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亡国の姫君編
第54話 木枯しの獣人
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マントを着た少年と少女達は麓(ふもと)からの風が登るように吹き荒れる山の中腹にいた。
三度笠と縞合羽を身に纏い、笹を咥えたキジトラ模様の獣人は岩の上から麓を見下ろしている。
「あれがそうにゃね。」
獣人が指差す方向には廃墟らしき王城と、その周りを取り囲む様に城郭都市が広がっていた。
人々がそこに居た事を物語るかのように城郭都市の城壁内に廃れたレンガ造りの建物が数多く点在している。
「改めて現物を見ると、亡国の割には結構状態が良いな。」
「100年経過してるのにこの保存状況はすごいにゃね。」
「ロモちゃん、よく見るとお婆ちゃんみたいな服装だね。」
「まぁ、実際そうだしな・・。」
「これはテウリアの旅行用衣服だにゃ!全く、失礼なやつだにゃ。」
「イテテ・・・。何で俺だけ・・・。」
「にしても此処まで長かったにゃ。」
「あぁ・・・。街を2つ、山を3つ越えて・・・・それに・・・。」
「あーっ!」
突然幼馴染が叫びだす。
その様子に俺は慣れきっていた。
「またかナシェ・・・。」
「ごめんコウ君、ハンカチ忘れてきちゃった!」
なぜなら屋敷を出てから2日、此処までに2回ナシェは忘れ物をしていた。
1回目は愛用のド派手な杖を忘れ、2回目はプレゼントした帽子を忘れて、今度はハンカチと来た。
本来お留守番だった少女を急遽連れてきた事も原因としてあるので仕方ないのだが・・・。
「ものひろいがあるし、ハンカチぐらい良いんじゃないか?」
目の前の少女たちは息を合わせたかのように呟く。
「ダメだよ!」
「ダメです!」
「ダメにゃ!」
「ダメですよ!」
「はぁ、わかったよ・・・。」
俺は渋々手元から紫色のスフィアがはめ込まれた木製の杖を取り出した。
転置の杖・・・物体などの位置を入れ替える能力をもった特典アイテムだ。
元々はあの地で魔王との対決になった時を想定して用意していた物だが、結局使われなかった悲しき杖である。
「ありがとコウ君!行ってくるね!」
杖をかざすとナシェが一瞬で消えた。
「飛んで来れれば早かったんだけどにゃ・・・。」
「聖剣がこの有様だからな・・・。」
「す、すいません。私のせいで・・・」
「いや、リンの成長ぶりが見れてよかったよ」
俺はリンの頭を撫でる。
「は、はい・・・。」
隣では恍惚な表情でこちらに何かをアピールしてくる少女が居た。
「私の成長ぶりも見てください・・・。」
「モニカは、もうちょっとまともならな・・・。」
「でもコウさん、あの時を思い出しますね。」
「あぁ、テウリアの時はちょうどこのメンバーだったな。」
「あの時とは違って楽勝にゃ!」
「だと良いけど・・・。」
アカネからの情報ではそこに転生特典アイテムがあるということだけであった。
ものひろいで回収されていない以上、今も誰の手にあるということである。
ーーー幼馴染のハンカチを取得しました。ーーー
「お、そろそろか。」
杖をかざすと、ナシェが現れる。
俺はハンカチを幼馴染に渡した。
「ありがとうコウ君。」
「なんだか二人共、夫婦みたい・・・。」
俺とナシェは息があったように返事を返した。
「そうか?」
「そうかな?」
「そういうところにゃ。」
「なんだか圧倒的な余裕を感じます・・・。」
街の跡地がある麓に向かう為、森林を抜けていた。
幸いにも古くから使用されていたと思われる街道は、100年経っても健在のようだ。
