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第60話
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冬目前なのに急に人が増えた気がする。新しく来た三人だが、彼らはまさに探求者という感じで一つのことを追求し続けるためなら何でもするという感じの人種だ。
「主様~」
「テトラ、どうしたの?」
「酒造用にトウモロコシと麦を分けて欲しいんですけど倉庫の持って行ってもいいですか?」
「あぁ、サガイのお使い?」
「そうです」
テトラはウォーバニッタの娘で結構なお酒好きらしくサガイの酒造を手伝っているのだ。ちなみに彼らは自分の家よりも作業場を欲した、寝るのなんか床でいいというタイプであり新規で建築が必要だったのはサガイの酒造所だけだった。いろいろ拡張や改良は必要だがガレオンは仮宿の調理場に張り付き、スーラはマリーの研究所を一緒に使っている、研究の共有などで仲はいいみたい。
「倉庫管理はセナの方が詳しいけど、そこら辺なら余裕あるはずだから大丈夫だよ」
「はい! ありがとうございます!」
テトラは倉庫に走って行った、他にも何人かお酒に興味ある娘達が手伝いに行っているみたいだ。同じように料理に興味がある娘はガレオンのとこに行って教えてもらっている。
「甘い~」
「あ、ホリィンさん蜂蜜つまみ食いずるいです!」
養蜂も順調でスライド式の枠を作ったのは正解だった。蜂もここまでもっていっていいなど意思疎通できるお陰でさされる心配もないのはいい、ただ蜂蜜たっぷりの枠はめちゃくちゃ重くて力自慢の人にお願いしなきゃいけないけどね、つまみ食いもご愛敬でしょ。
「旦那ぁ!」
「ガンプ、急にお願いしたのに対応してくれありがとね」
「いいってことよ! ワシらも美味い酒を飲みたいしなぁ」
サガイのお願いで蒸留器など酒造りで必要な道具を急遽ガンプ達に依頼したのだ。なんだかんだ皆酒が好きらしく超特急でしかも高品質の物を仕上げてくれた、さすがの腕前としか言えなかった。それともお酒パワー?
「そう言えば前の刀は悪かったね」
「ん、あぁ、あれは試作品だったしいいさ。それに聖剣とやりあったんだ、いい資料になったさ」
グルグナハの勇者がやって来た時に俺が使った刀、実はあれ、ガンプ達が作った試作品だったのだ。あのビームソードとやりあった結果、原型はとどめていたが刃が溶けてガタガタに歪んだ状態になってしまっていた。
「それに旦那はああいう技術を必要とする剣よりもバスターソードみたいな力でゴリ押す武器の方があってると思うぜ?」
「まぁ、それはね。ああいうかっこいい武器は使ってみたくなるのが男の子なんだよ」
「なっはっは! わからんではないわ!」
刀にはロマンがある! 一度は使ってみたいって思うじゃん。確かに居合斬りみたいな侍チックな使い方じゃなくて耐久力とパワーのゴリ押しだったのは認めるけど……素人に映画やアニメみたいな剣術は無理でした。
「っと、なんか用事だったんじゃない?」
「お、そうだった。新作の参考にこの前持ってきた奴を借りたいんだがいいか?」
「あぁ、今のとこ使い道ないし好きにしちゃっていいよ」
「了解だ、ちょっと研究させてもらうぜ」
「新作期待してるよ」
「おう!」
ガンプは早速取りに倉庫へと向かっていった。まぁグルグナハから没収した装備関連だし好きに使ってくださいな、俺は正直使う必要ないしね。
「あ、主様!」
「ガジュ、って、でかいなぁ……ナマズ?」
彼はリザードマンのガジュ。生け簀の管理をしていて食べごろの魚を捕まえたり餌をあげたり面倒を見てくれている。ちなみに今年生まれてた大量の稚魚を見て溜池を拡張しているので助かっている。
「はい、いい感じに脂がのっていますよ。ガレオン殿のとこに持っていくとこです」
ガジュは自分の体の倍ぐらいあるナマズを抱えて運んでいる。カエルミンチでなんであの大きさになるのか不思議だが、ここの森の生物全部デカいしおかしくはないのかな?
