80 / 196
シクスゼクス帝国編
第80話 幻の岩礁と邪神オクタゴン
しおりを挟む
さて、あっさり信用されてしまったわけなのだが、どうしてなのだろう。
ディゴ老人曰く、
「わしの目は節穴ではない。こう見えてオクタゴン様の祭祀でもあるのだ。怪物共を引き連れた男がやって来たと思ったら、何の魔力も闘気も持っていないただの人ときた。それがただの人であるわけがない。もっと恐ろしいものだ。何より、シクスゼクスを悠然と渡るただの人などありえぬ」
慧眼過ぎる。
俺を侮ったやつは全員やられたからな。
逆を言えば、侮らなかった人はみんな地位を保っている。
「びっくりですねえ。マナビさん、存在そのものが罠だって教授が言ってたのに」
「そうだなあ。イースマスは割りとその辺、しっかりしてるのかもな」
ここで邪神をやっている異世界転生者、オクタゴンが教育方面でちゃんとした人なのかも知れない。
「じゃあ早速オクタゴンに会わせて」
「話が早い!」
ディゴ老人が驚いた。
「良いのか。オクタゴン様と向き合った者は長く正気を保てぬと言われているが……。それに、オクタゴン様と接触したことが知れれば、あの三人の異世界召喚者が襲ってくるであろう」
「その辺りは俺の能力で大丈夫なんだよ。ヘルプ機能。オクタゴンの能力」
「異世界召喚者オクタゴンは、自身の存在を変質させ、邪神まで上り詰めた人物です。能力は、眷属の作成と自己周辺の異界化、そして自分よりも魂のランクが劣るものを狂気に陥れることです」
「抽象的な能力だなあ。それが最強の異世界召喚者の一人なのか。スローゲインよりも強いの?」
「比較になりません」
全然強いらしい。
ピンと来ないなあ。
「じゃあ会いに行こう。ディゴ老人、案内してくれ」
「わ、分かった。なんという剛毅な男だ」
アビサル・ワンズであるディゴ老人に感心されてしまった。
よく分からん。
「マスターの豪胆さは普通に異常ですから」
「普通に異常って何よ」
「オクタゴン強いのだ? カオルンは戦ってみたいのだ!」
戦う気満々の人もいるし!
こうして俺たちが案内されたのは、港だった。
どうみても海の上でしかない場所に、ディゴ老人が足を踏み出す。
すると、そこから先の光景が一瞬で塗り替わった。
存在していなかったはずの巨大な岩礁が出現したのだ。
もう島と言っていい。
振り返ると、港も岩場へと変化していた。
他にもアビサル・ワンズがたくさんいたのだが、彼らは皆、周辺環境が変化すると同時にひれ伏している。
「たぶんぐる、たぶんぐる、あや、あや、オクタゴン!」
なんかそんな祈りの言葉が聞こえているな。
この先にいるの、本当に異世界召喚者?
まあいいか。
会ってから考えればよろしい。
「こっちだ。わしらアビサル・ワンズでもなければ、オクタゴン様を正面から見て正気を保つことはできん。狂ったものは皆、アビサル・ワンズに変ずる。女たちはここに置いていけ」
「そうなの? どうする?」
女子たちに聞いてみる。
ルミイが青い顔をしていた。
「今、ちょっと近づいただけで精霊さんたちが悲鳴をあげて、わたしをこの先に行かせないようにしてるんですけど! わたし残ります~!」
「当機能は性質上、アビサル・ワンズに変ずることはありません。ですが認識に乱れが生じています。機能に障害が出ると今後の旅に影響しますので、ルミイと一緒にここで待ちます」
「カオルンは行くのだ!」
おおっ、好戦的なのがついてきた。
カオルンと二人、ディゴに連れられて先に向かう。
空はぐるぐると虹色に渦巻き、その中心に向かって周辺の空色を吸い込んでいるように見える。
岩礁はうねうね蠢き、一瞬も同じ形をしていない。
俺はこれらを、「ほーん、前衛芸術は分からんなあ」と首を傾げて眺めるだけだった。
「うっ、カオルン、ちょっと気持ち悪くなってきたのだ」
「マジか。大丈夫? 戻る?」
「も、戻らないのだ!」
ディゴ老人が目が零れ落ちそうなくらい見開いて俺を凝視する。
「な、なんともないのか!? オクタゴン様の御前が近いというのに、ただの人でしか無いお主が平然としているとはどういうことだ」
「俺は肝だけは太いのだ」
人間、肝が太ければ何でもやっていけるのだぞ。
そしてついに、その場に到着した。
巨大な、岩造りの玉座がある。
なんかねじくれた岩が蠢きながら、空気に半分溶け込みつつ、次々入れ替わりながら玉座を構成している。
どういう構造だろう。ちょっと触ってみたい。
で、玉座の上には鎖でぐるぐる巻きにされた男が一人座していた。
彼は何か、ぶつぶつ呟いている。
俺には分かったぞ。
あいつの唇、確かに『はー、嫁さんほしいなあ』と呟いた!
