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ノウザーム大陸戦乱編
第79話 こっちでは普通に信用されるな
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「勇者です!」
「オー」
「棍棒が光ってる」
「間違いなく勇者だ」
ナラティブ自治連合では、一瞬で信用された。
共和国側ではずっと疑われてたの、なんだったんだろうなあ。
「伝承や口伝が途絶えているのであろうな。全てが金や利益に換算される社会では、伝承では食って行けぬからな」
「なんと世知辛い」
ジュウザの言葉に、俺は顔をしかめるのであった。
「いつまでも魔王が来なかったら、案外共和国のやり方の方が正解だったかも知れないけどねえ」
カッサンドラが肩をすくめる。
「あの国も、自治連合に加わっている小国と同じ、どこにでもある普通の国だったのさ。だけど、タクサスの土地で鉄鉱山が見つかったのさ。そいつを元手にして、タクサス共和国は大きくなった。人は集まり、経済は発展して、いつしか古いしきたりは商売の邪魔だって思うやつが増えて……気がついたら王制を廃してああなってたってわけさ」
「カッサンドラ詳しいですね!」
「そりゃあ、あたいはこう見えて聖職者だからね!」
エクソシストだもんな。
宗教家は歴史を記録したりもする役割を持っている。
共和国、二百年前に建国された頃は新進気鋭でバリバリやっており、ナラティブ側は負けじと連合を組んで対抗していたらしい。
だが、だんだん向こうが腐敗してきておかしな感じになっているんだそうだ。
「鉄鉱山が枯れてね。だけど人だけはいるし、鉄鉱山関係で生まれた変な仕事ばかりが生き残って、それでダラダラとやってる連中が共和国なのさ。さあさあ、あいつらの話ばかりしてたら日が暮れちまう! こっちにおいでよ!」
カッサンドラが導いた先にあったのは、彼女が所属しているという教会があった。
そこにエクセレンが姿を見せたら、聖職者たちが大歓待である。
「伝説の勇者だ!!」
「伝説は本当だった!」
「共和国めざまあみろ!!」
ここでも共和国憎しの感情が!!
そしていつものように、勇者歓迎の宴会をするのである。
「お前らについていくようになってから、どこに行っても美味しいものが食べられて嬉しいのじゃー!!」
ディアボラがニコニコしながら肉の入ったシチューを食べている。
「勇者とは恐るべき存在だな。だがそれだけ、人々から熱望されているということか」
ウインドが唸る。
森を出てからカルチャーショックばかりだろう。
「おやウインド、口にシチューが付いてるよ。あたいが唇で拭ってあげようか」
「食事中にそういうことはやめるのだ」
カッサンドラに迫られてドン引きのウインド。
グイグイ押すなあ。
途中、この教会の責任者たる教主がやって来た。
褐色の肌に禿頭、白いヒゲの老人だ。
「勇者様、お目にかかれて光栄です。我が協会建立から五百年、まさか伝説の勇者様が降臨なさるとは……。やはり、昨今の共和国が戦を仕掛けてくるのは、魔王めの仕業でしたか」
「そうなんです?」
パンをもりもり食べていたエクセレン。
魔王と言う言葉を聞いてキリッとなった。
「はい。今まで小競り合い程度の抗争はございましたが、軍隊を差し向けての会戦などとんと。しかし空に赤い星が現れた後、共和国は毎週のように戦を仕掛けてくるようになりました。今はまだ兵士たちもやる気がないようですが、いつその気になることか……」
純粋な戦力の差では、ナラティブはタクサスに勝てない。
頭数が絶対的に違うのだ。
だから、奴らが本気になったらまずい。
それがナラティブ側の考えらしかった。
かと言って、肥大したタクサス共和国をどうにかする手など考えつかない。
せいぜい暗殺者を派遣したりして、向こうの首脳陣を消すくらいだが。
「向こうの強さは、頭を潰しても新しい頭がまた生えてくるところです。とにかく人間の数が多い……」
「そこが共和国最大の強みじゃからな! 叩くなら上では無いのじゃ! 下を叩いくと、下が上を叩き始めるのじゃ!」
ディアボラが魔将っぽいことを言っている。
「我々教会としては賛同できぬ考えです」
教主が渋面になった。
だよなあ。
信仰っていうのは、下々の者の頭数によって支えられてるわけだ。
その屋台骨である下層の人間を攻撃するというのは、自分たちの足場を揺るがすことになりかねない。
例え他国だとしても抵抗があるのだろう。
「それで、様子見にカッサンドラを遣わしたのですが、まさか勇者様がおいでになるとは。しかも共和国とは仲違いされたとか」
「そうなんです! 全然話を聞いてくれないんですよ!」
ちなみにナラティブ側も、それぞれの勢力の規模が小さい上に多くが集まっており、どこに顔を通せば安心、みたいなのはないらしい。
あちこちのトップに挨拶して回っていたら、一年近く過ぎるんじゃないかと言う話だ。
ままならないな!
「うーん、難しい話になってきました」
「政治の話だからなあ。まさか勇者パーティーが政治に関わるとは思わなかったな」
「勇者の存在など政治そのものなのじゃ! 一人いるだけで世界のパワーバランスに影響を与えるからの!」
「そんなものなのか! 大したもんだなあ」
「ボクは大したものでしたか!」
エクセレンはちょっと嬉しそうだな。
ともかく今後は、ナラティブの各勢力のトップを集めて、まとめての面通しを行わねばならないのだ。
遠く離れた共和国の議場。
ここで今、ナラティブ侵攻が本格的に議決された。
どよめく議会。
議長は感情の無い目で、それを見下ろしている。
そして議長の両脇に、怪しい影が立っていた。
誰もそれに気付かない。
一つは、甲冑を纏い、六本の腕に武器を下げた偉丈夫、アスラ。
一つは、黒いローブに捻じくれた樫の杖をつく老人、ハーミット。
ともに、魔王ミルグレーブに付き従う魔将である。
「やれやれ、ようやく戦か。なんと腰の重い国だ。意思決定のために何重にもセキュリティが掛けられているとは」
「それだけに、一度決定した事項は容易には覆りませぬぞ。わしの根回しが功を奏し、ようやく動き出したところです」
ハーミットが静かに笑う。
「この大国には、国力のすべてを用いてノウザーム大陸を平らげてもらわねばなりませんからな」
「オー」
「棍棒が光ってる」
「間違いなく勇者だ」
ナラティブ自治連合では、一瞬で信用された。
共和国側ではずっと疑われてたの、なんだったんだろうなあ。
「伝承や口伝が途絶えているのであろうな。全てが金や利益に換算される社会では、伝承では食って行けぬからな」
「なんと世知辛い」
ジュウザの言葉に、俺は顔をしかめるのであった。
「いつまでも魔王が来なかったら、案外共和国のやり方の方が正解だったかも知れないけどねえ」
カッサンドラが肩をすくめる。
「あの国も、自治連合に加わっている小国と同じ、どこにでもある普通の国だったのさ。だけど、タクサスの土地で鉄鉱山が見つかったのさ。そいつを元手にして、タクサス共和国は大きくなった。人は集まり、経済は発展して、いつしか古いしきたりは商売の邪魔だって思うやつが増えて……気がついたら王制を廃してああなってたってわけさ」
「カッサンドラ詳しいですね!」
「そりゃあ、あたいはこう見えて聖職者だからね!」
エクソシストだもんな。
宗教家は歴史を記録したりもする役割を持っている。
共和国、二百年前に建国された頃は新進気鋭でバリバリやっており、ナラティブ側は負けじと連合を組んで対抗していたらしい。
だが、だんだん向こうが腐敗してきておかしな感じになっているんだそうだ。
「鉄鉱山が枯れてね。だけど人だけはいるし、鉄鉱山関係で生まれた変な仕事ばかりが生き残って、それでダラダラとやってる連中が共和国なのさ。さあさあ、あいつらの話ばかりしてたら日が暮れちまう! こっちにおいでよ!」
カッサンドラが導いた先にあったのは、彼女が所属しているという教会があった。
そこにエクセレンが姿を見せたら、聖職者たちが大歓待である。
「伝説の勇者だ!!」
「伝説は本当だった!」
「共和国めざまあみろ!!」
ここでも共和国憎しの感情が!!
そしていつものように、勇者歓迎の宴会をするのである。
「お前らについていくようになってから、どこに行っても美味しいものが食べられて嬉しいのじゃー!!」
ディアボラがニコニコしながら肉の入ったシチューを食べている。
「勇者とは恐るべき存在だな。だがそれだけ、人々から熱望されているということか」
ウインドが唸る。
森を出てからカルチャーショックばかりだろう。
「おやウインド、口にシチューが付いてるよ。あたいが唇で拭ってあげようか」
「食事中にそういうことはやめるのだ」
カッサンドラに迫られてドン引きのウインド。
グイグイ押すなあ。
途中、この教会の責任者たる教主がやって来た。
褐色の肌に禿頭、白いヒゲの老人だ。
「勇者様、お目にかかれて光栄です。我が協会建立から五百年、まさか伝説の勇者様が降臨なさるとは……。やはり、昨今の共和国が戦を仕掛けてくるのは、魔王めの仕業でしたか」
「そうなんです?」
パンをもりもり食べていたエクセレン。
魔王と言う言葉を聞いてキリッとなった。
「はい。今まで小競り合い程度の抗争はございましたが、軍隊を差し向けての会戦などとんと。しかし空に赤い星が現れた後、共和国は毎週のように戦を仕掛けてくるようになりました。今はまだ兵士たちもやる気がないようですが、いつその気になることか……」
純粋な戦力の差では、ナラティブはタクサスに勝てない。
頭数が絶対的に違うのだ。
だから、奴らが本気になったらまずい。
それがナラティブ側の考えらしかった。
かと言って、肥大したタクサス共和国をどうにかする手など考えつかない。
せいぜい暗殺者を派遣したりして、向こうの首脳陣を消すくらいだが。
「向こうの強さは、頭を潰しても新しい頭がまた生えてくるところです。とにかく人間の数が多い……」
「そこが共和国最大の強みじゃからな! 叩くなら上では無いのじゃ! 下を叩いくと、下が上を叩き始めるのじゃ!」
ディアボラが魔将っぽいことを言っている。
「我々教会としては賛同できぬ考えです」
教主が渋面になった。
だよなあ。
信仰っていうのは、下々の者の頭数によって支えられてるわけだ。
その屋台骨である下層の人間を攻撃するというのは、自分たちの足場を揺るがすことになりかねない。
例え他国だとしても抵抗があるのだろう。
「それで、様子見にカッサンドラを遣わしたのですが、まさか勇者様がおいでになるとは。しかも共和国とは仲違いされたとか」
「そうなんです! 全然話を聞いてくれないんですよ!」
ちなみにナラティブ側も、それぞれの勢力の規模が小さい上に多くが集まっており、どこに顔を通せば安心、みたいなのはないらしい。
あちこちのトップに挨拶して回っていたら、一年近く過ぎるんじゃないかと言う話だ。
ままならないな!
「うーん、難しい話になってきました」
「政治の話だからなあ。まさか勇者パーティーが政治に関わるとは思わなかったな」
「勇者の存在など政治そのものなのじゃ! 一人いるだけで世界のパワーバランスに影響を与えるからの!」
「そんなものなのか! 大したもんだなあ」
「ボクは大したものでしたか!」
エクセレンはちょっと嬉しそうだな。
ともかく今後は、ナラティブの各勢力のトップを集めて、まとめての面通しを行わねばならないのだ。
遠く離れた共和国の議場。
ここで今、ナラティブ侵攻が本格的に議決された。
どよめく議会。
議長は感情の無い目で、それを見下ろしている。
そして議長の両脇に、怪しい影が立っていた。
誰もそれに気付かない。
一つは、甲冑を纏い、六本の腕に武器を下げた偉丈夫、アスラ。
一つは、黒いローブに捻じくれた樫の杖をつく老人、ハーミット。
ともに、魔王ミルグレーブに付き従う魔将である。
「やれやれ、ようやく戦か。なんと腰の重い国だ。意思決定のために何重にもセキュリティが掛けられているとは」
「それだけに、一度決定した事項は容易には覆りませぬぞ。わしの根回しが功を奏し、ようやく動き出したところです」
ハーミットが静かに笑う。
「この大国には、国力のすべてを用いてノウザーム大陸を平らげてもらわねばなりませんからな」
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