88 / 196
シクスゼクス帝国編
第88話 海遊びと魂の双子
しおりを挟む
俺とオクタゴン。
二人で砂浜に体育座りをして海を眺めている。
ともに、海水パンツ一丁の姿で、背後にはビーチパラソルも準備してある。
美味しそうな匂いが漂ってきているのは、この間捕らえたアームフィッシュが焼かれているのだ。
あとは、ホットドッグの屋台も出ている。
全てアビサルワンズが運営しているぞ。
「ワクワクしてくるな。それと同時に、俺様はお前への嫉妬で世界を滅ぼしてしまいそうだ」
オクタゴンがポツリと呟いた。
緑色のタコさん柄のトランクスタイプの水着である。
「楽しみは後にとっておくもんだ。どこかに絶対、あんたと相性のいい女子がいるって」
俺は赤いタコさん柄のトランクス水着だ。
色違いのお揃いである。
ちなみにオクタゴン、自らの姿に多重のフィルターを掛け、相手を狂気に陥らせるオーラをカットしている。
こんなこともできるんだな。
「俺様、半日くらいしかこの隠蔽モードは持たないけどな。だが海水浴なら半日で十分であろう……!! バッファローには海がなくてな。湖があるんだ。夏はエリー湖で泳いだりした。だが海は憧れでな……」
そんなオクタゴンの憧れが、この能力を生み出したのかもしれない。
考えてみれば、イースマスにある全てのものは、この男が作り上げているのだ。
まさしく、イースマスの創造神に他ならない。
そんな男が寂しげに、「嫁さんほしいなあ」などと呟いている様を放っておけるだろうか?
放っておけまい。
「オクタゴン、あんたにはたくさんのものをもらった。ハンバーガーとかピザとかえっちな水着とか。この恩には必ず報いよう。約束するぞ兄弟」
「本当か、兄弟!」
俺とオクタゴンは固く握手を交わした。
そんな男同士のやり取りをしていると……。
「マナビさーん!」
「きたあー!」
飛び上がる俺。
腕組みしながらガン見しようと立ち上がるオクタゴン。
まず、揺れているのは胸であった。
水色のビキニに、可愛らしい翼のようなフリルが踊る。
出るところはめちゃくちゃ出て、引っ込むところがちゃんと引っ込んでいる。
いつもあれだけ食っているのにあのプロポーションとか、どうなっているんだ。
ルミイの代謝は化け物か!
ということで、ふわふわヘアを一個のお団子にまとめたルミイ登場だ。
女子チームでは一番の長身で、そして一番のわがままボディ。
あまりにもエッチ過ぎる。
だが、俺はトランクスにテントを作りながら、座ることはしないのだ。
これから一緒に遊ぶんだからな!
「おいおいマナビ、こいつは男だったら背筋を伸ばして立っていられなくなること請け合いだぜ。とんでもない女だな! バッファローだったら周囲の男たちがみんな前かがみになるところだ!」
オクタゴンが興奮混じりにまくしたてた。
「マナビ! カオルンも着てきたのだ! どうなのだ?」
「うおっ、まさしくオールドスタイル! 似合いすぎる」
いわゆるスク水と呼ばれていたものの、古いスタイル。
それに似せて作られたワンピース柄の紺の水着は、案外洗練されててイルカの肌を思わせる。
しなやかで、凹凸少なめのカオルンの体にフィットしているではないか。
胸元のゼッケンというか名札というかが、カオルンの名前をかっこよく意匠化したマークになっている。
デザイナーがよく分からんプロ意識を発揮してしまったようだな……!