倒木していたり草木が生い茂っていたりするのだが下地はしっかりとレンガで舗装され、ひと目で分かるのはありがたい。
まぁ、タブレット端末のGPSとアカネの人工衛星を使用すれば問題にはならないのだが・・・。
「此処にはゴーレムしか居ないな」
修学旅行の時に襲撃を受けたゴーレムに近しいモンスター達が森から頭一つ突き抜けて歩いている。
相手からもこちらの様子が見えているはずなのだが、視覚が良くないのか襲ってくる気配はない。
「多分大戦中に付近のモンスターを駆除するために大量に放たれたやつの残りだにゃ。」
「今の私達の敵ではありません!って、ちょっとコウさん手が・・・。」
「リン、倒さないでおこう・・・。」
「なんでですか。」
「ゴーレムは普通のモンスターよりも動きが遅い対処しやすい相手だからな。」
「その方が良さそうにゃ。」
「そういう考え方もあるんですね・・。」
目の前の少女は豪華絢爛な杖を取り出し詠唱を行う。
「わわわわ!プロミネ・・・」
「ナシェ!待て!」
俺はとっさに少女の脇腹をくすぐった。
「きゃっ!もう何するのコウ君。」
「話聞いてたか?」
「うん、ゴーレムは倒さないんでしょ?でもあれ・・・」
少女が背後を指差す。
「は?なんだあれ・・・。」
そこには民家ほどの大きさの巨大な狼がいた。
本来そのモンスターはウルフェンと呼ばれ、一般的な狼よりも一回りぐらい大きい程度である。
巨大な狼が雄叫びを上げようと大きな口を空けた瞬間、瓶が割れる音と共にその場で倒れた。
「危なかったですね。」
「モニカ、助かったよ。」
「ふふっ、もう少し頼ってくださいね。」
(この少女のほうがもっと危ない気がするのはなぜだろうか・・・)
「このサイズのウルフェンは見たことないにゃ!」
「おそらく、地形的に隔絶されて生態系がおかしいんだろうな。」
ここら辺一帯は四方を山に囲まれた窪地である。
どの方向からも窪地の中心に位置するレイヴン王国を目指す為には山を超える必要があった。
当然モンスターも同様で山を越えられる強さを誇る個体だけがこの地にたどり着けるのだ。
「こちらの道のほうがモンスターが少ないみたいです。」
「ありがとう、リン。」
衛星を使わないと見つけられないほどの場所に建国しようとする人物の気がしれない。
人があっての国だと言うのに、来る者を拒み続ける狂人または考え無しのどちらかである。
史実にも残らない程巧妙に隠れた国が滅んでいるのもまた皮肉であった。
そして、俺達はその王国の入り口にいた。
そこは城郭都市への石レンガ造りの大きな門と、手前には苔むした木材たちが辛うじて形状を維持しているだけの橋があった。
その大きな門は茶色く濁った金網によって閉ざされており、帰らぬ主の帰りをずっと待っているようであった。
「こんな場所が・・・。」
「なんだか不気味ですね・・・」
「ロモ、人の気配はどうだ?」
「うーん、足元の石レンガの痕跡を見るになさそうだから、おそらく大戦からずっと放置されてるみたいにゃね。」
「まぁ衛星でやっと見つかる程の山奥だったからな・・・。」
「こんなところ、盗賊でも来なさそうだにゃ。」
王国の入り口に到着してからというもの、リンがかすかに震えていた。
「大丈夫か?リン・・・」
「ひっ!?だ、大丈夫ですよ・・・。ゆ、幽霊とか・・・怖くありませんから・・・。」
「リンちゃん、かわいいー」
「コウさん・・・私も怖いです!」
少女は赤らめながらこちらに寄ってくる。
「おい、当たってるんだが・・・・(モニカのほうがよっぽど・・・)」
隣の少女は無邪気に喜んだ。
「当ててるんですよ!」
「モニカちゃんくっつき過ぎ!」
「ガキどもはお気楽でいいにゃね!」
「と、取り敢えず行きましょう・・・。」
震えながらも橋を渡ろうとする少女の手を獣人は止めるように掴んだ。
「リン、待つにゃ。」
「ロモさん、どうしたんですか?」
「100年も経ってる木製の橋なんて怖くて歩けないにゃ。コウ、あの杖を頼むにゃ。」
「あぁ。」
俺は杖を取り出してロモから順番に街中へと転移させた。
「っと・・。此処が・・・。」
「レイヴン王国・・・。」
奥に見える城塞に続く、舗装された道の脇には多くの建物が立ち並んでいる。
それらは過去の繁栄を示すかのように、王国と何変わらない建造方式で人々の生活を支えていたようだ。
大戦によって多少街中の建物は荒らされるように壊されているがほとんどが無傷に近い状態で植物に覆われていた
リンが体を寄せてきた。
「すいません・・・コウさんこのままいいですか・・・。」
「あぁ。」
「ナシェは大丈夫か?」
少女は杖を振り回しながら自身のある表情をした。
「私は平気だよー。」
魔王の手下に連れ去られた経験もあってか以外にも普通であった。
「あとは・・・ってモニカが居ない?」
いつもであればこの展開を待ってましたと言わんばかりに、くっついてくる変態少女の姿がなかった。
「あれモニカちゃん、さっきまで居たのに・・・。」
「迷子か・・・」
「いや、気配が全然しないにゃ・・・。」
「や、やっぱり幽霊ですか・・。」
「知己、モニカを探してくれ。」
魔王の件以来、ナシェはもちろんモニカにもタブレット端末を持たせていた。
アカネの配備した人工衛星を使えば地上の何処に居てもわかるはずなのだが・・・。
「衛星を使用しましたがモニカ様のGPS反応はありませんでした。」
「まずいな・・・・。」
「特典アイテムの所有者の仕業かにゃ!」
「あぁおそらくな・・・。とりあえずはモニカの捜索だな・・・。」
「わかったにゃ。」
俺はタブレット端末を取り出した。
「知己、アカシックレコードを起動。全力で行くぞ!」
「コード認証完了、起動します。」
三度笠と縞合羽を身に纏い、笹を咥えたキジトラ模様の獣人は岩の上から麓を見下ろしている。
「あれがそうにゃね。」
獣人が指差す方向には廃墟らしき王城と、その周りを取り囲む様に城郭都市が広がっていた。
人々がそこに居た事を物語るかのように城郭都市の城壁内に廃れたレンガ造りの建物が数多く点在している。
「改めて現物を見ると、亡国の割には結構状態が良いな。」
「100年経過してるのにこの保存状況はすごいにゃね。」
「ロモちゃん、よく見るとお婆ちゃんみたいな服装だね。」
「まぁ、実際そうだしな・・。」
「これはテウリアの旅行用衣服だにゃ!全く、失礼なやつだにゃ。」
「イテテ・・・。何で俺だけ・・・。」
「にしても此処まで長かったにゃ。」
「あぁ・・・。街を2つ、山を3つ越えて・・・・それに・・・。」
「あーっ!」
突然幼馴染が叫びだす。
その様子に俺は慣れきっていた。
「またかナシェ・・・。」
「ごめんコウ君、ハンカチ忘れてきちゃった!」
なぜなら屋敷を出てから2日、此処までに2回ナシェは忘れ物をしていた。
1回目は愛用のド派手な杖を忘れ、2回目はプレゼントした帽子を忘れて、今度はハンカチと来た。
本来お留守番だった少女を急遽連れてきた事も原因としてあるので仕方ないのだが・・・。
「ものひろいがあるし、ハンカチぐらい良いんじゃないか?」
目の前の少女たちは息を合わせたかのように呟く。
「ダメだよ!」
「ダメです!」
「ダメにゃ!」
「ダメですよ!」
「はぁ、わかったよ・・・。」
俺は渋々手元から紫色のスフィアがはめ込まれた木製の杖を取り出した。
転置の杖・・・物体などの位置を入れ替える能力をもった特典アイテムだ。
元々はあの地で魔王との対決になった時を想定して用意していた物だが、結局使われなかった悲しき杖である。
「ありがとコウ君!行ってくるね!」
杖をかざすとナシェが一瞬で消えた。
「飛んで来れれば早かったんだけどにゃ・・・。」
「聖剣がこの有様だからな・・・。」
「す、すいません。私のせいで・・・」
「いや、リンの成長ぶりが見れてよかったよ」
俺はリンの頭を撫でる。
「は、はい・・・。」
隣では恍惚な表情でこちらに何かをアピールしてくる少女が居た。
「私の成長ぶりも見てください・・・。」
「モニカは、もうちょっとまともならな・・・。」
「でもコウさん、あの時を思い出しますね。」
「あぁ、テウリアの時はちょうどこのメンバーだったな。」
「あの時とは違って楽勝にゃ!」
「だと良いけど・・・。」
アカネからの情報ではそこに転生特典アイテムがあるということだけであった。
ものひろいで回収されていない以上、今も誰の手にあるということである。
ーーー幼馴染のハンカチを取得しました。ーーー
「お、そろそろか。」
杖をかざすと、ナシェが現れる。
俺はハンカチを幼馴染に渡した。
「ありがとうコウ君。」
「なんだか二人共、夫婦みたい・・・。」
俺とナシェは息があったように返事を返した。
「そうか?」
「そうかな?」
「そういうところにゃ。」
「なんだか圧倒的な余裕を感じます・・・。」
街の跡地がある麓に向かう為、森林を抜けていた。
幸いにも古くから使用されていたと思われる街道は、100年経っても健在のようだ。
倒木していたり草木が生い茂っていたりするのだが下地はしっかりとレンガで舗装され、ひと目で分かるのはありがたい。
まぁ、タブレット端末のGPSとアカネの人工衛星を使用すれば問題にはならないのだが・・・。
「此処にはゴーレムしか居ないな」
修学旅行の時に襲撃を受けたゴーレムに近しいモンスター達が森から頭一つ突き抜けて歩いている。
相手からもこちらの様子が見えているはずなのだが、視覚が良くないのか襲ってくる気配はない。
「多分大戦中に付近のモンスターを駆除するために大量に放たれたやつの残りだにゃ。」
「今の私達の敵ではありません!って、ちょっとコウさん手が・・・。」
「リン、倒さないでおこう・・・。」
「なんでですか。」
「ゴーレムは普通のモンスターよりも動きが遅い対処しやすい相手だからな。」
「その方が良さそうにゃ。」
「そういう考え方もあるんですね・・。」
目の前の少女は豪華絢爛な杖を取り出し詠唱を行う。
「わわわわ!プロミネ・・・」
「ナシェ!待て!」
俺はとっさに少女の脇腹をくすぐった。
「きゃっ!もう何するのコウ君。」
「話聞いてたか?」
「うん、ゴーレムは倒さないんでしょ?でもあれ・・・」
少女が背後を指差す。
「は?なんだあれ・・・。」
そこには民家ほどの大きさの巨大な狼がいた。
本来そのモンスターはウルフェンと呼ばれ、一般的な狼よりも一回りぐらい大きい程度である。
巨大な狼が雄叫びを上げようと大きな口を空けた瞬間、瓶が割れる音と共にその場で倒れた。
「危なかったですね。」
「モニカ、助かったよ。」
「ふふっ、もう少し頼ってくださいね。」
(この少女のほうがもっと危ない気がするのはなぜだろうか・・・)
「このサイズのウルフェンは見たことないにゃ!」
「おそらく、地形的に隔絶されて生態系がおかしいんだろうな。」
ここら辺一帯は四方を山に囲まれた窪地である。
どの方向からも窪地の中心に位置するレイヴン王国を目指す為には山を超える必要があった。
当然モンスターも同様で山を越えられる強さを誇る個体だけがこの地にたどり着けるのだ。
「こちらの道のほうがモンスターが少ないみたいです。」
「ありがとう、リン。」
衛星を使わないと見つけられないほどの場所に建国しようとする人物の気がしれない。
人があっての国だと言うのに、来る者を拒み続ける狂人または考え無しのどちらかである。
史実にも残らない程巧妙に隠れた国が滅んでいるのもまた皮肉であった。
そして、俺達はその王国の入り口にいた。
そこは城郭都市への石レンガ造りの大きな門と、手前には苔むした木材たちが辛うじて形状を維持しているだけの橋があった。
その大きな門は茶色く濁った金網によって閉ざされており、帰らぬ主の帰りをずっと待っているようであった。
「こんな場所が・・・。」
「なんだか不気味ですね・・・」
「ロモ、人の気配はどうだ?」
「うーん、足元の石レンガの痕跡を見るになさそうだから、おそらく大戦からずっと放置されてるみたいにゃね。」
「まぁ衛星でやっと見つかる程の山奥だったからな・・・。」
「こんなところ、盗賊でも来なさそうだにゃ。」
王国の入り口に到着してからというもの、リンがかすかに震えていた。
「大丈夫か?リン・・・」
「ひっ!?だ、大丈夫ですよ・・・。ゆ、幽霊とか・・・怖くありませんから・・・。」
「リンちゃん、かわいいー」
「コウさん・・・私も怖いです!」
少女は赤らめながらこちらに寄ってくる。
「おい、当たってるんだが・・・・(モニカのほうがよっぽど・・・)」
隣の少女は無邪気に喜んだ。
「当ててるんですよ!」
「モニカちゃんくっつき過ぎ!」
「ガキどもはお気楽でいいにゃね!」
「と、取り敢えず行きましょう・・・。」
震えながらも橋を渡ろうとする少女の手を獣人は止めるように掴んだ。
「リン、待つにゃ。」
「ロモさん、どうしたんですか?」
「100年も経ってる木製の橋なんて怖くて歩けないにゃ。コウ、あの杖を頼むにゃ。」
「あぁ。」
俺は杖を取り出してロモから順番に街中へと転移させた。
「っと・・。此処が・・・。」
「レイヴン王国・・・。」
奥に見える城塞に続く、舗装された道の脇には多くの建物が立ち並んでいる。
それらは過去の繁栄を示すかのように、王国と何変わらない建造方式で人々の生活を支えていたようだ。
大戦によって多少街中の建物は荒らされるように壊されているがほとんどが無傷に近い状態で植物に覆われていた
リンが体を寄せてきた。
「すいません・・・コウさんこのままいいですか・・・。」
「あぁ。」
「ナシェは大丈夫か?」
少女は杖を振り回しながら自身のある表情をした。
「私は平気だよー。」
魔王の手下に連れ去られた経験もあってか以外にも普通であった。
「あとは・・・ってモニカが居ない?」
いつもであればこの展開を待ってましたと言わんばかりに、くっついてくる変態少女の姿がなかった。
「あれモニカちゃん、さっきまで居たのに・・・。」
「迷子か・・・」
「いや、気配が全然しないにゃ・・・。」
「や、やっぱり幽霊ですか・・。」
「知己、モニカを探してくれ。」
魔王の件以来、ナシェはもちろんモニカにもタブレット端末を持たせていた。
アカネの配備した人工衛星を使えば地上の何処に居てもわかるはずなのだが・・・。
「衛星を使用しましたがモニカ様のGPS反応はありませんでした。」
「まずいな・・・・。」
「特典アイテムの所有者の仕業かにゃ!」
「あぁおそらくな・・・。とりあえずはモニカの捜索だな・・・。」
「わかったにゃ。」
俺はタブレット端末を取り出した。
「知己、アカシックレコードを起動。全力で行くぞ!」
「コード認証完了、起動します。」
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