「今日の夜は魚だね」
「はい!」
今日は特にやることもないしのんびりだ。手が必要なところを手伝う感じになるのかな? 今のところ全然問題なさそうだけど。
「主様~」
「エナ、どうしたの?」
彼女はエナ、猫耳娘の一人でなんとなくチャトラの猫みたいな雰囲気がある。
「畑なんですけど、冬場に育てる野菜ってあります?」
そう言えばあらかた収穫は終わったんだよね、森の特性もあるが、黒鱗粉の影響もあって土地が痩せる心配がないようで一年中何かしら育てていられるが一応休ませた方がいいのかな?
「大根や白菜とか寒さに強い作物だけ作ってそれ以外の場所は休ませようか」
「わかりました、じゃあ種まきまでやっちゃいますね!」
「ありがと、任せるよ」
「は~い」
猫耳っ娘とウサ耳っ娘達が来てから基本的な畑仕事をお願いしている。エルフ達にもお願いしているが建築など木工系を優先してもらっている。ちなみにケンタウロス娘達はパワーがあるのでいろいろ必要なとこに出張ってもらっている。
「ワン!」
「ロクロ、大きくなったなぁ」
次は今年生まれのロクロ達がやってきた。もう乳離れもして肉を食べている、セッカ達の半分は無いけどだいぶ大きくなってきている。セッカ一家も十一匹と大所帯になってきた、シローやイチカもセッカと一緒に狩りに行って肉には困ってないしまぁ問題ないでしょう。
「お前達は成長が早いな~」
セッカ達もだが俺が暇だなぁというタイミングを見つけてやってくるので撫でまわして可愛がってる。そういうのやっぱわかるんだなぁと思いつつ、今度フリスビーみたいなの作ったら遊んでくれるかな?
「平和はいいね~」
「ワン」
こういうのんびりした日があってもいいでしょ。むしろこういう日が続けばいいと思う、秋が終わって冬が来る。皆元気に春を迎えられるようにやれることはやって行こうと思う。
「主様~」
「テトラ、どうしたの?」
「酒造用にトウモロコシと麦を分けて欲しいんですけど倉庫の持って行ってもいいですか?」
「あぁ、サガイのお使い?」
「そうです」
テトラはウォーバニッタの娘で結構なお酒好きらしくサガイの酒造を手伝っているのだ。ちなみに彼らは自分の家よりも作業場を欲した、寝るのなんか床でいいというタイプであり新規で建築が必要だったのはサガイの酒造所だけだった。いろいろ拡張や改良は必要だがガレオンは仮宿の調理場に張り付き、スーラはマリーの研究所を一緒に使っている、研究の共有などで仲はいいみたい。
「倉庫管理はセナの方が詳しいけど、そこら辺なら余裕あるはずだから大丈夫だよ」
「はい! ありがとうございます!」
テトラは倉庫に走って行った、他にも何人かお酒に興味ある娘達が手伝いに行っているみたいだ。同じように料理に興味がある娘はガレオンのとこに行って教えてもらっている。
「甘い~」
「あ、ホリィンさん蜂蜜つまみ食いずるいです!」
養蜂も順調でスライド式の枠を作ったのは正解だった。蜂もここまでもっていっていいなど意思疎通できるお陰でさされる心配もないのはいい、ただ蜂蜜たっぷりの枠はめちゃくちゃ重くて力自慢の人にお願いしなきゃいけないけどね、つまみ食いもご愛敬でしょ。
「旦那ぁ!」
「ガンプ、急にお願いしたのに対応してくれありがとね」
「いいってことよ! ワシらも美味い酒を飲みたいしなぁ」
サガイのお願いで蒸留器など酒造りで必要な道具を急遽ガンプ達に依頼したのだ。なんだかんだ皆酒が好きらしく超特急でしかも高品質の物を仕上げてくれた、さすがの腕前としか言えなかった。それともお酒パワー?
