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第58話
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東の森への食糧支援を終えて戻って数日、どんどん冬が近づいてきている。こちらもいろいろと準備を進めなければいけない。
「主様、木材の採取お願いしてもいいですか?」
「了解、結構必要?」
「そうですね、三軒作る予定なのでそれなりに欲しいです」
セナ達エルフは早速新しくうちにやってきた家族の為に家を建設している。蓄えや収穫などもあるが建築を最優先で行ってもらっている、じゃないと冬がきつくなる。もうちょっとタイミングが早ければよかったんだけど結構ギリギリだし大急ぎになってしまっている。
「じゃあヘラクスさん達ちょっと借りるね、いくよ~」
「お願いします!」
俺は昆虫軍団を連れて早速伐採に向かう。前と比べて彼らのお陰で作業効率は格段に上がっている、俺が木を引っこ抜きそれを抱えて直接運んで行ってくれるのだ。丸々一本結構重いはずなのにまさに重機というパワーで軽々運んで行ってくれる、加工はセナ達に丸投げだが短時間で相当数の木材が手に入る。
「引っこ抜くだけでよくなったのは助かるね、皆はまだ起きてて平気? 冬眠するんでしょ?」
ヘラクス達は頷いて見せる。彼らは冬になったらメスの居る洞窟で一緒に冬眠して春を待つとのことだった、そういう意味でも力仕事は今のうちに終わらせておきたい感じである。
「主様、私達も手伝います」
「エマ、ありがと、助かるよ」
「はい!」
彼女はエマ、銀髪の綺麗な白いケンタウロスの女性だ。彼女達もパワーがあるため力仕事ができる、さすがに原木は数人で協力してという形になるが十分だ。
「主様~」
「ん? どうしたの?」
「麦の収穫をしてたんですけどどこに置けばいいですか?」
「あぁ、倉庫まで運べる?」
「樽を転がしていくので大丈夫です!」
「じゃあ前に収穫したのが倉庫にあるからそこにまとめて貰っていい?」
彼女はマオ、ウェアキャットの女の子で今は猫耳ちゃんとウサ耳ちゃんには作物の収穫をお願いしている。後で知ったのだが地球で麦の収穫は春から夏らしいのだが、ここでは春夏秋と約三カ月事に収穫できているのだ。ちなみに豆やお米もその勢いで収穫できているため備蓄としては十分と言いたいのだが大食いが多いためそこまで余裕があるというわけではない、今のところお米とパンが足りない作れないみたいなことは無いので大丈夫だと思う。
「わかりましたぁ!」
マオはそう言うと走って行った。彼女達はどちらかというと人に近い、四肢は綺麗な猫っぽい毛並みが生えているが胴体は人その物で耳と尻尾が猫っぽいという感じだ。アル達よりも獣成分控えめという感じであった。ちなみにウォーラビッタ達も似たような感じで体は人間手足にウサギの毛並み耳と尻尾もウサギという感じだ。
「この調子なら来年はまた畑拡張かなぁ」
まだ二年も暮らしていないというのに一気に家族が増えた。しかしまだ足りないものをたくさんあるし何より味が足りない……穀物や肉が大量にあるから飢えることは無い、だけど地球の食事を知ってるがためにちょっと物足りなさを感じてしまう。どうにかしたいなぁ……
「主様、どうかしました?」
「おっと!?」
無意識に動画検索を掛けてしまっていた。この図体だとちょっと油断するだけで大惨事になるから気を付けなければ……
「サラ、どうかした?」
「はい、木材はとりあえず十分とのことです」
「わかった、ありがと。じゃあ戻ろうか」
「乗りますか?」
「直に乗せるの痛くない?」
「大丈夫ですよ!」
彼女はサラ、黒いケンタウロスで連絡や俺の手伝いなどでよく走り回ってくれている。そしてケンタウロスの娘全員に言えるのだがなぜか人間体の俺を乗せたがる。たまに乗せてもらっているが女性に乗るのになんとも言えない感覚があって困ってしまう。
「私達は畑仕事に向いてないですからね……」
「今後いろいろと背の高い作物や木も増やしていく予定だから、そうしたらいろいろ手伝ってもらわなきゃいけなくなるよ」
彼女達ケンタウロスはだいたい二メートルくらい身長があり馬の下半身の影響で畑仕事など低い位置の仕事が苦手だ。そのため今は仕事が力仕事関係になってしまっている、もう少し育てる作物が増えれば人と馬の長所を持つ彼女達も活躍できるのだけどね。
「望むところです!」
「頼りになるね」
ちょっと照れてる顔も可愛い、いつもは黒髪クールな感じなのに。ギャップ萌えってやつかな?
