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盗賊王を討て
師匠と弟子
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ホブゴブリンが、ルーザックを守るように駆け出してくる。
だが、それをルーザックは手で制した。
「勝てないから前に出てくるな。これは俺の相手な」
「分かった。逃げてくる兵士、倒す」
ダンは二人のホブゴブリンを見て、目を細めた。
その足取り……よく訓練されている。
剣王流か。
「師匠の教えを伝えました」
「たわけが。お前はまだ教えられるレベルには無い。……だが、お前も手段を選んじゃいられんようだな」
「いかにもその通りで」
じわり、ルーザックが動く。
ダンの攻めを誘う気なのだが、せいぜい剣を覚えて二ヶ月と少しの男の動きは、あまりにあからさまだ。
二人の背後では、砦が今も燃え上がる。
どうにかこうにか、扉を抜け出してきた兵士がいるが、それは二名のホブゴブリンによる槍に阻まれ、黒い煙の中に押し込まれるか、あるいは突き殺される。
「えげつねえ……。二人がかりで確実にかよ。最低な戦法だが、勝つための戦い方だ。だが……相変わらず駆け引きが下手な男だ」
ダンにとって、ルーザックが仕掛けている駆け引きなど見え見えだ。
だが、この老剣豪は拙い弟子を侮る気などない。
ルーザックと言う男、勝負における始まり、技の組み立てと駆け引き、全てが酷い有様だ。しかし、基礎だけは出来ている。
頑なに基礎を崩さないこの男は、どんな状況にあっても剣王流の守りと、王道の攻めを行ってくる。
並ならぬ膂力を持つ男であることを、ダンは知っている。
当たれば必殺。
フェイントにはかからず、誘っても乗らない。
戦闘における空気が読めているようにも見えない。
攻撃されれば守り、相手が一瞬でも攻めの手を休めれば攻撃を加えてくる。
さらに……あの手にした黒い魔剣。
間違いなく、業物であろう。
剣王流は、斬る事を主眼とした流派である。
今、ダンが手にしているようななまくらでは、本来の力を発揮することができない。
剣豪と言われた彼だからこそ、技量でそれなりにカバーする事はできるものの、なまくらと魔剣の差は、それこそ天地の隔たりに等しい。
「来いよ、ルーザック。この状況で、俺が動くと思ってるのか? それとも……老いぼれの体力が尽きるのを待ってるのか?」
「尽きてもらうとありがたいが、師匠がタフであることは知っています」
ざくっ、とルーザックが無造作に間合いを詰めた。
この男は、対峙する間に漂う緊張感というものが、分かっていない。
だから、無遠慮にこうして攻撃範囲に入り込んでくるのだ。
ダンはこれに反応した。
するりと剣が伸びる。
ルーザックには教えていない、剣王流の秘技の一つである。
見えずの太刀。
人の、生き物の意識の外からすっと伸ばした剣で、気づかぬうちに相手を叩き切る。
これを可能にするのは、剣王流の達人であるダンだからこその、起こりの無さである。
動作の始まりがあまりにも小さく、そこから始まる一連の動きが、注視せねば止まっているように見える。
「むうっ」
剣はルーザックの守りを容易く掻い潜り、彼の二の腕を打った。
ルーザックは呻くが、ダンもまた、異常な感触に顔をしかめた。
「お前、その服……いや、服じゃねえな。魔法のかかった鎧かよ……!」
「そりゃそーよ。ルーちんはこう見えて黒瞳王なんだもの」
ルーザックの襟の影から、小さな人影がヒョコッと飛び出した。
「な、なんだお前」
「あたしはアリーシャ! 先代の黒瞳王よ! あんた、前の大戦に参加してたんでしょ。じゃああたしと戦ったかもしんないわね!」
「前の大戦だと!? いや、馬鹿な! その時の黒瞳王は、俺の息子よりも若い娘で、それもショーマスに殺された……」
「……」
