぽんと叩いた。
優実ちゃんはまだ喋り足りない様子だったが、問題を見つめ、ものすごい速さで解き始めた。
シャープペンの芯が紙を擦り机を叩く音が凄まじい。
優実ちゃんは県内の進学校に通う高校一年生で、両親が共に医師、親が経営する『志賀医院』の一人娘である。
親の病院を継ぐため、医学部入学を目指して日々勉強に励んでいる。
文句を言ったりくだらないことを言ってくるが勉強には熱心で、宿題などは完璧にこなしてくる。
頭がいいのだから、こんな小規模な塾でなくて有名な塾や仙台にある予備校に通うことを勧めたが、「中学の時に大きな塾に通ってたことあるけど、ああいうところは周りの勉強していますアピールがウザくて集中できないんだよね。人の勉強法にケチつけてくる奴もいるし」と顔を顰めた。
あまり何も考えていなさそうだが、意外にしっかりしているのである。
「ね、センセイって、カノジョいるの?」
授業が終わり、俺が日報を書いている時に優実ちゃんが聞いてきた。
急な質問に俺は戸惑った。
「え、急に何?そんなこと教えないよ。トップシークレット。プライバシーの侵害」
「うわー、めちゃくちゃ焦ってるじゃん。やっぱいないんだー」
優実ちゃんは「ふうん」とか「ふふっ」と意味ありげに笑って見せた。
俺を馬鹿にしているようだが、どことなく嬉しそうにしている。
そんなに俺に彼女がいないのが面白いのか。
俺は悔しくなり、負け惜しみのように「早く帰りなよ」とぶっきらぼうに言った。
優実ちゃんはにやにやしながら、「バイバイ、独り身でかわいそうな橘センセイ」と言い、塾を出て行った。
優美ちゃんの自転車が去るのを窓から見送り、俺は日報に向き直った。
「優実ちゃん、大人をからかうなんて、こわいなあ」
塾長である太田先生が言った。細身の長身で、皺のついているスーツをだらしなく着ている。
こんな身なりで、生徒の親と面談をして不信感を与えないのか不思議なところだ。
太田先生は自分のデスクでパソコンに何かを打ち込んでいるが、耳だけはこちらに傾け、俺と優実ちゃんの会話を面白がって聞いていたようである。
生徒や他の講師は既に帰っていたため、教室にいるのは太田先生と俺の二人。
太田先生は躊躇なく俺に聞いてきた。
「で、実際のところ、橘先生、彼女はいるの?」
「いません」
俺は不貞腐れ気味に言った
さっさと帰りたいところだが、日報が終わらない。
文章を書く事が苦手な俺はいつも日報に時間がかかる。
先週の報告と同じような文章を、語尾を少しだけ変えて記入した。
俺の気持ちなどお構いなしで太田先生は話を続けた。
「いたことは?」
「ありません」
太田先生は「へえ」と意外そうな顔をした。
「一回もないんだ?橘先生、見た目は悪くないと思うんだけどねえ」
太田先生はのんびりとした口調でいった。
独り身である自分のことは完全に棚に上げている。
「性格が悪いの?あ、変な趣味持ってるとか?虫を好んで食べるとかさ」
それはお前の趣味だろう、と俺は心の中でツッコミを入れた。
「そんな趣味ないですよ。別に、モテないことはないんです。ただ、俺が男らしくなれないんで、女の子に呆れられるんです」
早くこの話題から切り上げたいから投げやりに答えた。
実際、小学校の頃から女の子に好意を持たれることはあった。
体育の授業は見学し、休み時間は教室や図書館で本を読んで過ごすことが多かったため、「体の弱い薄幸そうな少年」「知的で大人びている小学生」という印象を持たれ、一部の女子からは人気が出た。
勉強を教えてくれと頼まれたり、下校時、一緒に帰ろうと誘われたりすることはあった。
しかし、一見行動がクールに見えるが実際の性格は他の男子小学生となんら変わらず、面白い生物を見つけるとはしゃぐし、公園のブランコは全力でこぐ。
そんな年相応の幼い行動をとるため、女子のほうは自分の持った俺のイメージと乖離があることに勝手に幻滅する。
「可那人君ってなんか子供だね」「思っていた感じと全然違う」と理不尽にフラれた。
