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ポイ活、人生の出会いを生む編
第113話 女子たちが纏めて入国しました! +2000pt
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蜘蛛に見送られながら、大樹林を降りていくインビンシブル号。
ここからタイヤに付け替えだ。
ガラガラと車を走らせていくと、ケスタイン王国が見えてくる。
すっかりインビンシブル号はこの辺りの怪物にとって恐ろしいモンスター扱いだ。
全く近寄ってこない。
「皆さん、あれがケスタイン王国です! これから入国審査がありますが、それに合格した後、移民としてのプログラムに参加することになります!」
車内放送で伝えると、客車がやんややんやと盛り上がった。
「経験者である私が皆さんに攻略法を伝授しますね。私達人竜族は肉体的に強いです。ですので、全員で纏まって行動し、狩りを行って下さい! 森を狩り尽くす勢いで行けば、あっという間に全員で移民認定されます!」
客車からどよめきが聞こえてくる。
実際、俺とマキナは狩りでクリアできたからね。
戦闘力があるなら、貢献ポイントの稼ぎ方は怪物を狩ることが必須だ。
ケスタイン王国の正門前で、わいわいと降りる女子たち。
男子陣に大いに応援されながら、彼女たちは移民認定プログラムに挑むこととなったのだった!
なお、クリカちゃんは俺が貢献ポイントをどっさり払って一緒に入るからね……!
「えー? クリカも戦えるよ! クリカ強いんだから!」
シュシュシュッとシャドーボクシングするクリカちゃん。
「いけません。クリカちゃんの身の安全は俺が守るということで預かっているので!」
「ふーん、そっかぁー」
嬉しそうな顔になるクリカちゃんなのだった。
さて、せっかくなので彼女たちの活躍を見ていこうということになった。
人竜族女子七人のチームだ。
「彼女たちは、私と比べるともうちょっと控えめなブレスなんですよ。だから森の中でも使うことができると思います。それに私、あの時は何をどうやったものか分からなかったので……。ですが、今のみんなはやり方も教わりましたし!」
七人に、移民プログラムを説明する兵士。
なんか圧倒されている感じだな。
そりゃあ、人竜族の女子が七人もいればなあ。
この世界で生きている人類の中で、人竜族は一番人間からかけ離れた姿をしている。
角、太い尻尾、変わったところだとヒレや翼がある。
そういう人達が七人いれば、そりゃあ気圧されるというものだ。
「頑張るでござるぞー!!」
「応援していますよ!!」
「お前ならできる!!」
「索敵、大事だからね!」
「ブレスで一掃しちゃだめだぞ! 持ち帰らないとポイントにならないからな!」
「コンビネーションで攻めて!」
「移動バスタブからあまり離れないようにね」
男性陣の応援を受け、女子たちは意気軒昂!
森の中に入っていったのだった。
おおっ。
森の中がバリバリ光っている。
轟音がする。
女子の一人が空高く飛び上がってきて、急降下した。
ごくごく狭い範囲に集中豪雨が降ってるな……。
「暴れてるなあ」
「暴れていますねえ」
「お姉だったらあの辺り全部焼けちゃってるもんね」
「そうですねえ。私のブレスと森は相性最悪ですからねえ……」
電撃のボール、炎を発生させちゃうんだなあ。
手加減してたらお腹が減って、毒キノコを食べてぶっ倒れてたところを俺が助けた……。
これが二人の馴れ初めです。
そういう意味では、あの森は俺とマキナを出会わせてくれた運命のスポットなのだ。
焼けたり粉々になったりしないで残っててくれると嬉しい。
『ウグワーッ! 懐かしい記憶を思い出しました! 実績・時には昔の話を、解除! 1000pt獲得!』
なお、男子陣はハラハラしながら待っているようだ。
人竜族なんだから大丈夫大丈夫。
あの森にいる一番恐ろしい怪物は、コーラルベア。
サンゴのような輝く甲殻を背負った熊だ。
今になってみると、そこまで脅威となる怪物でもない……。
俺は感覚が麻痺してしまった。
男性陣を落ち着かせるため、食事などを用意してまったりと待つ。
談笑する余裕もないようなので、俺とマキナがいかにしてこの試練をくぐり抜けたか、それが二人の出会いでしたという話をしておいた。
少しでも気が休まったなら幸い。
さてさて……。
日が落ちてくる頃合いに、女子たちが戻ってきた。
狩りも終わりの時間だからね。
兵士たちも壁の中に引っ込む頃合い。
そこで、大量の獲物を持って人竜族女子たちがやって来たわけだ。
「おおー、コーラルベアが二頭も!! 他にも見たことのない奴がいるなあ」
「もうすぐ夏ですし、動物の顔ぶれも変わっているのかも知れませんねえ」
呑気に眺める俺達の前で、男子陣がわーっと駆け寄っていった。
そして女子たちに制止される。
黙って見ててくれということだろう。
下手に手伝ったら、そりゃあ不正みたいなもんだものな。
おっ、兵士たちがわちゃわちゃと出てきて「ひえー、仕事終わりに大変だあ」「とんでもねえ量だ」「やっぱ人竜族はすげえなあ」とか口々に言いながら獲物を鑑定している。
すぐに結果は出たようだった。
「えー、全員合格です。半日でこれだけの貢献ポイントを稼がれたのは前代未聞ですよ」
七人の女子たちが、お互いのブレスの特性を活かし、助け合った結果なのだ。
ジュドクは一人で丸一日掛かっているからね。
合格の報を受けて、女子たちがキャーッと喜び飛び上がった。
男たちがワーッと駆け寄っていく。
おお、愛の抱擁×7!
「すごい光景だ」
『ウグワーッ! 女子たちが纏めて入国しました! 実績・移民審査RTA、解除! 2000pt獲得!』
やっぱり速かったのね!!
◎現在のポイント:154720pt
貢献ポイント :320755ポイント
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実際、俺とマキナは狩りでクリアできたからね。
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ケスタイン王国の正門前で、わいわいと降りる女子たち。
男子陣に大いに応援されながら、彼女たちは移民認定プログラムに挑むこととなったのだった!
なお、クリカちゃんは俺が貢献ポイントをどっさり払って一緒に入るからね……!
「えー? クリカも戦えるよ! クリカ強いんだから!」
シュシュシュッとシャドーボクシングするクリカちゃん。
「いけません。クリカちゃんの身の安全は俺が守るということで預かっているので!」
「ふーん、そっかぁー」
嬉しそうな顔になるクリカちゃんなのだった。
さて、せっかくなので彼女たちの活躍を見ていこうということになった。
人竜族女子七人のチームだ。
「彼女たちは、私と比べるともうちょっと控えめなブレスなんですよ。だから森の中でも使うことができると思います。それに私、あの時は何をどうやったものか分からなかったので……。ですが、今のみんなはやり方も教わりましたし!」
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あの森にいる一番恐ろしい怪物は、コーラルベア。
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少しでも気が休まったなら幸い。
さてさて……。
日が落ちてくる頃合いに、女子たちが戻ってきた。
狩りも終わりの時間だからね。
兵士たちも壁の中に引っ込む頃合い。
そこで、大量の獲物を持って人竜族女子たちがやって来たわけだ。
「おおー、コーラルベアが二頭も!! 他にも見たことのない奴がいるなあ」
「もうすぐ夏ですし、動物の顔ぶれも変わっているのかも知れませんねえ」
呑気に眺める俺達の前で、男子陣がわーっと駆け寄っていった。
そして女子たちに制止される。
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下手に手伝ったら、そりゃあ不正みたいなもんだものな。
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