一瞬の混乱の隙を衝いて、ルーザックが仕掛けていた。
空気を読むという事をしない。
ただ、攻められそうに見えれば、一直線に一撃を放ってくる。
「ちいっ!」
ダンはこれを、必死に下がって避けた。
空を切る、黒い魔剣の音に怖気が走る。
それは、ダンがこれまで見たこともないほどの力を秘めた業物である。
今まで剣に生きた者の勘が、あれは受けても流してもいけないと告げたのだ。
「ハンデがありすぎだ。だが、俺とルーザックの腕の差を考えりゃ、ちょうどいいかも知れんな。俺はルーザックを倒すにゃ、頭を狙うしかない。ルーザックはどこに当てても俺を倒せるが、圧倒的に腕が足りねえ」
「二ヶ月の薫陶で、基礎は学んだと思いますが」
「二ヶ月で何が分かる。ちょっと踊りを覚えた程度のもんだ。もっと剣を振れ。一振りの意味を考えて剣を振れ。剣を振ろうと思わずとも振っているようになれば、始めて基礎はお前と一体になる」
そこまで口にして、ダンは苦笑した。
敵となった男を前にして、指導か。
どうやら、自分はこの男が気に入っていると見える。
「これはどうだ」
ダンは再び、新たな技を見せる。
剣を己の影に隠し、地面を引きずる程に低く。
前に踏み出し、ギリギリの間合いを図り、反射的に振られたルーザックの剣を鼻の皮一枚でやり過ごす。
そこから、土を削りながら放たれる、内股を狙う一撃。
残月の太刀。
これも、ルーザックは防げない。
腿を打たれて呻く。
「踏み込みが浅いんだよ。あと一歩行ってりゃ、俺の頭を割れたろう」
「ぐう……」
ルーザックが気圧される。
齢六十に届こうかという、この剣豪が、とても大きく見える。
剣が届かない。
相手は普段着、武器はなまくらだと言うのに、勝てるビジョンが見えなかった。
思わず一歩、下がりかけた時だ。
「ルーザック! 気合入れろーっ!!」
耳元で、アリーシャが叫んだ。
頬を小さな手でパチーンと叩かれる。
一瞬で、ルーザックの目は醒めた。
目の前には、滝のような汗をかき、徐々に息を乱しつつある師の姿がある。
それは、剣の道を追い求め、しかし寄る年波によって、全盛期の力を失った男の姿だった。
「あーあ。気を呑んでやろうと思ったんだがな」
「改めて、参る」
ルーザックは剣を握り直した。
先程、胸の中に湧き上がったかと思えた恐れは、もはやない。
踏み込む。
今までよりも、もっと深く。
相手の懐へと入り込む一歩。
師が教えた、あと一歩の距離を進むための一歩。
「おう」
嬉しそうに、ダンが笑った。
「お前が素直なのはな、最高の才能だ」
剣豪は避けようとして、後退する。
間に合わない。
極限の集中を行ったがために、足にがたが来ていた。
後退のための二歩目が動かない。
ルーザックは、いつものように、正確な動きで剣を振り下ろした。
掲げられたのは、なまくら。
それが黒い魔剣を受け止めようと言うのか、切っ先の軌跡に差し込まれる。
──折れた。
魔剣は止まらず。
剣豪の肩から入り、腹を裂き、抜けた。
「参った」
ダンはそう言って笑った。
そして、血を吐いて崩れ落ちた。
「ああ……。二十年前の俺で、お前とやり合いたかったなあ。いや、そりゃあ俺が勝つか。なまくらでもお前にゃ負けねえ」
「師匠」
「おう。免許皆伝はやらねえ。その基礎しか無い剣で、どこまで行くよ、お前」
「七王を倒します」
「────? お前……倒す? 七王を、お前が? は、ははっ、こいつはいい。俺は勇者を斬る魔王を育てたってわけか。はははは」
力なく笑い、また、ダンは血を吐いた。
顔色が土気色だ。
もう長くはない。
「やれるもんならやってみろ。お前が、馬鹿みてえに基礎を極めりゃ、届くかもな。ああ、それこそ見てみたかったぜ……」
ダンは虚空に手を伸ばした。
もう、目も見えていない。
「師匠、これまでのご指導、ご鞭撻を感謝いたします」
ルーザックの言葉も、聞こえているのかどうか。
最後にダンは、呟いた。
「じゃあな、馬鹿弟子」
砦は明々と燃え盛り、鷹の尾羽の夜闇を切り裂くようだった。
最早、人の声はしない。
だが、それをルーザックは手で制した。
「勝てないから前に出てくるな。これは俺の相手な」
「分かった。逃げてくる兵士、倒す」
ダンは二人のホブゴブリンを見て、目を細めた。
その足取り……よく訓練されている。
剣王流か。
「師匠の教えを伝えました」
「たわけが。お前はまだ教えられるレベルには無い。……だが、お前も手段を選んじゃいられんようだな」
「いかにもその通りで」
じわり、ルーザックが動く。
ダンの攻めを誘う気なのだが、せいぜい剣を覚えて二ヶ月と少しの男の動きは、あまりにあからさまだ。
二人の背後では、砦が今も燃え上がる。
どうにかこうにか、扉を抜け出してきた兵士がいるが、それは二名のホブゴブリンによる槍に阻まれ、黒い煙の中に押し込まれるか、あるいは突き殺される。
「えげつねえ……。二人がかりで確実にかよ。最低な戦法だが、勝つための戦い方だ。だが……相変わらず駆け引きが下手な男だ」
ダンにとって、ルーザックが仕掛けている駆け引きなど見え見えだ。
だが、この老剣豪は拙い弟子を侮る気などない。
ルーザックと言う男、勝負における始まり、技の組み立てと駆け引き、全てが酷い有様だ。しかし、基礎だけは出来ている。
頑なに基礎を崩さないこの男は、どんな状況にあっても剣王流の守りと、王道の攻めを行ってくる。
並ならぬ膂力を持つ男であることを、ダンは知っている。
当たれば必殺。
フェイントにはかからず、誘っても乗らない。
戦闘における空気が読めているようにも見えない。
攻撃されれば守り、相手が一瞬でも攻めの手を休めれば攻撃を加えてくる。
さらに……あの手にした黒い魔剣。
間違いなく、業物であろう。
剣王流は、斬る事を主眼とした流派である。
今、ダンが手にしているようななまくらでは、本来の力を発揮することができない。
剣豪と言われた彼だからこそ、技量でそれなりにカバーする事はできるものの、なまくらと魔剣の差は、それこそ天地の隔たりに等しい。
「来いよ、ルーザック。この状況で、俺が動くと思ってるのか? それとも……老いぼれの体力が尽きるのを待ってるのか?」
「尽きてもらうとありがたいが、師匠がタフであることは知っています」
ざくっ、とルーザックが無造作に間合いを詰めた。
この男は、対峙する間に漂う緊張感というものが、分かっていない。
だから、無遠慮にこうして攻撃範囲に入り込んでくるのだ。
ダンはこれに反応した。
するりと剣が伸びる。
ルーザックには教えていない、剣王流の秘技の一つである。
見えずの太刀。
人の、生き物の意識の外からすっと伸ばした剣で、気づかぬうちに相手を叩き切る。
これを可能にするのは、剣王流の達人であるダンだからこその、起こりの無さである。
動作の始まりがあまりにも小さく、そこから始まる一連の動きが、注視せねば止まっているように見える。
「むうっ」
剣はルーザックの守りを容易く掻い潜り、彼の二の腕を打った。
ルーザックは呻くが、ダンもまた、異常な感触に顔をしかめた。
「お前、その服……いや、服じゃねえな。魔法のかかった鎧かよ……!」
「そりゃそーよ。ルーちんはこう見えて黒瞳王なんだもの」
ルーザックの襟の影から、小さな人影がヒョコッと飛び出した。
「な、なんだお前」
「あたしはアリーシャ! 先代の黒瞳王よ! あんた、前の大戦に参加してたんでしょ。じゃああたしと戦ったかもしんないわね!」
「前の大戦だと!? いや、馬鹿な! その時の黒瞳王は、俺の息子よりも若い娘で、それもショーマスに殺された……」
「……」
一瞬の混乱の隙を衝いて、ルーザックが仕掛けていた。
空気を読むという事をしない。
ただ、攻められそうに見えれば、一直線に一撃を放ってくる。
「ちいっ!」
ダンはこれを、必死に下がって避けた。
空を切る、黒い魔剣の音に怖気が走る。
それは、ダンがこれまで見たこともないほどの力を秘めた業物である。
今まで剣に生きた者の勘が、あれは受けても流してもいけないと告げたのだ。
「ハンデがありすぎだ。だが、俺とルーザックの腕の差を考えりゃ、ちょうどいいかも知れんな。俺はルーザックを倒すにゃ、頭を狙うしかない。ルーザックはどこに当てても俺を倒せるが、圧倒的に腕が足りねえ」
「二ヶ月の薫陶で、基礎は学んだと思いますが」
「二ヶ月で何が分かる。ちょっと踊りを覚えた程度のもんだ。もっと剣を振れ。一振りの意味を考えて剣を振れ。剣を振ろうと思わずとも振っているようになれば、始めて基礎はお前と一体になる」
そこまで口にして、ダンは苦笑した。
敵となった男を前にして、指導か。
どうやら、自分はこの男が気に入っていると見える。
「これはどうだ」
ダンは再び、新たな技を見せる。
剣を己の影に隠し、地面を引きずる程に低く。
前に踏み出し、ギリギリの間合いを図り、反射的に振られたルーザックの剣を鼻の皮一枚でやり過ごす。
そこから、土を削りながら放たれる、内股を狙う一撃。
残月の太刀。
これも、ルーザックは防げない。
腿を打たれて呻く。
「踏み込みが浅いんだよ。あと一歩行ってりゃ、俺の頭を割れたろう」
「ぐう……」
ルーザックが気圧される。
齢六十に届こうかという、この剣豪が、とても大きく見える。
剣が届かない。
相手は普段着、武器はなまくらだと言うのに、勝てるビジョンが見えなかった。
思わず一歩、下がりかけた時だ。
「ルーザック! 気合入れろーっ!!」
耳元で、アリーシャが叫んだ。
頬を小さな手でパチーンと叩かれる。
一瞬で、ルーザックの目は醒めた。
目の前には、滝のような汗をかき、徐々に息を乱しつつある師の姿がある。
それは、剣の道を追い求め、しかし寄る年波によって、全盛期の力を失った男の姿だった。
「あーあ。気を呑んでやろうと思ったんだがな」
「改めて、参る」
ルーザックは剣を握り直した。
先程、胸の中に湧き上がったかと思えた恐れは、もはやない。
踏み込む。
今までよりも、もっと深く。
相手の懐へと入り込む一歩。
師が教えた、あと一歩の距離を進むための一歩。
「おう」
嬉しそうに、ダンが笑った。
「お前が素直なのはな、最高の才能だ」
剣豪は避けようとして、後退する。
間に合わない。
極限の集中を行ったがために、足にがたが来ていた。
後退のための二歩目が動かない。
ルーザックは、いつものように、正確な動きで剣を振り下ろした。
掲げられたのは、なまくら。
それが黒い魔剣を受け止めようと言うのか、切っ先の軌跡に差し込まれる。
──折れた。
魔剣は止まらず。
剣豪の肩から入り、腹を裂き、抜けた。
「参った」
ダンはそう言って笑った。
そして、血を吐いて崩れ落ちた。
「ああ……。二十年前の俺で、お前とやり合いたかったなあ。いや、そりゃあ俺が勝つか。なまくらでもお前にゃ負けねえ」
「師匠」
「おう。免許皆伝はやらねえ。その基礎しか無い剣で、どこまで行くよ、お前」
「七王を倒します」
「────? お前……倒す? 七王を、お前が? は、ははっ、こいつはいい。俺は勇者を斬る魔王を育てたってわけか。はははは」
力なく笑い、また、ダンは血を吐いた。
顔色が土気色だ。
もう長くはない。
「やれるもんならやってみろ。お前が、馬鹿みてえに基礎を極めりゃ、届くかもな。ああ、それこそ見てみたかったぜ……」
ダンは虚空に手を伸ばした。
もう、目も見えていない。
「師匠、これまでのご指導、ご鞭撻を感謝いたします」
ルーザックの言葉も、聞こえているのかどうか。
最後にダンは、呟いた。
「じゃあな、馬鹿弟子」
砦は明々と燃え盛り、鷹の尾羽の夜闇を切り裂くようだった。
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