また、雨が降ると「早く帰らないといけないから」と女の子を置いたまま家に帰る、水たまりや池を異様に怖がるなど、情けない姿をさらし、女子に失望されることも多かった。
そんなことが続くため、俺自身も女子に対し積極的にかかわろうとしなくなった。
高校、大学を経て、俺も器用に立ち回れるようになり、男友達は増えたが、未だに女子とは深い関係になれない。
彼女なんて最初から諦めている。
「へえ、そうなんだ。確かに橘先生、男らしくなさそうだもんね」
失礼極まりない男である。
バッタやキリギリスを見つけると喜んで家に持ち帰り、素揚げにして食べていることを生徒の親にバラしてやろうか。
「でも橘先生は教え方もうまいし、うちの看板講師だから彼女とか作らない方がイメージ戦略的にいいんだよね。これからもこのままで頼むよ。あと、生徒には絶対に手を出さないように。あ、日報ここに置いといて」
散々蔑まれた哀れな看板講師の俺は適当に書き上げた日報を塾長のデスクに置き、塾を後にした。
帰ったら明日の授業の予習をしなければ。
大学生は忙しいのだ。
オフィスビルの二階にある、有名でも無名でもない個別指導塾。
俺はここで塾講師のアルバイトをしている。
水曜と土曜の週に二回、五人の生徒を受け持っている。
実家暮らしだから衣食住に困るようなことはないが、やはり遊ぶ金は多いに越したことがないし、教師という夢を持っている以上は教える事で金を稼ぐという経験を積んでおきたいために働いている。
中学生二人の授業を終え、次の生徒の授業の準備に取り掛かった。
次の授業は高校生を教えることになっているから、準備をしっかりして授業に臨まなければ。
俺は教材のコピーを取り、解説に目を通して授業の準備を整え、生徒のいる座席へ向かった。
生徒は席に座って携帯電話をいじっていた。
「お待たせ。じゃあ始めるよ」
生徒である志賀優実は携帯電話を鞄にしまい、大きく伸びをした。
俺は数学Aの問題集のコピーを渡して解くように言った。
「センセイ、場合の数って何なの、どんな数字を場合の数っていうのよ。そもそも場合って何なの?説明して?」
優実ちゃんは口を尖らせて言った。
「先週説明したよ、三回も。考えられる場合を数えた時の総数を場合の数って言うんだよ。サイコロを振るという事象を例に挙げると、『1』が出る場合、『2』が出る場合って考えていけば全部で6通りの場合があるわけ。それが場合の数。とりあえず問題解いてみな」
「数学なんてキライなの。あたし、生物とか化学の方が得意だもん」
優実ちゃんの減らず口は一向に止まらない。
「化学の授業の時は、化学も嫌いって言ってたよ。化学反応式がなんだ、なるものはなるんだーとか。文句言っても勉強からは逃げられないの。はい集中集中」
そういって俺は持っていた問題集の解答書で、自分の教え子の頭を軽くぽんぽんと叩いた。
優実ちゃんはまだ喋り足りない様子だったが、問題を見つめ、ものすごい速さで解き始めた。
シャープペンの芯が紙を擦り机を叩く音が凄まじい。
優実ちゃんは県内の進学校に通う高校一年生で、両親が共に医師、親が経営する『志賀医院』の一人娘である。
親の病院を継ぐため、医学部入学を目指して日々勉強に励んでいる。
文句を言ったりくだらないことを言ってくるが勉強には熱心で、宿題などは完璧にこなしてくる。
頭がいいのだから、こんな小規模な塾でなくて有名な塾や仙台にある予備校に通うことを勧めたが、「中学の時に大きな塾に通ってたことあるけど、ああいうところは周りの勉強していますアピールがウザくて集中できないんだよね。人の勉強法にケチつけてくる奴もいるし」と顔を顰めた。
あまり何も考えていなさそうだが、意外にしっかりしているのである。
「ね、センセイって、カノジョいるの?」
授業が終わり、俺が日報を書いている時に優実ちゃんが聞いてきた。
急な質問に俺は戸惑った。