ツインテールの髪は、左右に可愛くお団子にされている。
これはかわいい。
大変かわゆく、えっちである。
「おいおいマナビ、これはバッファローだったらお前が逮捕されてるぜ。ブラボー!」
オクタゴンが興奮混じりにまくしたてた。
「そして当機能の登場です。お二人が特徴的なので、あえて箸休め的なものを選んでみました」
スタスタと現れたアカネルは、黒髪をポニーテールにし、身につけたのはなんと真っ赤な水着である。
チューブトップ……つまり、肩紐がないタイプの水着で、赤い水着に真っ白いラインが何本か走っている。
「これは当機能のイメージする、ヘルプ機能というものの姿を表しています」
「本人から解説が始まったぞ!」
「どういうことだってばよマナビ!」
俺とオクタゴンが混乱する。
「赤色が、アカシックレコードにあまねく存在する知識です。そしてこの白いラインが、それにアクセスするヘルプ機能を表しているのです。さあ、ボトムを見て下さい」
「うおっ、ビキニタイプなのにハイレグだと!?」
「こいつはけしからんぜ……清楚なジャパニーズガールの外見なのにこんなすげえ水着を着てくるなんて……」
俺とオクタゴンが戦慄する。
「こっちは当機能の趣味です。当機能も、脚線美はルミイやカオルンに負けていないというところをお見せしたかったのです。いかがでしょう」
「ブラボー」
「ブラボー」
俺とオクタゴンが拍手した。
「マナビよ。どうあっても、俺様はステディな関係が欲しくなった。見ての通り、俺様はもう自由に動けん体だ。俺様が嫁を求めて大地を移動すれば、イースマスは維持できなくなるだろう。この街並みとファーストフードを守るため、俺様はここにいなければならん」
「ああ。イースマスはこの世界、パルメディアの宝だ。他じゃハンバーガー食えないもん。奥さん探しは任せろ。絶対に連れてくる」
「頼む……!!」
オクタゴンと俺、再び固い握手を交わす。
ともにえっちな好みも近い事がわかり、こいつとは魂の双子だったのではないかと思うくらいだ。
この男の望みを叶えてやらねばならん。
そのために、俺はこの世界に降り立ったのかもな。
だが、それはそうと……。
「よーし、遊ぼうぜー!!」
俺は女子たちに振り返った。
「ふぁーい」
「うおー、ルミイがもうホットドッグ食ってる!!」
「食べたらいきまーす」
なんてことだ。
だが、食にそこまで興味が無いのが二人いるからな。
「カオルン、泳いでみるのだ! マナビ、競争なのだー!」
「カオルンは流線型だから速そうだなあ……」
「ふふふ、当機能は機械ですが、水着を装備したので耐水性を得ましたよ。泳ぎというものを知り尽くした当機能におののいてください」
「機械って水着で耐水性得るの?」
二人と並んで、水の中にザブザブ入る。
「待て待て。このオクタゴンも泳ぎならなかなかのものだ。エリー湖ではヴォジャノーイと恐れられた俺様だぞ」
「化け物呼ばわりじゃん!」
そんな感じで、海水浴を始める俺たちなのだ。
二人で砂浜に体育座りをして海を眺めている。
ともに、海水パンツ一丁の姿で、背後にはビーチパラソルも準備してある。
美味しそうな匂いが漂ってきているのは、この間捕らえたアームフィッシュが焼かれているのだ。
あとは、ホットドッグの屋台も出ている。
全てアビサルワンズが運営しているぞ。
「ワクワクしてくるな。それと同時に、俺様はお前への嫉妬で世界を滅ぼしてしまいそうだ」
オクタゴンがポツリと呟いた。
緑色のタコさん柄のトランクスタイプの水着である。
「楽しみは後にとっておくもんだ。どこかに絶対、あんたと相性のいい女子がいるって」
俺は赤いタコさん柄のトランクス水着だ。
色違いのお揃いである。
ちなみにオクタゴン、自らの姿に多重のフィルターを掛け、相手を狂気に陥らせるオーラをカットしている。
こんなこともできるんだな。
「俺様、半日くらいしかこの隠蔽モードは持たないけどな。だが海水浴なら半日で十分であろう……!! バッファローには海がなくてな。湖があるんだ。夏はエリー湖で泳いだりした。だが海は憧れでな……」
そんなオクタゴンの憧れが、この能力を生み出したのかもしれない。
考えてみれば、イースマスにある全てのものは、この男が作り上げているのだ。
まさしく、イースマスの創造神に他ならない。
そんな男が寂しげに、「嫁さんほしいなあ」などと呟いている様を放っておけるだろうか?
