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ポイ活、人生を導く編
第6話 特別な夜を過ごしましたLv1 +1000pt
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大変なことになってしまった。
すぐ横に、マキナの顔がある。
そして俺の腕に物凄く柔らかい何かに包まれる感触……。
あっあっ、これはまさか……!!
「ミアン、言っておきますがこれはあくまで、私が今あなたに返せるものが何も無いから、この体であなたの安眠をお手伝いしているだけです。まだ私はあなたの求愛を受け入れたわけではありませんから、子をなす行為はしないでくださいね!」
なんか早口で言われた!
「あっ、は、はい!」
そういう事を言うってことはマキナも意識しているということではないか。
うおお、こんな状況で眠れるかーっ。
一人暮らしであった頃は、スッキリしてから寝たりしたものだが、今は他人の目がある……。
これは眠れぬ夜かも知れない……。
……と思ったら、慣れないことを一日頑張ったのと、肉体労働の疲れてストーンと意識が落ちて寝てしまったのだった。
朝になり、何か重いものが上に乗ってるなーという圧迫感で目覚める。
あーっ。
マキナが上下逆になって、俺のお腹の上にお尻を乗せて爆睡しているではないか!
尻尾が俺の頭をペタンペタンする衝撃が目覚めを誘ったのであろう。
うーん、しかしぽかぽかしてとても眠りやすかった。
それにマキナはいい匂いがするしな……。
『ウグワーッ! 特別な夜を過ごしました! 実績・大人の階段Lv1解除! 1000pt獲得! おめでとうございます! 徐々にこの階段を上がっていきましょう! 私も全力でサポートします!』
「おはよう……。だんだん自我を出してきたなチャットボット」
こいつ、おかしいなーと思っていたが、完全に自我がある。
マキナの下からゴソゴソと抜け出して、起き上がる。
全身に干し草が付いてるな。
これはこれで、古くなると虫が付きそうで怖い。
早く壁の中の街に入りたーい。
「しかし……目のやりどころに困る……」
尻尾のためか、横向きに寝ているマキナ。
けしからんプロポーションをしている。
人竜族の女性というのは、こうもボンキュッボンッとしているものなのか……?
うーむむむ。
俺が唸っていると、マキナの尻尾が地面をバシバシ叩いた。
そして彼女が目を覚ます。
「あっ……」
突っ立っている俺と目があって、彼女がぽかんとする。
その後、
「そうでした。殿方と同室になったのでした」
「あっあっ、お、おはようございます!」
『ウグワーッ! 元気に挨拶しました! デイリー実績・朝の挨拶を解除! 100pt獲得!』
朝元気に挨拶するだけでポイントがもらえちゃう!!
こ、これは毎日頑張って挨拶するしかない。
コミュ障や引っ込み思案とはおさらばだ。
全てはポイントのため……!!
俺の前で、マキナが背中を向けてササッと服を身につけた。
手早い。
お尻が大きい。
「私のお尻ずっと見てますね?」
「み、見てません」
「私、尻尾でなんとなく相手の視線が分かるんですよ」
「ひぃーっ」
俺の劣情を察知されてしまった!
この世界で初めて出来た友達がーっ。
「まあいいでしょう。殿方はそういうものだと私も理解していますし。人竜族を怖がる殿方も、私の胸元や腰回りをジロジロ見ますから」
「ま、まあマキナさんは軽装ですからね」
「……こ、これはここに来る途中で川に落ちて、荷物を全て失ったせいなのです。だから私は早く街に入って、衣類を手に入れたい……」
「なるほどーっ。でしたら俺が、着るものを準備できるかも知れません」
「ええっ!? 本当ですか!? ……いえ、ですがそこまでミアンの施しを受けては、もう返せるものが……返せるものが……!」
「な、仲間がちゃんと装備を固めてる方が安心感があるんで! 仲間同士なら共有財産なんで、俺の持ち物みたいなもんだから気にしないでください!」
俺がひねり出した詭弁に、マキナがハッとした。
「そ、その言葉に甘えさせてもらいます……!」
『ウグワーッ! 上手いこと言いました! 物は言いようLv1解除! 200pt獲得!』
「上手いこと……!?」
「チャットボット空気読んでくれ!」
とにかく。
お買い物サービスで、マキナが着れそうな服を探し出す。
180センチを超える女性の装備……。
長袖のユニセックスなシャツと、何故かあった尻尾のある人用のジーンズを購入したのだ。
「な、なんて着心地のいい服でしょうか! 生地がごわごわしません! それに足にピッタリとフィットするこの衣装は……」
「フレックスタイプのジーンズなんだけど、明らかにこの世界の技術レベルを超えてるよな。……ハッ! これを取り出してこの世界で売れば……」
『とてもいい気づきですね! 結論から申し上げるとできません! この衣装は持ち主の方の手を離れると消えます!』
な、なんだってー!
その代わり、着るときには出現するし、消して出現させると汚れも消えるというスグレモノ。
ポイントを使った甲斐があった。
後は、マキナ用のブーツと軍手をゲットして終了。
「なるほど、この手袋を使えば直接草木に触る危険性が減りますよね。そして履物……。これも足にフィットする感じがします。これほどのものを取り寄せられるなんて。ミアン、あなたはもしや……」
「何ていうか、こう……魔法使いのようなものだと思う」
ポイントによるお買い物は、道具を召喚しているようなものだろう。
ここは包み隠さず、魔法ですよと伝えるのがいい。
マキナは友達だからな……!