「え、急に何?そんなこと教えないよ。トップシークレット。プライバシーの侵害」
「うわー、めちゃくちゃ焦ってるじゃん。やっぱいないんだー」
優実ちゃんは「ふうん」とか「ふふっ」と意味ありげに笑って見せた。
俺を馬鹿にしているようだが、どことなく嬉しそうにしている。
そんなに俺に彼女がいないのが面白いのか。
俺は悔しくなり、負け惜しみのように「早く帰りなよ」とぶっきらぼうに言った。
優実ちゃんはにやにやしながら、「バイバイ、独り身でかわいそうな橘センセイ」と言い、塾を出て行った。
優美ちゃんの自転車が去るのを窓から見送り、俺は日報に向き直った。
「優実ちゃん、大人をからかうなんて、こわいなあ」
塾長である太田先生が言った。細身の長身で、皺のついているスーツをだらしなく着ている。
こんな身なりで、生徒の親と面談をして不信感を与えないのか不思議なところだ。
太田先生は自分のデスクでパソコンに何かを打ち込んでいるが、耳だけはこちらに傾け、俺と優実ちゃんの会話を面白がって聞いていたようである。
生徒や他の講師は既に帰っていたため、教室にいるのは太田先生と俺の二人。
太田先生は躊躇なく俺に聞いてきた。
「で、実際のところ、橘先生、彼女はいるの?」
「いません」
俺は不貞腐れ気味に言った
さっさと帰りたいところだが、日報が終わらない。
文章を書く事が苦手な俺はいつも日報に時間がかかる。
先週の報告と同じような文章を、語尾を少しだけ変えて記入した。
俺の気持ちなどお構いなしで太田先生は話を続けた。
「いたことは?」
「ありません」
太田先生は「へえ」と意外そうな顔をした。
「一回もないんだ?橘先生、見た目は悪くないと思うんだけどねえ」
太田先生はのんびりとした口調でいった。
独り身である自分のことは完全に棚に上げている。
「性格が悪いの?あ、変な趣味持ってるとか?虫を好んで食べるとかさ」
それはお前の趣味だろう、と俺は心の中でツッコミを入れた。
「そんな趣味ないですよ。別に、モテないことはないんです。ただ、俺が男らしくなれないんで、女の子に呆れられるんです」
早くこの話題から切り上げたいから投げやりに答えた。
実際、小学校の頃から女の子に好意を持たれることはあった。
体育の授業は見学し、休み時間は教室や図書館で本を読んで過ごすことが多かったため、「体の弱い薄幸そうな少年」「知的で大人びている小学生」という印象を持たれ、一部の女子からは人気が出た。
勉強を教えてくれと頼まれたり、下校時、一緒に帰ろうと誘われたりすることはあった。
しかし、一見行動がクールに見えるが実際の性格は他の男子小学生となんら変わらず、面白い生物を見つけるとはしゃぐし、公園のブランコは全力でこぐ。
そんな年相応の幼い行動をとるため、女子のほうは自分の持った俺のイメージと乖離があることに勝手に幻滅する。
「可那人君ってなんか子供だね」「思っていた感じと全然違う」と理不尽にフラれた。
また、雨が降ると「早く帰らないといけないから」と女の子を置いたまま家に帰る、水たまりや池を異様に怖がるなど、情けない姿をさらし、女子に失望されることも多かった。
そんなことが続くため、俺自身も女子に対し積極的にかかわろうとしなくなった。
高校、大学を経て、俺も器用に立ち回れるようになり、男友達は増えたが、未だに女子とは深い関係になれない。
彼女なんて最初から諦めている。
「へえ、そうなんだ。確かに橘先生、男らしくなさそうだもんね」
失礼極まりない男である。
バッタやキリギリスを見つけると喜んで家に持ち帰り、素揚げにして食べていることを生徒の親にバラしてやろうか。
「でも橘先生は教え方もうまいし、うちの看板講師だから彼女とか作らない方がイメージ戦略的にいいんだよね。これからもこのままで頼むよ。あと、生徒には絶対に手を出さないように。あ、日報ここに置いといて」
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