放っておけまい。
「オクタゴン、あんたにはたくさんのものをもらった。ハンバーガーとかピザとかえっちな水着とか。この恩には必ず報いよう。約束するぞ兄弟」
「本当か、兄弟!」
俺とオクタゴンは固く握手を交わした。
そんな男同士のやり取りをしていると……。
「マナビさーん!」
「きたあー!」
飛び上がる俺。
腕組みしながらガン見しようと立ち上がるオクタゴン。
まず、揺れているのは胸であった。
水色のビキニに、可愛らしい翼のようなフリルが踊る。
出るところはめちゃくちゃ出て、引っ込むところがちゃんと引っ込んでいる。
いつもあれだけ食っているのにあのプロポーションとか、どうなっているんだ。
ルミイの代謝は化け物か!
ということで、ふわふわヘアを一個のお団子にまとめたルミイ登場だ。
女子チームでは一番の長身で、そして一番のわがままボディ。
あまりにもエッチ過ぎる。
だが、俺はトランクスにテントを作りながら、座ることはしないのだ。
これから一緒に遊ぶんだからな!
「おいおいマナビ、こいつは男だったら背筋を伸ばして立っていられなくなること請け合いだぜ。とんでもない女だな! バッファローだったら周囲の男たちがみんな前かがみになるところだ!」
オクタゴンが興奮混じりにまくしたてた。
「マナビ! カオルンも着てきたのだ! どうなのだ?」
「うおっ、まさしくオールドスタイル! 似合いすぎる」
いわゆるスク水と呼ばれていたものの、古いスタイル。
それに似せて作られたワンピース柄の紺の水着は、案外洗練されててイルカの肌を思わせる。
しなやかで、凹凸少なめのカオルンの体にフィットしているではないか。
胸元のゼッケンというか名札というかが、カオルンの名前をかっこよく意匠化したマークになっている。
デザイナーがよく分からんプロ意識を発揮してしまったようだな……!
ツインテールの髪は、左右に可愛くお団子にされている。
これはかわいい。
大変かわゆく、えっちである。
「おいおいマナビ、これはバッファローだったらお前が逮捕されてるぜ。ブラボー!」
オクタゴンが興奮混じりにまくしたてた。
「そして当機能の登場です。お二人が特徴的なので、あえて箸休め的なものを選んでみました」
スタスタと現れたアカネルは、黒髪をポニーテールにし、身につけたのはなんと真っ赤な水着である。
チューブトップ……つまり、肩紐がないタイプの水着で、赤い水着に真っ白いラインが何本か走っている。
「これは当機能のイメージする、ヘルプ機能というものの姿を表しています」
「本人から解説が始まったぞ!」
「どういうことだってばよマナビ!」
俺とオクタゴンが混乱する。
「赤色が、アカシックレコードにあまねく存在する知識です。そしてこの白いラインが、それにアクセスするヘルプ機能を表しているのです。さあ、ボトムを見て下さい」
「うおっ、ビキニタイプなのにハイレグだと!?」
「こいつはけしからんぜ……清楚なジャパニーズガールの外見なのにこんなすげえ水着を着てくるなんて……」
俺とオクタゴンが戦慄する。
「こっちは当機能の趣味です。当機能も、脚線美はルミイやカオルンに負けていないというところをお見せしたかったのです。いかがでしょう」
「ブラボー」
「ブラボー」
俺とオクタゴンが拍手した。
「マナビよ。どうあっても、俺様はステディな関係が欲しくなった。見ての通り、俺様はもう自由に動けん体だ。俺様が嫁を求めて大地を移動すれば、イースマスは維持できなくなるだろう。この街並みとファーストフードを守るため、俺様はここにいなければならん」
「ああ。イースマスはこの世界、パルメディアの宝だ。他じゃハンバーガー食えないもん。奥さん探しは任せろ。絶対に連れてくる」
「頼む……!!」
オクタゴンと俺、再び固い握手を交わす。
ともにえっちな好みも近い事がわかり、こいつとは魂の双子だったのではないかと思うくらいだ。
この男の望みを叶えてやらねばならん。
そのために、俺はこの世界に降り立ったのかもな。
だが、それはそうと……。
「よーし、遊ぼうぜー!!」
俺は女子たちに振り返った。
「ふぁーい」
「うおー、ルミイがもうホットドッグ食ってる!!」
「食べたらいきまーす」
なんてことだ。
だが、食にそこまで興味が無いのが二人いるからな。
「カオルン、泳いでみるのだ! マナビ、競争なのだー!」
「カオルンは流線型だから速そうだなあ……」
「ふふふ、当機能は機械ですが、水着を装備したので耐水性を得ましたよ。泳ぎというものを知り尽くした当機能におののいてください」
「機械って水着で耐水性得るの?」
二人と並んで、水の中にザブザブ入る。
「待て待て。このオクタゴンも泳ぎならなかなかのものだ。エリー湖ではヴォジャノーイと恐れられた俺様だぞ」
「化け物呼ばわりじゃん!」
そんな感じで、海水浴を始める俺たちなのだ。
10
あなたにおすすめの小説
剣の母は十一歳。求む英傑。うちの子(剣)いりませんか?ただいまお相手募集中です!
月芝
ファンタジー
国の端っこのきわきわにある辺境の里にて。
不自由なりにも快適にすみっこ暮らしをしていたチヨコ。
いずれは都会に出て……なんてことはまるで考えておらず、
実家の畑と趣味の園芸の二刀流で、第一次産業の星を目指す所存。
父母妹、クセの強い里の仲間たち、その他いろいろ。
ちょっぴり変わった環境に囲まれて、すくすく育ち迎えた十一歳。
森で行き倒れの老人を助けたら、なぜだか剣の母に任命されちゃった!!
って、剣の母って何?
世に邪悪があふれ災いがはびこるとき、地上へと神がつかわす天剣(アマノツルギ)。
それを産み出す母体に選ばれてしまった少女。
役に立ちそうで微妙なチカラを授かるも、使命を果たさないと恐ろしい呪いが……。
うかうかしていたら、あっという間に灰色の青春が過ぎて、
孤高の人生の果てに、寂しい老後が待っている。
なんてこったい!
チヨコの明日はどっちだ!
能力『ゴミ箱』と言われ追放された僕はゴミ捨て町から自由に暮らすことにしました
御峰。
ファンタジー
十歳の時、貰えるギフトで能力『ゴミ箱』を授かったので、名門ハイリンス家から追放された僕は、ゴミの集まる町、ヴァレンに捨てられる。
でも本当に良かった!毎日勉強ばっかだった家より、このヴァレン町で僕は自由に生きるんだ!