「なるほど、やはり。しかもかなり高位の魔法と見ました! あなたと出会えた私は、とても運が良かったのですね」
うんうん頷くマキナなのだった。
凄く物わかりがいい人で助かる!
その後、朝食に向かう俺達。
やはり朝も足りなそうなマキナのために、XXXLサイズのフライドポテトを取り寄せたのだった。
「ああ~、このままでは私、ミアンに胃袋も心も掴まれてしまいます。求愛を受け入れそうになる私がいます~」
フライドポテトを夢中で食べるマキナなのだった。
◎現在のポイント:4486pt(尻尾穴つきフレックスジーンズが高かった)
貢献ポイント :155ポイント
すぐ横に、マキナの顔がある。
そして俺の腕に物凄く柔らかい何かに包まれる感触……。
あっあっ、これはまさか……!!
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「あっ、は、はい!」
そういう事を言うってことはマキナも意識しているということではないか。
うおお、こんな状況で眠れるかーっ。
一人暮らしであった頃は、スッキリしてから寝たりしたものだが、今は他人の目がある……。
これは眠れぬ夜かも知れない……。
……と思ったら、慣れないことを一日頑張ったのと、肉体労働の疲れてストーンと意識が落ちて寝てしまったのだった。
朝になり、何か重いものが上に乗ってるなーという圧迫感で目覚める。
あーっ。
マキナが上下逆になって、俺のお腹の上にお尻を乗せて爆睡しているではないか!
尻尾が俺の頭をペタンペタンする衝撃が目覚めを誘ったのであろう。
うーん、しかしぽかぽかしてとても眠りやすかった。
それにマキナはいい匂いがするしな……。
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こいつ、おかしいなーと思っていたが、完全に自我がある。
マキナの下からゴソゴソと抜け出して、起き上がる。
全身に干し草が付いてるな。
これはこれで、古くなると虫が付きそうで怖い。
早く壁の中の街に入りたーい。
「しかし……目のやりどころに困る……」
尻尾のためか、横向きに寝ているマキナ。
けしからんプロポーションをしている。
人竜族の女性というのは、こうもボンキュッボンッとしているものなのか……?
うーむむむ。
俺が唸っていると、マキナの尻尾が地面をバシバシ叩いた。
そして彼女が目を覚ます。
「あっ……」
突っ立っている俺と目があって、彼女がぽかんとする。
その後、
「そうでした。殿方と同室になったのでした」
「あっあっ、お、おはようございます!」
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朝元気に挨拶するだけでポイントがもらえちゃう!!
こ、これは毎日頑張って挨拶するしかない。
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俺の前で、マキナが背中を向けてササッと服を身につけた。
手早い。
お尻が大きい。
「私のお尻ずっと見てますね?」
「み、見てません」
「私、尻尾でなんとなく相手の視線が分かるんですよ」
「ひぃーっ」
俺の劣情を察知されてしまった!
この世界で初めて出来た友達がーっ。
「まあいいでしょう。殿方はそういうものだと私も理解していますし。人竜族を怖がる殿方も、私の胸元や腰回りをジロジロ見ますから」
「ま、まあマキナさんは軽装ですからね」
「……こ、これはここに来る途中で川に落ちて、荷物を全て失ったせいなのです。だから私は早く街に入って、衣類を手に入れたい……」
「なるほどーっ。でしたら俺が、着るものを準備できるかも知れません」
「ええっ!? 本当ですか!? ……いえ、ですがそこまでミアンの施しを受けては、もう返せるものが……返せるものが……!」
「な、仲間がちゃんと装備を固めてる方が安心感があるんで! 仲間同士なら共有財産なんで、俺の持ち物みたいなもんだから気にしないでください!」
俺がひねり出した詭弁に、マキナがハッとした。
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「上手いこと……!?」
「チャットボット空気読んでくれ!」
とにかく。
お買い物サービスで、マキナが着れそうな服を探し出す。
180センチを超える女性の装備……。
長袖のユニセックスなシャツと、何故かあった尻尾のある人用のジーンズを購入したのだ。
「な、なんて着心地のいい服でしょうか! 生地がごわごわしません! それに足にピッタリとフィットするこの衣装は……」
「フレックスタイプのジーンズなんだけど、明らかにこの世界の技術レベルを超えてるよな。……ハッ! これを取り出してこの世界で売れば……」
『とてもいい気づきですね! 結論から申し上げるとできません! この衣装は持ち主の方の手を離れると消えます!』
な、なんだってー!
その代わり、着るときには出現するし、消して出現させると汚れも消えるというスグレモノ。
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後は、マキナ用のブーツと軍手をゲットして終了。
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「何ていうか、こう……魔法使いのようなものだと思う」
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マキナは友達だからな……!
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うんうん頷くマキナなのだった。
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フライドポテトを夢中で食べるマキナなのだった。
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貢献ポイント :155ポイント
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