同類だな。
親近感が湧いてきた。
「わ、笑っておる! お主、平気なのか! うぐ……わしも限界だ……! ははあーっ! オクタゴン様! 協力者となる異世界召喚者を連れてまいりました!」
ディゴ老人がひれ伏した。
そして、背後でぶっ倒れる音がする。
振り返ったら、カオルンが失神していた。
なんだなんだ。
『オーケーオーケー。異世界召喚者ね。俺様を前にして正気を保ててたら、俺様の助けにもなると思うんだろうがそんなことは……』
オクタゴンがぶつぶつ言いながら顔を上げた。
おっ、一見して白人の男だ。
あれは確かに異世界召喚者だなあ。
「イヨー」
俺が挨拶すると、オクタゴンが目を丸くする。
『おいおいおい、お前、無事なのか。この俺様と同じだけの魂の力を持っていない限り、俺様の目が届く範囲では立ち上がることすらできないはずだぞ』
「じゃあ同じ魂の力とやらがあるのではないか」
『あるんだろうな。納得した』
オクタゴンが頷く。
話が早い。
『俺様はこの通り、すべての力を縛られてる。シクスゼクスの連中め、俺様の力を恐れて、国土を毒沼に変えながら六人も異世界召喚者を呼びやがった。うち三人を使って、俺様はこうして拘束されている。だが、俺様がこうしている間、その三人もイースマス周辺から動けないってわけだ。実に腹立たしいと思わないか』
オクタゴンは怒りをあらわにした。
その瞬間、ヤツの輪郭がぶれて、異形の巨大な怪物になる。
で、すぐに戻った。
「ははあ、マジで邪神になってるんだな。よし、俺が解放してやろう」
『なにっ』
鎖で縛られたまま、邪神が飛び上がった。
びっくりしたんだな。
『本当か。お前、俺様が解放されたらどうなるか分かっているのか!? 俺様は生ける邪神だぞ。この世界の神々と相反する存在になっているんだ。世界が地獄に変わるぞ』
オクタゴンの目が剣呑な輝きを放った。
周囲の空気が重くなり、ディゴ老人もひれ伏したまま気絶したようだ。
だが、俺には分かるぞ。こういうのは大体ハッタリである。
敵が多いタイプの人って、こうやって相手を試すようなことをわざわざやるんだよな。
「変わらんだろ。あんた、シクスゼクスができる前からずっといて、アビサルワンズと暮らしてきたんだろ。だけど世界は邪神のものになっていない。これはどういうことか。あんたは支配とか屈服に全く興味がないってことだ」
『……鋭い。なるほど、お前は信用できる。俺様、お前みたいなタイプには初めて会ったぞ。ああ、だからお前は俺様の前でも平然と立っているのか』
「そこら辺りはよく分からないけどな。で、俺はお前を助ける。その代わり要求したいものがある。分かるな?」
『ほう、永遠の命か? それとも眷属の守りか?』
「知れたこと……。女子たちに着せる……エッチな水着だ」
『……どこまで信頼に値する男だな、お前……!! 約束しよう! あれはな、俺様が、眷属の中からも可愛い女の子が出てくるかと思って、何百年も作り続けさせているんだ……』
オクタゴンが遠い目をした。
どうやら悲しい歴史がありそうなのだった。
ディゴ老人曰く、
「わしの目は節穴ではない。こう見えてオクタゴン様の祭祀でもあるのだ。怪物共を引き連れた男がやって来たと思ったら、何の魔力も闘気も持っていないただの人ときた。それがただの人であるわけがない。もっと恐ろしいものだ。何より、シクスゼクスを悠然と渡るただの人などありえぬ」
慧眼過ぎる。
俺を侮ったやつは全員やられたからな。
逆を言えば、侮らなかった人はみんな地位を保っている。
「びっくりですねえ。マナビさん、存在そのものが罠だって教授が言ってたのに」
「そうだなあ。イースマスは割りとその辺、しっかりしてるのかもな」
ここで邪神をやっている異世界転生者、オクタゴンが教育方面でちゃんとした人なのかも知れない。
「じゃあ早速オクタゴンに会わせて」
「話が早い!」
ディゴ老人が驚いた。
「良いのか。オクタゴン様と向き合った者は長く正気を保てぬと言われているが……。それに、オクタゴン様と接触したことが知れれば、あの三人の異世界召喚者が襲ってくるであろう」
「その辺りは俺の能力で大丈夫なんだよ。ヘルプ機能。オクタゴンの能力」
「異世界召喚者オクタゴンは、自身の存在を変質させ、邪神まで上り詰めた人物です。能力は、眷属の作成と自己周辺の異界化、そして自分よりも魂のランクが劣るものを狂気に陥れることです」
「抽象的な能力だなあ。それが最強の異世界召喚者の一人なのか。スローゲインよりも強いの?」
「比較になりません」
全然強いらしい。
ピンと来ないなあ。
「じゃあ会いに行こう。ディゴ老人、案内してくれ」
「わ、分かった。なんという剛毅な男だ」
アビサル・ワンズであるディゴ老人に感心されてしまった。
よく分からん。
「マスターの豪胆さは普通に異常ですから」
「普通に異常って何よ」
「オクタゴン強いのだ? カオルンは戦ってみたいのだ!」
戦う気満々の人もいるし!
