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ポイ活、人生の道標となる編
第78話 ちょっぴりだけ街の形ができました! +1000pt
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壁を立て終わった作業員が、帰り際にパン屋と煮込み屋の建物を見て仰天している。
「来た時こんなの無かったよな!?」「一瞬で完成してる……」「あの現場監督ヤバいぞ!!」「仕事ができるとかそういう領域じゃねえ」「もしかして……これから飯はここで買えるのか!?」「食生活が豊かになるー!!」
大盛りあがりではないか。
「私も明日からかなり楽しみです……!!」
「この煮込み美味いんだよな」
マキナもウキウキ、デリアからは評判が高い店だという情報が流れてくる。
これは正解だったな……。
店舗にやって来たスタッフたちは、みんな店の作りの良さに驚いている。
「こりゃあ……すぐにでも仕事が始められるぜ」「鍋と食材だけ持ってくればいいな!」「今夜からパン焼けますねこれ」「よっしゃ、俺達の店だ! 盛り上げるぞー!!」
意気軒昂。
よきよき。
あとは仕事上がりの作業員たちのために、大風呂を用意してやった。
辛うじて屋根と壁がある程度の風呂だが、永遠に湯が湧き続けるやつだ。
今のところ作業員は男しかいないから、男湯だけでいいだろう。
「あ、あ、露天風呂だ……いいなあ」
「デリアは女なんだから入っちゃダメだぞ。襲われたりするぞ。安全なの我が家だからこそなんだからね」
「そ、それは分かっている! 犯罪を犯せば国外追放になる移民とは言え、連中の前に過ちを犯すきっかけを作るつもりはない! ……というかどうしてミアンの家は安全なんだ……? ミアンは私を襲ってこないし」
「俺は心の中のブレーキの効きがとてもいいんだ」
「私と一緒の時はそれを効かせなくていいんですけどー」
別方面からマキナに突っ込まれてしまった。
さてさて、設置したばかりの大風呂は大好評だ。
「うおおおお」「露天風呂うおおおお」「疲れた体にたまんねー!」「染みるぅ」「ひぃぃぃ気持ちよくて死ぬぅ」
作業員たちが服をぽいぽい脱ぎ捨て、どんどん入っていく。
汗を流して、明日の活力を蓄えて欲しい。
「既に、煮込み屋とパン屋と風呂が完成したのか。入口付近だけでも生活できそうになってきたのう」
ヨルカが感心している。
「やっぱりさ、こうやって色々設備が整っていくのって見てて楽しいじゃない。この仕事、腰を据えてじっくりやっていく価値があると思うんだよね」
『ウグワーッ! ちょっぴりだけ街の形ができました! 実績・シティビルド1Lv解除! 1000pt獲得!』
大いに満足したので、わいわいと自宅に戻る俺達なのだった。
ここからまあまあ距離があるのが難点だな。
これは、インビンシブル号を使ってしばらく作業場に住むのがいい気がする。
横ではマキナとデリアが何かとんでもない交渉をしている。
「いいですか。私がミアンとちゃんと子作りをしてからがデリアの番ですからね。順番を守って下さい!」
「なにーっ。初心者に任せておいては永遠に順番が回ってこないだろう。私にやらせろ」
「デリアは経験あるんですか!? えーっ! デリアが!?」
「失礼な! 若い頃に散々シミュレーションしたんだぞ!」
「それって頭の中だけの話じゃないですか!」
「そうとは限らないぞ! 実践が上手くいってないのはお前だろう小娘ーっ」
「な、なんですってー!」
うおーっ、賑やか過ぎる!!
俺は俺で、都市計画についてヨルカとの話し合いだ。
「緑が欲しいのう」
「あ、やっぱりそう?」
「うむ。今は壁しか見えんじゃろ? 殺風景過ぎるな。ここで生活するなら、木々を植えた方が良い。造園職人たちに声を掛けるべきじゃな」
「なるほど、なるほど、実利以外にも重要な作業は多いんだな……」
現在、道幅は3mほど。
今後拡張することも考えているが、道が広すぎるとその左右に作る設備が小さいものになる。
それなりの大きさのパン屋と煮込み屋があるし、空間をちょっと歪めているとは言え、大風呂だって作っている。
道の広さには限界があるよなあ。
左右を壁に挟まれているという物理的限界もある。
「うーむむむ」
「家屋の構造は、こう、ひょろっと長い感じにするとよいじゃろう。でだ。生活スペースを考えずに、あくまで出店するものに店舗を貸す形で……」
「なーるほど! 出店が並んでるみたいな形式にしていくわけか!」
観光地にある、美味いもの市場みたいな外見だ。
そうかそうか、あれならスペースもそこまで取らない。
イートインスペースはあちこちに隙間を作って、適当に椅子とテーブルを設置すればよし。
俺の目的は、リクス・タカードまで向かうこの通路そのものを街にすること。
「よし、明日は造園職人に依頼を掛けつつ、現場をチェックしての出店計画だな……あっ、なんか貢献ポイントがざくざく入ってきた!」
「ああ、それはだな」
デリアが話に入ってきた。
あっ、マキナが真っ赤な顔をして大の字になっている!