「他の娘達は大丈夫そう?」
「はい、ここの生活は正直前よりも快適ですよ。移住を希望して正解でした」
ライバルが多いのが大変ですけどと小声で行ったのを俺は聞き逃さなかった。後でリュクスに聞いたのだがなぜ女性ばかりが移住してきたか、それは早い話が遺伝目的らしい。普通にあの村にも男性がいた、むしろここよりも繁栄という意味では安定してるのになぜか、それは竜の子供が欲しいとのことだった。ハーフドラゴンは強く逞しく育つ、英雄などになることが多いらしく将来子供を持つなら是非にという娘が集まっているらしかった。俺みたいに人になれるドラゴンは滅多に居ないから猶更らしい、まぁ一般よりも子供は出来にくいからいろいろ大変というらしいけどね。主に俺が……
「サラ、俺って結構有名なの?」
「え?」
何をいまさら? という顔をされた……
「主様は有名ですよ、シャジャルの剣を砕き、アレクロンを蹴飛ばした恐怖の黒竜ヴリトラ。人の娘を娶りエルフなど種族を選ばず救い出す慈悲深い守護竜などなど森に居ても聞こえてくるくらいには」
いろいろ言われてた。最近だとグルグナハ王国も一部吹き飛ばしてるし更に噂が広がってそう……
「いつの間に……」
「強力なドラゴンはなかなか居ませんし主様は目立ちますね」
この調子だとまだまだ人が集まってくる気がする。いや、ハーレム系やスローライフ作品では絶対に増えていく! やはり衣食住は充実させなければ……そして目的が目的だしいつか子供ができるだろう。そうなった時に困らない環境を完成させておきたいと思う。
「主様、木材の採取お願いしてもいいですか?」
「了解、結構必要?」
「そうですね、三軒作る予定なのでそれなりに欲しいです」
セナ達エルフは早速新しくうちにやってきた家族の為に家を建設している。蓄えや収穫などもあるが建築を最優先で行ってもらっている、じゃないと冬がきつくなる。もうちょっとタイミングが早ければよかったんだけど結構ギリギリだし大急ぎになってしまっている。
「じゃあヘラクスさん達ちょっと借りるね、いくよ~」
「お願いします!」
俺は昆虫軍団を連れて早速伐採に向かう。前と比べて彼らのお陰で作業効率は格段に上がっている、俺が木を引っこ抜きそれを抱えて直接運んで行ってくれるのだ。丸々一本結構重いはずなのにまさに重機というパワーで軽々運んで行ってくれる、加工はセナ達に丸投げだが短時間で相当数の木材が手に入る。
「引っこ抜くだけでよくなったのは助かるね、皆はまだ起きてて平気? 冬眠するんでしょ?」
ヘラクス達は頷いて見せる。彼らは冬になったらメスの居る洞窟で一緒に冬眠して春を待つとのことだった、そういう意味でも力仕事は今のうちに終わらせておきたい感じである。
「主様、私達も手伝います」
「エマ、ありがと、助かるよ」
「はい!」
彼女はエマ、銀髪の綺麗な白いケンタウロスの女性だ。彼女達もパワーがあるため力仕事ができる、さすがに原木は数人で協力してという形になるが十分だ。
「主様~」
「ん? どうしたの?」
「麦の収穫をしてたんですけどどこに置けばいいですか?」
「あぁ、倉庫まで運べる?」
「樽を転がしていくので大丈夫です!」
「じゃあ前に収穫したのが倉庫にあるからそこにまとめて貰っていい?」
彼女はマオ、ウェアキャットの女の子で今は猫耳ちゃんとウサ耳ちゃんには作物の収穫をお願いしている。後で知ったのだが地球で麦の収穫は春から夏らしいのだが、ここでは春夏秋と約三カ月事に収穫できているのだ。ちなみに豆やお米もその勢いで収穫できているため備蓄としては十分と言いたいのだが大食いが多いためそこまで余裕があるというわけではない、今のところお米とパンが足りない作れないみたいなことは無いので大丈夫だと思う。
「わかりましたぁ!」
マオはそう言うと走って行った。彼女達はどちらかというと人に近い、四肢は綺麗な猫っぽい毛並みが生えているが胴体は人その物で耳と尻尾が猫っぽいという感じだ。アル達よりも獣成分控えめという感じであった。ちなみにウォーラビッタ達も似たような感じで体は人間手足にウサギの毛並み耳と尻尾もウサギという感じだ。
「この調子なら来年はまた畑拡張かなぁ」
まだ二年も暮らしていないというのに一気に家族が増えた。しかしまだ足りないものをたくさんあるし何より味が足りない……穀物や肉が大量にあるから飢えることは無い、だけど地球の食事を知ってるがためにちょっと物足りなさを感じてしまう。どうにかしたいなぁ……
「主様、どうかしました?」
「おっと!?」
無意識に動画検索を掛けてしまっていた。この図体だとちょっと油断するだけで大惨事になるから気を付けなければ……
「サラ、どうかした?」
「はい、木材はとりあえず十分とのことです」
「わかった、ありがと。じゃあ戻ろうか」
「乗りますか?」
「直に乗せるの痛くない?」
「大丈夫ですよ!」
彼女はサラ、黒いケンタウロスで連絡や俺の手伝いなどでよく走り回ってくれている。そしてケンタウロスの娘全員に言えるのだがなぜか人間体の俺を乗せたがる。たまに乗せてもらっているが女性に乗るのになんとも言えない感覚があって困ってしまう。
「私達は畑仕事に向いてないですからね……」
「今後いろいろと背の高い作物や木も増やしていく予定だから、そうしたらいろいろ手伝ってもらわなきゃいけなくなるよ」
彼女達ケンタウロスはだいたい二メートルくらい身長があり馬の下半身の影響で畑仕事など低い位置の仕事が苦手だ。そのため今は仕事が力仕事関係になってしまっている、もう少し育てる作物が増えれば人と馬の長所を持つ彼女達も活躍できるのだけどね。
「望むところです!」
「頼りになるね」
ちょっと照れてる顔も可愛い、いつもは黒髪クールな感じなのに。ギャップ萌えってやつかな?
「他の娘達は大丈夫そう?」
「はい、ここの生活は正直前よりも快適ですよ。移住を希望して正解でした」
ライバルが多いのが大変ですけどと小声で行ったのを俺は聞き逃さなかった。後でリュクスに聞いたのだがなぜ女性ばかりが移住してきたか、それは早い話が遺伝目的らしい。普通にあの村にも男性がいた、むしろここよりも繁栄という意味では安定してるのになぜか、それは竜の子供が欲しいとのことだった。ハーフドラゴンは強く逞しく育つ、英雄などになることが多いらしく将来子供を持つなら是非にという娘が集まっているらしかった。俺みたいに人になれるドラゴンは滅多に居ないから猶更らしい、まぁ一般よりも子供は出来にくいからいろいろ大変というらしいけどね。主に俺が……
「サラ、俺って結構有名なの?」
「え?」
何をいまさら? という顔をされた……
「主様は有名ですよ、シャジャルの剣を砕き、アレクロンを蹴飛ばした恐怖の黒竜ヴリトラ。人の娘を娶りエルフなど種族を選ばず救い出す慈悲深い守護竜などなど森に居ても聞こえてくるくらいには」
いろいろ言われてた。最近だとグルグナハ王国も一部吹き飛ばしてるし更に噂が広がってそう……
「いつの間に……」
「強力なドラゴンはなかなか居ませんし主様は目立ちますね」
この調子だとまだまだ人が集まってくる気がする。いや、ハーレム系やスローライフ作品では絶対に増えていく! やはり衣食住は充実させなければ……そして目的が目的だしいつか子供ができるだろう。そうなった時に困らない環境を完成させておきたいと思う。
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