こうして俺たちが案内されたのは、港だった。
どうみても海の上でしかない場所に、ディゴ老人が足を踏み出す。
すると、そこから先の光景が一瞬で塗り替わった。
存在していなかったはずの巨大な岩礁が出現したのだ。
もう島と言っていい。
振り返ると、港も岩場へと変化していた。
他にもアビサル・ワンズがたくさんいたのだが、彼らは皆、周辺環境が変化すると同時にひれ伏している。
「たぶんぐる、たぶんぐる、あや、あや、オクタゴン!」
なんかそんな祈りの言葉が聞こえているな。
この先にいるの、本当に異世界召喚者?
まあいいか。
会ってから考えればよろしい。
「こっちだ。わしらアビサル・ワンズでもなければ、オクタゴン様を正面から見て正気を保つことはできん。狂ったものは皆、アビサル・ワンズに変ずる。女たちはここに置いていけ」
「そうなの? どうする?」
女子たちに聞いてみる。
ルミイが青い顔をしていた。
「今、ちょっと近づいただけで精霊さんたちが悲鳴をあげて、わたしをこの先に行かせないようにしてるんですけど! わたし残ります~!」
「当機能は性質上、アビサル・ワンズに変ずることはありません。ですが認識に乱れが生じています。機能に障害が出ると今後の旅に影響しますので、ルミイと一緒にここで待ちます」
「カオルンは行くのだ!」
おおっ、好戦的なのがついてきた。
カオルンと二人、ディゴに連れられて先に向かう。
空はぐるぐると虹色に渦巻き、その中心に向かって周辺の空色を吸い込んでいるように見える。
岩礁はうねうね蠢き、一瞬も同じ形をしていない。
俺はこれらを、「ほーん、前衛芸術は分からんなあ」と首を傾げて眺めるだけだった。
「うっ、カオルン、ちょっと気持ち悪くなってきたのだ」
「マジか。大丈夫? 戻る?」
「も、戻らないのだ!」
ディゴ老人が目が零れ落ちそうなくらい見開いて俺を凝視する。
「な、なんともないのか!? オクタゴン様の御前が近いというのに、ただの人でしか無いお主が平然としているとはどういうことだ」
「俺は肝だけは太いのだ」
人間、肝が太ければ何でもやっていけるのだぞ。
そしてついに、その場に到着した。
巨大な、岩造りの玉座がある。
なんかねじくれた岩が蠢きながら、空気に半分溶け込みつつ、次々入れ替わりながら玉座を構成している。
どういう構造だろう。ちょっと触ってみたい。
で、玉座の上には鎖でぐるぐる巻きにされた男が一人座していた。
彼は何か、ぶつぶつ呟いている。
俺には分かったぞ。
あいつの唇、確かに『はー、嫁さんほしいなあ』と呟いた!
同類だな。
親近感が湧いてきた。
「わ、笑っておる! お主、平気なのか! うぐ……わしも限界だ……! ははあーっ! オクタゴン様! 協力者となる異世界召喚者を連れてまいりました!」
ディゴ老人がひれ伏した。
そして、背後でぶっ倒れる音がする。
振り返ったら、カオルンが失神していた。
なんだなんだ。
『オーケーオーケー。異世界召喚者ね。俺様を前にして正気を保ててたら、俺様の助けにもなると思うんだろうがそんなことは……』
オクタゴンがぶつぶつ言いながら顔を上げた。
おっ、一見して白人の男だ。
あれは確かに異世界召喚者だなあ。
「イヨー」
俺が挨拶すると、オクタゴンが目を丸くする。
『おいおいおい、お前、無事なのか。この俺様と同じだけの魂の力を持っていない限り、俺様の目が届く範囲では立ち上がることすらできないはずだぞ』
「じゃあ同じ魂の力とやらがあるのではないか」
『あるんだろうな。納得した』
オクタゴンが頷く。
話が早い。
『俺様はこの通り、すべての力を縛られてる。シクスゼクスの連中め、俺様の力を恐れて、国土を毒沼に変えながら六人も異世界召喚者を呼びやがった。うち三人を使って、俺様はこうして拘束されている。だが、俺様がこうしている間、その三人もイースマス周辺から動けないってわけだ。実に腹立たしいと思わないか』
オクタゴンは怒りをあらわにした。
その瞬間、ヤツの輪郭がぶれて、異形の巨大な怪物になる。
で、すぐに戻った。
「ははあ、マジで邪神になってるんだな。よし、俺が解放してやろう」
『なにっ』
鎖で縛られたまま、邪神が飛び上がった。
びっくりしたんだな。
『本当か。お前、俺様が解放されたらどうなるか分かっているのか!? 俺様は生ける邪神だぞ。この世界の神々と相反する存在になっているんだ。世界が地獄に変わるぞ』
オクタゴンの目が剣呑な輝きを放った。
周囲の空気が重くなり、ディゴ老人もひれ伏したまま気絶したようだ。
だが、俺には分かるぞ。こういうのは大体ハッタリである。
敵が多いタイプの人って、こうやって相手を試すようなことをわざわざやるんだよな。
「変わらんだろ。あんた、シクスゼクスができる前からずっといて、アビサルワンズと暮らしてきたんだろ。だけど世界は邪神のものになっていない。これはどういうことか。あんたは支配とか屈服に全く興味がないってことだ」
『……鋭い。なるほど、お前は信用できる。俺様、お前みたいなタイプには初めて会ったぞ。ああ、だからお前は俺様の前でも平然と立っているのか』
「そこら辺りはよく分からないけどな。で、俺はお前を助ける。その代わり要求したいものがある。分かるな?」
『ほう、永遠の命か? それとも眷属の守りか?』
「知れたこと……。女子たちに着せる……エッチな水着だ」
『……どこまで信頼に値する男だな、お前……!! 約束しよう! あれはな、俺様が、眷属の中からも可愛い女の子が出てくるかと思って、何百年も作り続けさせているんだ……』
オクタゴンが遠い目をした。
どうやら悲しい歴史がありそうなのだった。
10
あなたにおすすめの小説
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?ただいまお相手募集中です!
月芝
ファンタジー
国の端っこのきわきわにある辺境の里にて。
不自由なりにも快適にすみっこ暮らしをしていたチヨコ。
いずれは都会に出て……なんてことはまるで考えておらず、
実家の畑と趣味の園芸の二刀流で、第一次産業の星を目指す所存。
父母妹、クセの強い里の仲間たち、その他いろいろ。
ちょっぴり変わった環境に囲まれて、すくすく育ち迎えた十一歳。
森で行き倒れの老人を助けたら、なぜだか剣の母に任命されちゃった!!
って、剣の母って何?
世に邪悪があふれ災いがはびこるとき、地上へと神がつかわす天剣(アマノツルギ)。
それを産み出す母体に選ばれてしまった少女。
役に立ちそうで微妙なチカラを授かるも、使命を果たさないと恐ろしい呪いが……。
うかうかしていたら、あっという間に灰色の青春が過ぎて、
孤高の人生の果てに、寂しい老後が待っている。
なんてこったい!
チヨコの明日はどっちだ!
鍵の王~才能を奪うスキルを持って生まれた僕は才能を与える王族の王子だったので、裏から国を支配しようと思います~
真心糸
ファンタジー
【あらすじ】
ジュナリュシア・キーブレスは、キーブレス王国の第十七王子として生を受けた。
キーブレス王国は、スキル至上主義を掲げており、高ランクのスキルを持つ者が権力を持ち、低ランクの者はゴミのように虐げられる国だった。そして、ジュナの一族であるキーブレス王家は、魔法などのスキルを他人に授与することができる特殊能力者の一族で、ジュナも同様の能力が発現することが期待された。
しかし、スキル鑑定式の日、ジュナが鑑定士に言い渡された能力は《スキル無し》。これと同じ日に第五王女ピアーチェスに言い渡された能力は《Eランクのギフトキー》。
つまり、スキル至上主義のキーブレス王国では、死刑宣告にも等しい鑑定結果であった。他の王子たちは、Cランク以上のギフトキーを所持していることもあり、ジュナとピアーチェスはひどい差別を受けることになる。
お互いに近い境遇ということもあり、身を寄せ合うようになる2人。すぐに仲良くなった2人だったが、ある日、別の兄弟から命を狙われる事件が起き、窮地に立たされたジュナは、隠された能力《他人からスキルを奪う能力》が覚醒する。
この事件をきっかけに、ジュナは考えを改めた。この国で自分と姉が生きていくには、クズな王族たちからスキルを奪って裏から国を支配するしかない、と。
これは、スキル至上主義の王国で、自分たちが生き延びるために闇組織を結成し、裏から王国を支配していく物語。
【他サイトでの掲載状況】
本作は、カクヨム様、小説家になろう様、ノベルアップ+様でも掲載しています。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる