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第45話
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アズハと出かけてから数日、連れてきた動物達は無事だったし一応馴染んでくれたと思う。流石に家畜が増え過ぎたのでエリアの拡張も実施した。そしてアズハの提案で来て早速だったが羊の毛刈りが実施された、冬近くにやるのは可愛そうだしこっちも羊毛が欲しかったためさっさとやってしまったのだ。
「じゃあちょっと行ってくるね」
「いってらっしゃい!」
アズハに見送られながら俺は飛び立った。この前のアズハパパの言葉が気になったのでちょっと探索である。
「ご主人様今日は何するんですか?」
今日は単独行動になるかと思ったがルーフェがついてきた。
「ちょっと冒険者の見学しようかなって」
「あぁ、最近ギルドができて盛り上がってるらしいですね、ここら辺は世捨て人がダンジョンを大量生産していたのでいい稼ぎになると思いますよ。勝てるのなら、ですけど」
最後に不穏な単語が聞こえた気がした。
「住処の方は人も増えて俺が居なくても回るようになったし少しくらい遊んでもいいでしょ」
「お供します!」
俺とルーフェは姿をミラーハイドで隠して冒険者達の活躍を観察してみよう。社会勉強になるし丁度いいでしょ!
「確かに人が増えたなぁ」
ここは確か初めてセナ達を助けた山の頂上あたり。今も冒険者が数組居て周囲を探索しているようだ。
「ここから森に入ったりダンジョンを目指すのでしょうね」
「森に入ってもたいした稼ぎにはならないんじゃないの?」
「ご主人様はここでずっと暮らしていて感覚が麻痺してるかもしれないのですが、ここの生物はあの扱いに困っているギガマウスですら高値で取引される素材ですよ?」
え、もう数が多すぎて大変なあれがそんなに価値あったの?
「ここは未開の森です。あらゆる素材が世界に出回っていない未知の素材なんです、研究目的もありますがそれなりの価値がありますよ」
「そうだったのね……」
「あとはこの森を突破できる地図にも価値がありますね。ここは大陸のほぼ中心部で、直線で突破できる道が発見されれば国家間の交流も今まで以上に活発になりますし利点はいろいろありますよ」
「え~でもそれって途中でうちに来ちゃわない? 変なの着て欲しくないんだけど」
冒険者がちょこちょこ来るくらいなら別にいいけど国の団体さんとかめんどくさい集団は遠慮したい。
「まぁ、生物が桁違いに凶悪な森ですからそう簡単にはいかないと思いますよ、団体になればなるほど足は遅くなりますし」
となると腕の立つ冒険者とかが行き来するぐらいかな? なら安心だ。
「そもそも、ご主人様が理不尽なだけで一般人からしたら凄腕の冒険者達でも歯が立たない生物ばかりなのですよ?」
「もしかしてギガマウスも?」
「あれも危険度の高い生物の一つですね、脚力は強いし人を一瞬で丸のみにしてくる反応速度に打撃や斬撃の通りにくい粘液を纏った皮。強敵です……のはずです」
ルーフェも朝の山を見ているだけあって感覚がバグってきているようだ。てかいつも食べてるお肉達って強かったんだなぁ……
「ダンジョンの入り口付近とかにも簡易的な拠点が設営されたりしてますね」
「こんなとこにも入り口あるのね」
森側の山岳地帯に大きな穴があり、その前にテントのようなものを張ったりして冒険者達が集まっている場所もあった。攻略した情報交換や休息などいろいろやっているんだろうとは思う。
「ダンジョン探索は一攫千金も夢じゃないですからね。命がけですけど挑戦者は多いです」
「そんなに価値があるの?」
「過去の有名な魔導士などがダンジョンを作ってることが多いですから貴重な本や道具、武器など多くの貴重品が眠ってますよ。中には罠をしかけたりタチノ悪いのもありますけど」
ゲームとかのダンジョンというイメージで良さそうだ。まぁ楽してお金は稼げない、何処の世界も一緒です。
「行ってみます?」
「暇でやることが無くなったらね、今はまだいいや」
「そうですか」
ルーフェ、ちょっと残念そう。住処が安定して暇が多くなったら潜ってみよう、それまで待っててね。
「おい! ちょっと待て!」
なにか大声が聞こえた。森の方からかな? 気になったので様子を見てみることにする。
「なんだ、見世物じゃねぇぞ」
見た感じ冒険者同士のトラブルかな? 片方は普通の冒険者パーティという感じだけどもう片っ方は正直山賊みたいで柄悪そう。
「ここの領地では奴隷や人狩りは禁止されている。お前たちも知っているだろ!?」
「うるせぇな、これは俺達の報酬なんだよ。どう扱おうと俺達の勝手だすっこんでろ!」
山賊(仮)達は探索で何かを手に入れたのだろうけど……なんだろあれ? 幼女?