なんだなんだ。
「ふふふ、経験不足な小娘を、猥談で軽くかわいがってやったのだ。そっち方面の話を収集していた時期があるから、私の猥談ストックはかなりのものだぞ?」
「デリアに意外な趣味が……!!」
「すっかり仕事で忙しくなって、そっち方面の情熱が枯れてしまった……」
「ブラック労働によって心が擦り切れた悲しい人だった……!! エルフの血が入ってるからそっちの欲が薄い人ではなかったんだ」
「それがお前の作った風呂で大いに癒やされ……忘れていた感情が蘇るのだ……。ああ、思えば仕事しかしていない人生だった……。おっと、話が戻るぞ」
デリアは、俺の貢献ポイントが一気に増えた理由を教えてくれた。
「現在の工事の進捗具合を、執事殿が検分しに行かれたそうだ。進展は期待以上ということで、貢献ポイントが振り込まれたのだろう」
「貢献ポイントを使って作業を進めれば進めるほど、貢献ポイントが増えるのかこれ……!!」
これは、使い甲斐があるなあ!
『ウグワーッ! ポイントの無限機関です! 実績・貢献ポイント転がし名人、解除! 1000pt獲得!』
◎現在のポイント:86720pt
貢献ポイント :155855ポイント(エッジユニット分の補填あり)
「来た時こんなの無かったよな!?」「一瞬で完成してる……」「あの現場監督ヤバいぞ!!」「仕事ができるとかそういう領域じゃねえ」「もしかして……これから飯はここで買えるのか!?」「食生活が豊かになるー!!」
大盛りあがりではないか。
「私も明日からかなり楽しみです……!!」
「この煮込み美味いんだよな」
マキナもウキウキ、デリアからは評判が高い店だという情報が流れてくる。
これは正解だったな……。
店舗にやって来たスタッフたちは、みんな店の作りの良さに驚いている。
「こりゃあ……すぐにでも仕事が始められるぜ」「鍋と食材だけ持ってくればいいな!」「今夜からパン焼けますねこれ」「よっしゃ、俺達の店だ! 盛り上げるぞー!!」
意気軒昂。
よきよき。
あとは仕事上がりの作業員たちのために、大風呂を用意してやった。
辛うじて屋根と壁がある程度の風呂だが、永遠に湯が湧き続けるやつだ。
今のところ作業員は男しかいないから、男湯だけでいいだろう。
「あ、あ、露天風呂だ……いいなあ」
「デリアは女なんだから入っちゃダメだぞ。襲われたりするぞ。安全なの我が家だからこそなんだからね」
「そ、それは分かっている! 犯罪を犯せば国外追放になる移民とは言え、連中の前に過ちを犯すきっかけを作るつもりはない! ……というかどうしてミアンの家は安全なんだ……? ミアンは私を襲ってこないし」
「俺は心の中のブレーキの効きがとてもいいんだ」
「私と一緒の時はそれを効かせなくていいんですけどー」
別方面からマキナに突っ込まれてしまった。
さてさて、設置したばかりの大風呂は大好評だ。
「うおおおお」「露天風呂うおおおお」「疲れた体にたまんねー!」「染みるぅ」「ひぃぃぃ気持ちよくて死ぬぅ」
作業員たちが服をぽいぽい脱ぎ捨て、どんどん入っていく。
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ヨルカが感心している。
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「いいですか。私がミアンとちゃんと子作りをしてからがデリアの番ですからね。順番を守って下さい!」
「なにーっ。初心者に任せておいては永遠に順番が回ってこないだろう。私にやらせろ」
「デリアは経験あるんですか!? えーっ! デリアが!?」
「失礼な! 若い頃に散々シミュレーションしたんだぞ!」
「それって頭の中だけの話じゃないですか!」
「そうとは限らないぞ! 実践が上手くいってないのはお前だろう小娘ーっ」
「な、なんですってー!」
うおーっ、賑やか過ぎる!!
俺は俺で、都市計画についてヨルカとの話し合いだ。
「緑が欲しいのう」
「あ、やっぱりそう?」
「うむ。今は壁しか見えんじゃろ? 殺風景過ぎるな。ここで生活するなら、木々を植えた方が良い。造園職人たちに声を掛けるべきじゃな」
「なるほど、なるほど、実利以外にも重要な作業は多いんだな……」
現在、道幅は3mほど。
今後拡張することも考えているが、道が広すぎるとその左右に作る設備が小さいものになる。
それなりの大きさのパン屋と煮込み屋があるし、空間をちょっと歪めているとは言え、大風呂だって作っている。
道の広さには限界があるよなあ。
左右を壁に挟まれているという物理的限界もある。
「うーむむむ」
「家屋の構造は、こう、ひょろっと長い感じにするとよいじゃろう。でだ。生活スペースを考えずに、あくまで出店するものに店舗を貸す形で……」
「なーるほど! 出店が並んでるみたいな形式にしていくわけか!」
観光地にある、美味いもの市場みたいな外見だ。
そうかそうか、あれならスペースもそこまで取らない。
イートインスペースはあちこちに隙間を作って、適当に椅子とテーブルを設置すればよし。
俺の目的は、リクス・タカードまで向かうこの通路そのものを街にすること。
「よし、明日は造園職人に依頼を掛けつつ、現場をチェックしての出店計画だな……あっ、なんか貢献ポイントがざくざく入ってきた!」
「ああ、それはだな」
デリアが話に入ってきた。
あっ、マキナが真っ赤な顔をして大の字になっている!
なんだなんだ。
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「デリアに意外な趣味が……!!」
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