これは、ゴミ扱いされる能力を授かった僕が、ゴミ捨て町から幸せを掴む為、成り上がる物語だ――――。
長女は家族を養いたい! ~凍死から始まるお仕事冒険記~
灰色サレナ
ファンタジー
とある片田舎で貧困の末に殺された3きょうだい。
その3人が目覚めた先は日本語が通じてしまうのに魔物はいるわ魔法はあるわのファンタジー世界……そこで出会った首が取れるおねーさん事、アンドロイドのエキドナ・アルカーノと共に大陸で一番大きい鍛冶国家ウェイランドへ向かう。
魔物が生息する世界で生き抜こうと弥生は真司と文香を護るためギルドへと就職、エキドナもまた家族を探すという目的のために弥生と生活を共にしていた。
首尾よく仕事と家、仲間を得た弥生は別世界での生活に慣れていく、そんな中ウェイランド王城での見学イベントで不思議な男性に狙われてしまう。
訳も分からぬまま再び死ぬかと思われた時、新たな来訪者『神楽洞爺』に命を救われた。
そしてひょんなことからこの世界に実の両親が生存していることを知り、弥生は妹と弟を守りつつ、生活向上に全力で遊んでみたり、合流するために路銀稼ぎや体力づくり、なし崩し的に侵略者の撃退に奮闘する。
座敷童や女郎蜘蛛、古代の優しき竜。
全ての家族と仲間が集まる時、物語の始まりである弥生が選んだ道がこの世界の始まりでもあった。
ほのぼののんびり、時たまハードな弥生の家族探しの物語
ざまぁされた馬鹿勇者様に転生してしまいましたが、国外追放後、ある事情を抱える女性たちの救世主となっていました。
越路遼介
ファンタジー
65歳で消防士を定年退職した高野健司、彼は『ざまぁ』系のネット小説を好み、特に『不細工で太っている補助魔法士の華麗な成り上がり』と云う作品を愛読していた。主人公アランの痛快な逆転劇、哀れ『ざまぁ』された元勇者のグレンは絶望のあまり…。そして、85歳で天寿を全うした健司は…死後知らない世界へと。やがて自身が、あのグレンとなっていることに気付いた。国外追放を受けている彼は名を変えて、違う大陸を目指して旅立ち、最初に寄った国の冒険者ギルドにて女性職員から「貴方に、ある事情を抱えている女性たちの救世主になってもらいたいのです」という依頼を受けるのであった。そして、そのある事情こそ、消防士である高野健司が唯一現場で泣いた事案そのものだったのである。
勇者パーティーを追い出された大魔法導士、辺境の地でスローライフを満喫します ~特Aランクの最強魔法使い~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
クロード・ディスタンスは最強の魔法使い。しかしある日勇者パーティーを追放されてしまう。
勇者パーティーの一員として魔王退治をしてくると大口叩いて故郷を出てきた手前帰ることも出来ない俺は自分のことを誰も知らない辺境の地でひっそりと生きていくことを決めたのだった。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ3巻7/30発売
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー
すもも太郎
ファンタジー
この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)
主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)
しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。
命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥
※1話1500文字くらいで書いております
ヒロインに躱されて落ちていく途中で悪役令嬢に転生したのを思い出しました。時遅く断罪・追放されて、冒険者になろうとしたら護衛騎士に馬鹿にされ
古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され
恋愛
第二回ドリコムメディア大賞一次選考通過作品。
ドジな公爵令嬢キャサリンは憎き聖女を王宮の大階段から突き落とそうとして、躱されて、死のダイブをしてしまった。そして、その瞬間、前世の記憶を取り戻したのだ。
そして、黒服の神様にこの異世界小説の世界の中に悪役令嬢として転移させられたことを思い出したのだ。でも、こんな時に思いしてもどうするのよ! しかし、キャサリンは何とか、チートスキルを見つけ出して命だけはなんとか助かるのだ。しかし、それから断罪が始まってはかない抵抗をするも隣国に追放させられてしまう。
「でも、良いわ。私はこのチートスキルで隣国で冒険者として生きて行くのよ」そのキャサリンを白い目で見る護衛騎士との冒険者生活が今始まる。
冒険者がどんなものか全く知らない公爵令嬢とそれに仕方なしに付き合わされる最強騎士の恋愛物語になるはずです。でも、その騎士も訳アリで…。ハッピーエンドはお約束。毎日更新目指して頑張ります。
皆様のお陰でHOTランキング第4位になりました。有難うございます。
小説家になろう、カクヨムでも連載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる