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08 森林狼
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◆
令嬢を馬車まで送り届けた後、レオナルドは庭園に戻った。警護の者らに尋ねると蛇は薬草園で見失ったと言う。
「ご心配なく。だいぶ痛めつけたので、死んでいますよ」
「…」
彼は慌てて薬草園に行った。ブランカを探していると壮年の男が歩いてきた。手に持った上着に血がついている。男はレオナルドに気づくと簡略な礼をした。
「その血は?白い蛇をどうした?」
思わず詰問してしまった。男は驚いたように顔を上げた。
「森に逃しました」
「貴殿は?」
「申し遅れました。辺境伯ルビーノでございます。お初お目にかかります。レオナルド殿下」
西の広大な地を護る大貴族だ。確か剣の達人でもある。
「たかがコブラです。辺境には掃いて捨てるほどおりますぞ。都者は大袈裟ですな」
辺境伯は白い歯を見せて笑った。レオナルドは安堵した。
「ありがとう。あれは私のなんだ」
「変わった恋人ですな」
冗談ともつかぬことを言い、伯は下がった。王子は森に入ってブランカを探したが見つからなかった。
◆
1ヶ月以上も白い蛇は現れなかった。母は心配して何度も外に出て呼びかけた。副官のレフまで、卵を庭に並べて祈りを捧げている。
「白蛇様。ブランカ様。どうか御姿を現し給え」
「そんなので出てくるのか?」
通りすがりにレオナルドは訊いた。一緒に祈っていた母がキッと睨んだ。
「なんて冷たいの。傷ついた蛇ちゃんを見捨てた癖に、デートにお出かけ?」
「…」
藪蛇とはこのことだ。母はアドラー侯爵令嬢との婚約を良く思っていない。事あるごとに嫌味を言う。レオナルドは話題を変えた。
「レフ。ルビーノ辺境伯の住まいを調べてくれ。礼をしたい」
母が反応した。
「ルビーノ辺境伯?」
「薬草園で会いました。お知り合いですか?」
母の実家の縁戚だそうだ。末の娘が不治の病で、薬の研究を宮廷医と行っているとか。それで薬草園にいたのか。
「段々と筋肉が衰えていく病らしいの。もう10年以上寝たきりで話もできないそうよ」
「そうですか…」
レフが懐中時計を見て主人を促した。
「殿下。お時間です。行ってらっしゃいませ」
「ああ。行ってきます。母上」
レオナルドは不満げな母を置いて馬車に向かった。アイリーン嬢に婚約指輪を渡しに行くのだ。冷酷で結構。全ては身内を守るためだ。今の王子の必要なのは力だった。
(ブランカ)
帰って来い。馬車に揺られながら王子は思った。お前の居場所はここだ。
◇
ブランカは王都を離れた。人里には行かないと決めた。王子の噂を聞きたくなかったからだ。何日も地を這い進んで深い森林に辿り着いた。何も食べていないので空腹だった。
(卵以外も食べられるようにならないと)
花や草、落ちている果実も食べたが、不味くて吐き出した。やはり鳥の卵を狙おう。白蛇は木に登った。
(!)
登りきる前に何かが尾を踏んだ。引きずり降ろされ頭を押えられる。ブランカの視界は真っ暗になった。
◇
目が覚めた。少女は立ちあがった。
(立てた?足がある?)
下を見ると白い獣の脚が見えた。4つ脚の何かになっていた。また喰われたのだ。ブランカは水辺で姿を確認しようと思った。クン、と一嗅ぎすると、膨大な匂いの情報が流れ込んできた。
(水の匂い。あっちだ)
川の方へ走る。雀の時より速い。あっと言う間に清流に着いた。彼女は流れの緩やかな水面を覗いた。そこには白い大きな狼が映っていた。
とうとう生態系の頂点まで来た。感慨深いものがある。
(あ。熊もいるか。気をつけよう。狼の方がまだ可愛いもの)
今日から一匹狼のブランカ様だ。気が大きくなった少女は遠吠えをした。するとどこからか別の遠吠えが聞こえてきた。仲間かしら。返事をしてみた。木立の間から何かが走って来た。
『どこのモンじゃい。ワレ』
いきなり現れた狼が喋った。ブランカは驚いた。
『ここは俺らの縄張りじゃ。出ていけ!』
続々と狼が現れる。白い狼は20匹以上の非友好的な同類に囲まれてしまった。
◇
ブランカは強かった。蝶のように舞い、蛇のように咬む。小鳥の素早さと蜘蛛の機動力まである。群れの大人全部を降参させて、頭になった。
頭は忙しい。仲間を飢えさせぬよう、狩りを指揮する。縄張りの巡回し、女子供を守る。彼女は懸命に役目をこなした。
狼たちはブランカを受け入れてくれた。彼女も仲間を愛した。数ヶ月もすると50頭以上もの群れを束ねる立派な女王となっていた。
◇
『お頭。妙な生き物が来ましたぜ』
ある日、見張り役が報告をしてきた。
『大きな目玉が光ってて、細長い1本の鉤爪を持っています。鹿のでかいやつに乗ってて』
さっぱり分からない。ブランカは側近の5頭を連れて見に行くことにした。見張りは川の側に案内した。
『あいつでさ』
草に隠れて見ると、馬を連れた人間がいた。そうか。ここの狼たちは人間を知らないのだ。人間の男は川で顔を洗っている。そして布で顔を拭き、眼鏡をかけた。光る大きな目のことだ。鉤爪は剣か。
眼鏡男がこちらを向いた。とりあえず脅してみよう。白い狼は草むらから飛び出した。唸りながら仲間と男を囲む。すると眼鏡が驚いたように叫んだ。
「ブランカ様!?」
令嬢を馬車まで送り届けた後、レオナルドは庭園に戻った。警護の者らに尋ねると蛇は薬草園で見失ったと言う。
「ご心配なく。だいぶ痛めつけたので、死んでいますよ」
「…」
彼は慌てて薬草園に行った。ブランカを探していると壮年の男が歩いてきた。手に持った上着に血がついている。男はレオナルドに気づくと簡略な礼をした。
「その血は?白い蛇をどうした?」
思わず詰問してしまった。男は驚いたように顔を上げた。
「森に逃しました」
「貴殿は?」
「申し遅れました。辺境伯ルビーノでございます。お初お目にかかります。レオナルド殿下」
西の広大な地を護る大貴族だ。確か剣の達人でもある。
「たかがコブラです。辺境には掃いて捨てるほどおりますぞ。都者は大袈裟ですな」
辺境伯は白い歯を見せて笑った。レオナルドは安堵した。
「ありがとう。あれは私のなんだ」
「変わった恋人ですな」
冗談ともつかぬことを言い、伯は下がった。王子は森に入ってブランカを探したが見つからなかった。
◆
1ヶ月以上も白い蛇は現れなかった。母は心配して何度も外に出て呼びかけた。副官のレフまで、卵を庭に並べて祈りを捧げている。
「白蛇様。ブランカ様。どうか御姿を現し給え」
「そんなので出てくるのか?」
通りすがりにレオナルドは訊いた。一緒に祈っていた母がキッと睨んだ。
「なんて冷たいの。傷ついた蛇ちゃんを見捨てた癖に、デートにお出かけ?」
「…」
藪蛇とはこのことだ。母はアドラー侯爵令嬢との婚約を良く思っていない。事あるごとに嫌味を言う。レオナルドは話題を変えた。
「レフ。ルビーノ辺境伯の住まいを調べてくれ。礼をしたい」
母が反応した。
「ルビーノ辺境伯?」
「薬草園で会いました。お知り合いですか?」
母の実家の縁戚だそうだ。末の娘が不治の病で、薬の研究を宮廷医と行っているとか。それで薬草園にいたのか。
「段々と筋肉が衰えていく病らしいの。もう10年以上寝たきりで話もできないそうよ」
「そうですか…」
レフが懐中時計を見て主人を促した。
「殿下。お時間です。行ってらっしゃいませ」
「ああ。行ってきます。母上」
レオナルドは不満げな母を置いて馬車に向かった。アイリーン嬢に婚約指輪を渡しに行くのだ。冷酷で結構。全ては身内を守るためだ。今の王子の必要なのは力だった。
(ブランカ)
帰って来い。馬車に揺られながら王子は思った。お前の居場所はここだ。
◇
ブランカは王都を離れた。人里には行かないと決めた。王子の噂を聞きたくなかったからだ。何日も地を這い進んで深い森林に辿り着いた。何も食べていないので空腹だった。
(卵以外も食べられるようにならないと)
花や草、落ちている果実も食べたが、不味くて吐き出した。やはり鳥の卵を狙おう。白蛇は木に登った。
(!)
登りきる前に何かが尾を踏んだ。引きずり降ろされ頭を押えられる。ブランカの視界は真っ暗になった。
◇
目が覚めた。少女は立ちあがった。
(立てた?足がある?)
下を見ると白い獣の脚が見えた。4つ脚の何かになっていた。また喰われたのだ。ブランカは水辺で姿を確認しようと思った。クン、と一嗅ぎすると、膨大な匂いの情報が流れ込んできた。
(水の匂い。あっちだ)
川の方へ走る。雀の時より速い。あっと言う間に清流に着いた。彼女は流れの緩やかな水面を覗いた。そこには白い大きな狼が映っていた。
とうとう生態系の頂点まで来た。感慨深いものがある。
(あ。熊もいるか。気をつけよう。狼の方がまだ可愛いもの)
今日から一匹狼のブランカ様だ。気が大きくなった少女は遠吠えをした。するとどこからか別の遠吠えが聞こえてきた。仲間かしら。返事をしてみた。木立の間から何かが走って来た。
『どこのモンじゃい。ワレ』
いきなり現れた狼が喋った。ブランカは驚いた。
『ここは俺らの縄張りじゃ。出ていけ!』
続々と狼が現れる。白い狼は20匹以上の非友好的な同類に囲まれてしまった。
◇
ブランカは強かった。蝶のように舞い、蛇のように咬む。小鳥の素早さと蜘蛛の機動力まである。群れの大人全部を降参させて、頭になった。
頭は忙しい。仲間を飢えさせぬよう、狩りを指揮する。縄張りの巡回し、女子供を守る。彼女は懸命に役目をこなした。
狼たちはブランカを受け入れてくれた。彼女も仲間を愛した。数ヶ月もすると50頭以上もの群れを束ねる立派な女王となっていた。
◇
『お頭。妙な生き物が来ましたぜ』
ある日、見張り役が報告をしてきた。
『大きな目玉が光ってて、細長い1本の鉤爪を持っています。鹿のでかいやつに乗ってて』
さっぱり分からない。ブランカは側近の5頭を連れて見に行くことにした。見張りは川の側に案内した。
『あいつでさ』
草に隠れて見ると、馬を連れた人間がいた。そうか。ここの狼たちは人間を知らないのだ。人間の男は川で顔を洗っている。そして布で顔を拭き、眼鏡をかけた。光る大きな目のことだ。鉤爪は剣か。
眼鏡男がこちらを向いた。とりあえず脅してみよう。白い狼は草むらから飛び出した。唸りながら仲間と男を囲む。すると眼鏡が驚いたように叫んだ。
「ブランカ様!?」
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