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ポイ活、人生を切り開く編
第21話 ブロンズ級になりました! +800pt
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朝。
俺の顔の上にあったかいものが乗っている……と思ったら、マキナの尻尾だった。
鱗で覆われてるはずなのにすべすべしているなあ。
そして横を見ると……あーっ!!
裸の尻が!
あなた寝ている間に脱いだね!?
「うーん、おはようございますミアン……。あれー? 下半身が裸になっています! 不思議!」
「不思議なのはマキナの寝相だなあ。生尻を見て完全に目が覚めてしまった……。俺はいつまで理性を保っていられるんだ」
「えっ!? や、やはり初めて出会った時の求愛は真実の……」
その表情、笑みを隠しきれていない気がするんだけど誘ったりしてないよな!?
秘密です~みたいな仕草をしているので、俺は気を取り直して……。
「と、とにかく朝ごはんにしよう!」
朝食もポイントで取り寄せられるのだが、なんとサブスクの配食サービスもあることが判明した。
だが、人間サイズの料理しか届かないからな。
マキナの食欲を考えたら、もう少し量のあるものが……。
あっ、そうか。
マキナには三人分食べさせればいいんだ!
俺は配食サービスに登録。
家族構成人数を四人にした。
すぐに届くごきげんな朝食!
とろ~りチーズとベーコンを挟んで、焦げ目がつくほど焼いたホットサンド。
ソースが選べるプレーンオムレツと、たっぷりサラダ。
甘めのコーンスープに選べるドリンク。
デザートに選べるフルーツソースのヨーグルト。
うーんごきげんな朝食だ。
オプションで、マキナの分は一つの皿にまとめてもらったのだ。
彼女だけドカ盛りみたいな量になってるな。
「ああ~!! ミアンと一緒にいて本当に幸せだって実感するのは、食事の時ですよ~!! こんなに素晴らしい朝食を食べられるなんて……! 嬉しい! 美味しい!」
もりもり平らげていくマキナなのだ。
朝からこの食欲……。
人竜族は違うなあ!
『ポピー』
ポチョがとことこやって来たので、ペット用配食のドッグフードをあげた。
砲塔が口になっているらしく、もりもり食べている。
普通の食料と水さえあれば、あとは大気中の魔力といったものを燃料に変えて稼働できるらしい。
不思議マシンだ。
慣れてくるとこっちのご飯を狙い始めるらしい。
犬か猫なのか……?
「おっ、マキナさん、選べるフルーツソースはイチゴとオレンジ両方ですか」
「どっちも初めて食べる味なんですけど、美味しいです~! ああ~、朝から幸せになっちゃいます~!!」
パジャマのままで身悶えするマキナなのだった。
幸せなようで何よりです!
俺のチョイスだとジャンクフードばっかりになっちゃうから、こういう健康的食事を提供してくれる配食サービスはありがたいよね。
毎月100ptでこんなに送ってくれるのは助かる……。
『ウグワーッ! 幸せな食事をしました! デイリー実績・家族団欒解除! 100pt獲得!』
まだ家族ではないのだが???
さあ、ギルドにも顔を出そう。
食事を終え、マキナには着替えてもらい……。
あーっ。
俺の眼の前で素っ裸になるんじゃありません!
人竜族はこう、裸を見せることに躊躇がないと言うかなんというか……。
「そうですねえ。心を許した相手の前だと、すぐ裸になりますね」
「な、なんだってーっ」
そう言えば最初の夜は恥ずかしそうだったもんな。
俺が信用してもらえているなら良いことなのだ。
いつもの体にフィットした現代風衣装のマキナ。
俺も着替えて、ポチョを連れて、さあ出発だ。
家から十分も歩けば冒険者ギルドに到着する。
朝のケスタイン王国は活気を感じるなあ。
ギルドまでの道のりの間で、市場の大盛況ぶりと、公園で体操をする子どもたち、パトロールする兵士たちなんかとすれ違う。
なお、マキナはどこを歩いても注目の的なのだ。
人竜族は物凄く珍しいらしい。
特に、ツノと尻尾が目立つ。
しかも彼女の尻尾は髪色と同じ金色だ。
「私が注目されているんでしょうか? ポチョでは?」
「そっちも注目されているかも知れない……」
ご機嫌で俺の横をトコトコ歩く、ミニミニ歩行戦車のポチョ。
これも他にいないものだから、みんな物珍しそうに見ているな。
なお、俺は全く注目されなかった。
没個性な見た目だからね!
「ミアンの良さがまたみんなに知られていないだけですよ。私はよーく分かってますからね。別に他の人がミアンの良さを分からなくても、私だけが分かってればいいですからね」
ふふん、と鼻を鳴らして嬉しそうなマキナなのだ。
どういうことなんだ……?
『ウグワーッ! 独占欲の対象になりました! 実績・あなたは私のモノ解除! +1000pt!』
「ちっ、違いますー!! 独占欲じゃありませーん!! 違いますからねーっ!!」
実績解除の音声、マキナもツノで共鳴して聞こえてしまうんだった!!
俺がぽかぽか叩かれ……うおーっ!
マキナのパワーだと結構な衝撃だーっ!!
横を歩いていた兵士が、「チッ、イチャイチャしやがって羨ましいなあ!!」とか言っていたのだった。
すまんな。
ギルドに入ると、これに気付いたアイラと偉そうな男性職員が飛び出してきた。
そしてすぐに、
「えー、ミアンさん。あなたは冒険者ギルドによる評定の結果、ブロンズ級と認定されました。ゴブリンを撃破する実力からして、正当な評価がくだされました。おめでとうございます!」
パチパチ拍手をする男性職員。
それをじとーっとした目で見るマキナ。
「ミアンを邪険に扱ってたの、私忘れてませんからね」
ツノがバチバチっと火花を散らす。
「ひぃー」
職員が悲鳴をあげているではないか。
『ウグワーッ! ブロンズ級になりました! 実績・昇格一段目解除! 800pt獲得!』
マキナに独占欲対象にされた時よりポイント少なくない!?
ポイントプログラム的には、昇格はそこまで人生のビッグイベント扱いされてないらしいな……。
「それで早速なんですけど、お二人にピッタリの仕事が! まあこれ、シルバー級対象なんだけどミアンさんなら大丈夫でしょ多分」
アイラ、最後にボソボソっと言ったの聞こえてたからな。
「貢献ポイント納付を拒否し、国外追放扱いになったオーガ族のグループが退去命令を無視。廃棄都市の一角を根城にしてマフィアとして活動をしています。彼らの制圧任務ですね」
「冒険者っていうか特殊部隊の任務みたいな仕事だなあ!」
最初の仕事は、かなり大事っぽいのだった。
◎現在のポイント:18096pt
貢献ポイント :655ポイント
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あっ、そうか。
マキナには三人分食べさせればいいんだ!
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すぐに届くごきげんな朝食!
とろ~りチーズとベーコンを挟んで、焦げ目がつくほど焼いたホットサンド。
ソースが選べるプレーンオムレツと、たっぷりサラダ。
甘めのコーンスープに選べるドリンク。
デザートに選べるフルーツソースのヨーグルト。
うーんごきげんな朝食だ。
オプションで、マキナの分は一つの皿にまとめてもらったのだ。
彼女だけドカ盛りみたいな量になってるな。
「ああ~!! ミアンと一緒にいて本当に幸せだって実感するのは、食事の時ですよ~!! こんなに素晴らしい朝食を食べられるなんて……! 嬉しい! 美味しい!」
もりもり平らげていくマキナなのだ。
朝からこの食欲……。
人竜族は違うなあ!
『ポピー』
ポチョがとことこやって来たので、ペット用配食のドッグフードをあげた。
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普通の食料と水さえあれば、あとは大気中の魔力といったものを燃料に変えて稼働できるらしい。
不思議マシンだ。
慣れてくるとこっちのご飯を狙い始めるらしい。
犬か猫なのか……?
「おっ、マキナさん、選べるフルーツソースはイチゴとオレンジ両方ですか」
「どっちも初めて食べる味なんですけど、美味しいです~! ああ~、朝から幸せになっちゃいます~!!」
パジャマのままで身悶えするマキナなのだった。
幸せなようで何よりです!
俺のチョイスだとジャンクフードばっかりになっちゃうから、こういう健康的食事を提供してくれる配食サービスはありがたいよね。
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まだ家族ではないのだが???
さあ、ギルドにも顔を出そう。
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あーっ。
俺の眼の前で素っ裸になるんじゃありません!
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「な、なんだってーっ」
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俺が信用してもらえているなら良いことなのだ。
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俺も着替えて、ポチョを連れて、さあ出発だ。
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朝のケスタイン王国は活気を感じるなあ。
ギルドまでの道のりの間で、市場の大盛況ぶりと、公園で体操をする子どもたち、パトロールする兵士たちなんかとすれ違う。
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すまんな。
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そしてすぐに、
「えー、ミアンさん。あなたは冒険者ギルドによる評定の結果、ブロンズ級と認定されました。ゴブリンを撃破する実力からして、正当な評価がくだされました。おめでとうございます!」
パチパチ拍手をする男性職員。
それをじとーっとした目で見るマキナ。
「ミアンを邪険に扱ってたの、私忘れてませんからね」
ツノがバチバチっと火花を散らす。
「ひぃー」
職員が悲鳴をあげているではないか。
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最初の仕事は、かなり大事っぽいのだった。
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