「そう言えば前の刀は悪かったね」
「ん、あぁ、あれは試作品だったしいいさ。それに聖剣とやりあったんだ、いい資料になったさ」
グルグナハの勇者がやって来た時に俺が使った刀、実はあれ、ガンプ達が作った試作品だったのだ。あのビームソードとやりあった結果、原型はとどめていたが刃が溶けてガタガタに歪んだ状態になってしまっていた。
「それに旦那はああいう技術を必要とする剣よりもバスターソードみたいな力でゴリ押す武器の方があってると思うぜ?」
「まぁ、それはね。ああいうかっこいい武器は使ってみたくなるのが男の子なんだよ」
「なっはっは! わからんではないわ!」
刀にはロマンがある! 一度は使ってみたいって思うじゃん。確かに居合斬りみたいな侍チックな使い方じゃなくて耐久力とパワーのゴリ押しだったのは認めるけど……素人に映画やアニメみたいな剣術は無理でした。
「っと、なんか用事だったんじゃない?」
「お、そうだった。新作の参考にこの前持ってきた奴を借りたいんだがいいか?」
「あぁ、今のとこ使い道ないし好きにしちゃっていいよ」
「了解だ、ちょっと研究させてもらうぜ」
「新作期待してるよ」
「おう!」
ガンプは早速取りに倉庫へと向かっていった。まぁグルグナハから没収した装備関連だし好きに使ってくださいな、俺は正直使う必要ないしね。
「あ、主様!」
「ガジュ、って、でかいなぁ……ナマズ?」
彼はリザードマンのガジュ。生け簀の管理をしていて食べごろの魚を捕まえたり餌をあげたり面倒を見てくれている。ちなみに今年生まれてた大量の稚魚を見て溜池を拡張しているので助かっている。
「はい、いい感じに脂がのっていますよ。ガレオン殿のとこに持っていくとこです」
ガジュは自分の体の倍ぐらいあるナマズを抱えて運んでいる。カエルミンチでなんであの大きさになるのか不思議だが、ここの森の生物全部デカいしおかしくはないのかな?
「今日の夜は魚だね」
「はい!」
今日は特にやることもないしのんびりだ。手が必要なところを手伝う感じになるのかな? 今のところ全然問題なさそうだけど。
「主様~」
「エナ、どうしたの?」
彼女はエナ、猫耳娘の一人でなんとなくチャトラの猫みたいな雰囲気がある。
「畑なんですけど、冬場に育てる野菜ってあります?」
そう言えばあらかた収穫は終わったんだよね、森の特性もあるが、黒鱗粉の影響もあって土地が痩せる心配がないようで一年中何かしら育てていられるが一応休ませた方がいいのかな?
「大根や白菜とか寒さに強い作物だけ作ってそれ以外の場所は休ませようか」
「わかりました、じゃあ種まきまでやっちゃいますね!」
「ありがと、任せるよ」
「は~い」
猫耳っ娘とウサ耳っ娘達が来てから基本的な畑仕事をお願いしている。エルフ達にもお願いしているが建築など木工系を優先してもらっている。ちなみにケンタウロス娘達はパワーがあるのでいろいろ必要なとこに出張ってもらっている。
「ワン!」
「ロクロ、大きくなったなぁ」
次は今年生まれのロクロ達がやってきた。もう乳離れもして肉を食べている、セッカ達の半分は無いけどだいぶ大きくなってきている。セッカ一家も十一匹と大所帯になってきた、シローやイチカもセッカと一緒に狩りに行って肉には困ってないしまぁ問題ないでしょう。
「お前達は成長が早いな~」
セッカ達もだが俺が暇だなぁというタイミングを見つけてやってくるので撫でまわして可愛がってる。そういうのやっぱわかるんだなぁと思いつつ、今度フリスビーみたいなの作ったら遊んでくれるかな?
「平和はいいね~」
「ワン」
こういうのんびりした日があってもいいでしょ。むしろこういう日が続けばいいと思う、秋が終わって冬が来る。皆元気に春を迎えられるようにやれることはやって行こうと思う。
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