「明らかに怖がってるじゃないか!」
「ごちゃごちゃうるせぇな……いいか? こいつは俺達が潰したゴブリンの巣穴に居たんだよ。つまり魔物だ、希少な人型だろうし言葉もわかる、間違いなく高く売れるんだ。こんなお宝をみすみす逃がせって言うのか? ふざけんじゃねぇぞ?」
「それでも、意思疎通ができる相手を道具みたいに扱うことは禁止されているんだぞ!」
「禁止されてると言ってもこの領地だけだ! 外に出ちまえば関係ねぇよ!」
たぶんアズハパパが俺がエルフ達を奴隷として売るのを嫌がったからそれを汲んで禁止にしてくれているのだろうなぁ。
「ルーフェ、あの娘って?」
「たぶんゴブリンプリンセスだと思います。珍しいですね、ゴブリンは基本的にオスしか居ない種族ですから希少なのは間違いないかと」
ゴブリン、そういえばこの世界では初めて見たなぁ。ファンタジーお約束の雑魚筆頭って感じのイメージだけど、黒髪ツインテールに薄い緑の肌に赤い瞳。普通に美少女という感じだ。
「それでも、ここの主は奴隷を嫌う。それに人を売るなんてやっぱり間違ってる!」
「っち、おい。このクソガキ共を黙らすぞ、殺しちまっても構わねぇ」
両パーティ武器を構えて一触即発の空気だ。絶妙に距離があって他のパーティは来ないだろう。
「ご主人様どうします?」
「ん~」
正直考えるまでもない。俺は人々からしたら圧倒的な理不尽、つまり俺の気まぐれはただの不運なのだ。出会った、見られた時点でついてなかったのだ。ということで俺は地響きを立てながら二つのパーティの間へと降り立った。
「なんだっ!?」
「うっ!?」
次の瞬間冒険者達の顔は真っ青になり凍り付いた。まぁ目の前にこのエリアに住む最強最悪の存在が現れたのだ、無理もない反応だろうさ。
「魔竜、ヴリトラ……」
「な、なんでこんなとこに居るんだよっ!? 聞いてねぇぞ!!」
盗賊っぽい奴らは大慌て、若い真面目な冒険者達はフリーズしてる。こうも反応が違うとちょっと面白い。
「こんにちは、冒険者さん」
「帝国の悪夢、ルーフェリアス……」
更に連れ去ろうとしていたゴブリンプリンセスの横にルーフェも降りてきたもんだからさぁ大変。
「私のご主人様は人攫いや奴隷とか大嫌いなのは知っているわよね?」
「それは、その……」
ルーフェさん圧がすごいです。
「知らないなんて言わせませんよ? そして今あなた達がやることはわかっていますね?」
「……」
あ、黙っちゃった。一攫千金と命を天秤にかけてるのかな?
「くっそあぁぁぁ!」
あ、剣を抜いてルーフェに斬りかかった。俺のこと忘れてない?
「雑魚が……」
ルーフェさんは容赦なく山賊っぽい冒険者の首を斬り飛ばした。剣に血が全くついてないしさすがの腕前だ。
「ボス……」
お仲間は完全にビビってる、まぁボスが瞬殺されたんだししょうがないかなぁ。
「残念です、貴方達もご主人様の気に触ってしまったのです。約束を守ってさえいてくれればよかったのに、本当に残念です」
ルーフェさん、さりげなく俺に責任を擦り付けながら山賊組を切り刻まないでください。怖いです……
「ルーフェ、気は済んだ?」
「はい!」
すっごい笑顔! 戦うの大好きなんだなぁ、一方的だったけど。
「冒険者、お前たちに手を出すつもりは無い。安心しな」
「は、はい……まさか、ヴリトラ様に出会うなんて思いもしませんでした」
「ただの気まぐれだ、なかなかに勇ましい青年だったから目に留まっただけだ」
この子、なんだか照れくさそうにしてる。
「この娘は俺が預かる。構わないな?」
「え、あ、はい。もちろんです」
ゴブリン娘を手に乗せるとキョトンとしていた。
「安心しな、悪いようにはしない」
「は、はい……」
まだ思考が追い付いてないって感じかな。
「ご主人様、これ、お願いします!」
「はぁ、しょうがないなぁ」
俺は山賊風冒険者だった物達を炎のブレスで炭にして吹き飛ばした。
「後始末ありがとうございます。お見事でした!」
ルーフェって結構残酷だよね。
「それでは若い冒険者君、がんばりな」
「はいっ!」
そして俺はルーフェを連れてその場を飛び立った。あんまり交流するのもめんどくさいしね、とりあえずゴブリン娘に関しては帰ってから考えようと思う。
「じゃあちょっと行ってくるね」
「いってらっしゃい!」
アズハに見送られながら俺は飛び立った。この前のアズハパパの言葉が気になったのでちょっと探索である。
「ご主人様今日は何するんですか?」
今日は単独行動になるかと思ったがルーフェがついてきた。
「ちょっと冒険者の見学しようかなって」
「あぁ、最近ギルドができて盛り上がってるらしいですね、ここら辺は世捨て人がダンジョンを大量生産していたのでいい稼ぎになると思いますよ。勝てるのなら、ですけど」
最後に不穏な単語が聞こえた気がした。
「住処の方は人も増えて俺が居なくても回るようになったし少しくらい遊んでもいいでしょ」
「お供します!」
俺とルーフェは姿をミラーハイドで隠して冒険者達の活躍を観察してみよう。社会勉強になるし丁度いいでしょ!
「確かに人が増えたなぁ」
ここは確か初めてセナ達を助けた山の頂上あたり。今も冒険者が数組居て周囲を探索しているようだ。
「ここから森に入ったりダンジョンを目指すのでしょうね」
「森に入ってもたいした稼ぎにはならないんじゃないの?」
「ご主人様はここでずっと暮らしていて感覚が麻痺してるかもしれないのですが、ここの生物はあの扱いに困っているギガマウスですら高値で取引される素材ですよ?」
え、もう数が多すぎて大変なあれがそんなに価値あったの?
「ここは未開の森です。あらゆる素材が世界に出回っていない未知の素材なんです、研究目的もありますがそれなりの価値がありますよ」
「そうだったのね……」
「あとはこの森を突破できる地図にも価値がありますね。ここは大陸のほぼ中心部で、直線で突破できる道が発見されれば国家間の交流も今まで以上に活発になりますし利点はいろいろありますよ」
「え~でもそれって途中でうちに来ちゃわない? 変なの着て欲しくないんだけど」
冒険者がちょこちょこ来るくらいなら別にいいけど国の団体さんとかめんどくさい集団は遠慮したい。
「まぁ、生物が桁違いに凶悪な森ですからそう簡単にはいかないと思いますよ、団体になればなるほど足は遅くなりますし」
となると腕の立つ冒険者とかが行き来するぐらいかな? なら安心だ。
「そもそも、ご主人様が理不尽なだけで一般人からしたら凄腕の冒険者達でも歯が立たない生物ばかりなのですよ?」
「もしかしてギガマウスも?」
「あれも危険度の高い生物の一つですね、脚力は強いし人を一瞬で丸のみにしてくる反応速度に打撃や斬撃の通りにくい粘液を纏った皮。強敵です……のはずです」
ルーフェも朝の山を見ているだけあって感覚がバグってきているようだ。てかいつも食べてるお肉達って強かったんだなぁ……
「ダンジョンの入り口付近とかにも簡易的な拠点が設営されたりしてますね」
「こんなとこにも入り口あるのね」
森側の山岳地帯に大きな穴があり、その前にテントのようなものを張ったりして冒険者達が集まっている場所もあった。攻略した情報交換や休息などいろいろやっているんだろうとは思う。
「ダンジョン探索は一攫千金も夢じゃないですからね。命がけですけど挑戦者は多いです」
「そんなに価値があるの?」
「過去の有名な魔導士などがダンジョンを作ってることが多いですから貴重な本や道具、武器など多くの貴重品が眠ってますよ。中には罠をしかけたりタチノ悪いのもありますけど」
ゲームとかのダンジョンというイメージで良さそうだ。まぁ楽してお金は稼げない、何処の世界も一緒です。
「行ってみます?」
「暇でやることが無くなったらね、今はまだいいや」
「そうですか」
ルーフェ、ちょっと残念そう。住処が安定して暇が多くなったら潜ってみよう、それまで待っててね。
「おい! ちょっと待て!」
なにか大声が聞こえた。森の方からかな? 気になったので様子を見てみることにする。
「なんだ、見世物じゃねぇぞ」
見た感じ冒険者同士のトラブルかな? 片方は普通の冒険者パーティという感じだけどもう片っ方は正直山賊みたいで柄悪そう。
「ここの領地では奴隷や人狩りは禁止されている。お前たちも知っているだろ!?」
「うるせぇな、これは俺達の報酬なんだよ。どう扱おうと俺達の勝手だすっこんでろ!」
山賊(仮)達は探索で何かを手に入れたのだろうけど……なんだろあれ? 幼女?
「明らかに怖がってるじゃないか!」
「ごちゃごちゃうるせぇな……いいか? こいつは俺達が潰したゴブリンの巣穴に居たんだよ。つまり魔物だ、希少な人型だろうし言葉もわかる、間違いなく高く売れるんだ。こんなお宝をみすみす逃がせって言うのか? ふざけんじゃねぇぞ?」
「それでも、意思疎通ができる相手を道具みたいに扱うことは禁止されているんだぞ!」
「禁止されてると言ってもこの領地だけだ! 外に出ちまえば関係ねぇよ!」
たぶんアズハパパが俺がエルフ達を奴隷として売るのを嫌がったからそれを汲んで禁止にしてくれているのだろうなぁ。
「ルーフェ、あの娘って?」
「たぶんゴブリンプリンセスだと思います。珍しいですね、ゴブリンは基本的にオスしか居ない種族ですから希少なのは間違いないかと」
ゴブリン、そういえばこの世界では初めて見たなぁ。ファンタジーお約束の雑魚筆頭って感じのイメージだけど、黒髪ツインテールに薄い緑の肌に赤い瞳。普通に美少女という感じだ。
「それでも、ここの主は奴隷を嫌う。それに人を売るなんてやっぱり間違ってる!」
「っち、おい。このクソガキ共を黙らすぞ、殺しちまっても構わねぇ」
両パーティ武器を構えて一触即発の空気だ。絶妙に距離があって他のパーティは来ないだろう。
「ご主人様どうします?」
「ん~」
正直考えるまでもない。俺は人々からしたら圧倒的な理不尽、つまり俺の気まぐれはただの不運なのだ。出会った、見られた時点でついてなかったのだ。ということで俺は地響きを立てながら二つのパーティの間へと降り立った。
「なんだっ!?」
「うっ!?」
次の瞬間冒険者達の顔は真っ青になり凍り付いた。まぁ目の前にこのエリアに住む最強最悪の存在が現れたのだ、無理もない反応だろうさ。
「魔竜、ヴリトラ……」
「な、なんでこんなとこに居るんだよっ!? 聞いてねぇぞ!!」
盗賊っぽい奴らは大慌て、若い真面目な冒険者達はフリーズしてる。こうも反応が違うとちょっと面白い。
「こんにちは、冒険者さん」
「帝国の悪夢、ルーフェリアス……」
更に連れ去ろうとしていたゴブリンプリンセスの横にルーフェも降りてきたもんだからさぁ大変。
「私のご主人様は人攫いや奴隷とか大嫌いなのは知っているわよね?」
「それは、その……」
ルーフェさん圧がすごいです。
「知らないなんて言わせませんよ? そして今あなた達がやることはわかっていますね?」
「……」
あ、黙っちゃった。一攫千金と命を天秤にかけてるのかな?
「くっそあぁぁぁ!」
あ、剣を抜いてルーフェに斬りかかった。俺のこと忘れてない?
「雑魚が……」
ルーフェさんは容赦なく山賊っぽい冒険者の首を斬り飛ばした。剣に血が全くついてないしさすがの腕前だ。
「ボス……」
お仲間は完全にビビってる、まぁボスが瞬殺されたんだししょうがないかなぁ。
「残念です、貴方達もご主人様の気に触ってしまったのです。約束を守ってさえいてくれればよかったのに、本当に残念です」
ルーフェさん、さりげなく俺に責任を擦り付けながら山賊組を切り刻まないでください。怖いです……
「ルーフェ、気は済んだ?」
「はい!」
すっごい笑顔! 戦うの大好きなんだなぁ、一方的だったけど。
「冒険者、お前たちに手を出すつもりは無い。安心しな」
「は、はい……まさか、ヴリトラ様に出会うなんて思いもしませんでした」
「ただの気まぐれだ、なかなかに勇ましい青年だったから目に留まっただけだ」
この子、なんだか照れくさそうにしてる。
「この娘は俺が預かる。構わないな?」
「え、あ、はい。もちろんです」
ゴブリン娘を手に乗せるとキョトンとしていた。
「安心しな、悪いようにはしない」
「は、はい……」
まだ思考が追い付いてないって感じかな。
「ご主人様、これ、お願いします!」
「はぁ、しょうがないなぁ」
俺は山賊風冒険者だった物達を炎のブレスで炭にして吹き飛ばした。
「後始末ありがとうございます。お見事でした!」
ルーフェって結構残酷だよね。
「それでは若い冒険者君、がんばりな」
「はいっ!」
そして俺はルーフェを連れてその場を飛び立った。あんまり交流するのもめんどくさいしね、とりあえずゴブリン娘に関しては帰ってから考えようと思う。
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